録嗚未(キングダム)の徹底解説・考察まとめ
録嗚未(ろくおみ)とは『キングダム』の登場人物で秦国の武将。元は王騎軍第1軍長を務めており、王騎の死後は、それを継いだ騰の配下として力を振るう。王騎、騰に次ぐ王騎軍ナンバー3の実力を持つ。馬陽編では王騎の訃報を聞いて激昂し、万極軍に大打撃を与えた。著雍の戦いで将軍に昇進しており、飛信隊・玉鳳隊と共に魏軍本陣を陥落させるための3主攻の1つを任された。性格は極めて短気で激昂しやすいが情に熱い一面も持つ。そのキャラクターもあってか、騰からイジられることが多い。
録嗚未のプロフィール・人物像
所属:王騎軍第1軍長→騰軍第1軍長→騰傘下筆頭将軍
階級:将軍(36巻)
CV:田尻 浩章
録嗚未(ろくおみ)とは『キングダム』の登場人物で秦国の武将。
『キングダム』は、平民出身ながら天下の大将軍を夢見る少年・信(しん)が、ひょんなきっかけから秦国の王嬴政(えいせい)と仲間となり、共に中華統一を目指す物語である。信は秦国最強の大将軍である王騎(おうき)に出会い、強い影響を受ける。録嗚未は王騎の配下で、第1軍長を務めた。王騎の死後にその副官だった騰(とう)が軍を引き継いだ後も同じ立場で戦い続ける。著雍の戦い開始時点で将軍に昇格しており、騰軍の傘下として戦に参加している。王騎軍は副官の騰のほか、将軍クラスの武将が第1から第5軍長を務める屈強な集団である。その中でも第1軍長を務めた録嗚未は王騎や騰からも信頼を厚く受ける、軍の要となる人物。同じ軍長と比べても率いる兵の数が圧倒的に多く、王騎、騰に次ぐ王騎軍ナンバー3の実力を持つ。馬陽の戦いで、王騎が趙国最強の武将と謳われる龐煖(ほうけん)に敗れ、死亡する。録嗚未はこの時、趙国の万極(まんごく)将軍と対峙しており、王騎の死に際に立ち会えなかった。録嗚未は王騎の訃報を聞いて激昂し、万極軍に大打撃を与えた。著雍の戦いで将軍に昇進しており、飛信隊・玉鳳隊と共に魏軍本陣を陥落させるための3主攻の1つを任された。著雍の戦い後、王賁と共に蒙武軍の援護のため楚国国境へ向かい、毐国編では禍燐軍を迎撃した。鄴の戦いでは騰と共に、列尾を奪取した。
性格は短気で熱くなりやすい熱血漢。万極軍と合戦中だったため、王騎の死に際に立ち会えず、訃報を受けた録嗚未は暴走して万極軍に大打撃を与えた。仲間の同金(どうきん)を討った臨武君に対峙した瞬間、激しく激昂し「そのおかしな頭を切り刻んで、あの世の同金に喰らわせてやる」と暴言を吐いている。著雍の戦いで、難攻する魏軍攻略のため、騰と録嗚未が議論した末に王翦(おうせん)軍に援軍を求めることにまとまるが、信と同世代の武将・王賁(おうほん)がその案を却下し、録嗚未は強く反論した。しかし、その後王賁が3軍による同時奇襲作戦を提案した際にはその作戦を認めるという柔軟さも併せ持つ。王騎の死後軍を率いる騰に対しても「てめぇ」などとタメ口で応対し、時には激しいツッコミを入れる。そのせいか実力者ではあるが、いじられることが多く、騰から死亡イジり・スルーを受けることが多い。騰が王騎のモノマネをした際には録嗚未が必ずツッコミを入れる。
口は悪いが、仲間思いで下の世代を気にかける一面もある。著雍の戦い最終日の突入前には、騰から「この奢雍の戦いはこれからの秦軍を担う若い才能たちが、傑物・呉鳳明(ごほうめい)に挑みその名を中華に響かせる戦いにすべきだ」と王騎の悲願である中華統一を具現化するための一歩だと語られる。「この俺ではなく玉鳳隊と飛信隊の名を知らしめるという乗りが胸クソ悪い」と言いながらも、本陣突入の際、後から来る飛信隊の潰れ役になることがわかっていながら圧倒的な突破力で敵を撹乱するという働きを見せた。武功式では、「信のアホはともかく王賁も五千将止まりだったな」と、口では罵りながらも若い世代の実力を認め、今後に期待する素振りを見せた。什虎の戦いでは仇敵・魏軍と同盟を結ぶことになり自軍の兵士が激しく動揺する中、今は魏軍は秦の味方だと冷静にまとめ上げた。また、敵が魏軍・呉鳳明を狙った際には、友軍として呉鳳明を守るという義理に厚い一面を見せた。
