菅原孝支(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

菅原孝支(すがわら こうし)とは、漫画『ハイキュー!!』に登場する烏野高校バレー部の3年生で副主将。ポジションはセッター、背番号は2。同じポジションの1年生レギュラー影山飛雄(かげやま とびお)の才能を開花させた偉大な先輩のうちの1人。試合では、篤実なセッターとして他校に知られている。性格がよく、明朗闊達で思いやりがあり、人に対してもバレーボールに対しても真っすぐ。3年生の主将澤村大地(さわむら だいち)には少々悪ノリしやすいと言われる。3年生同士は仲が良く、部活を通して培ってきた友情は厚い。

菅原孝支のプロフィール・人物像

所属:烏野高校
ポジション:セッター
背番号:2
身長:174.3cm/体重:63.5kg(高校3年4月)
最高到達点:299cm
誕生日:6月13日
兄弟構成:弟
好物:激辛麻婆豆腐
最近の悩み:後輩に自分よりデカい奴が多いこと
通称:すが、すがさん、爽やかくんなど
アニメ『ハイキュー!!』 CV:入野自由
舞台・演劇『ハイキュー!!』 演者:猪野広樹、一ノ瀬竜

菅原孝支(すがわら こうし)とは、宮城県立烏野高校バレーボール部の活躍を描いた漫画作品『ハイキュー!!』の登場人物。烏野バレー部の副主将で3年生。爽やかなルックスに加え、ノリが良く明朗で思いやりのある性格のため、人からの信頼を集めやすい。部活では、副主将として、主将の澤村を一生懸命支えている。お祭り気質な性格を持ち合わせているため、試合中に大声を上げて審判に睨まれたことがある。試合中は常に菅原の掛け声が響いており、菅原の気の利いた声掛けに元気づけられる選手は多い。
名将烏養一繋(うかい いっけい)前監督が引退して烏野バレー部が低迷していたときに入部した世代で、部活を立て直すために苦労した分、同級生の澤村大地(さわむら だいち)や東峰旭(あずまね あさひ)、清水潔子(しみず きよこ)らとの結びつきが強い。”春の高校バレー”(通称:春高)全国大会への出場を決めた年のお正月には、菅原を含めた3年生全員で初詣をしている場面が描かれている。なお烏養前監督とは、かつて烏野バレー部を春高全国大会へ導いた名監督である。

『ハイキュー!!』の主人公の1人である影山飛雄(かげやま とびお)との出会いは、菅原にとって控えの選手に成り下がるという消極的な意味ではなく、菅原自身のセッターとしての可能性を広げ、当時行き詰まっていたエース東峰旭の道を拓くことや、ツーセッターとして烏野バレー部が強くなっていく意味合いを持っていた。影山飛雄が入部してからチームが全国大会に出場するまでの過程で、影山が本来の才能やセンスを開花させるために、菅原が果たした目に見えない役割はかなり大きい。

菅原孝支のポジション・能力

菅原孝支は、烏野高校バレーボール部でセッターを務める3年生である。影山飛雄が入部してからは、スターティングメンバ―から外れることが多いが、正セッターの座を諦めてはいない。正確なトスが武器で、打ちやすい丁寧なセットアップを重視しており、他校からは篤実なセッターとして知られている。常にチームメイトとのコミュニケーションをはかり、スパイカーの調子や打ちやすいコースの聞き取りなどを欠かさない。また、影山が入部したことでツーセッターなど新しい戦術を生み出したり、シンクロ攻撃ではスパイカーとしても活躍できる。後輩の影山にとっては、菅原のセッターとしてのプレースタイルや他者との関わり方を菅原から教わったことで、本来影山がもつ才能が開花したと言っても過言ではない。菅原自身にとっても、ベンチから試合を観察する機会が増えた分、客観的に相手チームの攻撃パターンや癖を読み取ることに繋がり、プレーの幅が広がった。

