ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)のネタバレ解説・考察まとめ

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』とはNintendo Switch用ロールプレイングゲームであり、『ポケットモンスターシリーズ』の完全新作としては9作目となる。シリーズ初のオープンワールドを採用しており、物語に順番はなく自由に冒険を楽しむことができる。本作では3つのルートがあり、様々な戦闘の仕方があるなど従来の作品とは仕様が異なる。
パルデア地方にやってきた主人公はアカデミーでの学生生活を楽しみながら、謎のポケモンと共に自分だけの宝探しの旅に出ることになる。

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』の概要

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』とはNintendo Switch用ロールプレイングゲームであり、『ポケットモンスターシリーズ』9作目となっている。発売から3日で全世界1,000万本の売り上げは、任天堂のソフトの中でも最高記録となっている。
3Dグラフィックも従来の作品とは変化しており、ポケモンの毛並みやつやなどが細かく表現されている。シリーズでは初のイメージソングがあり、イギリスのシンガーソングライターであるエド・シーランを起用している。
シリーズ初のオープンワールドであり、広大なフィールドを駆けまわることができる。従来の作品はストーリー進行に決まりがあったが、本作には決まりはなく自由に物語を進行できる。「Pokemon HOME」と連携することで、『ポケットモンスター LEGENDS アルセウス』に登場するポケモンも含め、本作に連れてくることが可能。
パルデア地方にやってきた主人公はスカーレットではオレンジアカデミー、バイオレットではグレープアカデミーに通うことになった。近所のアカデミー生、ネモと共にアカデミーを目指している途中で主人公は謎のポケモンと遭遇する。謎のポケモンはコライドン(スカーレット)、ミライドン(バイオレット)と言い、主人公はしばらくの間コライドン(ミライドン)のお世話をすることになる。無事にアカデミーにたどり着いた主人公は自分だけの宝物を探しに広大なパルデア地方を冒険する旅に出るのだった。

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』のあらすじ・ストーリー

宝探しの旅へ

最初の3匹を選ぶ

パルデア地方のコサジタウンに住んでいる主人公はこれからオレンジアカデミー(もしくはグレープアカデミー)に転入することになっていた。入学手続きに不備があったとして、アカデミーの校長であるクラベルがわざわざ主人公の自宅へとやってくる。クラベルはアカデミーに転入する主人公にくさねこポケモンのニャオハ、ほのおワニポケモンのホゲータ、こがもポケモンのクワッスの3匹と親交を深めるためにお散歩をするように促す。散歩した家の先で3匹は遊び始めてしまい、困惑する主人公の前にネモという少女が現れる。ネモは主人公と同じ学年であり、アカデミーの生徒会長をしている凄腕のトレーナーだったのだ。主人公はクラベルから3匹のうちの1匹を渡され、ネモの案内の元アカデミーへと向かう。アカデミーに向かう途中、主人公とネモは奇妙な鳴き声を聞く。ネモの提案で鳴き声のする方に向かった主人公は海岸で倒れている謎のポケモンに遭遇する。主人公は母から渡されたサンドウィッチを謎のポケモンにあげると、謎のポケモンは起き上がり洞窟へと姿を消してしまう。謎のポケモンを追った主人公は謎のポケモンに導かれるままに洞窟を進むが、突如ダークポケモンのデルビルの群れに襲われてしまう。デルビルと群れのボスであるヘルガーに囲まれてしまうが、謎のポケモンが力を発揮し、主人公を救い出した。しかし、謎のポケモンは力を使い果たしてしまったのかその場で倒れ込んでしまう。少し休憩した主人公とネモは灯台の入口から出てきたペパーという少年と出会う。ペパーは謎のポケモンを見るたび驚愕し、彼は謎のポケモンがコライドン(もしくはミライドン)ということを主人公に教える。コライドン(ミライドン)の世話ができるかどうかという名目で勝負を挑んでくるペパーに勝った主人公は彼からコライドン(ミライドン)が入っていたというモンスターボールを受け取った。ネモはペパーになぜコライドン(ミライドン)のことを知っているのか、なぜコライドン(ミライドン)のモンスターボールを持っていたのかを尋ねる。しかし、ペパーはネモの質問に答えることなくその場を去ってしまう。
主人公はネモの案内でテーブルシティに到着して早々、アカデミーの不良集団であるスター団に無理な勧誘を受けている女子生徒を助ける。女子生徒はボタンと名乗り、主人公にお礼を言うとその場を去る。主人公は無事にアカデミーの入学を果たす事ができた。クラベルに呼ばれた主人公はクラベルからパルデア地方の中心にある巨大な大穴「エリアゼロ」を研究しているオーリム博士(もしくはフトゥー博士)を紹介され、コライドン(ミライドン)の世話を正式に頼まれることになった。
数日程学校生活を送った主人公は、課外授業に出向くことになり、クラベル曰く「自分だけの宝物を見つける」というパルデア地方を巡る旅に出ることになった。

