星野アクア/星野愛久愛海(推しの子)とは【徹底解説・考察まとめ】

星野アクア(ほしの アクア)とは、【推しの子】(おしのこ)の登場人物で、伝説的アイドル星野アイの息子にして母の仇を追う少年。アクアは通称で、本来の名は愛久愛海。アイの担当医だった雨宮吾郎が転生した存在でもある。
成人男性としての知識と人格を持つため、精神的には老成している。前世の頃からアイの熱烈なファンで、その息子として生まれ変わった後は彼女を母として敬愛する。アイがファンに刺殺された後、黒幕が今の自分の父であると推理し、母の仇を討とうと決意。父の正体を突き止めるため、芸能界に踏み込んでいく。

星野アクア/星野愛久愛海の概要

星野アクア(ほしの アクア)とは、【推しの子】(おしのこ)の登場人物で、伝説的アイドル星野アイの息子にして母の仇を追う少年。アクアは通称で、本来の名は愛久愛海(あくあまりん)。アイの担当医だった産婦人科医の雨宮吾郎(あまみや ごろう)が転生した存在でもある。
右目にいわゆるアスタリスク柄の模様が入っているのが特徴で、これは母親のアイ譲りのもの。美貌も母親譲りだが、一方で「父親ではないか」と目される芸能事務所神木プロダクションの代表取締役カミキヒカルにも非常によく似ている。

雨宮吾郎だった頃からアイの熱烈なファンだったが、病院近くに現れた彼女のストーカーを追う中で崖から滑落して命を落とす。奇跡か天命か、アイの息子として生まれ変わった後は、その境遇や自身が生前の記憶や人格を保有していることに困惑するも、母の愛をたっぷりと注がれながら育つ。双子の妹の星野瑠美衣(ほしの るびい)もまた生前の記憶と人格を保有しており、赤ん坊の身でできる限りながら息の合ったコンビネーションで母を助けていった(以降、本記事では瑠美衣をルビーと表記する)。
しかしアイはアイドルとしての躍進を果たす中でファンに刺殺されてしまい、彼女が所属していたプロダクションの社長夫人である斉藤ミヤコに引き取られる。敬愛していた母の死に、ルビー共々衝撃を受ける中、「どうしてただのファンがアイの自宅まで押し掛けることができたのか」との疑問に囚われ、何者かがアイの個人情報をリークした可能性に気付く。

そんなことをする動機がある人間は自分たち兄妹の父以外にいないと考え、その正体を突き止めて母の仇を討つことを決意。素性も分からぬ父を探すべく、アイが生きた芸能界に踏み込んでいく。

星野アクア/星野愛久愛海のプロフィール・人物像

年齢:0歳~4歳(アイが死ぬまで)、16歳(芸能界入り後)

CV:大塚剛央/内山夕実(幼少期)

前世の記憶と人格をそのまま保有しているため、精神的には老成している。産婦人科とはいえ医師免許を持っていたため、他人の傷を見てそれがどの程度危険なものかを即座に見抜く知識を持ち、アイが刺された時は一目で「助からない」と悟って絶望していた。
頭脳明晰で分析能力に長け、使えるものはなんでも使って目的を達成する“大人としての容赦の無さ”を持つ。アイドルや芸能界の裏の面を当たり前のものとして受け入れる一方で、その中で「より良いものを、少しでも見る者に高いクオリティのものを届けよう」と努力する者を見ると多少の無茶をしてでも助けようとするなど、根っこのところはかなりの善人である。

アイのことは理想のアイドルとしても最愛の母としても未だに深く敬愛しており、好みのタイプを聞かれた時も彼女をイメージしている。アクアとしての幼い頃からの付き合いである有馬かな(ありま かな)、芸能界で活動する中で知り合った黒川あかね(くろかわ あかね)などからは好意を抱かれているが、父親探しと母の仇討ちで現在は手いっぱいの状態。
妹のルビーのことはかわいがっており、時折シスコン的な気質を覗かせる。そのルビーの前世が雨宮吾郎が研修医時代に知り合った天童寺さりな(てんどうじ さりな)という少女であることには気付いていない。