菅原孝支の来歴・活躍

菅原孝支、烏野バレー部に入部する

菅原は長虫中学校でセッターをしていた。菅原が烏野バレー部に入部した当時、バレー部は低迷していた。烏養一繋(うかい いっけい)監督が引退したあと熱心な指導者もなく、全国大会に出場した記憶は新しいのに、試合では予選の2回戦、3回戦で負けてしまう。大会前も練習試合が少なく、毎回練習試合をしていた学校からも直近の試合を断られるなど、烏野は不遇な時代を迎えていた。菅原、澤村、東峰は、このままではダメだ、時間はあるようでないんだと、自分たちで考え出来ることは何でも精一杯やった。彼らが1年生のとき、インターハイ予選で烏野は2回戦敗退、3年生は去るのだが、そのとき「地に落ちたな、烏野も」という声を聞き、菅原らは悔しくて泣いていた。菅原、澤村、東峰は、全国大会に出場した強いチームでバレーボールをしたくて烏野高校に入学したのだが、現実はシビアだった。

「堕ちた強豪、飛べない烏」

菅原が2年生のとき、とある練習試合のあとで「思ったより手応えないよな、あんま練習になんねーじゃん、なんか期待外れだよな」と試合相手が烏野の悪口を言っている場面を目の当たりにする。当時1年生の田中龍之介(たなか りゅうのすけ)から、何か言わなくていいのかと問われると、澤村は「練習試合を組んでもらえるだけ有難いことだ」と返した。「舐められたままでいいんですか?」と食い下がる田中に対して、澤村は「勝てばいい」と言う。菅原と東峰も、田中に言う。「慣れろよ。公式戦行くと結構ひそひそ言われるよな、あーあれな、『堕ちた強豪、飛べない烏』、あははは」。田中は「目が笑ってねーよ。これは、あれだ。この人たち、強えー奴」と、「強豪烏野」でバレーボールを頑張りたいと思い入部した田中も、この先輩たちと一緒なら真剣に部活を頑張っていけると思い、安心して部活に取り組むことになる。

烏野バレー部、新1年生を迎える

副主将で3年生の菅原は、入部届を出しに来た日向翔陽(ひなた しょうよう)と影山飛雄の早朝練習につきあう。新入生の日向と影山は、主将澤村の制止を無視してお互いに勝負を始めた挙句、教頭先生のカツラを吹っ飛ばして注意を受けた。そのため、澤村は「入部したければ3対3の試合に勝つこと、試合に負けたら澤村や菅原が3年生のうちは影山にセッターはやらせない」と約束したのだ。菅原は澤村には黙って、2年生の田中と一緒に早朝練習に参加し、その後も日向の練習相手になってあげていた。また菅原は、影山に張り合っていた日向にどうしてそんなに張り合おうとするのかと聞き、自分だったらできるだけ強い相手とは争いたくないと言う。そして(日向にとって影山が)「最強の敵だったら、今度は最強の味方じゃん」と、日向を諭した。その後も菅原は、日向と影山をずっとサポートしていた。この頃から菅原は、既に「日向には勝利にしがみつく力がある気がする」と言い、影山に関しても「咄嗟に反応してあそこまで正確なトスを。今のところ口の悪さばかり目立っちゃってるけど、やっぱり影山すごい」と言っている。

烏野のエース東峰が部活に復帰する

菅原は、東峰が部活を休むようになってしまったことに責任を感じていた。東峰は烏野のエースで、攻撃の最後の要だ。2年生最後の県民大会で「鉄壁のブロック」を誇る伊達工業と戦い、ブロックに捕まり続けた東峰は、相手のマッチポイントでトスを呼ぶのを諦めてしまった。菅原はセッターとして、エースである東峰にトスを集めすぎて攻撃が単調になりスパイクが決まらなくなってしまったのだと思っていた。結局その後、部活中にリベロで2年生の西谷夕(にしのや ゆう)と言い争いになった東峰は、その日から部活を休むようになり1か月が過ぎようとしていた。ゴールデンウィーク合宿を目前に控え、合宿最終日に音駒高校との練習試合があると聞いて駆け付けた烏養繋心(うかい けいしん)新コーチが来た日、半ば強引に町内会チームとの練習試合に参加させられた東峰は、その日に部活へ復帰した。