チャンピオンになるために(チャンピオンルート)

アカデミーに入学した主人公はネモからジムに挑戦するのはどうかと勧誘される。ネモはパルデア地方での凄腕のトレーナーであるチャンピオンランクを与えられており、主人公の実力を見て誘ったのだった。課外授業としてパルデア地方へ冒険の旅に出ることになった主人公は各ジムに挑戦する。ジムリーダーに挑戦するには各ジムで課されるジムテストをクリアしなければならなかった。主人公は各ジムに挑戦することになり、途中にネモとの勝負や四天王、トップチャンピオンたちと出会い、交流を深めていく。8つすべてのジムを制覇した主人公はチャンピオンになるために特別なテストを行った。テストは面接と四天王、トップチャンピオンとの対戦であった。主人公はテストを無事にクリアし、見事チャンピオンランクを手に入れることができたのだった。
ポケモンリーグから出ると待っていたのはネモであった。ネモは同じチャンピオンになった主人公を激励し、勝負を挑んでくる。二人の旅の始まりといえるテーブルシティでトップチャンピオンや四天王、クラベルや他の生徒たちが見守る中主人公とネモのポケモンバトルが始まった。主人公に負けてしまったネモは落ち込んだかと思いきやポケモンバトルは楽しいと改めて喜びを露にする。ネモは主人公が現れるまで自分と並ぶ実力を持ったライバルという存在が現れず、自分と同等以上の実力を持つ主人公のような人間を待っていたのだった。ネモはこの旅でライバルという名の宝物を手に入れることができたのだ。勝負に負けたというもののネモは再戦を要求し、主人公を困惑させ、周囲を呆れさせていた。しかし、彼女は晴れやかな笑顔であった。

スターダスト作戦始動(スターダスト★ストリート)

主人公のスマホロトムに突如連絡してきたのはカシオペアと名乗る人物であった。カシオペアは、学校の風紀を乱しているスター団を解散させるため「スターダスト大作戦」を考えていると告げる。さらに、カシオペアはその計画に力を貸して欲しいと主人公に告げ、後日詳しい連絡をすると言い残し通話を終わらせてしまう。
後日、課外授業に出ることになった主人公はネモとペパーから見送りされていた。そこへカシオペアからの連絡があり、スター団には5人のボスがいると言い、主人公にそのボス全員を倒して欲しいということを告げる。ネモとペパーはカシオペアを怪しいと感じ、カシオペアに抗議する。カシオペアはネモやペパーのことをすでに知っているようで、選択するのは主人公自身であると言い残し連絡を終わらせる。
カシオペアの作戦に協力することを決めた主人公はアジトへ赴いたところで、カシオペアからの連絡が入る。カシオペアは作戦に協力してくれることにお礼を述べる。そこへネルケという人物に変装したクラベルが主人公の前に現れる。カシオペアはネルケ(クラベル)を怪しむが、スターダスト大作戦に協力するということで、同志として迎え入れることにした。カシオペアはスター団は売られた喧嘩は必ず買い、負けたら団を抜けるという掟があること、その掟を利用してボスを倒すことでチームの崩壊、そしてスター団の元締めであるマジボスを倒してスター団を解散させると告げる。
主人公とネルケ(クラベル)はスター団のボスと対峙している内にスター団はただの不良集団ではなく、いじめの被害者や人間関係に問題を抱えた生徒が所属していることを知る。チーム・ルクバーのボスであるオルティガに勝利した主人公とネルケ(クラベル)の前にイヌガヤという人物が現れる。イヌガヤはオルティガの教育係であり、アカデミーの前校長ということ、1年半前にスター団に何があったのかを語る。
1年半前、いじめの被害者である生徒たちはスター団を結成し、いじめっ子たちと対決をするためにスター大作戦を実行したという。作戦はいじめっ子たちが戦意喪失したことでスター団の勝利となったが、いじめっ子たちがアカデミーを辞めてしまうという事態になってしまう。そのせいでスター団はたくさんの生徒をアカデミーから追い出した不良集団と言われるようになってしまい、騒動が大きくなってしまったのだ。スター団の元締めであるマジボスは自分が全ての責任を取るので、スター団の生徒には何もしないで欲しいと当時の校長だったイヌガヤに直談判していたのだ。マジボスは1年半の留学処分、厳密にはマジボスもいじめの被害者であったため実家に帰省したというのだ。ネルケ(クラベル)は事実を知って驚愕する。さらにイヌガヤはその騒動は自身の保身を考えた当時の教頭によって記録が消されてしまっていたことを語る。

