ミミッキュ（ポケモン）の徹底解説・考察まとめ

ミミッキュの裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

名前の由来は「ミミック」＋「Q」

ミミッキュの日本語名の由来は「mimic（擬態する）」＋「Q（疑問）」。英語名は「Mimikyu」であり、こちらは「mimic（擬態する）」のみが由来となっている。

中身を見るとショック死する

中を覗くと病に見舞われるらしく、アローラではミミッキュの中を見るのは禁則事項とされている。図鑑説明によると中を見た学者がショック死したらしいが、死因が本当に謎の病やショック死なのかは定かではない。

アニメ『ポケットモンスター サン＆ムーン』にて、中身を見ようとしたニャースは危うく昇天しかけた。

ミミッキュの正体はポリゴン説

アニメ『ポケットモンスター』では、「でんのうせんしポリゴン」の回で放送事故があった。ピカチュウの電気技の演出で画面が激しく点滅したことが最終的な原因となり、テレビを見ていた全国の何人もの子どもが倒れたのだ。ピカチュウを守ろうとしたポケモン側の意図的な戦略なのか、あるいは「でんのうせんしポリゴン」というタイトルだったため自然とそう思われたのかは謎だが、この事件は「ポリゴンショック」と呼ばれ、それ以降ポリゴンがアニメに登場しなくなってしまう。
直接の原因はピカチュウであるにも関わらず、ポリゴンは20年以上日の目を見ることがない状態。そのため、ピカチュウを恨んだポリゴンこそがミミッキュの正体なのではないかという考察が見られた。
アローラ図鑑で「No.25ピカチュウ＋No.217ポリゴン=No.242ミミッキュ」というように、図鑑番号に関連した説もある。

なお、この2匹は明らかに大きさが違っている（ポリゴンの方が約4倍大きい）など、考察を否定する要素が多い。

日光を浴びると体調を崩す

ミミッキュは日光を浴びると体調を崩してしまうため、暗い場所を好んでいる。布をかぶっているのは、日光を避けるためとも言われており、布には日光を防ぐ効果がある。

本当は人間と仲良くなりたい

布を被るもう1つの理由として、人間と仲良くなりたいという願いがある。
自らの不気味な姿や生態から周囲に避けられていたミミッキュ。（現実世界の）20年前に流行したピカチュウグッズを見たことで「ピカチュウに化ければ人間と仲良くなれるのでは」と考え、このような擬態を行うようになったという。

ピカチュウを憎んでいるのは一部のミミッキュのみ

アニメ版の影響で「ミミッキュはピカチュウを憎んでいる」と思っている人も多いが、実際にピカチュウを憎んでいるミミッキュは一部のみである。全てのミミッキュがピカチュウを憎んでいるというわけではない。

『ポケットモンスター ソード・シールド』で弱体化

ダメージを無効化するとくせい「ばけのかわ」

『ポケットモンスター サン・ムーン』で登場した当初、とくせい「ばけのかわ」の効果は「1回だけダメージを無効化する」という効果だった。この効果でHPは消費せず、当然HPは満タンの状態として扱われる。
そのため体力が満タンの時に1度だけHPが必ず1残るどうぐ「きあいのタスキ」を持たせて確実に2回動けるようにする「きあいのタスキ型」と呼ばれる運用が強力だった。

さらに『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』ではミミッキュの専用Zワザ「ぽかぽかフレンドタイム」が追加された。威力が非常に高く、専用Zワザ追加前は倒せなかったポケモンも倒せるようになったことで強化されている。
とはいえこのわざは「接触わざ（デメリット効果が多いわりにメリットが一切ない）」に分類されているという問題があった。そのため、接触わざのデメリットを嫌って通常のZワザを採用する人も見られた。

「ばけのかわ」発動でHPが減るように変更

とくせい「ばけのかわ」が「ダメージを受けた際、1回だけ攻撃を防ぐが自身の最大HPの8分の1だけミミッキュがダメージを受ける」効果に変更（弱体化）された。これにより「きあいのタスキ」を使用した運用ができなくなっている。ミミッキュの最も強力な型が使用できなくなったことで、大幅に弱体化されたと話題になった。

さらに『ポケットモンスター ソード・シールド』では「Zワザ」が廃止されたことで、強力な専用Zワザを持っていたミミッキュにとっては弱体化となった。「きあいのタスキ型」が使用できなくなったことで代わりのどうぐが求められたが、その候補の1つであった「ミミッキュZ」が同時に無くなってしまったのだ。