【進撃の巨人SS】ペトラ「 いつ、誰に、何を見られるかわからない」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。オルオとペトラが初陣でお漏らしした後のことを描いたSSです。周りの団員から白い目で見られ、落ち込む二人にリヴァイ兵長が言った言葉とは…?
ペトラ「 いつ、誰に、何を見られるかわからない」
1 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:22:40 ID:G1wsTzfM
オルオとペトラのお漏らしパンツを巡るお話
*
「ほら、あの2人だよ」
「ああ、あの子たち?空中で撒き散らしたんだって?…可哀想に」くすくす
「可哀想にとか言いながら笑ってんじゃん」くすくす
ペトラ「………」
オルオ「………」
ペトラ「ねえ、オルオ…」
オルオ「…なんだ、ペトラ」
ペトラ「いや、なんでもない」
オルオ「そうか…早く着替えたいな」
ペトラ「うん…気持ち悪い…」
オルオ「………」
ペトラ「………ぐすっ」
オルオ「おい、泣くなペトラ。こっちまで虚しくなる」
2 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:24:34 ID:G1wsTzfM
*
調査兵団本部
ペトラ「やっと着替えられたけど、これどうしよう…洗わなきゃ…」
オルオ「さすがにこれは洗濯係には頼めない、しな」
ペトラ「………」
オルオ「………」
ペトラ「あ、兵長がこっちに向かって来てる」サッ
オルオ「おい、隠せ隠せ」サッ
リヴァイ「…おい、お前ら」
オルオ「俺ですか?」
ペトラ「私ですか?」
3 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:25:12 ID:G1wsTzfM
リヴァイ「そうだ、お前らを探していた。…これをやる。使え」
オルオ「?」
ペトラ「?」
リヴァイ「…これで浸け置きしておくといい」
オルオ「兵長???」
ペトラ「お酢???」
リヴァイ「チッ、せっかくこっちが気を使ってやってるのにみなまで言わすな………漏らしたんだろ?」
オルオ「!!!」
ペトラ「!!!」
リヴァイ「気にするな。毎年何人かいる。浸け置きには兵舎の洗濯場の隅にあるバケツを使うといい。…あれはそのためのものだ」
ペトラ「えっ」
オルオ「えっ」
5 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:25:54 ID:G1wsTzfM
リヴァイ「酢は臭い消しにちょうどいいからな」
ペトラ「えっえっ」
オルオ「えっえっ」
エルヴィン「…リヴァイ、ちょっといいか?」
リヴァイ「ああ、今いく。…いいかお前ら、ただ石鹸で適当に洗っても乾いたら臭いが出るからな。ちゃんと浸け置き洗いするんだぞ」
オルオ「」
ペトラ「」
*
ペトラ「ちょ、オルオ!なんで兵長が漏らしたこと知ってるのよ!…ああ、もうこんなこと知られたらお嫁になんか行けない!」わーん
オルオ「俺が知るかわけねぇだろ!…まあその、嫁なら俺が?貰ってやっても?いいんだが?」
6 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:26:34 ID:G1wsTzfM
エルド「お漏らしパンツ片手にプロポーズとはな。そんなこと言ってないでさっさとそのお漏らしパンツ洗いに行って来い」
オルオ「なっ!」
ペトラ「あ…エルドっ!エルドでしょ!兵長にバラしたの」
エルド「ははは、悪いな。でもリヴァイ兵長に聞かれたから答えただけだぞ?ーーーミケがあいつらの横を通り過ぎるときに物凄い形相だったがなんかあったのか?、ってな」
ペトラ「それでなんで答えちゃうのよ!馬鹿!」
オルオ「兵長に腰抜けだと思われたじゃねえか!」
エルド「おいおい、先輩に向かってそんな口きくなよ。お漏らしオルオくん、お漏らしペトラちゃん」
オルオ「むぐぐ」
ペトラ「うぐぐ」
グンタ「エルド、からかうのもそれくらいにしてやれよ。可哀想だろ」
エルド「悪いな、かわいい新兵だからつい」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:27:16 ID:G1wsTzfM
