月島蛍(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
月島蛍(つきしま けい)とは、『ハイキュー!!』に登場する烏野高校バレー部の1年生。約190cmの長身と冷静な分析力を生かし、チームのブロック攻撃の要となる。「ブロックはシステム」と語り、烏野のトータルディフェンスを成功に導く。性格はシニカルな毒舌家。周囲に刺々しい発言ばかりするが、真正面から話をされるのが苦手で、ストレートな物言いには大人しくなる。音駒の黒尾や梟谷学園の木兎からブロックの技術やバレーの楽しさを教わる。チームメイトの山口とは、少年バレー時代からの幼馴染で親友である。
月島蛍のプロフィール・人物像
【2012年】
所属:宮城県立烏野高校バレーボール部(1年4組)
背番号:11
ポジション:ミドルブロッカー(MB)
身長:188.3cm、体重68.4kg(高校1年4月)
誕生日:9月27日
兄弟構成:兄(烏野高校バレーボール部出身)
好物:ショートケーキ
ジャンプの最高到達点:334cm
通称:つっきー、クレバーブロッカ―、烏野の知性、など
最近の悩み:高校に入ってまた下の名前の読み方を色んな人に聞かれること
【2018年】
所属:仙台フロッグス(Vリーグ Division2)
背番号:17
ポジション:ミドルブロッカー(MB)
身長:195.3cm、体重81.5kg
最近の悩み:サーブの精度をもう少しあげたい
テレビアニメ版CV:内山昂輝
VOMIC版CV:内山昂輝
舞台ハイキュー演者:小坂涼太郎
ハイパープロジェクション演劇演者:小坂涼太郎
月島蛍(つきしま けい)とは、宮城県立烏野高校バレーボール部の活躍を描いた漫画作品『ハイキュー!!』の登場人物。烏野バレー部は、かつては県でも指折りの強豪校であり、県大会で優勝し全国に出場したこともある古豪。しかし、鵜飼前監督が引退したあと衰退の一途をたどり、「落ちた強豪、飛べない烏」という異名をつけられていた。鵜飼一繋(うかい いっけい)前監督とは、かつて烏野バレー部を春高全国大会に導いた名監督。現コーチの鵜飼繋心(うかい けいしん)の祖父にあたる。強豪烏野バレー部を作り上げる。音駒高校の猫又監督とはよきライバル。烏と猫が公式戦で一線を交えること(お互いが全国大会に出場し対戦すること)を目標としていたが、鵜飼元監督時代には実現せず、孫の鵜飼コーチの時代に実現することになる。
物語は、日向、影山、月島、山口という新1年生が入部したところから中心に描かれている。日向翔陽は、烏野高校の「小さな巨人」(全国大会で活躍していた烏野バレー部のエース)に憧れ中学校ではバレー部に入るが、部員が1名で練習試合すらできずに、最後の県予選大会に出場する。そこで、北川第一という県内強豪バレー部に所属する影山飛雄と対戦して負ける。しかし、影山は日向の圧倒的な勝利にしがみつく強さとずば抜けた身体能力に注目していたため、ずっと覚えていた。山口は月島の幼馴染で、小学校の少年バレー団時代からの親友。新1年生が入部した年、烏野バレー部は新しい武田監督と鵜飼コーチを迎える。月島が1年生のときインターハイ予選では敗退するものの、春高県大会では優勝し、全国大会出場を果たした。
月島蛍ははじめ、バレーボールや部活に対して冷めた感情をもっていた。幼い頃から体格に恵まれ、高校1年生で約190cmの身長は、烏野バレー部では一番高い。社会人バレー時代には195.3cmにまで成長する。烏野バレー部時代を通して、月島蛍のバレーボールに対する態度は変わっていく。烏野高校を卒業し、大学に進んだ月島は、卒業後に仙台市博物館に就職予定である。また同時にVリーグの仙台フロッグスにも内定している。
月島蛍のポジション・能力
烏野バレー時代から、ポジションはずっと変わらずミドルブロッカー(MB)。MBとは、バレーボールにおいて、コート中央にポジションをとり主にクイックスパイクとブロックの中心的役割を担う選手のことである。ブロック攻撃の中心になるので、高身長の選手が選ばれることが多い。別名センタープレーヤー。
