ユージオ（SAO）の徹底解説・考察まとめ

ユージオの概要

ユージオとは、『ソードアート・オンライン』シリーズの『アリシゼーション』編のもう一人の主人公。仮想世界「アンダーワールド（UW）」の住人である人口フラクトライトで、主人公・キリトと共にUWの世界を歩んできた青薔薇の剣士である。
優しい心を持った温厚な青年で、UWの人界にあるルーリッド村で幼馴染であるキリトとアリスとともに幼少期を過ごす。しかし3人で洞窟を冒険した際に、アリスがダークテリトリー側に足を踏み入れてしまい、央都の整合騎士に連行されてしまう。さらに本来は現実世界の住人であるキリトも、UWへのダイブ期間の満了に伴いログアウトしてしまった。キリトの記憶を失わされたユージオは、11歳から17歳までの間、アリスを助けられなかったという虚無感に苛まれながら「刻み手」という名の木こりの天職に励むことになる。「刻み手」とは、300年もの間ルーリッド村付近の地力や陽力を吸い続けている悪魔の木・ギガスシダーを伐り倒すというものだった。この世界の住人は生まれながらに天職が決まっており、自身で仕事を選ぶことはできない。
しかし現実世界で脳に深刻なダメージを受けたキリトが再びUWの世界へログインすることになり、記憶がないままユージオはキリトと再会を果たすことになる。キリトに「アインクラッド流剣術」を教わり、ソードスキル「ホリゾンタル」をギガスシダーに打ちこみ続けたユージオは、ギガスシダーを切り倒して自身の新しい天職を選ぶことができるようになった。そしてユージオはキリトと共に、剣士として央都を目指し、アリスと再会することを決意するのだった。

ソードアート・オンライン アリシゼーション（SAOアニメ）のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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『ソードアート・オンライン アリシゼーション』とは、ライトノベル『ソードアート・オンライン』を原作とするアニメである。
キリトは過去に因縁がある死銃事件の実行犯による襲撃を受け、昏睡状態に陥る。キリトが目覚めると、そこは現実世界とそっくりな仮想世界・アンダーワールドだった。彼はそこで出会った少年・ユージオと共に、世界の中心「セントラル・カセドラル」を目指す。
現実世界での極秘プロジェクトと仮想世界での事件がリンクする世界観で、冒険や絆、バトルを描くSFアクション系ファンタジー。

ユージオのプロフィール・人物像

名前：ユージオ
性別：男
誕生日：4月10日
髪：亜麻色
武器：青薔薇の剣

CV：島﨑信長

仮想世界アンダーワールド（UW）の住人である人工フラクトライト。亜麻色の髪と緑色の瞳を持ち、性格は温厚で誠実、それでいて友情に厚い少年である。私服では青い服を身に着けている。家族は両親と兄二人とユージオの五人家族で、キリトとは長い間生活を共にするうちに親友同士になった。
幼少期は人界の北辺ルーリッド村で、幼馴染であるキリトとアリスとともに遊んで日々を過ごしていた。村のはずれにある洞窟でアリスとともに見つけた神器「青薔薇の剣」を秘かに持ち帰ったが、その時点ではレベルが足りず、扱える代物ではなかった。その後、アリスが禁忌目録に抵触したために整合騎士に連行され、キリトもダイブ期間の満了に伴いUWからログアウトしてしまう。キリトの記憶を思い出せないように処置をされたユージオは、その後11歳から17歳になるまで、一人で天職に励むことになるのだった。

ユージオの武器

青薔薇の剣

元々は北の守護竜に認められた者にのみ与えられる竜騎士専用神器だった。その他の財宝と共に長年洞窟内に放置されていたが、幼少期のユージオが持ち出し、保管していた。
優先度は45。北の果ての山脈の永久氷塊と青い薔薇がもとになっており、切り口を「凍結」させる性質を持つ。

ユージオのソードスキル

ホリゾンタル

片手剣ソードスキル。単発水平斬撃技で、真横から繰り出されるソードスキル。

ユージオの来歴・活躍

ルーリッド村での少年時代

ユージオは人界の北辺ルーリッド村で、幼馴染であるキリトとアリスとともに日々を過ごしていた。ある時、アリスが村のはずれにある洞窟で神器「青薔薇の剣」を見つけたため、少しずつ運んで村へ持ち帰り、ユージオが保管することになる。しかしその時点ではレベルが足りず、ユージオに扱える代物ではなかった。その後、アリスが禁忌目録に抵触したために整合騎士に連行され、本来は現実世界の住人であるキリトもダイブ期間の満了に伴いログアウトしてしまう。
10歳の時に与えられた彼の天職は「刻み手」であり、300年の間、地力・陽力を吸い上げ続けている悪魔の樹・ギガスシダーを龍骨の斧で伐り倒すというものだった。この天職は開墾のためにユージオの家に300年もの間受け継がれてきた天職だったため、ギガスシダーはユージオの代で切り倒せるようなものではなかった。ユージオが秘かに抱いていた「剣士になる」という夢は潰えたが、そんなとき、再びUWの世界へログインすることになったキリトに再会。彼との記憶は思い出せないものの、成り行きでキリトともに闇の軍勢を撃退。その経験値によって、ユージオは青薔薇の剣が扱えるようになる。そしてキリトに教えてもらった「アインクラッド流剣術」の秘奥義・ソードスキルのホリゾンタルを青薔薇の剣でギガスシダーに打ち込み続けたことで、一週間と経たないうちに悪魔の樹を切り倒す。こうして「刻み手」の天職の役目を終えたユージオは、次の天職を自ら選ぶ権利を与えられ、キリトともに剣士として央都を目指し、アリスと再会することを決意するのだった

