ハレンチ学園(永井豪)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハレンチ学園』とは、永井豪によるギャグ・学園漫画。『週刊少年ジャンプ』誌上にて1968年から1972年まで連載された。漫画を基にした実写テレビドラマ版・実写映画版・OVA版などがある。連載当時としては過激な性描写と破天荒なストーリーで人気と話題を博し、永井豪の初期の代表作品であるとともに草創期の『週刊少年ジャンプ』を支えた作品として知られた。日本一ハレンチな学校「聖ハレンチ学園」を舞台に、そこに集った常識外れの生徒たちと教師たちが巻き起こす騒動を描いたギャグ・学園・セクシー漫画である。
トックリ先生(トックリせんせい)
ハレンチ女学園の女教師。両乳首をトックリで隠し、股間には酒瓶を着けている。トックリは武器にすることができ、十兵衛に投げつけたシーンがあった。
ドスコイ先生(ドスコイせんせい)
大銀杏にまわしという力士スタイルの女教師で、聖ハレンチ女学園に勤めている。大きなタラコ唇も特徴の1つ。
ゴム長先生(ゴムながせんせい)
聖ハレンチ女学園の女性教師。頭部にゴム長靴を被り、両手にはハイヒールをはめ、白いゴム長靴を履いている。両胸は下駄、股間は草履で隠している。長身の美人にも拘らず、見た目のインパクトが凄いためアイドル的な人気は低い。両手のハイヒールが通信機になるほか、下駄に縄が付いているので投擲武器にすることができる。
おしゃぶり先生(おしゃぶりせんせい)
聖ハレンチ女学園の女教師。見た目はショートカットの美女だが、おしゃぶりを咥えてよだれかけを着け、股間を赤ん坊の人形で隠している。どSキャラクターであることが早々に判明した。
ガマグチ先生(ガマグチせんせい)
聖ハレンチ女学園の女性教師で、股間を首からぶら下げたガマグチで隠している。要領が悪く、彼女がアレキ先生の尻に乗ったことで痔ろうが弱点だと十兵衛に見抜かれてしまった。
月姫先生(つきひめせんせい)
聖ハレンチ女学園の女教師で、ほっかむりをした小さい身体が特徴。常に鼻水を垂らしており、「ゲヘッ」が口癖。第1部にも登場しており、その際はハレンチ学園小学部の生徒役だった。
女子生徒たち(じょしせいとたち)
「女学園」という言葉に惹かれて入学した聖ハレンチ女学園の生徒たち。その正体は1人残らず女装した男子生徒であるが、教師陣は誰もそのことに気がついていない。
聖ハレヤカ学園校長(せんとハレヤカがくえんこうちょう)
山岸兄妹が第2部で最初に入学した学校の校長先生。同学園は、十兵衛の教師デビューの場でもあった。校長先生は自分で責任を取りたがらないタイプの人物で、ヒゲゴジラが大暴れして学園が大混乱状態となった責任を全て十兵衛に押し付けている。
開かずの間のバケモノ(あかずのまのバケモノ)
聖ハレヤカ学園の教師だったが、気が狂って同僚の女先生を食べようとしたことで捕らえられ、学園内の開かずの間に軟禁されていた。学園に乱入したヒゲゴジラによって解放されると、再び大暴れしてマミを襲撃している。その際に十兵衛によって尻を斬られたことで逆上し、学園内を徹底的に破壊した。
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目次 - Contents
- 『ハレンチ学園』の概要
- 『ハレンチ学園』のあらすじ・ストーリー
- 第1部
- ハレンチ大戦争
- 第2部
- 第3部
- 『ハレンチ学園』の登場人物・キャラクター
- レギュラーキャラクター
- 山岸八十八/親分(やまぎしやそはち/おやぶん/演:小林文彦〈テレビドラマ版〉、雷門ケン坊〈映画版第1作〉、小宅まさひろ〈映画版第2作〉、千葉裕〈映画版第3~4作〉)
- 柳生みつ子/十兵衛(やぎゅうみつこ/じゅうべえ/演:児島美ゆき〈テレビドラマ版、映画版第1~3作〉、渡辺やよい〈映画版第4作〉)
- 吉永さゆり/ヒゲゴジラ(よしながさゆり/演:大辻伺郎〈テレビドラマ版〉、藤村俊二〈映画版第1作〉、高松しげお〈映画版第2、4作〉、牧伸二〈映画版第3作〉)
- 炎天家冷奴(えんてんかひややっこ)
- 第1部
- 袋小路/イキドマリ(ふくろこうじ/演:大谷淳)