ペトラ「…私だって漏らしたくて漏らしたわけじゃない」
グンタ「そりゃ、そうだろ。気にすんな。生きて帰ってきただけありがたいだろ?…エルド、後片付けがあるから行くぞ」
エルド「わかってるって、からかって悪かったな」ぽん
オルオ「気安く俺に触れるな」チッ
ペトラ「もう!エルドはすぐ私たちのことからかうんだから…」
オルオ「エルドなりに励ましてくれたんだろ。調査に行く前から新兵の俺らをなんだかんだ気にかけてくれてるしな…」
ペトラ「だからって、兵長に言わなくたって…」ブツブツ
ハンジ「あ!ペトラにオルオここにいたの!」
ペトラ「ハンジ分隊長」サッ
オルオ「なんでこんなときに入れ替わり立ち代わり…」サッ
8 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:28:07 ID:8nsCpsuc
ハンジ「探してたんだよ~!はいこれ、ふたりに渡して置くね」
ペトラ「なんで皆さん私たちのことを探しているんですか…。ところで、これは?」
ハンジ「聞いたよ。ふたり空中で撒き散らしちゃったんだって?」
オルオ「う…」
ペトラ「ハンジ分隊長まで知ってるんですか…」
ハンジ「あ、毎年いるからそんな気にすることはないんだけどさ。癖になっちゃうと大変でしょ?」
オルオ「確かにそうですが…」
ハンジ「だから今後そうならないためのちょっとした通過儀礼みたいな??まあ遊び心ってやつなんだけど、そういう新兵にはその日一日これの着用を義務づけているんだよ!」
ペトラ「えっ」
9 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:29:45 ID:8nsCpsuc
ハンジ「ジャージ、って呼ばれる衣服だよ。上はいつもの兵服で、下はこれを履くの」
オルオ「この俺様がそんなだせぇ格好を?!」
ペトラ「そ、そんなの周りから私たちが漏らしたってばれちゃうじゃないですか!」
ハンジ「だから、だよ。罰ゲームだもん。こんな屈辱味わったらもう二度とお漏らしなんかしなくなるでしょ?実際にこのジャージルールを導入してからお漏らしリピート率は激減したんだ!」
ペトラ「うう、でも嫌です…」
オルオ「そんな屈辱耐えられん…」
ナナバ「ちょっと、ハンジ分隊長。新兵からかうのはやめてあげてくださいよ」
10 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:30:39 ID:8nsCpsuc
ハンジ「あ、ナナバ!…あはは、ばれちゃった?でも昔は本当にこの制度あったじゃない?ナナバだってこれ…」
ペトラ「ナナバさんも………?」
ナナバ「あーーーーー!!!!!ハンジ分隊長!モブリットが呼んでましたよ!!!」
ハンジ「え?ほんと?」
ナナバ「本当です!だから探しに来たんですから」
ハンジ「ふーん、何かな。行ってみるね、ナナバありがとー」タッタッ
ナナバ「兵舎の廊下は走らないで下さいよ」
ナナバ「もう、ハンジ分隊長はかわいい新兵を見つけたらすぐにからかうんだから」
ペトラ「…ということはジャージ、とやらを着なければならないというのは嘘なんですか?」
ナナバ「嘘だよ。昔はそういう慣習もあったけど、いろいろ問題視されて数年前に撤廃されたよ」
11 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:33:12 ID:8nsCpsuc
ペトラ「じゃあさっきのハンジ分隊長がナナバさんもって言ってたのは…」
ナナバ「それも嘘!!!わかった?!!!」
ペトラ「は、はい!」
*
ペトラ「さっきのナナバさん怖かったね」
オルオ「お前が余計なこと聞くからだ」
ペトラ「で、洗濯場まで来たわけだけど。オルオも今洗うんでしょ?」
オルオ「当たり前だ。こんなものずっと持ってたくねぇよ」
ペトラ「だよね、私も洗いたいからちょっと離れて」
12 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:34:49 ID:8nsCpsuc
オルオ「なんだ、下着を見せるのが恥ずかしいって?いずれ俺に全て見せることになるんだからそれくらい…」
ペトラ「見せることには一生ならないし、そんなこと想像されるだけで気持ちが悪いのでぜひ今すぐ舌を噛んで窒息死して」
