アーサー・ペンドラゴン(七つの大罪)の徹底解説・考察まとめ
アーサーとは漫画『七つの大罪』に登場する人物である。キャメロット王国の若き王子であり、七つの大罪の1人マーリンの弟子である。リオネス王国奪還の戦いの際、七つの大罪と共闘した。その後は十戒のゼルドリスに王国を乗っ取られ、孤独な戦いを強いられる。単独で王国奪還を試みるも、魔神キューザックの精神支配を受け、自殺させられた。一度は命を落とすものの、マーリンの手により蘇生する。そして封印から解かれた混沌の力をその身に宿し、混沌の王として覚醒する。当初は力を持て余していたが、徐々に力を使いこなしていく。
ディアンヌ
七つの大罪に属する巨人族の女性。マトローナという叔母に当たる武名を轟かせた女巨人を嫉妬から殺した罪により、嫉妬の大罪(サーペント・シン)を背負っている。この罪は、功名心に駆られた人間の手によって仕立て上げられた冤罪であり、彼女自身は争い事が嫌いな優しい性格をしている。強力な魔力と戦闘能力を有しているが、極力相手を傷つけないようにしていた。
アーサーとの関わりはあまり無かった。
キング/ハーレクイン
「怠惰の大罪(グリズリー・シン)」を背負う七つの大罪の1人。キングは作中の多くの場面で使われる通り名で、ハーレクインが本名である。彼はブリタニア大陸に住む5種族(人間、巨人、妖精、魔神、女神)の中の妖精族である。妖精族は「神樹」と呼ばれる巨木を中心に広がる「妖精王の森」に住んでいる。キングはその神樹に選ばれた妖精を束ねる王「妖精王」である。外見は10代の少年であるが、実年齢は1300歳である。
アーサーとの関わりはあまり無かった。
バン
「己の”強欲”がために、王国と友好関係にあった妖精王の森を破壊し”生命の泉”を我が物とし、聖女を殺害した」事により、強欲の大罪(フォックス・シン)を背負う人間の男性。23歳の時に不老不死になった為、若い姿をしているが実年齢は43歳である。性格は我儘であり、1度欲しがったものは必ず手に入れる事を信条にしている。「バンデッド・バン」の異名を持っており、不老不死になってからは「アンデッド・バン」を自称していた。
アーサーとの関わりはあまり無かった。
ゴウセル
「”色欲”から王女を誘惑・姦淫したあげく、残虐な手口で殺害した」罪により、色欲の大罪(ゴート・シン)を背負う。元々は十戒の”無欲”のゴウセルの手によって作られた人形である。本体のゴウセルは魔神王にも影響を与える無欲の戒言を与えられており、この事から魔神王に地獄の牢獄へ幽閉されていた。彼は牢獄の中に在りながら外界との接触を試みる為、自分の恋人を模した人形のゴウセルを作り出した。本体のゴウセル自身が情欲を抱かぬ様に、人形のゴウセルは男性として作られたのである。
アーサーとはあまり関わりは無かった。
エスカノール
七つの大罪の1人で「傲慢の大罪(ライオン・シン)」を背負う男性。普段は気弱で貧弱であるが、太陽が昇る程傲慢になり肉体が筋骨隆々になっていく。それに伴って魔力が増大し、正午に最強の力を発揮する。
マーリンに惚れており、彼女と行動を共にするアーサーに嫉妬心を燃やしていた。
十戒
ゼルドリス
「敬神」の戒言を持つ十戒の統率者。「敬神」の戒言は魔神王に背く者を「神への背徳」と見なし、その者を服従させる能力を持つ。これは魔神王の代理人でもあるゼルドリスにも適応され、彼に背を向けて逃げる者は戒言に掛かってしまう。