- 荒木又五郎/丸ゴシ先生(あらきまたごろう/まるごしせんせい/演:井上昭文〈テレビドラマ版〉、小松方正〈映画版第1作〉、近藤博〈映画版第2作〉、世志凡太〈映画版第3作〉)
- 鮎原あゆ子/アユちゃん(あゆはらあゆこ/演:星野みどり〈映画版第1~2作〉)
- マカロニ・キッド/マカロニ先生(マカロニせんせい/演:郷鍈治〈テレビドラマ版〉、宍戸錠〈映画版第1~3作〉)
- パラソル先生(パラソルせんせい/演:桂小かん〈テレビドラマ版〉、由利徹〈映画版第1作〉、林家こん平〈映画版第2作〉、平凡太郎〈映画版第3作〉)
- 山岸の父(やまぎしのちち/演:石井均〈映画版第1~2作〉、庄司玲児〈映画版第3作〉)
- 山岸の母(やまぎしのはは/演:小桜京子〈映画版第1~2作〉、庄司敏江〈映画版第3作〉、福田トヨ〈映画版第4作〉)
- ターちゃん
- フウセン
- 人食い先生(ひとくいせんせい)/亜振(あふり)
- ジルバー先生(ジルバーせんせい)
- ドラキュラ先生(ドラキュラせんせい)
- フランケン先生(フランケンせんせい)
- 五エ門先生(ごえもんせんせい)
- 女の先生(おんなのせんせい)
- セーラーマンらしき先生(セーラーマンらしきせんせい)
- フンドシリボンの先生(フンドシリボンのせんせい)
- 小使い(こづかい)
- ダイナミック牧場(ダイナミックぼくじょう)
- 狼団(おおかみだん)
- 大日本教育センター所長/将軍(だいにほんきょういくセンターしょちょう/しょうぐん)
- 死神重工社長(しにがみじゅうこうしゃちょう)
- 西本アナウンサー(にしもとアナウンサー)
- デロリンマン
- 校長(こうちょう)
- 第2部
- 山岸マミ(やまぎしマミ/演:池田ひろ子〈映画版第2~3作〉、中島真智子〈映画版第4作〉)
- ビクトリア・アレキサンダー/アレキ先生(アレキせんせい)
- トックリ先生(トックリせんせい)
- ドスコイ先生(ドスコイせんせい)
- ゴム長先生(ゴムながせんせい)
- おしゃぶり先生(おしゃぶりせんせい)
- ガマグチ先生(ガマグチせんせい)
- 月姫先生(つきひめせんせい)
- 女子生徒たち(じょしせいとたち)
- 聖ハレヤカ学園校長(せんとハレヤカがくえんこうちょう)
- 開かずの間のバケモノ(あかずのまのバケモノ)
- 必殺医院院長(ひっさついいんいんちょう)
- アレキサンダー将軍(アレキサンダーしょうぐん)
- 四浦雄一郎(しうらゆういちろう)
- 第3部
- スパゲッティ・ジェーン
- 子森先生/ねんねこ先生(こもりせんせい/ねんねこせんせい)
- インフル先生(インフルせんせい)
- 宮本美蔵(みやもとみさし)
- 宮本先生/オッピャイ先生(みやもとせんせい/オッピャイせんせい)
- 土方先生/ナンジャモンジャ先生(ひじかたせんせい/ナンジャモンジャせんせい)
- ホッテン先生(ホッテンせんせい)
- 波太七美/ナミダちゃん(なみだななみ)
- 女神サオリ/女神ちゃん(めがみサオリ/めがみちゃん)
- 葉土らん奈(ようどらんな)
- 思井/ニキビ(おもい)
- 天眼/レンズ(てんがん)
- 『ハレンチ学園』の用語
- 聖ハレンチ学園(せんとハレンチがくえん)
- 聖ハレンチ女学園(せんとハレンチじょがくえん)
- ハレンチ大戦争(ハレンチだいせんそう)
- 『ハレンチ学園』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 実の息子に殺害された山岸八十八の両親
- 鮎原あゆ子(アユちゃん)「自由に!自由に生きようとしただけなのに!」
- 山岸八十八「いくぜ!山岸・十兵衛のなぐりこみだ!」
- 山岸八十八と柳生みつ子(十兵衛)の結婚
- 『ハレンチ学園』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 問題視されたモーレツごっこ
- 「ハレンチ大戦争」で終了するはずだった『ハレンチ学園』
- 大ヒットした実写版『ハレンチ学園』
- 連載終了後にOVA化された『ハレンチ学園』
- 『ハレンチ学園』の主題歌・挿入歌
- 実写テレビドラマ版主題歌:河崎いち子とヤング・フレッシュ「ハレンチ学園ソング」
- 実写映画版主題歌:モラル・マイナス・ワン「ズビズビ・ロック」
- OVA版主題歌:卯輪茶「OK!!ハレンチ学園」