オギコ(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

オギコとは『キングダム』に登場する武将で、桓騎(かんき)軍の千人将である。桓騎は秦国大将軍・蒙豪(もうごう)の副官であるため、秦国軍の中でも重要な千人将の一人という事になる。秀でた統率力もなく知略は低いオギコを千人将にしている理由を問われた桓騎は「おもしれぇから」と答えている。野盗出身であるせいか、風貌や素養は他の武将と異なり、常に上半身裸で、モヒカンに後頭部は二つに分けたオサゲという特徴的な出立である。物語中では場面を和ませるギャグ的な描写が多く、オギコは桓騎軍のマスコット的キャラクターである

オギコのプロフィール・人物像

生年月日:不明
血液型:不明
年齢:不明
CV:福山潤
オギコとは『キングダム』に登場する武将で、桓騎(かんき)軍の千人将である。桓騎将軍は元野盗の首領で、その野盗団時代の部下たちを中心に「桓騎軍」を組織しており、オギコはその中の幹部の一人である。桓騎が、秦国大将軍・蒙豪(もうごう)の副官として仕えているため、オギコは秦国軍の千人将の一人に名を連ねているが、野党出身のその風貌や素養は他の千人将とは全く異なる性質の、おバカキャラである。戦の最中でも上半身は裸で、モヒカンに後頭部は二つに分けたオサゲという特徴的な出立と、アニメ版では高い声が特徴。タトゥーはスマイリーフェイスに見えるものが胸に、クワガタの模様が腕に彫ってある。自身のことを「オギコ」と呼ぶ話し方も特徴的である。桓騎軍で一番弓が下手と言われる腕前や、すぐに敵の動きでアタフタしてしまう落ち着きの無さ等、お世辞にも千人将を任されるような能力をもっているようには見えない存在である。桓騎は他の部下に、なぜオギコを千人将にしているのかと理由を聞かれ「面白ぇから」と答えている。物語中では場面を和ませるギャグ的な描写が多く、オギコは桓騎軍のマスコット的キャラクターである。

オギコの武器・技・戦術

桓騎軍で一番弓が下手と言われているオギコ

桓騎軍で一番弓が下手と言われているオギコだが、秦国に趙・楚・魏・韓・燕の連合を組んだ合従軍が攻め入ってきた際、秦国防衛の要である函谷関の上から弓を放ち、自分が放った矢が大軍の中の敵に命中したと喜んだ。オギコは弓が命中した事を桓騎将軍に褒めてもらうため報告し、桓騎もそれに応じたが、周辺の桓騎軍の仲間達は「(これだけ敵がたくさんいるんだから)そりゃ当たるだろ」と呆れ顔を見せている。

騎馬隊を率いる能力は高い

おバカキャラであるが、騎馬を狩る能力と統率力は高い

オギコは桓騎軍の千人将を務めるため、武の力は高いと思われるが、目立った活躍は描かれていない。しかし、千人将を務めている事、常に露出しているその鍛え上げられた筋肉質な体から、他の一般兵を凌駕する武力を持っていると予想できる。キングダム公式ブックのステータスによると、オギコの武力は84と高い数値を示している。これは、李牧軍の三千人将であるカイネ、秦国大王・嬴政(えいせい)と同等の数値である。また、いざ騎馬を駆ると鬼の形相で敵陣へと突撃する様は、敵にとっては脅威である。オギコが率いる千人部隊は、筋肉質ではあるものの線は細い描写で描かれているオギコと違い、巨漢な精鋭が揃っているため、オギコ部隊は強力な武の力を誇ると思われる。

オギコの来歴・活躍

天真爛漫な性格で周囲を屈託なく鼓舞する

天真爛漫な性格で周囲に屈託なく接するキャラクターであるオギコ

オギコは敵に容赦しない残忍な事で有名な桓騎(かんき)軍の中で千人将を務めている。モヒカンヘアー・鼻輪・スマイリーフェイスのタトゥー等、かなり特徴的な容姿をしているため、平地の民と称される秦国の民族とは異なる部族の出身では無いかと想像される。天真爛漫な性格で屈託なく周囲に接するため、おバカキャラではあるが、桓騎軍の中で一番明るい性格をした人物である。頭は悪くとも、その可愛い無邪気な姿が戦場における緊張感を和ませる役割を果たしている。千人将という一軍の指導者には武勇や知力の他に周囲から信頼される能力も必要だが、オギコはその能力からはかけ離れている。しかし、その場を和ませるキャラクターを桓騎は認め、周囲を勇気づける役割を課しているのかもしれない。実際にオギコの明るさや天然さは作中で多くの兵士を元気にさせ、士気向上に役立ち、読者側からも癒されるキャラクターである。

函谷関の戦いでは千人将として壁上防衛隊を率いた

函谷関の戦いでは千人将として壁上防衛を率いる

秦国に趙・楚・魏・韓・燕が連合を組んだ合従軍が攻め入ってきた際、オギコは桓騎(かんき)軍の千人将として、秦国防衛の要である函谷関の上から隊を率い、壁上から弓を放って敵と応戦した。桓騎軍で一番弓が下手と言われているオギコだが、大軍の中の敵に矢が命中したと喜んだ。オギコは矢が命中した事を桓騎将軍に褒めてもらうために、軍を指揮中の桓騎将軍に声をかけ、「見て見て」と大はしゃぎしながら報告した。桓騎も「よくやった」とオギコを褒めたが、周辺の桓騎軍の仲間達は「(これだけ敵がたくさんいるんだから)そりゃ当たるだろ」と呆れ顔を見せた。