菅原は、同じチームに入った東峰と西谷に、「俺は、影山が入ってきて正セッター争いをしてやろうと思っていた半面、どっかでほっとしていた気がする。セッターはチームの攻撃の軸だ。一番頑丈でなくちゃいけない。でも俺は、トスを上げることにビビってた。俺のトスでまたスパイカーが何度もブロックに捕まるのが怖くて、圧倒的な実力の影山の影に隠れて安心してたんだ。スパイクがブロックに捕まる瞬間を考えると今も怖い。けど、もう1回俺にトスを上げさせてくれ、旭」と言い、東峰と西谷と一緒に町内会チームで戦った。菅原は、東峰の好きな「ネットから少し離した高めのトス」を上げ、東峰は3枚ブロックをぶち抜いてスパイクを決めた。こうして菅原と東峰は立ち直り、伊達工業に0-2で完敗した県民大会で菅原・東峰・西谷の間にできた蟠りは修復していった。

烏野高校で毎年恒例のゴールデンウィーク合宿が始まる

烏養コーチを引き留める菅原。

烏野バレー部は、GW合宿で烏野高校近くの部活動合宿用施設に泊まった。合宿中も、菅原は副主将として周囲に心配りを怠らなかった。ロードワークで道に迷った日向を探しに行ったのも菅原である。菅原は日向と一緒にランニングしながら体育館へ戻る途中、日向が「まだまだ一人前扱いしてもらえなくて悔しいけど、試合に出たい、コートに立ちたいです」と言うと、菅原は「俺もだよ。俺もコートに立ちたいと思うよ。だから俺は俺のやり方で戦う」と言い、その晩、烏養コーチを呼び止めて話をしに行く。
菅原は、烏養コーチに「俺ら3年には来年がないです。だから1つでも多く勝ちたいです。次へ進む切符が欲しいです。それをとることができるのが俺より影山なら、迷わず影山を選ぶべきだと思います。大地と旭とは1年の時から一緒にやってきました。一緒のコートに立ちたいです。ワンプレーでも多く。試合に出られるチャンスが増えるなら何でもいい。正セッターじゃなくても、出ることは絶対に諦めない。そのためには、より沢山のチャンスが欲しい」と伝える。烏養コーチは、菅原に「お前らが勝ち進むためにできることは何でもやろう」と約束した。また、それを影で聞いていた澤村と東峰は「気合い入れんぞ、1回でも多く勝つ」と言っていた。

インターハイ予選に向けて、マネージャー清水が激励のことばをかける

烏野バレー部は1週間後に迫ったインターハイ予選に向けて準備をしていた。菅原は日向との速攻を合わせる練習をしていた。影山は東峰へのトスを調整していた。ある日、マネージャーの清水潔子が、掃除していたらバレー部の横断幕を見つけて洗濯してきれいにしてくれた。
横断幕を皆に見せて、マネージャー清水は「がんばれ」と声を掛ける。この激励に、菅原をはじめ烏野バレー部員は全員泣いて喜び、1回戦絶対に勝つぞと意気込んでいた。

インターハイ予選宮城県大会が始まった

全国高等学校総合体育大会(通称インターハイ)宮城県予選大会が始まった。3年生の菅原、澤村、東峰は、その日の朝ばったり道で会った。菅原と澤村は、最後のインターハイだなとセンチメンタルなことを言い出しそうになった東峰が話し出すのを制止する。そして目の前の試合に全部勝とうと3人は意気込む。

インターハイ予選を3回戦まで勝ち進む

烏野バレー部は、初日に「堕ちた強豪、飛べない烏」という異名が未だに囁かれている現場に遭遇する。菅原は2試合ともスターティングメンバ―から外れたが、陰ながらチームの勝利に貢献していた。烏野が1回戦に勝利し2回戦の伊達工業戦を控えたとき、菅原は日向・影山を呼び止め、「伊達工業は強敵だ。3か月前はあの鉄壁のブロックにコテンパンにやられた。でも今は最強の囮が居る。日向の前の道を切り拓いたみたいに、旭の、エースの前の道も切り拓いてくれ」と声を掛けた。烏野は、1回戦の常波高校戦と2回戦の伊達工業高校戦を順調に勝ち進み、3回戦の青葉城西高校戦を控えていた。

