キングダム第2シリーズのあらすじ・ストーリーまとめ【KINGDOMネタバレ解説】

『キングダム』のアニメ第2シリーズでは主人公の信と同じく若い将が武勲を上げており、次代の大将軍を目指して躍動する。中でも信と同じ時期に臨時千人将に任命された蒙恬、王賁の2人とはライバル関係になり、信は競うようにして武功を重ねていく。

第18話 「激突!」

決戦の地・流尹(るい)平野へと到着した両軍。此度の戦で蒙驁(もうごう)軍の副将を務める二人の武将、桓騎(かんき)と王翦(おうせん)、この二人を率いた蒙驁は穏やかな中にも決意を秘め、長年の敵である廉頗(れんぱ)に挑む。対する廉頗も共に激烈な戦場を戦い抜いてきた四天王を従え、激突のときを待つ。その顔には余裕の笑みを浮かべ自信と闘志が満ちあふれていた。そして両軍の陣形が整うと、ついにその第一陣が激突する。

出典: riksblog.fool.jp

魏軍の総大将は廉頗に非ず白亀西なり。
お飾りの総大将に祭り上げられ、味方特に廉頗四天王から言われたい放題の白亀西。
必死で聞こえないふりしているのが涙ぐましい。

意外な効果。
廉頗が総大将じゃない、というのは秦国軍に取っても意外。
それ以上に面倒でもあります。
総大将じゃない=所在が分からない訳で把握しづらい。

出典: riksblog.fool.jp

測ったようにここに攻めてくるのは暗殺の当事者である輪虎。
動きが悪い=急増部隊と見切って的確に攻めてくる。
やがて対峙した王賁と輪虎。

第19話 「玄峰の奇策」

戦の序盤、勢いで勝っていた秦国軍。第一陣で急造の千人隊は統率がとれず徐々に押し込まれていく。それは玉鳳隊(ぎょくほうたい)も同様であり、その隙を狙った輪虎(りんこ)が王賁(おうほん)に襲いかかる。王賁はひるむことなく輪虎に果敢に打ち込むが捕えることはできない。第一陣の苦戦を見た秦国軍は第二陣を送り込むも、次々と崩されてしまう。しかし、その中で飛信隊(ひしんたい)だけは怒とうの攻撃をみせる。

王賁の槍使いは既に達人の域なのに。
そんな彼の攻撃すらかわして逆撃を加える輪虎。
更に廉頗の第二陣として玄峰が襲いかかる。

狙われた急増千人隊。
既に秦国軍の第一陣は二千の損害を出してしまった。
おまけに王賁まで負傷しては逃げるしか無さそう。
ここに応援に駆けつけるのが飛信隊を含む第二陣。

廉頗軍は強く、常に秦国軍の先手先手を取ってくる。
煙幕で散り散りになり、弓矢で消耗させられたあとに間髪入れず戦車。
第二陣も…更に言えば飛信隊もそうは持たない。
しかしこの状況で羌瘣が「我に策あり」と言い出した。

第20話 「飛信隊逆襲」

出典: gyao.c.yimg.jp

飛信隊(ひしんたい)の活躍により一時は勢いを取り戻したかに見えた秦国軍。しかし魏国の第二陣を率いる廉頗(れんぱ)四天王の一人・玄峰(げんぽう)の策により辺り一面が煙に覆われると、突然のことに混乱する秦国軍は敵の弓兵になすすべもなく、さらに煙の中から現れた装甲戦車に脅やかされていく。そんな中で唯一飛信隊(ひしんたい)は敵の策を見抜いて逆にかく乱し、さらにこの状況を打開すべく強行突破で敵本陣へと迫る。

羌瘣の策も読まれていた。
音には音で撹乱だ!→複数の鐘を用意していた。
この煙を逆用して奇襲だ!→動き読まれて矢の雨、そして馬防柵で分断。
戦いは常に二手三手先を読むものという考えを体現したかのような玄峰。

ここで王賁が救援に駆けつけてこなかったら信は死んでいた。
煙幕を迂回して音術隊を一個一個撃破してやって来たので察知されずに済んだそうで。
ちょうど信とは逆の慎重策でここまでやって来たと。

有難い反面、手柄を取られてなるものかと再び燃え上がった信。
勢いを取り戻した信は王賁と競うように突撃を再開。
今一番勢いのある若手千人将二人には流石に玄峰も手を焼くか…と思ったら戦わない。

味方は進み、敵は引いた。
形の上では秦国軍の勝利…そんな訳あるか!と信が一喝。
煙幕が晴れると味方の死屍累々。
初戦は完全に秦国軍の完敗だった。

第21話 「盗賊対軍略家」

反撃に出た飛信隊(ひしんたい)と玉鳳隊(ぎょくほうたい)だったが、秦国軍を壊滅させた玄峰(げんぽう)は早々に退却してしまい、秦国軍は大敗を喫してしまった。一方、秦国軍の副将・桓騎(かんき)は廉頗(れんぱ)四天王の一人・介子坊(かいしぼう)と交戦していた。桓騎の奇襲に苦しめられた介子坊は、やむなく玄峰と将を交代することに。隠されていた桓騎本陣を当てた玄峰。そんな玄峰の本陣に突然、桓騎が姿を現した。

出典: riksblog.fool.jp

桓騎軍と相対したのは廉頗四天王の一人介子坊。
彼は良く言えば正統派、悪く言えば融通の聞かない典型的な軍人。
正面突破の破壊力は凄まじいが搦手には弱い。
という事でスーパーバイザー・玄峰が参戦。

敵は部隊を小分けしてゲリラ戦を行っている。
つまり兵力を分散している訳で、一挙に手薄な本陣を突けば勝てる。
分かっているがその本陣が分からない。
ところが玄峰は敵の出現位置から本陣を割り出した。

まともな戦闘になれば「廉頗に匹敵する」介子坊の敵じゃない。
例によってあとは悠々と経過を見守る玄峰。
しかし彼にも見落としがあった。
何と桓騎自ら伝令に化けて玄峰の本陣に近づきバッサリ。
軍人の形にはまらない盗賊のやり方には玄峰も一本取られた形となった。

第22話 「蒙恬の提案」

秦国軍副将桓騎(かんき)が敵将玄峰(げんぽう)を討ち取ったという報告が届いた。信(しん)は桓騎に続き敵将・輪虎(りんこ)を討ち取ろうと闘志を燃やす。しかし、蒙恬(もうてん)は今の戦い方では到底太刀打ちできないと語る。なぜなら輪虎はかつて秦国六大将軍の王騎(おうき)に一太刀浴びせたこともある強者で、今回はまだ本気を出していないというのだ。輪虎を倒すため、蒙恬は信と王賁(おうほん)にある提案をする。

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王賁(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

王賁(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

王賁(おうほん)は、『キングダム』に登場する秦国の武将で、幼少期から軍事教育を受けたエリートのみで構成される、玉鳳隊の隊長である。また、王賁は長年槍使いとして鍛錬を重ねてきた、槍使いの達人でもある。秦国大将軍・蒙驁(もうごう)の右腕的な副将である王翦(おうせん)将軍を父に持つ。秦国六大将軍・王騎(おうき)も属する王一族の本家筋の出である。自身の出自に誇りが強く、下人の出である主人公の信(しん)の事を見下している事が多いが、信と楽華隊隊長・蒙恬の同世代の武人と互いに競い合って成長している。

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キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ

キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ

『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。

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