鏑木勝也(推しの子)の徹底解説・考察まとめ

鏑木勝也(かぶらぎ まさや)とは、【推しの子】(おしのこ)の登場人物で、芸能界の酸いも甘いも噛み分けたベテランプロデューサー。
良い作品であれ、悪い作品であれ、それを見られるものに仕上げるべく様々な事務所から役者やスタッフを掻き集めるのが仕事。その手腕は芸能界でも相応の評価を受けており、多方面に有力なコネを持つ。映像作品に携わる一員として「良いものを作りたい」との欲求も併せ持ち、純粋に努力している者には機会を与えることもある。主人公星野アクアのことも評価し、彼の将来性に期待して協力する。

鏑木勝也の概要

鏑木勝也(かぶらぎ まさや)とは、【推しの子】(おしのこ)の登場人物で、芸能界の酸いも甘いも噛み分けたベテランプロデューサー。
良い作品であれ、悪い作品であれ、それを見られるものに仕上げるべく様々な事務所から役者やスタッフを掻き集めるのが仕事。天才的なアイドルとして名を馳せた星野アイ(ほしの アイ)とも交流があり、彼女に演技を学ばせるため劇団ララライを紹介したり、芸能人の密会用の店を教えたりしていた。

そのアイの息子である主人公星野アクア(ほしの アクア)/星野愛久愛海(ほしの あくあまりん)が原作付きドラマ「今日は甘口で」で見せた演技を評価し、彼を自分のプロデュースする番組で使うようになる。アクアからもその手腕を認められ、仕事上の有力なつながりとして長く付き合っていく。

鏑木勝也のプロフィール・人物像

CV:てらそままさき

プロデューサーとしての手腕は芸能界でも相応の評価を受けており、多方面に有力なコネを持つ。善人ではないが悪人でもなく、良くも悪くも完成された大人。普段は社会人としての表面的な礼節を取り繕うが、未成年であろうと自分にまっすぐ相対しようとする者には対等な立場で接する。
芸能界で長く生き残ってきただけに、その恐ろしさも容赦の無さも知り尽くしている。一方で映像作品に携わる一員として「良いものを作りたい」との欲求も併せ持っており、“無駄ではない”と判断すれば努力は欠かさない。

このため芸能界の中で秘めた才能を必死に磨いている者を見付けると喜び、自身のコネでむりやり配役を捻じ込んで機会を与えることもある。「今日は甘口で」で見せた素人丸出しの演技を反省して練習に励んでいた鳴嶋メルト(なるしま メルト)はこの典型で、鏑木による再評価が元でモデル兼役者としての躍進を遂げていった。

鏑木勝也の来歴・活躍

星野アイに劇団ララライを紹介

長年芸能界でプロデューサーとして活躍しており、アイドルとして伝説的な存在へと成長していく星野アイ(ほしの アイ)のこともデビューした頃から知っていた。
当時のアイについて、鏑木は「才能はともかく、育ちの悪い子特有の“自分自身への無頓着さ”があった」と語っている。ところが仕事の都合で劇団ララライという一流の役者が集まる演劇集団を紹介したところ、アイは見違えるほど身だしなみに気を遣うようになり、性格も明るくなっていった。これを見た鏑木は、「劇団の中で良い出会いがあったのだろう」と分析している。

アイはその後も芸能界を駆け上がり、ついには東京ドームでの単独ライヴの開催が決定するが、その直前にストーカーに刺されて死亡。鏑木はアイの夭折とその輝かしい才能が失われたことに心痛めつつも、プロデューサーとして芸能界の人間としての仕事を黙々と続けていった。

星野アクアという素材

アイの死から10数年後、原作付きドラマ「今日は甘口で」の製作に参加。この企画は大手芸能事務所に所属する鳴嶋メルト(なるしま メルト)ら“ろくに演技の練習もしたことのない若手俳優”を主役級の役者として使うことが前提で進んでおり、なんとかこれを番組として成立させるために実力派の若手俳優有馬かな(ありま かな)やベテランスタッフを集めてカバーしようと図る。
それでもメルトたちの下手さは補い切れず、ドラマとしては散々な評価を受けるも、かなが急遽穴の開いた役者の代役として連れてきた無名の若手俳優星野アクア(ほしの アクア)/星野愛久愛海(ほしの あくあまりん)の熱演で最終回に関しては絶賛される。アクアに興味を持った鏑木は、「アイについての話が聞きたい」という彼に、交換条件として恋愛リアリティ番組「今からガチ恋始めます」への出演を要求する。

アクアはこれに応え、「今からガチ恋始めます」でも見事な立ち回りを披露。バッシングに耐えかねた出演者が自殺未遂するというアクシデントこそあったものの、番組は成功裏に終わる。
鏑木はこの結果に満足すると同時、アクアの芸能人としての素質にも目をつけ、約束通り彼に自分の知る星野アイの情報を教えると共に2.5次元舞台「東京ブレイド」への出演を打診。鏑木の能力と人脈を評価したアクアも、彼との縁を手放すべきではないと判断し、これを承諾する。

2.5次元舞台の一幕

2.5次元舞台「東京ブレイド」では、予算も裁量も十分なものを与えられたのか「良いものを作ろう」との気概を抱き、アクア以外にもかなたち実力派の若手俳優を現場に送り込んでいる。この時、「今日は甘口で」で劣悪な演技を見せたメルトも採用しており、「他はともかく、彼についてだけは何を考えて採用したのか分からない」と現場から指摘されている。
しかしメルトは、「今日は甘口で」での自分の演技がどれだけひどいものだったかを自覚して反省し、今さらながら演技の練習に励むようになっていた。鏑木は「今のメルトを同世代の一流役者と一緒に練習させれば、さらに化けるかもしれない」と考えており、彼を採用したのもこれが理由だった。

アクアやかなからも「実力的に十分とはとても言えないが、少なくとも別人のように真面目になった」と驚かれたメルトは、彼らからのアドバイスも素直に受け入れて成長。演技力という点では足を引っ張る立場のままだったが、下手なりに観客も唸らせるほどの熱演を見せ、鏑木の期待に応えた。
2.5次元舞台「東京ブレイド」は大いに盛り上がったまま千秋楽を迎え、アクアやかな、メルトといった若手俳優たちはそれぞれに新たな仕事に取り掛かる。鏑木はプロデューサーとして、その後も彼らと関わっていくのだった。

鏑木勝也の関連人物・キャラクター

星野アイ(ほしの アイ)

伝説的なアイドル。鏑木はデビューした頃から彼女のことを知っており、当時のアイのことを「育ちの悪い子特有の“自分自身に対する無頓着さ”があった」と分析している。

renote.net

有馬かな(ありま かな)

子役時代から芸能界で活躍してきた実力派の若手俳優。現在は仕事を干され気味。
周囲に合わせた演技をする能力に長け、鏑木はこの点を「製作する側にとってこれほど使いやすい俳優はいない」と非常に高く評価している。

renote.net

星野アクア(ほしの アクア)/星野愛久愛海(ほしの あくあまりん)

若手俳優。生前のアイについての情報を集めており、鏑木に近づく。鏑木はアクアの将来性に期待しており、情報を教える交換条件として彼を様々な番組に出演させている。

renote.net

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