青葉城西高校は、初日の烏野高校を見に来ていた。青葉城西の入畑伸照(いりはた のぶてる)監督は、烏野バレー部を「自分たちの武器を知り、増やし、その試合ごとにベストな攻撃で攻める。色んなことが力任せだった危ういチームに知恵がついた」と評している。烏野は、日向・影山の変人速攻を伊達工業戦で解禁したのだが、青葉城西の3年生、副主将でウィングスパイカーの岩泉一(いわいずみ はじめ)と主将でセッターの及川徹(おいかわ とおる)は、「出たー化け物速攻」「ほんと、天才ムカつくな」と言っている。変人速攻(神業速攻)とは、スパイカーの日向がマックスの速さでネット前でジャンプして、日向の手の平にピンポイントで影山が速いトスを合わせる攻撃のことだ。入畑監督は「伊達工は混乱しているだろうな、あんな速攻、世界中探したって見られるもんじゃないからな、全く末恐ろしい」と言っていた。伊達工業戦で日向の囮が機能すると、パイプが貫通し東峰のバックアタックが決まる。パイプ攻撃とは、前衛のスパイカーがブロックの囮になり、後ろから回り込んだスパイカーがバックアタックを決める攻撃のことである。烏野はマッチポイントで東峰が3枚ブロック相手にスパイクを決め、エース東峰は完全に復活、こうして菅原の念願も叶うのだ。

lovehaniwa41992
lovehaniwa41992
@lovehaniwa41992

Related Articles関連記事

ハイキュー!!(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

ハイキュー!!(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ハイキュー!!』は、古舘春一による、高校バレーボールを題材にした漫画作品、及びそれを原作とした小説、アニメ、舞台作品である。漫画は『週刊少年ジャンプ』にて連載している。アニメは2014年4月から9月まで第1期、2015年10月から2016年3月までセカンドシーズンとして第2期が、そして2016年10月から12月までは第3期として『烏野高校VS白鳥沢学園高校』が放送された。

Read Article

ハイキュー!!の梟谷学園高校まとめ

ハイキュー!!の梟谷学園高校まとめ

高校バレーボールにスポットを当てた作品『ハイキュー!!』には、様々なバレーボール強豪校が登場する。梟谷学園高校は、作中に登場するライバル校の1つ。木兎光太郎、赤葦京治といった作品の人気キャラが所属する、作品の中でも重要なチームである。そんな梟谷学園高校のキャラクターやアニメ声優をまとめて紹介していく。

Read Article

ハイキュー!!の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

ハイキュー!!の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

『ハイキュー!!』とは、バレーボールを題材にしたスポーツ漫画。作者は日本の漫画家・古舘春一である。2012年に集英社の『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始し、2020年に完結した。2014年にTVアニメ化されており、2024年には劇場アニメも公開される。 高校男子バレーボール部に所属する主人公を中心に物語が展開していくため、女性キャラクターの数は少なめ。公式のカップルもわずか。男性キャラクターの数が多いため、読者達は思い思いのカップルを想像して楽しんでいる。

Read Article

ハイキュー!!の烏野高校まとめ

ハイキュー!!の烏野高校まとめ

『ハイキュー!!』とは、『週刊少年ジャンプ』にて連載されたバレーボール漫画。2014年よりアニメが放送され、翌年には映画公開や舞台にもなった人気作品である。『ハイキュー!!』の主人公は、烏野高校に通う日向翔陽と影山飛雄だ。そこでここでは、日向と影山が所属する烏野高校の部員メンバーのプロフィールやアニメ声優をまとめて紹介していく。

Read Article

ハイキュー!!の伊達工業高校まとめ

ハイキュー!!の伊達工業高校まとめ

高校バレーボールを題材とした作品『ハイキュー!!』には、主人公たちの前に立ちはだかる様々なライバル校が登場する。伊達工業高校も、主人公が所属する烏野高校と戦うライバル校の1つである。伊達工業高校、通称「伊達工」は高いブロック技術を誇るチームで「鉄壁」と称されている。そんな伊達工業高校のキャラクターやアニメ声優をまとめて紹介していく。

Read Article

ハイキュー!!の青葉城西高校まとめ

ハイキュー!!の青葉城西高校まとめ

高校バレーボールを題材とした人気漫画『ハイキュー!!』には、様々なバレーボール強豪校が登場する。その中の1つである青葉城西高校は、主人公の1人である影山飛雄と因縁深い学校だ。青葉城西高校には、影山の中学時代のチームメイトや、中学時代の先輩でありセッターとしてはライバル関係でもある及川徹が所属している。そんな青葉城西高校のキャラクターたちを紹介する。