オルオ「…いっちょまえに照れやがって。そんなに言うならオルオ様が見てやるよ」
ペトラ「どこをどう解釈したらそうなるの?…見ないで変態」
オルオ「お前こそ見るんじゃねぇよ」
ペトラ「誰が見るか」
オルオ「白か…」
ペトラ「………」ぴく
オルオ「綿か…」
ペトラ「見るなって言ってるだろ!変態!」ドガッ
オルオ「うお、危ねぇ。…それにしても色気がねえ下着だな、俺様の気を惹くならもっと黒の紐みたいなのを」
13 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:36:59 ID:8nsCpsuc
ペトラ「(無視)」
オルオ「おい、ペトラ」
ペトラ「…オルオ」
オルオ「なんだ、ペトラ」
ペトラ「さっきから兵長のマネしてるんだろうけど、兵長はそんな事言わないし、お漏らしパンツ洗ったりしない」
オルオ「…だな」
ペトラ「…うん」
オルオ「………」じゃぶじゃぶ
ペトラ「………」じゃぶじゃぶ
オルオ「………」じゃぶじゃぶ
ペトラ「………」じゃぶじゃぶ
14 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:40:02 ID:8nsCpsuc
オルオ「………」じゃぶじゃぶ
ペトラ「………」じゃぶじゃぶ
オルオ「よし、とりあえずこんなもんか」
ペトラ「バケツ、バケツは…あ、あった!」
オルオ「ほこりかぶってるな」
ペトラ「…なんかまた悲しくなってきた。………とりあえずバケツもざっと洗って、と」
オルオ「じゃあ水を溜めてくれ。酢はどれくらいいれたらいいんだ?」
ペトラ「わかんない…とりあえず目分量で適当にいれてみよう」
オルオ「………本当にこれで臭い消しになるのか?」
ペトラ「兵長が言うなら間違いないよ。まだ浸け置きしなきゃいけないし、先に夕食食べようか」
15 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:41:08 ID:8nsCpsuc
オルオ「…夕飯を食い終わってからまた洗わなきゃいけないと考えたら気が重い」
ペトラ「だね。…ここにバケツ置いてるの誰かに見られたら嫌だから、隅の方に隠しておこう」
オルオ「よし、食堂へ急ぐぞ。出遅れてるからな、食事時間が終わってしまう」
ペトラ「………ねえ、オルオ」
オルオ「………なんだ、ペトラ」
ペトラ「私強くなる」
オルオ「…俺もだ」
ペトラ「………」
16 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:42:26 ID:gPlahYgs
オルオ「俺はいつか兵長の右腕になる」
ペトラ「私だって!」
オルオ「…だからもう」
ペトラ・オルオ「「お漏らしなんてしない!」」
オルオ「…なんだ、この情けない決意表明は」
ペトラ「…全然かっこよくないね。むしろ虚しい」
オルオ「飯、行くか」
*
ハンジ「ーーーと、ここまでがプロローグだね」
17 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:43:36 ID:gPlahYgs
オルオ「誰と話しているんですか?」
ハンジ「え?ああ、なんでもないよ。ーーー今はペトラのお漏らしパンツが盗まれたってことのほうが大問題!お漏らしパンツが!」
ペトラ「お漏らしパンツ、お漏らしパンツって連呼するのやめて下さい。ていうか私のだけじゃなくてオルオのもなくなってます」
ハンジ「それで洗濯場でおろおろしてたふたりに偶然通りかかった私が声をかけて現在に至る、と」
ペトラ「でもなんで、パンツだけがなくなったんだろ…」
ハンジ「バケツはちゃんと元の位置に片付けられているのに、お漏らしパンツだけが忽然と姿を消している、と」
18 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:44:34 ID:gPlahYgs
ペトラ「昨日は持ち回りの洗濯当番はお休みだったはずだから混ざることもなかったはずなのに」
オルオ「俺様のファンが…?」
ペトラ「そんな物好きいないでしょ」
ハンジ「…いやその線はあるかもしれない。オルオはともかく実は隠れペトラファンは結構いるんだよ。ちなみに、どんなパンツだったの?」
