烏養一繋(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
烏養一繋(うかい いっけい)とは『ハイキュー!!』に登場するキャラクターで、主人公の日向翔陽が所属する烏野高校バレー部の元監督だ。烏野高校を春高全国大会に導いた人物として名を馳せている。コーチを務める烏養繋心(うかい けいしん)の祖父にあたる人物。監督として一時復帰した際には、指導がスパルタだった事から退部者を出してしまう。「名将烏養」と言われ、烏養を目当てに烏野バレー部に入部する者も多かった。しかし、復帰直後体調を崩し、監督をやめる。その後、ママさんバレーをしている人や子供達の指導をしている。
「ゴミ捨て場の決戦」の実現
春高全国大会、烏野は1回戦と2回戦で勝利をおさめ3回戦へ駒を進める。
3回戦の対戦相手は、音駒高校だった。双方の関係者が長年望み続けた“ゴミ捨て場の決戦”が始まる。
一繋は入院中の病室で、子供達や他の入院患者とテレビで観戦していた。
烏野のコーチが紹介されると一繋は「俺の孫」と皆に説明する。
そして相手選手と猫又の紹介アナウンスが入り、「烏野高校は昔からのライバルにあたりますが”勝ちに来た”という烏養コーチに対し、笑顔で”受けて立つ”と返しました。こちらはベテランの風格」と各校の意気込みが流れると、一繋は笑った。
子供達から「師匠もこの大会でたかったんじゃないのか?」と聞かれると「そうでも無えかな。春高のパンフレットに俺の名前は載ってねえが、俺の弟子がコートに居るし、俺の”血”はコートに在る」と答える。
そして、「申し分無し」と言い、今までの事を思い出していた。
繋心の「これは”今”の戦い。こいつらの戦い。でも、俺達だけの力でここに立ってるわけじゃない。それくらいこいつらだってわかってるよ。だから満喫してくれじじい」と言う思いと重なり、試合が開始される。
1プレー1プレーに一喜一憂して試合を楽しんでいた。
1セット目がシーソーゲームとなると一繋は、「音駒は試合が進む程、厄介さが増すチームだ。もたもたしてっと爪が届くぞ」と音駒を分析した。
1セットを先取され、さらに烏野高校の攻撃の起点の1つとなる日向を封じられる事で苦戦するも、チームワークと戦術でこれに対抗。セットカウント2-1で烏野高校が勝利した。
試合後、繋心は猫又と握手をする。そして、一繋もテレビの前で手を差し出す。
長かった因縁の戦い「ゴミ捨て場の決戦」が終わった。
日本代表戦を観戦
2021年の東京オリンピック、元梟谷学園高校の木兎光太郎(ぼくと こうたろう)が影山に「今日こそアルゼンチンを倒すぞ」と言うと「今日はこいつも居ますし」と答える。影山の横には日向が居た。その姿がテレビに映し出されると、武田、繋心と誇らしげな表情で画面を見つめた。
一繋は武田、繋心そして、猫又とリモート飲みをしながらアルゼンチン戦を観戦した。
烏養一繋の関連人物・キャラクター
烏養繋心(うかい けいしん)
一繋の孫で烏野高校バレー部OBの元セッターだ。
現役引退後は、母校である烏野高校のコーチとして活躍し、全国大会へと導いている。
高校や大学での後輩の指導に長けている事、さらには相手の分析も鋭い事もありコーチとしての才能がある。
初めは断り続けたコーチだったが、烏野高校のメンバーに対し、伸びしろのある部員を育てる役にすっかりハマりコーチに就任した。
人脈を駆使し、事前に強豪校のチーム分析もきっちり行い選手達に情報を与えている。
高校時代はスタメンとして1度しかコートに立てなかった。そのため選ばれる側の気持ちをしりつつ、選ぶ側の立場に思い悩みながらも指導者として成長していく。
一繋からも、繋心は指導者に向いていると発言している。
烏養繋心(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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烏養繋心(うかい けいしん)とは『ハイキュー!!』に登場する、烏野高校のコーチだ。全国に名を知られる烏養一繋の孫で烏野高校バレー部OBだ。坂ノ下商店の店長を勤めながら、コーチに就任する。高校時代はコートに立てなかった為、悔しい思いを持ち続けている。そのため選ばれる側の気持ちを知りつつ、選ぶ側の立場で思い悩みながら指導し、指導者として成長して行く。熱心な勉強家で、他チームの分析を得意とし、烏野高校の異才達を教え、導いていく。春高全国大会を実現させ、一繫の悲願である”ゴミ捨て場の決戦”を実現させる。
武田一鉄(たけだ いってつ)
退任した一繋の代わりに、烏野高校の監督を務める事になった。しかし、バレーに関しては素人も為、繋心の力を借りて全国へと導いていく。
部員たちの支援には熱心で、音駒高校に何度も連絡をし練習試合の相手交渉をしたり、指導者探しのために繋心をコーチにするために何度もお店に足を運んだりと熱心に動く。