録嗚未の武器・技・戦術
武器は矛を使用する。王騎・騰軍内では最も突破力を持ち、特攻隊として先陣を切ることが多い。日にちごとに計画を立てて戦うことは性に合わず、自分の軍は一度走り出せば止まらないと述べている。合従軍との戦いでは、楚1軍の将軍・臨武君と一騎討ちを繰り広げる。数的に不利な状況だが持ち前の突破力で敵陣を突破し、臨武君がいる所まで辿り着き、矢の名人である白麗が放つ矢を避けながら臨武君に応戦した。その際、「矢が来ることが分かっていればこの録嗚未に当たることはない」と述べている。合従軍編中盤では、録嗚未軍は第2軍長の干央(かんおう)と共に先陣を切るが、禍燐が投入した戦象軍と戦う。初めて対峙する戦象軍に対しても冷静に判断し、戦象を操る指揮者を発見し見事討ち取るという戦いのセンスの高さを見せた。激昂して考えなしに敵と対峙するイメージが強いが、頭の切れる一面も持つ。什虎の戦いでは8万の敵に対して騰軍1万、録嗚未軍1万で挑むという劣勢な状況に言及し、騰に「干央さんと代わって来なさい」と煽られるが、録嗚未は「楽しくなってきただけだ」と笑みを浮かべ、好戦的な一面を見せる。什虎の戦いで騰が捕らえた寿胡王を生かしていることに驚いたことに対して、騰から「お前と違って誰かれ構わず殺めたりはしない」と言われ、「俺も誰かれ構わずじゃねぇよ!」と反論し、無益な殺生はしないが敵には容赦しないという武将らしい一面も見せた。
録嗚未の来歴・活躍
馬陽の戦い
秦国が領土拡大のために隣国の韓に進行している隙を狙い、趙国が侵攻してきたことで馬陽の戦いが始まる。趙国の侵攻が進む中、一国を争う事態を乗り切るため、六大将軍最後の1人にして最強の「秦国の怪鳥」王騎を総大将とし、趙国に迎え撃つ。一方の趙国は趙国三大天の1人である龐煖を総大将として、同じ趙国三大天の李牧(りぼく)と共に秦国に侵攻していた。龐煖は過去に王騎の婚約者を討った因縁の相手で、長年戦から退いていた王騎が総大将を引き受けたのは、婚約者の弔い合戦が目的であった。録嗚未は王騎の軍において第1軍長を務め、2万の兵を率いて参戦した。王騎と龐煖の一騎討ちは一進一退の攻防が続き、両軍は静観を貫いた。王騎の方が実力は上で龐煖の敗北かと思われたが、趙軍の魏加(ぎか)が放った矢が王騎の背中に命中し、その一瞬の隙に龐煖の矛が王騎を貫く。王騎軍の兵と信が必死に王騎を救出し、戦場からの脱出に成功するが、皆に見守られながら王騎は死亡する。録嗚未は趙国の将軍・万極と対峙していたため王騎の死に際に立ち会えなかった。王騎死亡の知らせを受けて暴走し、合戦中だった万極軍に大打撃を与えた。趙国は王騎を討つことが目的であったため、それ以上の侵攻はせず撤退した。
合従軍との戦い
対臨武君戦
王騎の死後、王騎軍の副官であった騰が軍を引き継ぎ、録嗚未はそこでも第1軍長を務めた。秦国が魏国の山陽を奪ったことで各国は秦国の中華統一に対する危機感を覚えていた。秦国の中華統一を阻止し、山陽を取り戻すため、趙国の宰相・李牧の呼びかけで、中華に存在していた国のうち秦国以外の趙国・楚国・魏国・燕国・韓国・斉国が同盟を組み、合従軍が立ち上がった。斉国は秦国の名臣・蔡沢(さいたく)の外交力により離脱し、趙国・楚国・魏国・燕国・韓国の5国の精鋭達が秦国に攻め入り、秦国の首都を守る巨大な門である函谷関を巡った戦いが始まった。騰軍は、武力だけで見れば秦国最強と言われる蒙武(もうぶ)将軍の軍と連合で、5国のうち最大の国土と戦力を持つ楚国と対峙した。録嗚未は騰軍の軍長として戦いに参加する。合従軍戦初戦で騰軍は、楚国1軍の将軍・臨武君(りんぶくん)の軍と対峙する。臨武君は開戦の音頭を任されるほど実力があり、楚国での評判も厚い。