音駒高校バレー部の研磨曰く、「こいつ賢い奴だ。冷静に、よく見て考える奴。翔陽とは真逆」。理知的な判断とリードブロックで相手方スパイカーの強打を封じる。リードブロックとは、相手のトスが上がるのを待ってからブロックする技術。反応は多少遅くなるが、完全に振られることなくワンタッチを誘ったり、相手方スパイクのコースを誘導したりと、75点キープのブロックだと月島は語る。
若干覇気に欠けるが、粘り強いブロックが特徴の「MB、烏野の11番」を嫌がる対戦相手は多い。ブロックのほか、長身を生かした打点の高いスパイクや、1人時間差、ブロード攻撃などを駆使する。レシーブに苦手意識がある。
月島蛍の来歴・活躍
小学生時代
小学生時代の月島がバレーボールをプレイするシーンは描かれていない。しかし、山口が少年バレー団を見学しに行ったとき、月島はすでにその少年バレー団に所属していた様子。中学生チームでエーススパイカーをしている兄と、バレーボールを通じてよく会話していた。兄とは6歳(兄が早生まれのため、学年は7つ)離れている。兄は中学生の頃、チームの主将でウイングスパイカーだった。蛍はエースの兄に憧れてバレーボールを始めたのだ。
月島が小学生のとき、兄の明光は烏野高校に進学する。中学生のころエースだった兄は、強豪烏野バレー部に入部。月島は、「エースの兄」は烏野高校バレー部でもエースとして活躍していると信じていた。しかし実際、エースと呼ばれるレフトのポジションには「小さな巨人」と称される、1学年後輩の小柄なエースがレギュラーとして活躍していた。兄は、スタメンどころかベンチ入りさえしていなかったのだ。兄弟のすれ違いが表面化したとき、月島は衝撃をうける。兄をバレーボールのことでしか見ていなかったことを後悔したり、部活やバレーボールに対しては冷めた感情を抱くようになる。
ちなみに、「小さな巨人」がいる頃、烏野高校は全国大会に出場しており、かつての絶頂期であった。月島と同学年で烏野バレー部に入部した主人公の日向翔陽は、この「小さな巨人」に憧れて入部した。月島が恵まれた体格とバレーのセンスを持ちながら、体格や技術で劣る日向に必要以上の劣等感を抱くのも、幼い頃に兄から受けた衝撃が影響している。
インターハイ予選宮城県大会まで
月島蛍は烏野バレー部に入部し、背番号11番のユニフォームを着てレギュラーとして戦う。青葉城西高校や音駒高校との練習試合でチーム力を高めたあとインターハイ予選に臨むが、3回戦で青葉城西高校に敗退。
新監督武田一鉄や新しいコーチ鵜飼繋心(かつての強豪烏野バレー部を作り上げた名将鵜飼一繋の孫)が迎え入れられ、烏野バレー部から離脱していたエースやリベロが復帰し、強力な新1年生がメンバーに加わるなど、忙しくチーム作りをしている時間が描かれている。月島は1年生ながらレギュラーとしてチームに加わるが、相変わらず冷めた様子だった。
春高宮城県大会決勝進出を決めるまで
アニメ第2期は、烏野バレー部が著しく進化するシーズン。強豪校の集まる東京合宿に、烏野バレー部が参加するところから始まる。合宿には、音駒高校(東京)、梟谷学園高校(東京)、森然高校(埼玉)、生川高校(神奈川)が毎回参加している。音駒高校の猫又監督と烏野高校の鵜飼前監督は、よきライバルの関係。この度、烏野バレー部に鵜飼前監督の孫にあたる鵜飼コーチが加わったこともあり、遠征は順調に進む。
月島は、はじめ冷めた様子で、チームメイトも心配する。鵜飼コーチも、月島以外は良い意味で進化を始めたと思っていて、月島も何かをきっかけに覚醒してもらえたらなあと吐露している。そのきっかけを作ってくれたのは、親友の山口だった。
月島は高身長とバレーのセンスを持ちながら、バレーボールに本気になれないどころか、自分よりも体格の劣る日向に負けを認めるような態度をとっている。これは、月島がバレーを始めるきっかけになる(中学生のとき)主将でエースだった憧れの兄が、強豪烏野バレー部では体格の劣る「小さな巨人」にエースの座を奪われたことに起因する。月島の兄が烏野バレー部ではレギュラーになれず、悔し泣きしていたところや、悔しいまま卒業を迎えたことも知っていたからである。