全ての真実を知った主人公とネルケにカシオペアからの連絡が入る。カシオペアは自らがマジボスであることを明かし、スター団を今度こそ解散させるため夜の学校で主人公を待つと告げる。
夜のアカデミーに着いた主人公を待っていたのはクラベルであった。クラベルは自身こそがマジボスであると告げ、主人公に勝負を仕掛ける。主人公はクラベルに勝利したが、実際のところクラベルはマジボスではなかった。クラベルはマジボスの正体を知っているため、主人公と勝負し、勝った方がマジボスと向き合うと決めていたのだ。
マジボスのことをクラベルから託された主人公はマジボスと対面する。マジボスは主人公に報酬を渡していたボタン本人であった。クラベルはスター団の団員に対し、団を解散しなければ退学処分にすると通達していた。それを知ったボタンはスター団の生徒たちをアカデミーに留まらせるためスター団を解散させようとしていたのだ。主人公はそんなボタンの思いを受けとめ、彼女とのバトルに勝利した。敗北したボタンの前に現れたのは5人のボスたちであった。実際に会ったこともなく、正体も知れないマジボスを信頼していたボスたちの気持ちを聞き、ボタンはスター団は居場所のなかった自分にとっての宝物だと告げる。クラベルはボタンたちに真実を知らなかったことを謝罪し、スター団を解散しなければ退学処分にするということは撤回すると告げる。しかし、数々の問題行動を見逃すことはできないとスター団の実力を買って、ポケモンリーグに挑戦するトレーナーをサポートすることで処分を取り消したのだ。
こうしてスター団たちはアカデミーに再度アカデミーに通うことができるようになり、ボタンも主人公に感謝するのだった。

秘伝スパイスを求めて(レジェンドルート)

