【推しの子】(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『【推しの子】』とは、『週刊ヤングジャンプ』にて、2020年4月より連載を開始した、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の赤坂アカ(あかさかあか)が原作を担当し、横槍メンゴ(よこやりめんご)が作画を担当している、芸能界を舞台にしたサスペンス漫画。主人公が彼の「推し」であったアイドルの子供に転生するも、母であるアイドルを殺害され、殺害の秘密を握っている可能性の高い正体不明の父親を捜すために芸能界に切り込んでいく姿を描く。芸能界やインターネットの闇を現在の視点から描く切り口が魅力である。

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吉祥寺頼子(きちじょうじ よりこ)

少女漫画『今日は甘口で』の作者。メディアミックスについてはミックス先にお任せの姿勢を取っているが、『今日あま』のドラマ化についてはさすがに思うところがあった。だが最終回を見て「ドラマ化を受けてよかった」と思えるようになっており、主演を務めたかなに感謝している。

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鮫島アビ子(さめしま あびこ)

大人気少年漫画『東京ブレイド』の作者。この世の創作物の九割は駄作だと思っており、クリエイターも九割は三流だと思っている。才能は本物だがコミュ障の気も強く、クリエイターとしての自負とコミュ障が合わさって人とトラブルを起こしがち。アシスタントをやった『今日あま』が大好きで、その作者の頼子のことも師匠として慕っている。

ツクヨミ

アクアが出会った謎の少女。ずっと前から彼を知っていたかのように接し、その前世が雨宮吾郎であることも承知しているなど謎の多い存在。
常にカラスを従えて現れ、アクアの歩む道を迂遠な言い回しで肯定する一方、その先に破滅しかないことを嘲笑めいた口調で指摘する。

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ニノ

アイと共にB小町の一員として活動していた元アイドル。ファンの人気を独占していたアイに「死んでほしい」と直接言うほどの憎悪を抱くも、同時に「自分の思い描く理想のアイドルそのままの人物」と強い憧れを抱き、芸能界を引退して10数年経った今もそれを昇華できないでいる。

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雨宮吾郎(あまみや ごろう)

地方の産院に務める産婦人科医。アイの熱烈なファンで、彼女の担当医になった時は「“推し”が妊娠しているなんて」と大いに戸惑っていた。
産院に現れたアイのストーカーを追う中で崖から突き落とされ、命を落とす。その後生前の記憶と人格を維持したままアクアに転生する。

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天童寺さりな(てんどうじ さりな)

雨宮が研修医時代に知り合った少女。脳腫瘍を患い、人生の大半を病院で過ごした後、12歳にして息を引き取る。希望の見えない己の境遇への反動から、輝きに満ちた芸能界に憧れ、多くのアイドルを応援。中でも同年代のアイには入れ込んでおり、雨宮がアイのファンになったのもさりなの影響である。
死後、生前の記憶と人格を維持したままルビーに転生。アクアとは互いに「生前の記憶を持っている」ことを知ってはいるが、前世での知り合いであることはどちらも気付いていない。

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