さすがに親友の山口も、月島が心配になる。本気で月島にぶつかる山口。月島はそんな山口にカッコイイと言い放ち、それでも納得ができないからと、音駒の黒尾や梟谷の木兎が自主練習をしている第3体育館に向かう。音駒高校の主将黒尾鉄朗は、月島が高校1年生の時に高校3年生。優秀なミドルブロッカーである。木兎は梟谷学園の3年生、主将でエース。全国5本指に入ると言われる優秀なスパイカー。攻守ともに優秀な選手と一緒に練習すれば自然と色々教わりバレーボールは強くなるもの。
その結果、月島は正面からバレーボールに取り組むようになったり、バレーボールの技術をたくさん吸収することに楽しさを覚えるようになっていく。音駒の猫又先生も、月島のことを「やっかいな雛鳥が殻を破ったかな」と評している。基本的に、黒尾と木兎は月島を弟のように可愛がっている。東京遠征で様々な選手と交流をしたことも、その後のバレーボール活動にとって大きな収穫になった様子。実際に春高予選準決勝戦では、青葉城西高校の強烈なスパイクをブロックしたりと活躍するようになる。
春高宮城県大会決勝、白鳥沢戦
アニメ第3期は全10回。春高宮城県大会決勝戦が丁寧に描かれている。この戦いをDVDにした『ハイキュー!!コンセプトの戦い 烏野高校VS白鳥沢学園』も発売されている。
試合の勝負所となったのは、白鳥沢学園擁する大エース牛島若利と烏野のクレバーブロッカー月島との闘いである。牛島は、宮城県内で実力ナンバー1のスパイカー。すでに全日本ユースで活躍しており、全国でも3本指に入ると言われる大エース。そして、白鳥沢のMB天童は、リードブロックの月島とは正反対のゲスブロックで得点を稼ぎだす。ゲスとは推測する(guess)という意味で、スパイクを打とうとする相手に対して直感と感覚でブロックを行い、規則性がないのが特徴。ちなみに、ボールを追いトスが上がってからブロックするのがリードブロック。月島と天童という対照的なMB対決もまた見物である。
DVDで『コンセプトの戦い』という副題がついているのは、「両者は戦い方が全く違う(白鳥沢学園・鷲匠監督)」からである。白鳥沢学園が「個を磨き上げ、シンプルな強さを追求する」チームなのに対して、烏野高校は「トータルディフェンスでボールを繋ぎ、全員のコンビネーションから得点をたたき出す」チーム。個の実力がどんなに強くても、バレーボールは6人でプレイするスポーツなのだから、6人で強い方が強いのだ。
この試合で月島は、敵エース・牛島のスパイクを“100点満点”と自ら賞賛するほどのブロックで相手方コートに叩き落し、選手としての覚醒を果たす。その他、チームワークが機能し始めるきっかけを作ったのも月島である。月島というクレバーブロッカーのおかげで烏野バレーはトータルディフェンスの形を完成させ、全員が得点をとりに行くという理想のコンビネーションが実現するのだ。
春高全国大会、稲荷崎高校戦まで
烏野バレー部が春高全国大会出場を決めた後からの物語(アニメは第4期)。春高全国大会前、全日本ユース強化合宿には影山が、宮城県の1年強化合宿には月島が招集される。月島は春高宮城県大会決勝戦の大活躍で、白鳥沢学園の鷲匠監督や条善寺の穴原監督ら、指導者らに実力を買われるようになったのである。烏野高校のチームメイトも誇らしげに彼らを合宿へ送り出す。
白鳥沢学園で行われる合宿。月島が体育館へ向かうと、なぜか隣りにチームメイトの日向がいた。呼ばれていないのに来て練習さえさせてもらえなくても、ボール拾いを続けながら貪欲にバレーボールを吸収する日向に月島は触発される。
2人が帰ってきて烏野バレー部に合流。合宿で磨かれた2人はもちろん、他の烏野のメンバーもサーブを強化したりと一層技術を向上させていた。そして、全国大会へむけて伊達工業との練習試合で調整を行い、いよいよ全国大会に臨む。
春高全国大会。烏野バレー部は、1回戦を椿原学園高校(神奈川県代表)に2-0で勝利し、2回戦へ出場した。2回戦の相手は、インターハイ準優勝チームで優勝候補の稲荷崎高校(兵庫県代表)。
稲荷崎高校の吹奏楽部の大音量の応援やブーイングなど、烏野バレー部へのプレッシャーが気になるところだったが、月島は至って冷静だった。自分にサーブが回ってきて、稲荷崎応援団のブーイングが東京体育館内に響めいても、落ち着いた様子で半笑いを浮かべていた。