灯台で出会ったペパーは主人公の実力を見て一緒に秘伝スパイスを集めないかと主人公を勧誘する。秘伝スパイスはその地域にいるヌシが守っており、ヌシを倒せば秘伝スパイスを手に入れることができるとペパーは語る。主人公はペパーと共に1つ目の秘伝スパイスを手に入れる。ペパーは秘伝スパイスを使ってサンドウィッチを作り、主人公に手渡す。すると、ボールから勝手にコライドン(もしくはミライドン)が現れ、サンドウィッチに興味を示す。主人公がサンドウィッチをコライドン(ミライドン)に与えると、コライドン(ミライドン)は突如眠っていた能力を覚醒させる。ペパーはそんなコライドン(ミライドン)に悪態をつきながらも後始末を引き受け、主人公を送り出した後、ボールからポケモンを出すのだった。
2つの目の秘伝スパイスを手に入れた主人公はペパーが調理したサンドウィッチをコライドン(ミライドン)に与え、コライドン(ミライドン)はまた眠っていた力を取り戻した。物足りなかったコライドン(ミライドン)はペパーの分のサンドウィッチにも興味を示すが、ペパーはものすごい剣幕でコライドン(ミライドン)を怒鳴りつける。驚いた主人公に対し、突然怒ったことを謝罪したペパーはとあるポケモンをボールから出す。そのポケモンはおやぶんポケモンのマフィティフであり、ペパーにとってはかけがえのない相棒であった。マフィティフはとある事情で大けがを負ってしまい、ポケモンセンターでもキズぐすりでも治せないほど弱ってしまっていた。そんなマフィティフを救うため、ペパーは手にした本を頼りに秘伝スパイスを集めていたのだ。1つ目の秘伝スパイスを食べたマフィティフは手足に温かみが戻ってきたと告げ、2つ目のサンドウィッチを食べたマフィティフは視力を取り戻したのだった。
秘伝スパイス順調に集めていく主人公とペパー。秘伝スパイス入りのサンドウィッチを食べたコライドン(ミライドン)は力を取り戻していくが、いまだに本来の力である「バトルフォルム」になることは叶わなかった。ペパーはコライドン(ミライドン)は本来の力を取り戻せないのは何かトラウマがあるかではないかと推測する。一方、マフィティフは声を出す事ができるようになり、ペパーはマフィティフの回復を喜ぶ。
最後の秘伝スパイスを手に入れ、コライドン(ミライドン)とマフィティフはペパーが調理した秘伝スパイス入りのサンドウィッチを食べ、コライドン(ミライドン)は力を取り戻したが、マフィティフに変化は見られなかった。落胆するペパーだったが、マフィティフはペパーの落としたモンスターボールに反応し、歩き始めたのだ。モンスターボールを加えたマフィティフの様子にペパーは喜び、涙を流す。主人公とコライドン(ミライドン)はそんなペパーとマフィティフを見守るのだった。

主人公のスマホロトムが鳴り始め、出ると電話の相手はオーリム(フトゥー)であった。ペパーの母親(父親)であったのだ。オーリム(フトゥー)はコライドン(ミライドン)の世話をしてくれた主人公にお礼と自身の研究室に来て欲しいと告げる。ペパーは研究ばかりでろくに家に帰ってこないオーリム(フトゥー)に対して反抗心を持っていた。ペパーは主人公と自身が最初に出会った灯台に研究所があることその鍵は自身が持っているので、同行すると告げる。
灯台の研究所の中に入った2人は研究所の画面に移るオーリム(フトゥー)と対面する。オーリム(フトゥー)はペパーの持っている本がスカーレットブック(もしくはバイオレットブック)であることを明かし、主人公にそれを持ってエリアゼロに来て欲しいと告げる。主人公とペパーはひとまずエリアゼロに向かうことになるのだが、ペパー曰くエリアゼロには強力なポケモンがおり、マフィティフはそのポケモンのせいでけがをしたと明かす。ペパーは主人公にエリアゼロに行けるだけの実力があるかどうか確かめるため、勝負を仕掛ける。主人公はペパーとの勝負に勝ち、ペパーは2人だけでエリアゼロに行くことに不安に思う。主人公とペパーはチャンピオンと同等の実力を持つネモと機械の扱いに長けているボタンに協力をお願いすることに決め、ペパーは二人に呼びに駆け出していくのだった。