星野アクア/星野愛久愛海の来歴・活躍

アイの子供として転生

雨宮吾郎だった頃からアイの熱烈なファンだった。その彼女が双子を妊娠した際に担当医となり、「“推し”が妊娠しているとは」と戸惑いつつも熱心にサポートする。しかしいよいよアイの出産が近づいたある日、産院近くに現れたストーカーを追いかけ、崖から突き落とされていったん死亡する。
その後奇跡か天命か、雨宮吾郎としての記憶と人格を保有したまま、自分が出産させるはずだったアイの子として生まれ変わる。憧れていたアイドルのもっとも近しい人間になったことに困惑するも、次第にその境遇を受け入れ、自分に惜しみの無い愛情を注ぐアイを敬愛するようになっていく。

一緒に生まれた妹の星野瑠美衣(ほしの るびい)もまた何者かの生まれ変わりで、互いに赤ん坊離れした知性を持っていたが、「アイを心配させたくないから、このことは秘密にしよう」と暗黙の了解的に決意。アイの仕事中に自分たちの面倒を見てくれた、彼女の所属プロダクションの社長夫人である斉藤ミヤコ(さいとう ミヤコ)が「アイに子供がいることをバラして小銭を稼ごう」とした際は2人で彼女を脅すなど、自分たちにできる限りで母を守っていた。
この頃、映画監督の五反田泰志(ごたんだ たいし)と知り合って気に入られ、彼の作品に出演する中で天才子役として持て囃されていた有馬かな(ありま かな)とも交流する。アイはアイで、「私の子はヤバイくらいの天才かもしれない」と息子と娘の成長を素直に喜びつつ、2人に良い教育と環境を与えたい一心でアイドルとしてのさらなる躍進を望む。

母の死と復讐の誓い

アイドルとして天才的な才覚を持つアイは、やがて同世代の芸能人の中でもトップレベルに注目される存在へと成長。ついには東京ドームでの単独公演が決定する。しかし、その直前でかつて雨宮吾郎を殺害したストーカーがアイの自宅に押し掛け、「アイドルなのに子供がいるなんてファンへの裏切りだ」と彼女を刺殺。その後犯人も自殺し、被疑者死亡の形で事件は解決する。
最愛の母の死にルビー共々衝撃を受ける中、「産院の時といい、なぜただのストーカーがアイの居場所を突き止められたのか」と思案した末に、彼になんらかの協力者がいた可能性に思い至る。そんなことをする必要がある人間を消去法的に考えていった結果、「自分たちの父親が、アイを亡き者にしようと暗躍していた」という事実に辿り着く。かつての自分自身と“推し”にして最愛の母の復讐のため、アイがその正体を隠し続けた自分たちの父が何者なのかを突き止めることを決意。芸能界の暗部に踏み込んでいく。

ドラマ「今日は甘口で」への出演

アイの死後、ルビー共々ミヤコに引き取られて成長。五反田の下で映像技術を学び、芸能界に本格的に関われる歳になるのを待った。
中学3年生になると、芸能科のある高校への進学を希望する。同じ頃にルビーも独自に芸能界入りを目指し、当初はこれに反対するも、「どこかの変なところに入られるよりは」とアイと同じミヤコの芸能プロダクションに入ることを勧める。

高校ではかなと再会し、当時彼女がヒロイン役を務めていた原作漫画付きドラマ「今日は甘口で」に悪役として出演。これはこの作品の監督が生前のアイと交流のあった人物だったことを知り、彼に近づいて自分の父親かどうか確かめたいというのが理由だったが、やる気のない現場とその中で「せめて自分にできることを精いっぱいがんばろう、原作を愛する人に“このドラマを見てよかった”と思ってもらおう」と奮闘するかなの姿を見て一念発起。五反田の下で学んだ映像技術も利用して出演者たちの奮起を促し、自身の登場する最終回については高い評価を得る。
監督はこれに満足し、アクアを個人的に次の作品に誘う。借りが自分の父ではないことをDNA検査で確認していたアクアが、「アイの生前の交友関係を教えてほしい」と頼み込むと、交換条件として同局の恋愛リアリティショーに参加することを持ちかけられ、これを了承する。