騰軍の第5軍長・同金が臨武君に一撃で倒され、録嗚未は第3軍長の鱗坊(りんぼう)と共に同金の弔い合戦として臨武君との戦いに挑む。数的に不利な状況だが持ち前の突破力で敵陣を突破し、臨武君がいる所まで辿り着く。録嗚未・鱗坊が臨武君へと迫る中、臨武君の義理の弟であり楚国随一の弓の達人・白麗(はくれい)が臨武君を守るため矢で応戦し鱗坊を貫いたが、録嗚未は矢を避けながら臨武君に応戦した。しかし、鱗坊を失い臨武君と一騎討ちとなった録嗚未は力及ばず敗北し、落馬して討ち取られそうなところを本陣から駆けつけた騰に救出される。臨武君は大国・楚の将軍であることに絶対的な自信を持っており、王騎の副官であったが故に秦国以外では無名であった騰に負けるはずがないと豪語する。だが、騰は王騎と変わらない実力を持つと本人から評価されるほどの実力を有しており、臨武君は攻撃を一度も当てられず騰からの一撃で敗北する。
対禍燐軍戦
合従軍編の中盤戦、蒙武・騰連合軍対楚軍の戦場では騰と禍燐(かりん)軍が対峙した。禍燐の実力は中華ではあまり知られておらず謎に包まれていたが、楚国の軍総司令官・春申君(しゅんしんくん)もその才能を認めるほどの戦いの天才である。禍燐軍が動き出したことから、録嗚未と騰軍・第2軍長干央の軍が前に出る。敵の戦車隊が動き出すが、録嗚未は砂塵の量が多すぎることに気付く。禍燐の狙いを測ろうとしていると、地響き音が鳴り響き煙幕が晴れると目の前に戦象が登場した。中華で初めて戦場に投入される戦象を前に録嗚未・干央軍は狼狽える。長い鼻と巨大な足で兵を踏み潰していく戦象に対して、刀や矛で戦う録嗚未・干央軍は歯が立たず、騰軍本陣の部下達が後退を提案したが、騰は「獣ごときに遅れを取る2人ではない」と2人の戦いを静観した。録嗚未は、象が隊の動きをしていることに気付き、指揮官を見つけ出す。指揮官を討とうとした録嗚未は、敵が張った罠に引っかかり馬から投げ出され、戦象の足に踏み潰されそうになるが、上手く敵の乗り場に乗り込み指揮官を討つ。しかし、戦象はただの目眩しであり、戦象が退いた直後に騰軍は楚軍に包囲され危機に陥る。騰は急遽、若手の武将の中で最も実力のある王賁と蒙恬(もうてん)を五千人将に抜擢し、左右の軍の指揮を任せるという作戦をとる。それは同時に録嗚未・干央軍を見捨てる作戦であった。王賁と蒙恬は騰の期待以上の働きを見せ、騰軍は絶滅を免れる。さらに、絶望的な状況下で録嗚未・干央軍は包囲網を脱出し、禍燐を背後から急襲する活躍を見せる。しかし、禍燐にとっては騰に仕掛けた包囲網さえ囮で、禍燐が内密に向かわせていた兵が函谷関裏側に攻め入り陥落寸前となった。だが、函谷関脇の山間部で燕国と対峙していたはずの王翦が現れ、見事禍燐軍を撃退し函谷関陥落を阻止する。これにより、秦国は函谷関防衛戦に勝利した。
著雍の戦い
合従軍と秦国の戦いが秦国の勝利で終結したのち、山陽を取り戻せなかった李牧と春申君は秦国が中華に侵攻しにくくなるように国境を書き換えていた。その結果、山陽の先にある著雍が秦国の中華統一を塞ぐ要所となっており、著雍を巡って秦国と魏国の戦いを始める。この戦いの開戦時には録嗚未は将軍に昇進し、総大将となった騰の傘下として参戦した。魏国最強の戦略家・呉鳳明と魏国最強の武将・魏火龍が参戦したことにより著雍攻略は難航しており、騰や録嗚未は近くの戦場で戦う王翦軍に援軍を要請することを検討していた。しかし、援軍として到着した王賁が王翦軍から援軍を受けることに反対する。代わりに王賁が考えた作戦は軍同士の連携を取らずに同日同刻に敵軍を攻めるというもので、突破力があり独立して動ける軍として3主攻の1つを、王賁が率いる玉鳳隊、信が率いる飛信隊と共に録嗚未軍が任された。録嗚未は魏火龍との対戦がなかったということもあるが、玉鳳隊と飛信隊が3日かけてギリギリで敵陣に到達する中、約束の日時に半日で到達するという圧倒的な実力を見せた。