エリアゼロの真実

主人公はペパーはネモとボタンを連れエリアゼロに向かう。エリアゼロに着くなり、コライドン(ミライドン)はボールから出てこなくなってしまう。主人公たちはオーリム(フトゥー)からエリアゼロ内にある4つの観測スポットの電源を入れて最深部のロックを解くように告げる。主人公たちはエリアゼロを進みながら観測スポットを目指す。
エリアゼロに内には図鑑には載っていない見知らぬポケモンに襲われるが、主人公たちは何とか撃退する。ペパーはコライドン(ミライドン)はオーリム(フトゥー)がタイムマシンを研究している際に見つけた古代(未来)のポケモンであることを告げる。さらにペパーはオーリム(フトゥー)からコライドン(ミライドン)はもう1匹いること、また先ほどの見知らぬポケモンたちは古代(未来)のポケモンであったこと明かす。主人公たちはもう1匹のコライドン(ミライドン)は家族であると考え、家族と再会させるため観測スポットを目指す。
4つの観測スポットを通過し、最深部のロックを解除した主人公たちの前に現れたのはもう1匹のコライドン(ミライドン)であった。主人公たちはもう1匹と再会させようとコライドン(ミライドン)をボールから出す。しかし、もう1匹のコライドン(ミライドン)はコライドン(ミライドン)に威嚇し、コライドン(ミライドン)は怯えてしまう。もう1匹のコライドン(ミライドン)は最深部へ進んでしまい、主人公たちは古代(未来)のポケモンたちに囲まれてしまう。ペパーは古代(未来)のポケモンたちは自分たちが相手をするから先に行けと主人公に告げ、主人公はオーリム(フトゥー)の元へと向かう。
オーリム(フトゥー)と対面した主人公は、オーリム(フトゥー)が実は博士の記憶や知識を受け継いだAIロボットであること、そしてオリジナルのオーリム(フトゥー)は既に亡くなっていること、さらにもう1匹のコライドン(ミライドン)はコライドン(ミライドン)よりも凶暴であり、コライドン(ミライドン)は縄張り争いに負けてしまったためもう1匹を恐れていることを知らされる。そして、オーリム(フトゥー)AIは主人公にオリジナルの博士の野望を止めてほしいと告げる。
オリジナルのオーリム(フトゥー)はタイムマシンを使って古代(未来)のポケモンを連れ出し、現代のポケモンとの共存を望んでいた。しかし、古代(未来)のポケモンはあまりにも強い力を持っているため、現代の生態系を脅かしてしまうと懸念されていた。それでもオリジナルの博士は自分の目的を達成しようとしていたのだ。AIはタイムマシンを停止にはペパーの持っていたスカーレットブック(バイレットブック)が必要であり、停止しようとすればプログラムのせいでAI自身が主人公に襲ってしまうことを告げる。

AIの告げた通り、タイムマシンを停止しようとするとAIが主人公に襲い掛かってきた。AIとの勝負に勝ったのだが、それでもタイムマシンが止まることはなかった。プログラムによりAIはもう1匹のコライドン(ミライドン)を繰り出すが、プログラムのせいでモンスターボールが使えず戦うことができなかった。主人公と合流したペパーたちも何もできず悔しさをにじませる。しかし、コライドン(ミライドン)の入っていたボールだけは機能し主人公はコライドン(ミライドン)を繰り出す。もう1匹に恐れを抱くコライドン(ミライドン)だが、主人公の顔を見て奮起。バトルフォルムへと姿を変えることができたのだ。もう1匹の猛攻に押されてしまうが、主人公はコライドン(ミライドン)のわざを強化させるためコライドン(ミライドン)をテラスタルさせる。主人公とコライドン(ミライドン)の力でもう1匹を倒すことができたのだ。
プログラムが停止し、AIも正気を取り戻した。どうやらタイムマシン停止にはAI自身も必要になるらしく、AIは主人公たちを見て古代(未来)の世界へ行くことを決意する。ペパーも薄々親がAIであることに気づいており、親が亡くなってしまったことを改めて痛感する。そんなペパーに対し、オリジナルの感情も受け継いでいるAIは親がペパーを本当に愛していたと告げ、ペパーはうつむく。AIは主人公たちに「ボン・ボヤージュ(よい旅を)」と言葉を残し、古代(未来)の世界へ旅立っていった。
アカデミーに戻る途中、元気のないペパーのためにネモが寄り道を提案。そんな余裕はないと告げるペパーの体をコライドン(ミライドン)が押し、主人公たちは歩き出す。

