ねこねこ日本史(ねこにほ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ねこねこ日本史』とは、漫画家のそにしけんじが、日本の歴史を描いた学習4コマ漫画、および漫画を原作としたアニメ作品。小さな子供でも楽しめる歴史学習漫画を作りたいと考えた作者が、日本の歴史上の登場人物を全て猫にして描いた作品。内容はゆるくてかわいいのだが、意外と史実に添っているところもあり勉強にもなる。小中学生を中心として爆発的な人気を博しており、キャラクターグッズや関連本の販売、アニメ化に映画化など幅広い展開をみせている。

世阿弥(ぜあみ)

室町時代初期の大和猿楽結崎座の猿楽師。父親である観阿弥とともに猿楽を大成した。1363年に生まれ、1443年に死没。観阿弥と色違いで同じデザインの着物を着て、同じ帽子をかぶった猫として描かれている。

雪舟(せっしゅう)

室町時代に活躍した水墨画家で僧。画聖と呼ばれた。1420年に生まれ、1506年に死没。簡素な着物を着て、耳のたれた猫として描かれている。

塚原卜伝(つかはら ぼくでん)

戦国時代の剣士で、兵法家。1489年に生まれ、1571年に死没。グレーの髪を生やし、袴姿でたすき掛けをした猫として描かれている。

松永久秀(まつなが ひさひで)

CV:大塚明夫
戦国時代・安土桃山時代の武将で、戦国大名。1508年に生まれ、1577年に死没。白い目をして、鼻の下に髭を蓄え、袴姿をした猫として描かれている。

濃姫(のうひめ/のひめ)

戦国時代から安土桃山時代にかけての女性で、斎藤道三の娘であり、織田信長の正室だった。1535年に生まれた。死没の年は不明。黒髪を後ろで1つに縛り、口元から舌をのぞかせたマムシとして描かれている。

甲斐姫(かいひめ)

CV:Lynn
豊臣秀吉の側室の一人、忍城城主・成田氏長の長女。1572年に生まれた。死没年は不明。黒髪に白いハチマキをしめ、鎧を着た猫として描かれている。

井原西鶴(いはら さいかく)

江戸時代の大阪の浮世草子・人形浄瑠璃の作者で、俳諧師。『好色一代男』の作者として有名。1642年に生まれ、1693年に死没。耳はたれ、茶人帽をかぶり、羽織を身に着けた猫として描かれている。

緒方洪庵(おがた こうあん)

CV:中村悠一
江戸時代後期の武士であり、医師。天然痘治療に大きく貢献し、日本の近代医学の祖といわれている。1810年に生まれ、1863年に死没。髪の毛を生やし、たれ目で鼻の長い面長な猫として描かれている。

missy1311
missy1311
@missy1311

目次 - Contents