ねこねこ日本史(ねこにほ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ねこねこ日本史』とは、漫画家のそにしけんじが、日本の歴史を描いた学習4コマ漫画、および漫画を原作としたアニメ作品。小さな子供でも楽しめる歴史学習漫画を作りたいと考えた作者が、日本の歴史上の登場人物を全て猫にして描いた作品。内容はゆるくてかわいいのだが、意外と史実に添っているところもあり勉強にもなる。小中学生を中心として爆発的な人気を博しており、キャラクターグッズや関連本の販売、アニメ化に映画化など幅広い展開をみせている。

平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した武将で北条政子の弟でもあった。1163年に生まれ、1224年に死没。着物を着て、腰に刀を差した猫として描かれている。

親鸞(しんらん)

鎌倉時代前半から中期にかけて活躍した仏教家。浄土真宗の宗祖とされている。1173年に生まれ、1263年に死没。袈裟を身に着けた猫として描かれている。

九鬼嘉隆(くき よしたか)

戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した武将で大名でもあった。1542年に生まれ、1600年に死没。鎧兜を身に着け、左目に傷のある猫として描かれている。

ねね

戦国時代(室町時代後期)から江戸時代初期、豊臣秀吉の正室だった。1549年に生まれ、1624年に死没。りぼんを頭につけた猿として描かれている。

北条氏政(ほうじょう うじまさ)

戦国時代の相模国の戦国大名・武将として活躍した。1538年または1539年に生まれ、1590年に死没。鼻の下に髭をたくわえ、黒目のない鋭い目をした、烏帽子と着物を身に着けた猫として描かれている。

尾形光琳(おがた こうりん)

江戸時代の画家で工芸家。代表作に『燕子花図屏風』『紅白梅図屏風』『八橋蒔絵螺鈿硯箱』などがある。1658年に生まれ、1716年に死没。着物の袖をたすき掛けにし、筆を持った猫として描かれている。

伊東甲子太郎(いとう かしたろう/いとう きねたろう)

幕末の新選組参謀として有名。1835年に生まれ、1867年に死没。髪の毛を生やし、新選組の法被を着た、目の吊り上がった猫として描かれている。

板垣退助(いたがき たいすけ)

政治家で、自由民権運動の指導者として有名。伊藤博文、大隈重信と並ぶ「憲政の三巨人」の一人。1837年に生まれ、1919年に死没。髪の毛を生やし、スーツに蝶ネクタイを身に着けた猫として描かれている。

芥川龍之介(あくたがわ りゅうのすけ)

小説家。『羅生門』、『鼻』、『地獄変』、『歯車』などの作品で知られる。1892年に生まれ、1927年に死没。やや長めの髪の毛を生やし、着物姿にペンを持った猫として描かれている。

阿倍仲麻呂(あべ の なかまろ)

奈良時代の遣唐留学生。698年に生まれ、770年に死没。小倉百人一首に歌が収録されている。帽子と首輪を身に着けた猫として描かれている。

藤原定子(ふじわら の さだこ/ていし)

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