1セット目、実力者稲荷崎に対して何とかついていく烏野。日向と影山の烏野1年生コンビの攻撃が止められたあと、稲荷崎の宮ツインズの攻撃を月島は見事なブロックでシャットアウト。
宮ツインズとは稲荷崎高校の宮侑と宮修のことで、2人は小学生のころからバレーボールを始めた。侑は「高校No.1セッター」として名高い全日本ユースのメンバーである。文字通り双子なので息もピッタリ、プレーでは両者が両者を補完する関係だと言われている。
同じ1年生の日向と影山の変人速攻を普段から見慣れている月島は、ブロック泣かせの変人速攻を相手チームが仕掛けてきたとき、「普段から止めてみたかった」と吐露した。観覧席からは、「あの速い攻撃来るかもってわかってて落ち着いていられんのは普通じゃないと思うけどね…ロボットかよ」との感想が飛んでいた。
1セット目から月島は調子がよく、シャットアウトのブロックのほか、ワンタッチなどでトータルディフェンスに貢献している。また、背の高さを生かした打点の高いセンター攻撃も成功。角名曰く「コレゼッタイ白鳥沢ん時より高いじゃん」。宮修のスパイクを日向がブロックで止めて、烏野高校は初めて同点18-18に並ぶ。その後またリードされ、烏野はシンクロ攻撃で再び同点20-20。この時、日向はコースを考えながらブロックを飛び続けるのだが、この時いち早く日向に新たな成長を感じたのも月島である。その後、山口のサービスエースで初めて烏野が23-22で稲荷崎をリードする。ここから烏野のセットポイントが何度も続くのだが、なかなか連続ポイントが取れない。最後はこの試合絶不調だった田中が超インナークロススパイクを決め、27-25で烏野が1セット目を先取。月島は絶不調を自らすぐに乗り越える田中の鬼メンタルに舌を巻く。
月島は攻守共にさえていたのだが、角名のスパイクだけはコースに入っていても止めることができない。角名はスパイクの打ち方が他に比べて変わっていて、体幹を左右に移動させてブロックをよけながらアタックを決めることができる。角名の打点の幅はかなり広いのだ。この先も月島は角名に苦戦するのだが、焦って止めに行こうとせずコースを絞って打たせることにシフトするようになる。後々月島のこの作戦が功を奏する。
2セット目は稲荷崎がリードする展開になる。途中、烏野は影山の連続サーブポイントで巻き返すが、稲荷崎に北が入るといつものペースを取り戻し、16-25で稲荷崎が取り返す。月島は角名の変幻自在の体幹スパイクを無理に追うことなく、コースを絞る方向性でリードブロックを続ける。
3セット目で烏野はローテーションを回し、月島と宮ツインズを多くマッチアップさせる方針転換。もちろん角名とも変わらずマッチアップは多い。ブロッカーを悩ます角名のスパイクについては相変わらずだが、月島は「止めてナンボのブロックなんて古いですから」と言い、角名のターンうちを背中で味方に伝え続ける。角名が「毎回気持ちよく打たしてくれてありがとう」と言うと、月島は「思った通り打ってくれてありがとうございます」と返す。これには、試合を観戦していた全日本ユースの監督も「烏野、さすがに飛び道具ばかりじゃないねえ」と評価。
3セット目に入っても、月島のブロックは冴えわたる。どちらのチームも調子を上げていて試合も接戦になる。後半、東峰の強烈なサーブで乱れたレシーブを月島がブロックでシャットアウトして烏野が21-20とブレイク。その後22-24相手方のマッチポイントで烏野はピンチを迎える。ここは、田中のスパイクと影山の強烈なサービスエースで巻き返しデュース。このあと、影山のサーブで相手方のレシーブを乱し、日向の速攻で烏野は連続ポイント。月島のワンタッチや相手スパイカーにコースを絞らせる打たせ方などが功を奏し、烏野はボールを繋ぎチャンスを作る。月島自身も味方コートのボールを必死に拾う働きをする。最後は宮ツインズの変人速攻を日向と影山がブロックで止めて試合終了。3セット目は32-30。セットカウント2-1で烏野の勝利。優勝候補の稲荷崎高校は、まさかの初戦敗退。烏野はベスト16までコマを進める。
春高全国大会、音駒高校戦