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』のゲームシステム

初期設定

性別と肌の色を選択

本作を開始すると主人公の初期設定画面になる。主人公の性別と肌の色を選択し、名前を入力する。後に変更することは不可能である。

顔の細かい設定

主人公の性別と顔の色が決定したら、目や眉毛の形、色、口元など細かいメイクや髪形や髪色までも選択することができる。メイクはプレイ中でも自由に変更することが可能で、髪形は街にあるヘアサロンに行けば髪形も髪色も自由に変更できる。ヘアアレンジは3,000円となり、お小遣いで払うかLPを消費する必要がある。LPは「リーグポイント」と呼ばれるもので、フィールド上で拾えるおとしものから交換や結晶に触れたり、ストーリーを進行すると入手することが可能である。

舞台

本作ではシリーズ初のオープンワールドを起用しており、コライドンもしくはミライドンの力を借りて広大なフィールドを駆け巡ることになる。しかし、水上を移動したり、高い所へのジャンプなどは「レジェンドルート」を進めなければ行う事ができないので、フィールドを細かく探索するならある程度物語を進める必要がある。『ポケットモンスター LEGENDS アルセウス』と同様に朝、昼、夕方、夜と時間が経過し、Switch本体の時間とは関係がない。
野生のポケモンはフィールドに生息しており、触れたりボールを投げることで戦闘が開始される。

3つのルート

チャンピオンルート

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ポケットモンスター(ポケモン)の回復アイテムまとめ

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『ポケットモンスター』は株式会社ポケモンから発売されているRPGシリーズ。ポケットモンスター(ポケモン)という不思議な生き物をパートナーにして、ポケモン同士のバトルを行う「ポケモントレーナー」たちの冒険が描かれる。 バトルではポケモンのHPが減ったり、状態異常になったりすることがある。ポケモンセンターに寄れば回復できるが、ポケモンセンターが近くにない場合は回復アイテムに頼ることになる。

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ポケットモンスター(ポケモン)の都市伝説・豆知識・裏設定まとめ

ポケットモンスター(ポケモン)の都市伝説・豆知識・裏設定まとめ

『ポケットモンスター』は、ゲームフリークが開発しているゲームソフトシリーズの名称である。略称は『ポケモン』。「集める、育てる、戦う」のコンセプトに従い、ポケモンと呼ばれる生き物を収集、育成、そして対戦させるRPGである。『ポケモン』には稀に背筋に寒気を覚えるような設定が盛り込まれている。2016年で20周年を迎えた長寿シリーズなだけに、様々な裏設定や都市伝説が囁かれている。

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ポケットモンスター(ポケモン)の色違いまとめ

ポケットモンスター(ポケモン)の色違いまとめ

『ポケットモンスター』は1996年にゲームフリークが開発した『赤・緑』から続くRPGシリーズ。プレイヤーは「ポケットモンスター」(ポケモン)という不思議な生き物をパートナーとして、ポケモンリーグのチャンピオンを目指して旅をする。 色違いは第2世代の『金・銀』から実装されたもので、通常とは異なる体色をしたポケモンを指す。色違いポケモンはステータス画面で姿を確認したり戦闘に出したりした際に光るエフェクトが出ることから光るポケモンとも称される。

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ポケットモンスター 金・銀・クリスタル・ハートゴールド・ソウルシルバー(ポケモンGSC・HGSS)のネタバレ解説・考察まとめ

ポケットモンスター 金・銀・クリスタル・ハートゴールド・ソウルシルバー(ポケモンGSC・HGSS)のネタバレ解説・考察まとめ

『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル・ハートゴールド・ソウルシルバー』とは、ロールプレイングゲーム『ポケットモンスター』シリーズの一つで、『金・銀・クリスタル』は第2作目であり、『ハートゴールド・ソウルシルバー』は『金・銀・クリスタル』のリメイク作品に当たる。ジョウト地方とカントー地方を冒険し、プレイヤーはポケモン図鑑の完成とポケモンリーグ制覇を目指す。前作『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』に登場した悪の組織・ロケット団と戦うことになる。

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ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド・オメガルビー・アルファサファイア(ポケモンRSE・ORAS)のネタバレ解説・考察まとめ

ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド・オメガルビー・アルファサファイア(ポケモンRSE・ORAS)のネタバレ解説・考察まとめ

『ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド・オメガルビー・アルファサファイア(ポケモンRSE・ORAS)』とは、ロールプレイングゲーム『ポケットモンスター』シリーズの一つで、『ルビー・サファイア・エメラルド』は第3作目であり、『オメガルビー・アルファサファイア』は『ルビー・サファイア・エメラルド』のリメイク作品に当たる。ホウエン地方を冒険し、プレイヤーはポケモン図鑑の完成とポケモンリーグ制覇を目指す。ストーリー中、「マグマ団・アクア団」という組織と各地で戦うことになる。

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ポケットモンスター サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン(ポケモンSM・USUM)のネタバレ解説・考察まとめ

ポケットモンスター サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン(ポケモンSM・USUM)のネタバレ解説・考察まとめ

『ポケットモンスター サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン』とは、ロールプレイングゲーム『ポケットモンスター』シリーズの一つで、『サン・ムーン』は第7作目であり、『ウルトラサン・ウルトラムーン』は『サン・ムーン』にストーリーやシステムを一部追加したバージョンになっている。プレイヤーは4つの島と1つの人工島からなるアローラ地方を冒険し、「島めぐり」を行い、ポケモン図鑑の完成とポケモンリーグ制覇を目指す。ストーリー中、スカル団やエーテル財団といった組織と戦うことになる。

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Pokémon LEGENDS アルセウス(ポケモンレジェンズ)のネタバレ解説・考察まとめ

Pokémon LEGENDS アルセウス(ポケモンレジェンズ)のネタバレ解説・考察まとめ

『Pokémon LEGENDS アルセウス(ポケモンレジェンズ )』とは2022年1月28日にNintendo Switch用ソフトとして販売された『ポケットモンスター』シリーズ初のアクションロールプレイングゲームである。物語は「ヒスイ地方」を舞台に、ヒスイ地方に迷い込んだ主人公がギンガ団に所属し、ポケモン図鑑を完成させるというものである。 従来の作品とは異なり、ポケモンではなく主人公を操作しポケモンを捕まえたり、襲ってくるポケモンの攻撃を回避したりと様々なアクションを楽しむことができる。

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ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ(ポケモン ピカ・ブイ)のネタバレ解説・考察まとめ

ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ(ポケモン ピカ・ブイ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ(ポケモン ピカ・ブイ/ピカブイ)』とは、『ポケットモンスター』本編シリーズ初のNintendo Switchソフトである。1998年発売の『ポケットモンスター ピカチュウ』のリメイク作品。2018年に「ファミ通アワード」優秀賞を受賞。 本作は「家族みんなで遊べるポケモン」というコンセプトのもと、従来の本編シリーズとは異なるシステムを多数採用した。ストーリーは主人公がチャンピオンになるまでの軌跡を描いている。

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ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーンの魅力まとめ

ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーンの魅力まとめ

前作、ポケットモンスターサン・ムーンに新要素を加えてバージョンアップとして登場したのが、ウルトラサン・ウルトラムーンである。前作と同じく島巡りと呼ばれる旅に出た主人公がいくつもの試練を乗り越えて、チャンピオンを目指すストーリーだが、前作から新たに追加された新要素もたくさんあるので、前作を遊んだからと言って飽きることはないだろう。 今回はポケットモンスターウルトラサン・ウルトラムーンの魅力に迫る。

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ポケットモンスター ブラック・ホワイト(ポケモンBW)のネタバレ解説・考察まとめ

ポケットモンスター ブラック・ホワイト(ポケモンBW)のネタバレ解説・考察まとめ

『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』とは、株式会社ポケモン(任天堂)から発売されたロールプレイングゲーム『ポケットモンスターシリーズ』の第5作目。イッシュ地方を冒険の舞台として、ポケモン図鑑の完成及びポケモンリーグ制覇(殿堂入り)するのが主なゲーム目標である。本作では「ポケモンを自由にするため、ポケモンの解放を訴える」プラズマ団という組織が登場し、ストーリー中に各地で戦うことになる。本作のテーマは「多様性」で、ゲーム中の登場人物やポケモン、ストーリーなどに反映されている。

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