ねこねこ日本史(ねこにほ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ねこねこ日本史』とは、漫画家のそにしけんじが、日本の歴史を描いた学習4コマ漫画、および漫画を原作としたアニメ作品。小さな子供でも楽しめる歴史学習漫画を作りたいと考えた作者が、日本の歴史上の登場人物を全て猫にして描いた作品。内容はゆるくてかわいいのだが、意外と史実に添っているところもあり勉強にもなる。小中学生を中心として爆発的な人気を博しており、キャラクターグッズや関連本の販売、アニメ化に映画化など幅広い展開をみせている。

徳川吉宗(とくがわ よしむね)

江戸幕府の第8代将軍。享保の改革を行った。1684年に生まれ、1751年に死没。黒い大きな目に太目の眉毛をして、烏帽子に着物を身に着けた猫として描かれている。

松平定信(まつだいら さだのぶ)

CV:杉田智和
江戸時代中期の大名。陸奥国白河藩の第3代藩主でもある。寛政の改革を行った。1759年に生まれ、1829年に死没。鼻が高く、低めの顎ひも付きの烏帽子をつけた猫として描かれている。

水野忠邦(みずの ただくに)

江戸時代後期の大名。天保の改革の指導者。1794年に生まれ、1851年に死没。あごに少量の髭を生やし、烏帽子をかぶった猫として描かれている。

新島八重(にいじま やえ〈やゑ〉)

江戸時代末期から昭和初期の教育者、茶道家。同志社創立者の新島襄の妻。1845年に生まれ、1932年に死没。肩で切りそろえた髪の頭頂部に櫛をさし、着物のそでをたすき掛けした、大きな黒目をした猫として描かれている。

柿本人麻呂(かきのもと の ひとまろ)

CV:小野大輔
飛鳥時代の歌人で、三十六歌仙の一人。660年頃 に生まれ、724年に死没。帽子をかぶった、たれ目で鼻の長い猫として描かれている。

鴨長明(かも の ちょうめい/かも の ながあきら)

平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての歌人で随筆家。随筆『方丈記』の作者。1155年に生まれ、1216年に死没。袈裟を身に着けた、鴨の姿で描かれている。

足利直義(あしかが ただよし)

CV:佐々木義人
鎌倉時代末期から南北朝時代初期にかけての武将で歌人。1307年に生まれ、1352年に死没。鎧兜を身に着けた猫として描かれている。

観阿弥(かんあみ/かんなみ)

南北朝時代から室町時代にかけての猿楽師で、能楽の創始者。1333年に生まれ、1384年に死没。帽子と着物を着て、ほうれい線がある、鼻の四角い猫として描かれている。

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