春高全国大会3回戦は、宮城県代表烏野高校(5年ぶり9回目)と東京都開催地代表音駒高校(5年ぶり11回目)の対戦。烏野高校の鵜飼元監督と音駒高校の猫又監督は、中学生時代からのバレー友達でライバル。公式戦で1戦を交えることを約束にしながら鵜飼元監督は引退した。今回は約束の地で、鵜飼元監督の孫である鵜飼コーチが祖父の意志を継ぐ形になった。烏野バレー部は、猫又先生の心遣いで音駒高校の練習試合や合同合宿に参加させてもらいながら強くなった。今まで音駒高校には一度も勝ったことはない。
練習試合や合同合宿を通して個人的な繋がりをたくさん作ってきた両チーム。友人でありライバルであり、共に強者として全国大会で戦う試合はまるで祭りのよう。月島にとって音駒の黒尾は、同じミドルブロッカーとして技術的なことを幾つも教えてもらった師匠のような存在である。
月島は音駒戦も絶好調。烏野ブロックの要として大活躍だが、特に親友の山口がピンチサーバーとしてコートに入ると実力を発揮するようだ。1セット目も、山口のジャンプフローターサーブでレシーブが乱れたところを、100点満点のブロックでスパイクをシャットアウトする。理想的なサーブ&ブロックだった。
これには、黒尾と同じく月島の師匠である木兎も「うわはは!!!見たかウチのツッキーを!!!」と大はしゃぎ。
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星海光来(ほしうみ こうらい)とは『ハイキュー!!』に登場する、「鴎台高校」のウィングスパイカーだ。169cmと小柄でありながら、高い技術力をもち空中戦を制していた「小さな巨人」に憧れた世代であり、1番近いと言われている。初登場は漫画24巻の影山も参加したユース合宿である。全ての技術においてトップクラスである。この影山との出会いが、日向を更に成長させるきっかけとなる。高校卒業後、プロリーグである「シュヴァイデンアドラーズ」でアウトサイドヒッターとして活躍。日向との再戦を果たす。
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佐久早聖臣(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
佐久早聖臣とは『ハイキュー!!』に登場する井闥山学院の2年生エーススパイカー。全国3大エースの中で唯一の2年生で異常な手首の柔らかさを活かした強力な回転がかかるスパイクが武器。性格は潔癖で神経質。また何かをやり始めたら中途半端に出来ず、最後までやり遂げないと気が済まない。 高校2年生のインターハイではチームを全国優勝に導いている。高校卒業後は大学に進学しMVPを受賞している。その後V1チームのMSBYブラックジャッカルに入団しアウトサイドヒッターとして活躍、また日本代表にも選出される。
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宮治(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
宮治(みや おさむ)とは、古舘春一の高校バレーを題材にした漫画作品『ハイキュー!!』に登場する稲荷崎高校の2年生でウィングスパイカー。主人公の日向翔陽(ひなた しょうよう)、影山飛雄(かげやま とびお)の在籍する烏野バレー部が“春の高校バレー”全国大会に出場した時、2回戦の対戦相手として登場する。宮治の在籍する稲荷崎高校は、その大会で優勝候補と目されていた。宮治には双子の弟で「高校生ナンバーワンセッター」と言われる宮侑(みや あつむ)がいる。
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谷地仁花(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