整合騎士になるための修剣士時代

北セントリア修剣学院に入学したユージオは、学院第三席の上級修剣士であるゴルゴロッソ・バルトーの傍付きの初等練士になる。そのため、ユージオはゴルゴロッソが修めているバルティオ流の剣術も習得することになった。1年後、キリトと共に特待生である上級修剣士となったユージオに、ティーゼ・シュトリーネンという少女が傍付きになる。しかしティーゼがキリトの傍付きであるロニエと共に貴族の子息・ライオスとウンベールに汚されそうになったことで、ユージオはキリトとも禁忌目録を破って剣を抜き、ウンベールの腕を切り捨てた。本来であれば人口フラクトライトは決められたルールを破ることはできない。しかしユージオは自らの意思で論理回路の矛盾を乗り越え、人工フラクトライトの限界を超える。ここで、実質的にユージオは最初の高適応性人工知能となった。
大罪人となったユージオとキリトはセントラル・カセドラルに連行される事になるが、2人の前に整合騎士として現れたのは、かつての幼馴染であるアリスだった。しかしアリスは「アリス・シンセシス・サーティ」と名乗り、ユージオのことも忘れてしまっていた。2人はキリトと共にセントラル・カセドラルの地下牢に収監されるが、脱獄し、大図書室に逃げ込む。そこで出会ったカーディナルという少女から、2人はこの世界の最高権力者である公理教会の最高司祭・アドミニストレータや、整合騎士の秘密を知らされる。そして武器の「完全支配術」を与えられたユージオは、アリスを元に戻すため、キリトとともに公理教会に戦いを挑むことになる。

セントラル・カセドラルでの死闘

ユージオはキリトと共に、公理教会を守る整合騎士、ルドリエ・シンセシス・サーティワン、デュソルバート・シンセシス・セブン、ファナティオ・シンセシス・ツーと配下の四旋剣を倒たちを倒していく。さらに、ユージオは単独で憧れの整合騎士団長ベルクーリ・シンセシス・ワンを打ち倒した。しかし最高司祭アドミニストレータによってユージオは記憶を改竄されてしまい、32番目の整合騎士であるユージオ・シンセシス・サーティツーにされてしまう。ユージオはキリトと剣を交えることで正気を取り戻すものの、自身の無力さを痛感することになる。
そしてユージオと同様に自身の力で論理矛盾の限界を超えたアリスも、過去の記憶を取り戻していた。ユージオは記憶の戻ったアリス、キリトと共にアドミニストレータと対峙する。ユージオは消滅寸前のカーディナルの力によって自らを剣と化し、アドミニストレーターに立ち向かった。アドミニストレータの片腕とレイピアを破壊するも相討ちとなり、ユージオは致命傷を負う。最期の力で青薔薇の剣と自分の血液をリソースとしてその姿を「赤薔薇の剣」に変えたユージオは、絶望していたキリトに立ち上がる力を与える。ユージオはキリトへ「僕の親友。僕の英雄」との言葉を残し、キリトの持つ黒い剣に「夜空の剣」という名前を与え、死亡した。キリトはユージオの想いを引き継ぎ、赤薔薇の剣でアドミニストレータを倒すものの、彼の死による自責の念はキリトの心を苛み、その後のキリトの心神喪失状態をもたらしてしまう。

しかしその後、ユージオの残留意識が青薔薇の剣に宿っていることが判明。ユージオの意識は残された者たちに力を与え、心神喪失状態になっていたキリトをも再び立ち上がらせることになる。
そしてUW編の異世界戦争でのラスボスであるガブリエル・ミラーを倒すのを見届け、彼の魂はキリトの元から去っていったのだった。

ユージオの関連人物・キャラクター

キリト／桐ヶ谷 和人（きりがや かずと）

本名は桐ヶ谷和人。本作の主人公で、黒髪黒瞳の少年。SAOクリア当時は16歳だった。
幼少期に実の家族を亡くし、母親の妹である桐ヶ谷家に引き取られる。桐ヶ谷家の実子ではないことを知ってから他人と関わることを避けていた。その後、フルダイブ型VRMMORPGである「ソードアート・オンライン（SAO）」をプレイし後のSAO事件に巻き込まれることとなる。その後、デスゲームと化してしまったSAOのクリアに大きく貢献した英雄キリトとして生還。SAO事件の事情聴取担当についた菊岡誠二郎の紹介でラースでの実験に関わることになり、記憶を失った状態でログインしたUWでアリスやユージオと絆を結ぶことになる。

キリト／桐ヶ谷和人（SAO）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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キリトとは『ソードアート・オンライン』シリーズの主人公であり、諸悪の根源であるゲーム「ソードアート・オンライン」の生存者”SAO生還者（サバイバー）”。本名は桐ヶ谷和人（きりがやかずと）。ゲームを攻略する中で立ちはだかる壁を越え、出会いや別れを繰り返すことで1人の人間として成長していった。「ソードアート・オンライン」攻略後も様々なゲームや事件をきっかけに、たくさんの人との出会いと別れを繰り返し、より強い”人”として成長していく。