録嗚未は決戦前夜に騰から「この奢雍の戦いはこれからの秦軍を担う若い才能たちが、傑物・呉鳳明に挑みその名を中華に響かせる戦いにすべきだ」と語られている。王賁はその期待に応えて見事伝説の魏火龍・紫伯に勝利し、信も凱孟を突破し、作戦決行に向けて本陣を目指す。録嗚未は「この俺ではなく玉鳳隊と飛信隊の名を知らしめるという乗りが胸クソ悪い」と言いながらも突入時には、後からくる飛信隊に道を開けるため先陣を切り敵を撹乱するというつぶれ役を買って出た。録嗚未・王賁が道を切り開き、飛信隊が本陣を討ったため建て直しが効かなくなった魏軍は撤退し、秦国が勝利した。
什虎の戦い
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陽(キングダム)の徹底解説・考察まとめ
陽(よう)とは『キングダム』に登場する秦国の宮女であり、秦国大王・嬴政の正妻・向の親友である。武家の出身であるため、宮女であるにも関わらず国内外の戦争情勢については、大王の正妻である向より詳しい。向が嬴政の正妻となる前から向の事を支え続け、向が嬴政の子を身篭った時には自分の事のように喜んだ。向が剣で重傷を負わされ際には、自らの処罰を顧みず嬴政に向の治療を直談談判に訪れ、向の命を救っている。また、向と向と嬴政の娘である麗の命を狙った反乱軍から自らが盾となって2人を逃すなど、強い行動力を持っている。
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李信(キングダム)の徹底解説・考察まとめ
李信(りしん)とは『キングダム』の主人公で、戦争孤児で幼い頃から下僕として働き、一緒に働いていた漂(ひょう)と共に天下の大将軍になるという目標を達成するために、日々鍛錬を積んで育った少年。その後、漂が秦王贏政(えいせい)の影武者として命を落とすと、漂の分まで天下の大将軍になる目標を達成するため、戦場を駆け回り数々の武功を上げる。駆け出しの頃から「信」(しん)と名乗っていたが、将軍になるためには性が必要だったため、李信と名乗るようになった。
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蒙驁(キングダム)の徹底解説・考察まとめ
蒙驁(もうごう)とは『キングダム』に登場する武将で、「白老(はくろう)」の愛称で親しまれている秦国の大将軍である。将軍として際立った実力は無いが、人望が厚く、野盗出身の桓騎(かんき)や「自らが王になる」と野望を持っているため危険人物とされる王翦(おうせん)を副官として従えている。大将軍・蒙武(もうぶ)の父であり、楽華隊(がくかたい)隊長・蒙恬(もうてん)の祖父でもある。蒙驁は山陽(さんよう)攻防戦では総大将を務め、魏国大将軍・廉頗(れんぱ)に勝利した。
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嬴政(キングダム)の徹底解説・考察まとめ
嬴政(えいせい)とは『キングダム』に登場する若き王で、後の秦の始皇帝である。若くして大王としての風格を纏う。400年続く戦乱の時代に誰もが成し得なかった中華統一を達成する事で、戦乱の世を終わらせようとしている。幼少時代は人質の子として趙国(ちょうこく)で育った。大王即位後も王弟・成蟜の乱で王宮を追われた王宮を奪還するため、主人公の信と出会い、信の「大将軍になる」という夢と共に、お互いが思い描く夢を成し遂げる事を誓い合いって、中華統一を目指す。
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輪虎(キングダム)の徹底解説・考察まとめ
