ねこねこ日本史(ねこにほ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ねこねこ日本史』とは、漫画家のそにしけんじが、日本の歴史を描いた学習4コマ漫画、および漫画を原作としたアニメ作品。小さな子供でも楽しめる歴史学習漫画を作りたいと考えた作者が、日本の歴史上の登場人物を全て猫にして描いた作品。内容はゆるくてかわいいのだが、意外と史実に添っているところもあり勉強にもなる。小中学生を中心として爆発的な人気を博しており、キャラクターグッズや関連本の販売、アニメ化に映画化など幅広い展開をみせている。

片倉小十郎(かたくら こじゅうろう)

CV:三代目パークマンサー
戦国時代から江戸時代前期に実在した人物。1557年生まれ、1615年死没。伊達政宗を主君に持ち活躍した武将。三日月マークを額につけた鋭い目つきの猫として描かれている。

円空(えんくう)

江戸時代前期の修験僧で、仏師・歌人でもある。各地に「円空仏」と呼ばれる仏像を残したことで有名。1632年に生まれ、1695年に死没。山伏のような衣装を身に着け、耳はたれ、大きな目をした猫として描かれている。

高田屋嘉兵衛(たかたや かへえ)

江戸時代後期の廻船業者で海商。1769年に生まれ、1827年に死没。丁髷をつけ、羽織をはおった猫として描かれている。

間宮林蔵(まみや りんぞう)

CV:山下大輝
江戸時代後期の徳川将軍家御庭番で探検家。1780年に生まれ、1844年に死没。太目の眉毛で羽織をはおって、腰に刀を差した猫として描かれている。

千葉周作(ちば しゅうさく)

江戸時代後期の武士・剣術家で北辰一刀流のを作った。1793年(あるいは1794年)に生まれ、1856年に死没。丁髷をつけ、太目の眉毛をしており、袴姿にたすき掛けをして猫として描かれている。

坂上田村麻呂(さかのうえ の たむらまろ)

平安時代の公卿で武官であり、二度征夷大将軍を勤めた。758年に生まれ、811年に死没。鎧兜を身につけ、丸い鼻をして、あごに髭を生やした体格のいい猫として描かれている。

桓武天皇(かんむてんのう)

第50代天皇であり、平城京から長岡京および平安京への遷都を行った。737年に生まれ、806年に死没。烏帽子をかぶり、首輪をした猫として描かれている。

藤原薬子(ふじわら の くすこ)

平安時代初期の女官で、藤原式家の藤原種継の娘。生年不詳。810年に死没。黒髪をたらし、着物を着た、小さな目の猫として描かれている。

清少納言(せい しょうなごん)

CV:大森日雅
平安時代中期の女房で、作家で歌人。随筆『枕草子』の作者。966年頃に生まれ、1025年頃に死没。黒髪をたらし、着物をきた、まつ毛の長い猫として描かれている。

楠木正成(くすのき まさしげ)

鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての武将。1294年に生まれ、1336年に死没。鎧兜を身に着け、いかめしい顔立ちの猫として描かれている。

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