恋愛リアリティショーの明暗

アイの交友関係の情報を得るため、恋愛リアリティショー「今からガチ恋始めます」に出演。ネット配信者であるMEMちょ(めむちょ)や、若手女優の黒川あかねといった同世代の参加者と知り合う。
恋愛リアリティショーは“リアルな恋愛”を売りにしているが、その分出演者へのバッシングがそのまま本人に反映されやすいという危険性のあるものだった。生真面目なあかねは、番組スタッフの求めるまま横暴に振る舞った末に視聴者からの壮絶なバッシングを受け、追い詰められた結果自殺未遂を起こしてしまう。

あわやというところでそれを阻止したアクアは、あかねへのバッシングを緩和するために、出演者たちと力を合わせて「自分たちの仲間であるあかねを責めないでほしい」というメッセージを込めた動画を作成し、これをネットで公開。自殺未遂以来、彼女へのバッシングが下火になっていたことに加えて同情論が巻き起こったことで、あかねは「もう一度番組に出演する」と決意する。
MEMちょたち女性陣から「いっそアクアを落としてしまえ」と囃し立てられたあかねは、彼の好みのタイプがアイであることを知ると、彼女を徹底的に分析。完璧に自分に落とし込んだ“星野アイ”を演じ、アクアを驚かせる。

星野アクア/星野愛久愛海の関連人物・キャラクター

雨宮吾郎(あまみや ごろう)

地方の産院で働く産婦人科医。かつて交流した患者の影響で、アイの熱烈なファンとなった。そのアイが妊娠し、自分が担当医となった際は大いに戸惑うも、近くで接する内に改めて彼女の魅力に惹かれ、「自分が必ず安全に出産させる」と決意する。しかしアイの出産予定日前日、産院近くに現れたストーカーを追う中で崖から突き落とされて命を落とす。
アクアからすると前世の自分自身であり、雨宮吾郎としての記憶も人格も全て引き継いでいる。アクアが自分で調べたところによると死体はまだ見つかっておらず、行方不明扱いとなっている。

renote.net

星野アイ(ほしの アイ)

かつて一世を風靡した伝説的アイドル。雨宮吾郎の“推し”であり、アクアにとっては実の母親。母子家庭に生まれ、その母親にも捨てられ、施設で育ったという境遇の持ち主で、「誰かを愛したい、誰かに愛されたい、だけどその方法が分からない」ことを悩み続けていた。アイドルになったのも、「嘘でも“愛している”と歌い続ければ、それがいつか真実になるかもしれない」との想いが理由である。

アクアの目の前でストーカーに刺されて死亡。彼にとっては理想のアイドルにして最愛の母であり、好みのタイプと聞かれた際はアイのことを思い浮かべている。

renote.net

星野ルビー(ほしの ルビー)/星野瑠美衣(ほしの るびい)

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YOASOBIとは、ボーカルのikuraと作詞作曲のAyaseから成る男女2人組の音楽グループだ。小説を元にした曲作りが特徴。デビューしてわずか1年ほどで年末の紅白歌合戦に出場を果たし、人気アニメ『BEASTARS』の主題歌を担当、ミュージックビデオの再生回数が億を超えるなどの快挙を遂げた。YouTubeのチャンネル登録者数は200万人を超える。1発撮りを行うYouTubeチャンネル、「THE FRIST TAKE」の出場でも大きな話題を呼んだ。

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韓国芸能界・K-POPで活躍する日本人まとめ

韓国芸能界・K-POPで活躍する日本人まとめ

日本でも幅広い世代から高い人気度を誇るK-POPや韓流ドラマ。2016年デビューのガールズグループ「TWICE」に日本人メンバーが3人選ばれたことで、K-POPアイドルを目指す日本人が急増した。韓国の芸能市場にとっても、日本人メンバーの存在は日本進出の大きな足掛かりとなるため重要視されている。またK-POPアイドルに限らず、韓国芸能界で活躍する日本人は多い。

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