谷地仁花(やち ひとか)とは、漫画『ハイキュー!!』に登場する烏野高校バレー部のマネージャー。主人公の日向翔陽(ひなた しょうよう)、影山飛雄(かげやま とびお)と同じ1年生で、進学クラスに在籍している。インターハイ予選終了後、後任を探していた3年生の清水潔子(しみず きよこ)にスカウトされて入部した。デザイナーの仕事をしている母親と同様デザインの仕事が好きで、烏野高校バレー部が遠征する際の支援寄付用ポスターを制作するなどして、陰ながら部を支える。
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日向翔陽(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
日向翔陽(ひなた しょうよう)とは『ハイキュー!!』に登場する、烏野高校のミドルブロッカーだ。そしてこの物語の主人公だ。ミドルブロッカーとしては低身長だが、常人離れした瞬発力とずば抜けたジャンプ力を合わせ持つ高い身体能力を活かし、相手をかき乱す”最高の囮”として活躍する。向上心が強く努力を怠らない性格で高校卒業後は、単身ブラジルへ渡りビーチバレーで技術を磨く。そして日本代表ではオポジットとして活躍し、その翌年には海外へ行き、世界クラブ選手権に出場する。
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昼神幸郎(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
昼神幸郎(ひるがみ さちろう)とは古舘春一の高校バレーを題材にした漫画作品『ハイキュー!!』の登場人物で、鴎台高校のバレーボール部に所属する2年生である。ポジションはミドルブロッカー(MB)。鴎台は全国トップクラスのブロックを誇るチームであり、全国ベスト4に入る強豪である。その鴎台でブロックの要として活躍していることから「不動の昼神」という異名を持つ。物腰柔らかい雰囲気があるが、試合中は迫力のある表情になる。冷静に状況を分析する能力に長けていて、落ち着いたプレーでチームに貢献する。
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田中龍之介(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
田中龍之介(たなかりゅうのすけ)とは、『ハイキュー!!』に登場する烏野高校の2年生。パワフルなスパイクで、チームの得点を叩き出す。烏野の元気印として試合のファーストポイントを任されることが多い。ポジションは、ウィングスパイカー。スパイクの技術も安定感もある優秀なスパイカーと周囲から称されている。烏野バレー部の時期エースとして期待される。一見パンチの強いタイプだが、後輩の面倒見が良く、後輩から慕われている。マネージャーの清水潔子(しみずきよこ)に絶賛片思い中。
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山口忠(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
山口忠(やまぐち ただし)とは『ハイキュー!!』に登場するキャラクターで、「落ちた強豪、飛べない烏」と呼ばれている「烏野高校」のミドルブロッカー。身長が高くクレバーな月島、天才の影山、最強の囮日向と同期であり、レギュラーに入ることもできず、当初は目立たない存在であった。しかし、自分だけの武器を見つけるべくサーブを特訓し、チームで欠かせない選手に成長。変人だらけの烏野1年の中で一番まともな性格をしており、よくツッコミ役に回る。しかし幼馴染の月島のことになると熱くなってしまう一面も持つ。
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灰羽リエーフ(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
灰羽リエーフ(はいば りえーふ)とは、『ハイキュー!!』の登場人物で、東京の強豪、都立音駒高等学校男子バレー部に所属する1年生。日本人とロシア人のハーフだが日本生まれ日本育ちのため、ロシア語は話せない。名前のリエーフはロシア語で”獅子”を意味する。 バレーは高校に入学してから始めたため、周りから下手だと言われているが、生まれ持った高身長、身体能力、バレーのセンスを兼ね備えている。 主人公の日向翔陽がいる宮城県立烏野高等学校と”ゴミ捨て場の決戦”を実現させるため全国大会への出場を目指していく。