メリオダスの弟でもあり、魔神王に背く裏切り者を殺す「処刑人」の顔も持つ。かつてはメリオダスを尊敬していたが、3000年前に彼が裏切って以降は憎む様になった。これはメリオダスの裏切りによって魔神族の統率が揺らぎ、これを機に吸血鬼一族が反乱を起こした事に起因する。吸血鬼一族は魔神王の奴隷として虐げられていた一族である。ゼルドリスには吸血鬼のゲルダという女性の恋人が居り、彼は魔神王の命令で吸血鬼一族を処刑せざるを得なくなった。ゼルドリスは魔神王の命令に背き、ゲルダ達吸血鬼一族を封印する。彼は恋人を殺さない代わりに、2度と会えなくなってしまったのである。こういった経緯もあり、ゼルドリスは兄のメリオダスを敵視していた。またメリオダスが十戒を裏切った事により、ゼルドリスは彼の後任として十戒の統率者となり、重責に晒される事となる。
十戒の統率者ということもあり、魔神王から戒言の他に魔神王の魔力の一部を分け与えられている。
復活後はキャメロットを戒禁の能力で占領し、根城にする。
魔神王に成り替わろうとしたメリオダスはキャメロットへ赴き、ここを拠点としている。メリオダスの魔神族への寝返りを、ゼルドリスは不服としていたが魔神王の命令とメリオダスの「ゲルダが生きている」という情報から彼に従う様になる。以降は「メリオダスが魔神王になった暁にはゲルダを復活させ、自分との交際を認める事」を条件に彼に協力した。
キャメロット城に封印された聖剣エクスカリバーを抜こうとするアーサーと遭遇し、交戦する。一時はエクスカリバーを抜いたアーサーが有利かと思われたが、圧倒的な力で彼をねじ伏せてしまった。
アーサーは、魔神族であるゼルドリスによってキャメロットを奪われ蹂躙された。この苦い経験が後の『黙示録の四騎士』にて、彼を闇堕ちさせる要因となる。
魔神族
赤色の魔神
下級の赤色の魔神。この種の魔神が20年前、妖精王の森を焼き滅ぼした。その後、この個体は不老不死となったバンに殺され、ヘンドリクセンに遺体を回収されている。以降はその血液を用いた「新世代聖騎士」という、人工的に聖騎士を作り出す人体実験に用いられた。
十戒復活以降、同種の個体が複数で再び地上で暴れ始める。ゼルドリスがキャメロット王国を乗っ取った際、王国を蹂躙した。アーサーは単独かつ剣技のみで赤色の魔神を切り伏せている。
灰色の魔神
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目次 - Contents
- アーサー・ペンドラゴン(七つの大罪)の概要
- アーサー・ペンドラゴン(七つの大罪)のプロフィール・人物像
- アーサー・ペンドラゴン(七つの大罪)の装備・能力
- 剣技
- セクエンス
- 聖剣エクスカリバー
- 覚醒 聖剣エクスカリバー
- 混沌の力
- アーサー・ペンドラゴン(七つの大罪)の来歴・活躍
- 誕生
- マーリンとの出会い
- リオネス王国の戦い
- 十戒との戦い
- メリオダスの裏切りと死
- 復活と覚醒
- 続編『黙示録の四騎士』へ
- アーサー・ペンドラゴン(七つの大罪)の関連人物・キャラクター
- 親族
- ケイ
- 七つの大罪
- マーリン
- メリオダス
- ディアンヌ
- キング/ハーレクイン
- バン
- ゴウセル
- エスカノール
- 十戒
- ゼルドリス
- 魔神族
- 赤色の魔神
- 灰色の魔神
- キューザック
- 混沌の力
- キャス
- その他
- ホークママ
- アーサー・ペンドラゴン(七つの大罪)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「はい!!喜んで!!」
- メリオダス達魔神族と戦うシーン
- 自害するシーン
- 「そうだ…私が混沌の王だ!!!」
- 「ただ…みんなに幸せに生きて欲しいだけだ…」
- 「…ありがとう<七つの大罪>あなたたちは私の永遠の目標です!!」
- アーサー・ペンドラゴン(七つの大罪)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- アーサーの元ネタは『アーサー王物語』
- エクスカリバーは2本ある
- アーサー王を題材とした有名作品『Fate/stay night』