そのお陰で、東京遠征が実現し東京の強豪グループと何度も練習試合を重ねる事ができ、全国大会出場が叶った。
技術的な面では何も教えられないが、想いを言葉にし選手達を鼓舞する。
武田一鉄(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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武田一鉄(たけだ いってつ)とは『ハイキュー!!』に登場する人物で、烏野高校バレーボール部の監督兼顧問を務めている。烏野高校を全国へ導いた烏養一繫(うかい いっけい)の後任として奮闘するが、バレーに関しては素人で、ルールなどは選手や一繫の孫でコーチを務める、烏養繫心(うかい けいしん)に教えてもらいながら勉強した。誰よりも選手想いで、練習試合や合宿など他校との繋がりを築いていった。現代文の教師をしており、言葉が持つ重みを活かして心に響くような言葉で選手達の士気を高めていく。
猫又育史(ねこまた やすふみ)
「護りの音駒」を作り上げたベテランの監督。
一時期指導から離れていたが復帰して、音駒バレー部を再び全国大会へ導く。
一繋とは中学生からバレーボールを通じて付き合いがあり良きライバルである。
そして繋心同様、”ゴミ捨て場の決戦”を実現させたいと強く思っている。
猫又育史(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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猫又育史(ねこまた やすふみ)は、古舘春一の高校バレーを題材にした漫画作品『ハイキュー‼』の登場人物で、音駒高校のバレーボール部OBであり、監督を務めている。音駒高校は東京都の古豪であり、レシーブ力に定評があるため「護りの音駒」として名高い。主人公チームの烏野高校前監督である烏飼一繋(うかい いっけい)とは古くからの付き合いで、ライバル関係にあたる。一時期、監督を引退したが復帰し、音駒高校を全国の舞台へと導く。そして、長年の夢であった烏野高校との試合、通称「ゴミ捨て場の決戦」を実現させた。
鷲匠鍛治(わしじょう たんじ)
白鳥沢学園高校バレーボール部の監督として、毎年全国大会へと導いている。
「シンプル・イズ・ベスト高さとパワー」を愛し、いつもアンテナを張り巡らせて強い選手を見出し集める事を得意とする監督だ。
「シンプル・イズ・ベスト」とは、個々の高さと強さをとことん鍛える事である。
スパルタな練習と練習時間で「個」を鍛えるスタイルで長年監督をしている。
そのため、白鳥沢学園高校はその時々の主力選手を文字通り”軸”としてそれらを邪魔しないスタイルを作っている。
一繋と繋心とは真逆な考え方だ。
日向翔陽(ひなた しょうよう)
烏野高校1年生で、”小さな巨人”に憧れて烏野高校に入学する。
背は小さいがジャンプ力・野生の判断力を武器に相手をかき乱す”最強の囮”として活躍する。
一繋から教えてもらった、テンポやボールの扱いを習得し成長し、烏野高校を全国へと導く。
高校卒業後は、バレーボールチーム「MSBYブラックジャッカル」で、オポジットとして活躍している。
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目次 - Contents
- 烏養一繋の概要
- 烏養一繋のプロフィール・人物像
- 烏養一繋の来歴・活躍
- 中学生時代、猫又との出会い
- 高校時代から監督時代
- 監督引退後
- アタッカーにとって大事な事
- 烏野高校の練習試合
- 宮城県予選決勝戦
- 宮城県代表決定戦後、繋心からの約束
- 「ゴミ捨て場の決戦」の実現
- 日本代表戦を観戦
- 烏養一繋の関連人物・キャラクター
- 烏養繋心(うかい けいしん)
- 武田一鉄(たけだ いってつ)
- 猫又育史(ねこまた やすふみ)
- 鷲匠鍛治(わしじょう たんじ)
- 日向翔陽(ひなた しょうよう)
- 烏養一繋の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「どんな事だって”やってみる”から始まるんだ」
- 「翼がないから人は飛び方を探すのだ」
- 「勝負事で本当に楽しむ為には強さが要る」
- 「”スパイカーが打ちやすい”以上に最高のトスは無えんだよ」
- 「絶対に勝てない勝負は無えし、絶対に勝てる勝負も無えよ」
- 「かつて名将アリー・セリンジャー監督が言った。未来に発展も変革も無いと信じる理由は無いのである」
- 烏養一繋の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 日向のあだ名が昇格した瞬間
- お酒好き