Read Article

ハイキュー!!の音駒高校まとめ

ハイキュー!!の音駒高校まとめ

バレーボールに打ち込む少年たちの青春、友情、そして成長を描いた人気漫画『ハイキュー!!』には、数多くのキャラクターが登場する。音駒高校は作中に登場するライバル校の1つで、主人公・日向翔陽が所属する烏野高校とは因縁深い間柄。それぞれの監督の現役時代から続く「ゴミ捨て場の決戦」こと“全国大会での決着”の約束のため、互いを意識し切磋琢磨する好敵手である。そんな音駒高校のキャラクターたちを紹介する。

Read Article

ハイキュー!!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ハイキュー!!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「ハイキュー!!」は、古舘春一による漫画作品。 烏野高校バレー部のエース「小さな巨人」に憧れてバレーボールを始めた主人公「日向翔陽」は烏野高校に入学し、排球(バレー)部に入部する。そこでチームメイトとなった中学時代の宿敵「影山飛雄」や、個性的な同級生や先輩達と共に、全国大会を目指していく高校バレー漫画である。青春の熱が強い数々の名言が存在する。

Read Article

マニアックなハイキュー!!の裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

マニアックなハイキュー!!の裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

『ハイキュー!!』とは、古舘春一による高校バレーボールを題材とした漫画作品、およびそれを原作としたメディアミックス作品である。2012年から連載が開始され、2020年に完結した本作には、様々なトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などが存在する。ここでは、ファンなら知っておきたいトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などをまとめて紹介していく。

Read Article

角名倫太郎(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

角名倫太郎(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

角名倫太郎(すなりんたろう)とは、古舘春一原作の『ハイキュー!!』に登場する、主人公である日向翔陽率いる烏野高校と春の選抜高校バレーボール大会(以降春高)の3回戦で対戦する兵庫県代表、稲荷崎高校バレー部の部員だ。 稲荷崎高校は梟谷高校の木兎光太郎と同じく全国3大指に最も近いポイントゲッターの尾白アラン、高校No.1セッターの宮侑と、その双子の治の「宮兄弟」率いる今年のインターハイ準優勝チーム。角名はそんな稲荷崎高校でミドルブロッカーを担っている。

Read Article

赤葦京治(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

赤葦京治(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

赤葦京治(あかあし けいじ)とは、漫画『ハイキュー!!』に登場する梟谷学園高校バレー部の2年生で副主将。ポジションはセッター、背番号は5。1学年上で高校バレー界屈指の名選手・木兎光太郎(ぼくと こうたろう)に憧れて梟谷学園に入学した。生真面目な性格で、状況判断に優れた“梟谷の頭脳”。木兎から認められるほどに高精度のトス、通称「いつも通りの供給」が持ち味。普段は木兎のツッコミ役や調整役で、自分のことを凡人と思っているが、練習で積み重ねたことを全国の試合で十全に発揮できる異才の選手である。

Read Article

月島蛍(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

月島蛍(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

月島蛍(つきしま けい)とは、『ハイキュー!!』に登場する烏野高校バレー部の1年生。約190cmの長身と冷静な分析力を生かし、チームのブロック攻撃の要となる。「ブロックはシステム」と語り、烏野のトータルディフェンスを成功に導く。性格はシニカルな毒舌家。周囲に刺々しい発言ばかりするが、真正面から話をされるのが苦手で、ストレートな物言いには大人しくなる。音駒の黒尾や梟谷学園の木兎からブロックの技術やバレーの楽しさを教わる。チームメイトの山口とは、少年バレー時代からの幼馴染で親友である。

Read Article

宮侑(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

宮侑(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

宮侑(みや あつむ)とは『ハイキュー!!』に登場する、優勝候補筆頭の強豪校「稲荷崎高校」のセッターだ。双子でバレーをしていて、「高校バレー最強ツインズ」と言われる。スパイカーを絶妙に操る高校NO.1セッターとして活躍する。誰よりも真摯で献身的なトスを上げる事を心掛けている。サーブでは高校時代は二刀流で、Vリーグでは三刀流と成長する。そのサーブでチームの流れを作っている。明るく飄々とした性格で喜怒哀楽の表情が豊か。バレーに関しては、毒舌な一面を持ち合わせている。日本代表のセッターとして活躍する。