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夜久衛輔(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
夜久衛輔(やく もりすけ)とは『ハイキュー!!』内で登場する音駒高校のリベロ(R)。主人公日向翔陽(ひなた しょうよう)の所属する烏野高校とは因縁の関係であり、何度も試合を行っており、互いを高め合うよきライバルである。リベロとしての能力が非常に高く、その存在だけで相手のスパイカーにプレッシャーを与えるほどの存在感がある。個性豊かなチームメンバーをまとめるおかん的な役割をしていることが多いが、後輩を叱ったりする一面から鬼先輩と呼ばれることもある。
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白布賢二郎(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
白布賢二郎(しらぶ けんじろう)は漫画『ハイキュー!!』の登場人物で、宮城県の絶対王者といわれた白鳥沢学園高校バレー部の2年生セッター。中学生のとき、1学年上のスパイカー牛島若利(うしじま わかとし)に憧れて、一般入試で入学した秀才。2年生で正セッターの座を射止めた努力家でもある。派手さはないがミスの少ないトスが持ち味で、強力なスパイカーを生かすトス回しが特徴。“シンプル・イズ・ベスト”を追求する白鳥沢学園のコンセプトにマッチするセッターだ。目立たないが気が強く、実力のある選手たちを支える。
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目次 - Contents
- 月島蛍のプロフィール・人物像
- 月島蛍のポジション・能力
- 月島蛍の来歴・活躍
- 小学生時代
- インターハイ予選宮城県大会まで
- 春高宮城県大会決勝進出を決めるまで
- 春高宮城県大会決勝、白鳥沢戦
- 春高全国大会、稲荷崎高校戦まで
- 春高全国大会、音駒高校戦
- 春高全国大会、鴎台戦
- 月島、大学4年生になる
- 月島蛍の関連人物・キャラクター
- 日向翔陽(ひなた しょうよう)
- 影山飛雄(かげやま とびお)
- 山口忠(やまぐち ただし)
- 月島明光(つきしま あきてる)
- 黒尾鉄朗(くろお てつろう)
- 月島蛍の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「そんなに気張んないでさ、明るく楽しく程々にやろうよ。たかが部活なんだからさ」
- 「どうも、普通の方です。1人時間差。うちの野生児は騙せても、僕には通じないんで。よろしくどうぞ」
- 「さっき僕は怯んだのか。いや、負けると思ったんだ。それが当然であるように」
- 「あの、3枚ブロックのときのタイミング、僕に任せてくれませんか?」
- 「相手セッターにブロックを欺いてやったという快感も達成感も与えてはならない。執拗に執念深く、且つ敏捷に。絶対にタダでは通さない。プレッシャーを、ストレスを与え続けろ!」
- 「はあ!?別に張り合ってないし」
- 「ほんのわずか、苛立ちと焦りを含んだほころびを待ってたよ」
- 「よっしゃあああああああああああ」
- 「どうも」
- 「ワンチ!」
- 「こんなの馬鹿じゃないの、日向じゃあるまいし。最後まで戦ってみたいなんて」
- 「コレ、止めてみたかったんですよね」
- 「僕1人で勝とうなんて1㎜も思ってません」
- 月島蛍の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 月島蛍(つきしま けい)と山口忠(やまぐち ただし)との友情
- 月島のスポーツグラス
- 作者・古舘春一が作品に込めた想い