オルオ「俺のは… ハンジ「あ、ペトラに聞いてるんだよ」
オルオ「」
ペトラ「え?え?言わなくちゃだめですか?」
ハンジ「ほら、だってどんなのか分からないと探せないじゃん。ね、ペトラどんなパンツはいてたの?」
ペトラ「…白の普通のやつです」
19 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:47:18 ID:gPlahYgs
ハンジ「普通のかー。ならどこかに紛れちゃったりしたらわからないよね」
オルオ「いや、お前名前書いてたろ」
ハンジ「え?名前???」
ペトラ「ちょっ、オルオ!言うなよ!ていうか見てんなよ!!」
オルオ「ペトラ・ラルって後ろにでかでかとな」
ハンジ「え…それは恥ずかしい」
ペトラ「昔、父が書いてくれたやつなので…初めての壁外調査で不安もあったし、げんかつぎになるかと思って……あああぁぁあ、なんでよりにもよってあのパンツがなくなるの…」頭抱え
ハンジ「とにかく、お漏らしパンツを洗ってたって知ってる人物が怪しい!ここで名探偵ハンジさんの出番だね」
オルオ「ハンジ分隊長、楽しそうですね」
20 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:48:18 ID:gPlahYgs
ハンジ「犯行はペトラたちが夕食を食べに行って戻るまでの間に行われた…その間のアリバイを聞き込み調査だ!」
【容疑者:エルド】
ハンジ「エルド、夕食のあと何してた?」
エルド「え?夕食の後?ずっと自室にいましたよ。グンタと」
ハンジ「ということは、グンタの線も消えたか…」
エルド「あれ、俺たち何か疑われてました?」
グンタ「何かあったんですか?」
ペトラ「な、なんでもない!」
オルオ「き、気にしなくていい」
ペトラ「さあ、分隊長!行きますよ」ぐいぐい
ハンジ「もー、押さないでよ」
21 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:49:08 ID:gPlahYgs
【容疑者:リヴァイ】
ハンジ「リヴァイにも聞き込みしようとしたのに、リヴァイいないね」きょろきょろ
ペトラ「まだエルヴィン団長と話してるんですかね?」
ハンジ「あ、リヴァイは団長と一緒にいるの?」
ペトラ「少なくとも夕食前はそうだったはずです」
ハンジ「ふーん、話が長引いてたとしたらリヴァイも無理だねー」
オルオ「無理もなにも、パンツが盗まれたとして考えてるのは分隊長だけです」
ハンジ「え?聞こえない。さて、次の聞き込みは誰にしようかな~?」
ペトラ「他人事だと思って…楽しんでますね、分隊長」
【容疑者:ナナバ】
ナナバ「はあ?パンツなくなったの?なんでまた」
ペトラ「…知りません」
22 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:50:40 ID:gPlahYgs
ハンジ「そ、だからナナバの夕食後のアリバイ教えて」
ナナバ「アリバイって…普通に部屋にいましたよ」
ハンジ「それを証明できる人は?」
ナナバ「え、いや居ませんけど」
ハンジ「怪しい!」
ナナバ「なんですか、それ。パンツなんか盗みませんよ。…それよりペトラにオルオ、もう就寝時間だよ。…気になるかもしれないけど、規則は規則。探すのは明日にしてもう寝なさい」
ペトラ「…はい……」
オルオ「………」
ハンジ「あーあ。せっかく面白くなってきたのに、明日に持ち越しかあ」
ペトラ・オルオ「………」
23 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:51:27 ID:gPlahYgs
*
翌日
ハンジ「で、一晩経ったけど、未だお漏らしパンツ略して漏れパンは見つからない、と」
ペトラ「いっそ全て夢であったなら…」
ハンジ「逆にオルオが怪しい、と考えてみるのはどうだろう」
【容疑者:オルオ】
オルオ「いきなりなんですか。俺は昨日夕食の間はペトラと一緒に居ましたよ」
ハンジ「でもずっと一緒にいたわけじゃないでしょ?」
オルオ「まあ、洗濯場に戻る前にそれぞれ一旦宿舎に戻りましたけど…」
ペトラ「まさか、オルオ…」