井闌車への対抗策を指揮

函谷関にかかった井闌車(せいらんしゃ)に煙玉を投げ込むオギコ

その後も合従軍は秦国を滅ぼさんと函谷関に押し寄せ、オギコは桓騎(かんき)軍の千人将として仲間と共に敵を退け続ける。そこに、魏国軍が巨大な井闌車を持ち出し、函谷関に橋を架けられててしまった。一旦はオギコの上官である桓騎将軍が放った火矢で撃退したものの、魏国は再度、井闌車に水を吸わせた状態で挑んできた。水によって火が付きにくくなった井闌車だったが、桓騎から指示されたオギコの指揮でオギコの部隊は井闌車に油を投げ込み、更に煙玉を落とす事で対抗。火は付いていなかったものの、オギコ達の投げ込んだ煙玉のせいで、数日前に井闌車に火を付けられた魏国軍は大混乱に陥り、実際には火はついていないものの、中にいた魏国兵達は撤収してきてしまう。空になった井闌車に桓騎軍は騎馬で入り込み、函谷関の下に降り立った。そして、目の前にいた魏国兵から魏国の旗を奪取。魏国の旗を掲げて合従軍に内部へ侵入し、奥に居た韓の将軍・成恢(せいかい)を、桓騎に同行していた秦国将軍・張唐(ちょうとう)によって討ち取る事に成功した。

平陽の戦いで重要な伝令役を担った

平陽の戦いで桓騎軍の雷土に対する重要な伝令をおこなったオギコ

平陽の戦いでは、桓騎(かんき)軍の副官である雷土(らいど)が敵兵に囲まれ苦戦していた。そこに雷土軍ではないオギコが突然現れ、雷土の頭を突然掴んだ。驚いた雷土は何事かと怒るが、オギコは桓騎から大事な伝令があると言った。しかし、おバカキャラであるオギコにそんな重要な伝令役を遣わす事があるのかと、雷土は疑った。しかし、オギコのボロボロに傷ついた体に気付き、オギコの「雷土さんのとこに行くのは大変で、ケガしたり途中で敵に捕まるかも知れないって」「でも、敵に捕まっても絶対に何もしゃべらないし、死んでも伝言を雷土さんに伝えることが」「それが出来るのはオギコだけだってお頭に言われてちゃんと来たよ」という言葉で、雷土はオギコの力に気が付いた。雷土が「オギコ、すまねェ」「オレ達は少しお前のことを勘違いしてたみてーだ」「オギコ、それでお頭からの伝言って何だ!?」と言い、オギコの事を見直した。しかし、オギコは「あれ?何だっけ」一旦忘れてしまっていて、再び雷土を怒らせた。オギコが「あ、思い出した」と桓騎からの伝言を伝えた。その伝言は、「雷土に無茶しすぎるな」という内容だった。それを聞いた雷土は、「やっぱお頭はすげーな」と言い残し、軍を引かせる事にした。

オギコの関連人物・キャラクター

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キングダム 運命の炎(キングダム3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。

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カイネ(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

カイネ(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

カイネは『キングダム』に登場する、趙国軍総司令・李牧(りぼく)の側近の女剣士である。騎馬術や剣術を得意とし、李牧の護衛も務めている。李牧には全幅の信頼を寄せ尊敬している。秦国との戦の時に、飛信隊軍師・河了貂(かりょうてん)が戦場を見学している際に、カイネと偶然出会い親しくなった。その後、河了貂とは敵同士として闘う事もあったが、以後も気にかけており、たびたび仲間に引き入れようと誘う。カイネと同じく李牧の配下である傳抵(ふてい)に将来の嫁と呼ばれている。

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蒙毅(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

蒙毅(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

蒙毅(もうき)は『キングダム』に登場する秦国の若き軍師である。祖父は秦国大将軍である蒙豪、父は中華最強を自負する秦国将軍の蒙武、兄は物語の主人公・信と共に切磋琢磨して己の実力で将軍となった蒙恬というエリート軍人一家の出身。突出した武の力を誇るもそれに任せた戦法を取ることが多い蒙武を、知略の面で支えたいと考えて軍師を目指し、秦国軍総司令・昌平君の軍師学校の門を叩く。信と生活を共にする少女・河了貂とは軍師学校の同期で、特別軍師認可を受けている彼女と軍略囲碁でまともに戦えるのは蒙毅だけである。

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王翦(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

王翦(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

王翦(おうせん)とは『キングダム』に登場するキャラクターで、秦の筆頭将軍「白老(はくろう)」蒙驁(もうごう)の副将である。常に兜をつけており素顔は謎に包まれている。非常に高い戦術眼を持ち、知略を用いて戦う。また非常に慎重な人物でもあり、勝てる戦以外はしない主義である。非常に優れた武将であるが「自分が王になる」という強い野心を持っており、その危険な思想を秦国から警戒されている。王翦(おうせん)は、キングダムの主人公信(しん)のライバルである王賁(おうほん)の父親である。

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