Undertale(アンダーテイル)のネタバレ解説・考察まとめ

『Undertale』(アンダーテイル)とは、Toby Foxが開発し、2015年に販売されたアメリカ合衆国のコンピューターRPGである。
本作は地上から隔絶された地底世界が舞台の物語である。「誰も死ぬ必要のないRPG」とも呼ばれ、遭遇した敵はすべて、必ずしも倒す必要がないことがこの作品の大きな特徴である。
シナリオ、システム、キャラクター、音楽が高く評価され、多くの人気を獲得した。

『Undertale』(アンダーテイル)の概要

『Undertale』(アンダーテイル)とは、インディーゲーム作者のToby Foxが開発し、2015年9月15日にMicrosoft WindowsおよびmacOS向けに販売されたアメリカ合衆国のコンピューターRPGである。
Toby Foxは2013年にクラウドファンディングで資金調達をし、その後は音楽やシステムなど、ゲームのほぼすべてを一人で制作した。

本作は、地上から隔絶された地底世界(the Underground)が舞台の物語(tale)である。プレイヤーは、モンスターたちの住む地底世界に落ちてしまった「ニンゲン」の子供を操作し、地上に帰るために様々なモンスターと出会い、ふれあいながら冒険を繰り広げていく。本作は「誰も死ななくていいやさしいRPG」とも呼ばれ、遭遇した敵はすべて、必ずしも倒す必要がないことがこの作品の大きな特徴である。

Steamでの売り上げも非常に良好で、2015年では50万本を売り上げ、2015年のベストセラーランキングにもランクインしていて、2016年2月には100万本の売り上げを達成した。
2015年に行われた不特定多数のゲーマーたちによって実施される投票対決コンテスト「GameFAQs」の「Best. Game. Ever.」では、計128本のゲームソフトのうち、有名作品を押しのけて『Undertale』が一位に選ばれたのである。この結果に対してゲーマーたちの間では「納得」だという意見が多かった。
日本でも有志による非公式日本語化パッチが配布されたり、ニコニコ動画やpixivなどで多くの動画やイラストがあげられていて、さらにキャラクターのグッズも発売されるなど、非常に勢いのあるゲームである。
ゲーム系メディア主催のゲーム・オブ・ザ・イヤーをはじめとして、海外・国内問わず複数の年間ゲーム大賞にノミネートされた。

『Undertale』(アンダーテイル)のあらすじ・ストーリー

ある日、主人公は不吉な言い伝えのある山に転落してしまう。
山の地下には、様々なモンスターが住んでいる地下世界が広がっていた。
主人公は、地上へと帰るため、地下世界を冒険することになる。
その中で、主人公は個性豊かなモンスターたちと遭遇する。
スケルトンの兄弟のPapyrusとSans、王国騎士団リーダーのUndyne、科学者のAlphys、Alphysが開発したロボットのMettaton...
モンスターたちとのバトルを乗り越え、無事に主人公は地上に帰ることはできるのか?

『Undertale』(アンダーテイル)の登場人物・キャラクター

主要人物

ニンゲン(The Human)

自分自身が操作するキャラクターで、彼が地下世界に落ちてしまったところから物語は始まる。
落ちた人の名前は自分で変更が可能。

フラウィ(Flowey)

その名前の通り、花の形をしたモンスター。
地下世界に戸惑う主人公にやさしく接してくるが、それは偽善。
すぐに主人公に襲い掛かり、「この世界は、殺るか殺られるかの世界だ」という。

ドリーマー家

トリエル(Toriel)

地下世界で遭遇するモンスターの一人で、Floweyに襲われている所を助けてくれるモンスター。
穏やかで心優しい性格で、読書が趣味。
主人公に地下世界のことを教え、自分の家に住まないかと提案してくれる。

スケルトン兄弟

パピルス(Papyrus)

物語の中で対峙するモンスター。
性格は自信家で、おしゃれが大好き。
王国騎士隊になるため、主人公に襲いかかるが、実は優しい性格のため、非情に徹せられない。
スケルトンの兄弟で、Sansという兄がいる。

サンズ(Sans)

物語で登場するスケルトンのモンスター。
Papyrusとは兄弟であり、Sansは兄にあたる。
地下世界の見張りをしているが、性格はずぼらで、よく居眠りをしている。
主人公に基本的には友好的に接してくれて、助言など主人公を正しい方向に導いてくれる。

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