オルオ「違うって!まさかペトラまで俺を疑うのか」
24 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:52:49 ID:gPlahYgs
ペトラ「いや、別に…」ふいっ
オルオ「おい、目を逸らすな」
リヴァイ「おい、なんの騒ぎだ」
ハンジ「あ、リヴァイ。良いところに!」
【容疑者:リヴァイ(再)】
ハンジ「ねえ、昨日リヴァイは夕食の時間なにしてたの?食堂で見かけなかったけど。団長と一緒にいた?」
リヴァイ「あ?なんでお前にそんなこと言わなきゃなんねぇんだよ」
ペトラ「ハ、ハンジ分隊長!兵長がまさかそんなことしませんから」
25 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:54:01 ID:gPlahYgs
リヴァイ「何の話だ?…ところで、お前ら、昨日洗濯場に浸け置きしたまま忘れてっただろ。干しといた。乾いたから返す」
オルオ「!!!」
ペトラ「!!?」
ハンジ「あら、漏れパン盗難犯はリヴァイ?」
リヴァイ(漏れパン………?)
ハンジ「ていうかリヴァイ!勝手に持っていったらダメでしょ?盗まれたのかと思って昨日の夜散々探したんだよ!」
リヴァイ「そうだったのか?俺はてっきり忘れてったのかと。悪かったな。……こっちがオルオので、こっちがペトラの、だろ?」
26 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:55:19 ID:gPlahYgs
ペトラ「いやーーー!!!!!」バッ
ハンジ「あ、ペトラが脱兎の勢いでリヴァイからパンツを奪っていった」
オルオ「俺のも一緒に持っていきやがった…」
*
ペトラ「う、うぅ、兵長にこんな地味な白パン(ネーム入り)見られた………。もうやだ……」
ペトラ「こんなの、こんなの、うぅ、いつもはいてるわけじゃないのに」
ペトラ「…………」
ペトラ「………今度の休み、街に出よう…」
27 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:56:58 ID:gPlahYgs
**
ハンジ「………こんなことも、昔あったよね。そんなふたりも今はこうして特別作戦班に選ばれてるなんて、わからないもんだね~」
リヴァイ「…覚えてない」
ハンジ「それでさあ、私こないだペトラの部屋に入ったときに見ちゃったんだけどさ」
ハンジ「ペトラの下着って、意外と…スゴイんだね」
リヴァイ「知るか」
ハンジ「黒の紐みたいなのとか…さ」
リヴァイ「興味ない」
コンコン
ペトラ「兵長、分隊長!お茶が入りました」
リヴァイ「………」
ペトラ「兵長?」
リヴァイ(黒の紐………)
ハンジ「この、むっつりめ」
ペトラ「?」
28 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/15(月) 22:58:08 ID:gPlahYgs
終わり
関連リンク
進撃の巨人の厳選面白SSまとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
『進撃の巨人』に関する名作SSを厳選してまとめています。シリアスな本編に辛くなったら、たまにはクスっと笑える面白いSSをお楽しみください。中にはキャラ崩壊・ネタバレしているものもあるかもしれないのでご注意ください。
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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。
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ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。
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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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