輪虎(りんこ)とは『キングダム』に登場する武将で、趙国三大天の一人である廉頗(れんぱ)の側近の一人である。廉頗の側近は輪虎の他に介子坊(かいしぼう)・姜燕(きょうえん)・玄峰(げんぽう)といった名だたる将軍の顔ぶれとなっており、それらは「廉頗四天王」と呼ばれている。趙国の大将軍であった廉頗は、輪虎をはじめとする「廉頗四天王」と共に魏国へと亡命し、魏国へと進行してきた主人公の信(しん)達の居る秦国軍と激戦を繰り広げた。輪虎はその戦の中での山陽の戦いで、信との一騎打ちに敗れている。
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楚水(キングダム)の徹底解説・考察まとめ
楚水(そすい)とは『キングダム』に登場する、主人公の信が隊長を務める飛信隊の副長。飛信隊入隊前は、郭備隊で副長を務めていた為、複数居る飛信隊の副長達の中でも隊としての豊富な経験を持つ。農民出身者が中心の飛信隊において、元郭備隊の騎馬隊をまとめ上げる等、隊でも重要な役割を果たしている。郭備千人将の戦死がきっかけで飛信隊に加入したが、道半ばで倒れた郭備の事を心の片隅に置いて戦う等、義に厚い人柄。飛信隊に於いても作戦立案から、補給の手配、先陣を切っての突撃等、マルチにこなす事の出来る頼れる存在である。
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カイネ(キングダム)の徹底解説・考察まとめ
カイネは『キングダム』に登場する、趙国軍総司令・李牧(りぼく)の側近の女剣士である。騎馬術や剣術を得意とし、李牧の護衛も務めている。李牧には全幅の信頼を寄せ尊敬している。秦国との戦の時に、飛信隊軍師・河了貂(かりょうてん)が戦場を見学している際に、カイネと偶然出会い親しくなった。その後、河了貂とは敵同士として闘う事もあったが、以後も気にかけており、たびたび仲間に引き入れようと誘う。カイネと同じく李牧の配下である傳抵(ふてい)に将来の嫁と呼ばれている。
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王賁(キングダム)の徹底解説・考察まとめ
王賁(おうほん)は、『キングダム』に登場する秦国の武将で、幼少期から軍事教育を受けたエリートのみで構成される、玉鳳隊の隊長である。また、王賁は長年槍使いとして鍛錬を重ねてきた、槍使いの達人でもある。秦国大将軍・蒙驁(もうごう)の右腕的な副将である王翦(おうせん)将軍を父に持つ。秦国六大将軍・王騎(おうき)も属する王一族の本家筋の出である。自身の出自に誇りが強く、下人の出である主人公の信(しん)の事を見下している事が多いが、信と楽華隊隊長・蒙恬の同世代の武人と互いに競い合って成長している。
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キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ
『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。
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蒙毅(キングダム)の徹底解説・考察まとめ
蒙毅(もうき)は『キングダム』に登場する秦国の若き軍師である。祖父は秦国大将軍である蒙豪、父は中華最強を自負する秦国将軍の蒙武、兄は物語の主人公・信と共に切磋琢磨して己の実力で将軍となった蒙恬というエリート軍人一家の出身。突出した武の力を誇るもそれに任せた戦法を取ることが多い蒙武を、知略の面で支えたいと考えて軍師を目指し、秦国軍総司令・昌平君の軍師学校の門を叩く。信と生活を共にする少女・河了貂とは軍師学校の同期で、特別軍師認可を受けている彼女と軍略囲碁でまともに戦えるのは蒙毅だけである。
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