42~世界を変えた男~(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『42~世界を変えた男~』とは、2013年にアメリカで制作された野球映画。白人選手だけで構成されていたブルックリン・ドジャースに黒人選手として初めて入団したジャッキー・ロビンソンがチームメイト、観客、マスコミ、審判を敵に回す中、渾身のプレイを続けて周囲を変化させていく姿が感動的に描かれていく。
ジャッキー・ロビンソンを『ブラック・パンサー』で知られるチャドウィック・ボーズマンが演じ、ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーのブランチ・リッキーをハリソン・フォードが演じた。
日本語吹き替え:野沢聡
いつもひとりでシャワーを浴びているジャッキー・ロビンソンに声を掛けたブルックリン・ドジャース所属の野球選手。
フィラデルフィア・フィリーズの監督
ベン・チャップマン(演:アラン・テュディック)
フィラデルフィア・フフィリーズの監督。
1947年4月22日、ブルックリン・ドジャースとの試合において、ジャッキー・ロビンソンに対して耳を覆いたくなるような暴言を浴びせていた。
しかし、自身の暴言がブルックリン・ドジャースの選手やロビンソンに冷淡だった白人客の反感を買った。
1948年のシーズン終了後に監督を解雇されてしまう。
新聞記者
ウェンデル・スミス(演:アンドレ・ホランド)
日本語吹き替え:小森創介
黒人で初めてメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの活躍を見守る新聞記者。
メジャーリーグコミッショナー
ハッピー・チャンドラー(演:ピーター・マッケンジー)
メジャーリーグの第二代目コミッショナー。
『42~世界を変えた男~』の用語
『42~世界を変えた男~』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
ブランチ・リッキー 「やり返さない勇気を持つことだ」
ピー・ウィー・リース 「明日は全員で背番号42を着けるか。そうすれば見分けがつかない」
ピー・ウィー・リースの地元オハイオ州シンシナティで行われた試合で、ジャッキー・ロビンソンとグラウンドでピー・ウィー・リースは肩を組んだ。
「明日は全員で背番号42を着けるか。そうすれば見分けがつかない」と言う。
『42~世界を変えた男~』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
ハリソン・フォードの出演を希望していなかったブライアン・ヘルゲランド監督
映画『42~世界を変えた男~』で監督を務めたブライアン・ヘルゲランドは当初、ハリソン・フォード出演を希望していなかった。ジャッキー・ロビンソンを演じていたのは出演当時は無名の俳優チャドウィック・ボーズマンであったため、「有名俳優ハリソン・フォードが出演すればジャッキー・ロビンソンの物語に没頭してくれないから」とヘルゲラン度監督は思っていた。
しかし、映画の脚本を読んだハリソン・フォードからヘルゲランド監督に「ぜひ会いたい」と電話が入った。
ハリソン・フォードは「今回の映画ではハリソン・フォードという人間を消したい」とヘルゲランド監督に熱く語り、ブランチ・リッキーのように見た目や動き方も変えたいと伝えた。
ハリソン・フォードの熱意に動かされたヘルゲランド監督は彼の出演を決めたが、「ハリソン・フォード以外にブランチ・リッキーが合う俳優はいない」と言わしめるほどであった。
メジャーリーガー全員が背番号42を着ける日
映画のタイトルになっている『42』は、黒人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの背番号42である。毎年4月15日、メジャーリーグの全選手が敵と味方の区別なく背番号42を着ける。ジャッキー・ロビンソンの背番号42はメジャーリーグで永久欠番となっている。
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目次 - Contents
- 『42~世界を変えた男~』の概要
- 『42~世界を変えた男~』のあらすじ・ストーリー
- 『42~世界を変えた男~』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- ジャッキー・ロビンソン(演:チャドウィック・ボーズマン)
- ゼネラルマネージャー
- ブランチ・リッキー(演:ハリソン・フォード)
- ジャッキー・ロビンソンの妻
- レイチェル・ロビンソン(演:ニコール・ベハーリー)
- ブルックリン・ドジャースの関係者
- レオ・ドローチャー(演:クリストファー・メローニ)
- ピー・ウィー・リース(演:ルーカス・ブラック)
- ラルフ・ブランカ(演:ハミッシュ・リンクレイター)
- フィラデルフィア・フィリーズの監督
- ベン・チャップマン(演:アラン・テュディック)
- 新聞記者
- ウェンデル・スミス(演:アンドレ・ホランド)
- メジャーリーグコミッショナー
- ハッピー・チャンドラー(演:ピーター・マッケンジー)
- 『42~世界を変えた男~』の用語
- 『42~世界を変えた男~』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
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- ハリソン・フォードの出演を希望していなかったブライアン・ヘルゲランド監督
- メジャーリーガー全員が背番号42を着ける日
- 実在の人物を3度演じているチャドウィック・ボーズマン
- 『42~世界を変えた男~』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Mark Isham 「Jackie Robinson」
- 挿入歌:Mark Isham 「He's Coming」