アスナ／結城明日奈（SAO）の徹底解説・考察まとめ

素早い突き攻撃を連続で繰り出す細剣術の2連技。

ダイアゴナル・スティング

上下に2発打ち込む細剣術。

シューティングスター

細剣術での突進技。

フラッシング・ペネトレイター

最上位細剣術の一つ。突進して敵を貫く攻撃。敵を貫通するほど高い威力を持つが、十分な助走が必要。

カドラプル・ペイン

レイピアによる4連撃。

ニュートロン

高位細剣スキル。レイピアによる物理2割、聖属性8割の攻撃属性を持った高速5連撃。

スター・スプラッシュ

中段突き攻撃3回→切り払い攻撃の往復を行い、斜めに切り上げた後、上段2度突きを行うという8連撃技。

スターリィ・ティアー

アスナのOSS（オリジナルソードスキル）。星の頂点を突くように繰り出す5連撃技。

マザーズ・ロザリオ

片手直剣ソードスキルであり、11連撃のOSS（オリジナルソードスキル）。前方で突進しながら10連突きを行い、最後の一突きは貫通の即死攻撃を放つ。マザーズ・ロザリオ編にてユウキから受け継いだ技。

アスナの来歴・活躍

「アインクラッド編」

デスゲームと化してしまった「ソードアート・オンライン」（SAO）の中にとらわれたアスナ。当初はエリートの道から落ちこぼれてしまったことに絶望し、ふさぎ込んでいたが、偶然キリトに出会ったことをきっかけに、攻略メンバーとして戦闘に出ることを決意する。のちの攻略の鬼と化したアスナは、剣技に秀でた細剣（レイピア）使いとなり、最強ギルドとなった「血盟騎士団」では副団長を務めるほどの実力者になった。アスナは「閃光」という二つ名で呼ばれ、攻略に情熱を注いでいたが、ゲーム内でキリトに再び出会うことになる。キリトはソロプレイヤーとしてゲーム攻略を進めていたが、一方でアインクラッドの中の森や湖のある階層でのんびりと時間を過ごすこともあった。そんな彼の姿に、キリトはこの世界でもちゃんと生きていると感じ、アスナの気持ちも変化していく。キリトの相棒として共に戦うようになったアスナは、徐々に本来の穏やかな性格へ戻っていき、キリトに惹かれていった。そして第61層にてキリトと結婚するのだった。
ギルド「血盟騎士団」を休み、キリトと共にパーティを組むことにするアスナ。ゲーム攻略を進めるうちに、キリトは「血盟騎士団」の団長であるヒースクリフに疑いを持つ。実はヒースクリフは、「ソードアートオンライン」の開発者であり、デスゲームの計画を実行した茅場晶彦本人だったのだ。第75層にて茅場と戦闘になるキリトだったが、システム上のソードスキルを使ったことで隙ができてしまい、茅場からの攻撃を受けそうになる。その時、アスナがキリトの身代わりに攻撃を受け、「ごめんね、さようなら」と言い残して四散してしまった。自暴自棄になったキリトはアスナのランベントライトを左手に持ち、茅場に攻撃しようとするものの、致命傷を与えられてしまう。と同時にキリトの怒りによってシステム外の現象が発生し、キリトは知覚の加速を自覚。アスナが遺したランベントライトで茅場に止めを刺したのだった。
その後、茅場が用意していた場所でアスナとキリトは3人で会話し、茅場は消えていった。残されたアスナとキリトは抱きあい、お互いの本当の名前を交換。そして最後の時を迎える。
しかし茅場を倒したことでキリトはゲームをクリアしており、2人は生還することになるのだった。

「マザーズ・ロザリオ編」

MMORPG「アルヴヘイム・オンライン」（ALO）の中でSAOでできた友人たちと宿題をしていたアスナは、ゲームに「絶剣」の異名を持つ剣士が現れたという話を聞く。キリトにも勝ったという絶剣に興味を抱いたアスナは、絶剣「ユウキ」に勝負を挑むことにする。ユウキは自らが作り出したオリジナルのソードスキルをかけて、さまざまなプレイヤーと決闘をしていたのだ。ユウキは小柄な少女だったが、接戦の末、アスナは敗れてしまった。しかしユウキに気に入られたアスナは、彼女が所属しているギルド「スリーピング・ナイツ」と共にフロアボスに挑むことになる。そしてアスナとギルド「スリーピング・ナイツ」のメンバーはフロアボスに挑戦し、無事に討伐することに成功。アスナが自分もギルドに加入して良いか尋ねると、ユウキはなぜか辛そうな顔をしてアスナに謝罪し、それ以来ALOにログインすることをやめてしまう。
実はギルド「スリーピング・ナイツ」は、難病などに侵されているメンバーで構成されていた。現実世界のユウキは家族全員を同じ病気で失っており、本人も余命いくばくもない状態だったのだ。ギルド「スリーピング・ナイツ」も、これまでに仲間たちを次々に失っていたため、これ以上仲間を増やさないことを方針としていた。そのことを「スリーピング・ナイツ」のメンバーの口からきいたアスナは、ユウキに直接会うことを決意。そして再び打ち解けたアスナとユウキは、共に時を過ごす。
ユウキの容体が悪化したという知らせを受けたアスナは、ALOにログインしてユウキに初めて出会った場所へ向かった。ユウキがアスナに見せてくれたのは、彼女のオリジナルスキルの「マザーズ・ロザリオ」だった。アスナにスキルを渡し、アスナの膝の上で最期の時を待つユウキ。彼女が最後に目にしたのは、ユウキを見送るために集まってきた数多くのALOプレイヤーだった。自分がこの世に名前を刻めたことを知ったユウキは、涙を流しながらアスナや仲間たちに見送られ、息を引き取ったのだった。

「アリシゼーション編」

アスナは現実世界で襲撃され、行方不明になってしまったキリトを探すうちに「ラース」という組織の研究施設を突き止める。キリトは脳に深刻なダメージ受けており、脳機能を回復させる「ソウル・トランスレーター」と呼ばれる装置に繋がれ、その意識は「アンダーワールド」という仮想世界の中にあった。アスナは総務省の職員を名乗る菊岡誠二郎（きくおか せいじろう）という男から、キリトがいるアンダーワールドが軍事利用のためのAIを生み出す「アリシゼーション計画」を達成するために作られた世界であることを知らされる。アンダーワールドの中では常時時間加速がなされており、人間がダイブしている際の上限が1200倍、現実からの観察可能な上限は5000倍、ハード的な限界は約500万倍だという。
一方、アンダーワールドでは、仮想世界でのキリトの幼馴染であるアリスが完全な人工知能として覚醒していた。そしてアリスを狙う襲撃者たちも、アンダーワールドへスーパーアカウントでログインしており、アンダーワールドは人界軍とダークテリトリー軍での戦争状態になっていた。アスナはキリトを助けるため、スーパーアカウント「創世神ステイシア」としてアンダーワールドにログイン。創世神ステイシアとなったアスナが「神聖術」と呼ばれる魔法のような力で地形を操作したことで、それまで押されていた人界軍は持ち直した。
その後、海外のVRMMOプレイヤーが大量投入されたことによって両軍が混乱した隙にアリスが奪われてしまったが、アスナと同様に女神としてアンダーワールドにログインしたリーファやシノンの働きによって日本のVRMMOプレイヤーも参戦。最終的にアリスを救うことに成功するが、キリトはアンダーワールドからのログアウトが間に合わなかった。そしてアスナもキリトと共にアンダーワールドに残り、仮想世界の中での200年という時を共に過ごすことになるのだった。