Read Article

孤爪研磨(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

孤爪研磨(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

孤爪研磨(こづめ けんま)とは、漫画『ハイキュー!!』に登場する音駒高校バレーボール部の2年生。運動選手としてはスタミナがないが鋭い観察眼を持つ切れ者で、通称「音駒の脳」。ゲームが大好きで、バレーボールに関しても相手チームの弱点を探り攻略するための戦略を練る。1つ歳上の黒尾鉄郎(くろお てつろう)とは自宅が隣同士で、彼に勧められて7歳の頃からバレーボールを一緒に練習するようになり、現在ではチームメイトである。主人公の1人である日向翔陽(ひなた しょうよう)とは、練習試合をきっかけに友達になる。

Read Article

影山飛雄(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

影山飛雄(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

影山飛雄(かげやま とびお)とは『ハイキュー!!』に登場する、烏野高校のセッターだ。天才的な技術でゲームを支配する”コート上の王様”。試合前に爪を研ぎ指の状態を整えたり、試合後バレーノートをつけるなどバレーに対してストイックだ。正確無比なトスワークを誇る、セッターとして秀でた素質を磨き続け、多彩な攻撃を自由自在に使い分ける。脅迫(しんらい)と自負を手に強靭なスパイカーを伴ってコートを統べる”真の王様”となった。日本代表のセッターとして活躍し、その翌年には海外へ行き、世界クラブ選手権に出場する。

Read Article

牛島若利(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

牛島若利(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

牛島若利(うしじま わかとし)とは『ハイキュー!!』に登場する、強豪校として不動の王者「白鳥沢学園高校」のスパイカー。大砲級のパワーで大量得点を奪い取る”絶対王者”として活躍する。全国三本の指に入るスパイカーだ。キャプテンとしてチームメイトや監督からの信頼が高い。19歳以下の日本代表にも選出された逸材。真面目な性格で天然なところもある。超バレー馬鹿で、自分に厳しく一切の妥協は許さない。日本代表のエースとして活躍する。

Read Article

天童覚(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

天童覚(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

天童覚(てんどう さとり)とは『ハイキュー!!』に登場するキャラクターで、バレーボール強豪校として不動の王者「白鳥沢高校」のミドルブロッカーとして活躍する。直感と読みで跳ぶブロック「ゲスブロック」を得意としているため「ゲスの怪物(ゲスモンスター)」と言われている。ゲスブロックでドッシャとブロックを決めチームに貢献している。ブロックを決め叫ぶ場面がありお茶目な一面がある。そして全国3本の指に入るアタッカー牛島若利と親友として卒業後も交流があり相談に乗りアドバイスをするなどしっかりした一面もある。

Read Article

及川徹(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

及川徹(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

及川徹とは高校バレーを題材にした古舘春一の漫画『ハイキュー!!』のライバル校青葉城西高校の主将。ポジションはセッターで中学時代ベストセッター賞を受賞したほどの実力者。主人公の一人である影山飛雄の中学時代の先輩で、「ブロックとサーブを及川さんを見て覚えた」というほど影響を与えた。一方、自らは影山や同世代の牛島若利といった、いわゆる天才の存在を受け、「自分は凡人である」と自覚し、敗北を乗り越え、努力を続け、卒業後はアルゼンチン代表として、日本のライバルたちに立ち向かった。

Read Article

黒尾鉄朗(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

黒尾鉄朗(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

黒尾鉄朗(くろお てつろう)とは『ハイキュー!!』に登場する、音駒高校の主将でミドルブロッカーだ。主将としての、チームをまとめる力・仲間を育てる能力が高い。プレー中に挑発したり、揺さぶりをかけたりして相手の平常心を奪う心理戦も得意だ。状況に応じて様々なブロックを使い分け、相手スパイカーの攻撃を素早く見極める能力が高い。ブロックだけでなく、レシーブ・スパイク・サーブとどれも優れているオールラウンダーだ。卒業後は選手としてではないが、バレーボールを普及させようと動いている。

Read Article

木兎光太郎(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

木兎光太郎(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

木兎光太郎(ぼくとこうたろう)とは『ハイキュー!!』シリーズの登場人物で東京都の梟谷学園高校3年生で主将でありエースである。 真っ直ぐで攻撃的なプレイは敵味方関係なく圧倒し、士気を高める。得意なスパイクコースは超インナークロス。 常にテンションは高いが、意外なところでメンタルがやられ気分の浮き沈みが激しい。 高校卒業後はVリーグDivision1の「MSBYブラックジャッカル」に所属。

Read Article

西谷夕(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

西谷夕(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

西谷夕(にしのや ゆう)は、漫画『ハイキュー!!』の登場人物で烏野バレー部の2年生レギュラー。ポジションはリベロ。「烏野の守護神」と称され、チームメイトからの信頼も厚い。小柄だが身体能力は非常に高く、中学時代にベストリベロ賞を獲得した一流プレイヤーだ。ワイルドで常に前向きな性格で、チームのムードメイカーである。「女子の制服が好みだった」ことが動機となり烏野高校に入学した。マネージャーの清水潔子(しみず きよこ)に憧れている。

Read Article

星海光来(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

星海光来(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

星海光来(ほしうみ こうらい)とは『ハイキュー!!』に登場する、「鴎台高校」のウィングスパイカーだ。169cmと小柄でありながら、高い技術力をもち空中戦を制していた「小さな巨人」に憧れた世代であり、1番近いと言われている。初登場は漫画24巻の影山も参加したユース合宿である。全ての技術においてトップクラスである。この影山との出会いが、日向を更に成長させるきっかけとなる。高校卒業後、プロリーグである「シュヴァイデンアドラーズ」でアウトサイドヒッターとして活躍。日向との再戦を果たす。

Read Article

佐久早聖臣(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

佐久早聖臣(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

佐久早聖臣とは『ハイキュー!!』に登場する井闥山学院の2年生エーススパイカー。全国3大エースの中で唯一の2年生で異常な手首の柔らかさを活かした強力な回転がかかるスパイクが武器。性格は潔癖で神経質。また何かをやり始めたら中途半端に出来ず、最後までやり遂げないと気が済まない。 高校2年生のインターハイではチームを全国優勝に導いている。高校卒業後は大学に進学しMVPを受賞している。その後V1チームのMSBYブラックジャッカルに入団しアウトサイドヒッターとして活躍、また日本代表にも選出される。

Read Article

宮治(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

宮治(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

宮治(みや おさむ)とは、古舘春一の高校バレーを題材にした漫画作品『ハイキュー!!』に登場する稲荷崎高校の2年生でウィングスパイカー。主人公の日向翔陽(ひなた しょうよう)、影山飛雄(かげやま とびお)の在籍する烏野バレー部が“春の高校バレー”全国大会に出場した時、2回戦の対戦相手として登場する。宮治の在籍する稲荷崎高校は、その大会で優勝候補と目されていた。宮治には双子の弟で「高校生ナンバーワンセッター」と言われる宮侑(みや あつむ)がいる。

Read Article

谷地仁花(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

谷地仁花(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

谷地仁花(やち ひとか)とは、漫画『ハイキュー!!』に登場する烏野高校バレー部のマネージャー。主人公の日向翔陽(ひなた しょうよう)、影山飛雄(かげやま とびお)と同じ1年生で、進学クラスに在籍している。インターハイ予選終了後、後任を探していた3年生の清水潔子(しみず きよこ)にスカウトされて入部した。デザイナーの仕事をしている母親と同様デザインの仕事が好きで、烏野高校バレー部が遠征する際の支援寄付用ポスターを制作するなどして、陰ながら部を支える。

Read Article

日向翔陽(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

日向翔陽(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

日向翔陽(ひなた しょうよう)とは『ハイキュー!!』に登場する、烏野高校のミドルブロッカーだ。そしてこの物語の主人公だ。ミドルブロッカーとしては低身長だが、常人離れした瞬発力とずば抜けたジャンプ力を合わせ持つ高い身体能力を活かし、相手をかき乱す”最高の囮”として活躍する。向上心が強く努力を怠らない性格で高校卒業後は、単身ブラジルへ渡りビーチバレーで技術を磨く。そして日本代表ではオポジットとして活躍し、その翌年には海外へ行き、世界クラブ選手権に出場する。

Read Article

昼神幸郎(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

昼神幸郎(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

昼神幸郎(ひるがみ さちろう)とは古舘春一の高校バレーを題材にした漫画作品『ハイキュー!!』の登場人物で、鴎台高校のバレーボール部に所属する2年生である。ポジションはミドルブロッカー(MB)。鴎台は全国トップクラスのブロックを誇るチームであり、全国ベスト4に入る強豪である。その鴎台でブロックの要として活躍していることから「不動の昼神」という異名を持つ。物腰柔らかい雰囲気があるが、試合中は迫力のある表情になる。冷静に状況を分析する能力に長けていて、落ち着いたプレーでチームに貢献する。

Read Article

田中龍之介(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

田中龍之介(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

田中龍之介(たなかりゅうのすけ)とは、『ハイキュー!!』に登場する烏野高校の2年生。パワフルなスパイクで、チームの得点を叩き出す。烏野の元気印として試合のファーストポイントを任されることが多い。ポジションは、ウィングスパイカー。スパイクの技術も安定感もある優秀なスパイカーと周囲から称されている。烏野バレー部の時期エースとして期待される。一見パンチの強いタイプだが、後輩の面倒見が良く、後輩から慕われている。マネージャーの清水潔子(しみずきよこ)に絶賛片思い中。

Read Article

山口忠(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

山口忠(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

山口忠(やまぐち ただし)とは『ハイキュー!!』に登場するキャラクターで、「落ちた強豪、飛べない烏」と呼ばれている「烏野高校」のミドルブロッカー。身長が高くクレバーな月島、天才の影山、最強の囮日向と同期であり、レギュラーに入ることもできず、当初は目立たない存在であった。しかし、自分だけの武器を見つけるべくサーブを特訓し、チームで欠かせない選手に成長。変人だらけの烏野1年の中で一番まともな性格をしており、よくツッコミ役に回る。しかし幼馴染の月島のことになると熱くなってしまう一面も持つ。

Read Article

灰羽リエーフ(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

灰羽リエーフ(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

灰羽リエーフ(はいば りえーふ)とは、『ハイキュー!!』の登場人物で、東京の強豪、都立音駒高等学校男子バレー部に所属する1年生。日本人とロシア人のハーフだが日本生まれ日本育ちのため、ロシア語は話せない。名前のリエーフはロシア語で”獅子”を意味する。 バレーは高校に入学してから始めたため、周りから下手だと言われているが、生まれ持った高身長、身体能力、バレーのセンスを兼ね備えている。 主人公の日向翔陽がいる宮城県立烏野高等学校と”ゴミ捨て場の決戦”を実現させるため全国大会への出場を目指していく。

Read Article

夜久衛輔(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

夜久衛輔(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

夜久衛輔(やく もりすけ)とは『ハイキュー!!』内で登場する音駒高校のリベロ(R)。主人公日向翔陽(ひなた しょうよう)の所属する烏野高校とは因縁の関係であり、何度も試合を行っており、互いを高め合うよきライバルである。リベロとしての能力が非常に高く、その存在だけで相手のスパイカーにプレッシャーを与えるほどの存在感がある。個性豊かなチームメンバーをまとめるおかん的な役割をしていることが多いが、後輩を叱ったりする一面から鬼先輩と呼ばれることもある。

Read Article

白布賢二郎(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

白布賢二郎(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ

白布賢二郎(しらぶ けんじろう)は漫画『ハイキュー!!』の登場人物で、宮城県の絶対王者といわれた白鳥沢学園高校バレー部の2年生セッター。中学生のとき、1学年上のスパイカー牛島若利(うしじま わかとし)に憧れて、一般入試で入学した秀才。2年生で正セッターの座を射止めた努力家でもある。派手さはないがミスの少ないトスが持ち味で、強力なスパイカーを生かすトス回しが特徴。“シンプル・イズ・ベスト”を追求する白鳥沢学園のコンセプトにマッチするセッターだ。目立たないが気が強く、実力のある選手たちを支える。

Read Article

目次 - Contents