桂小五郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

桂小五郎(かつら こごろう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場キャラクターで、史実上の同名人物をモデルにした長州派の維新志士。
盟友たる高杉晋作が奇兵隊を結成しようとした際、ここに参加しようとした剣心の力量を見込んで彼に幕府要人の暗殺を依頼。日本の未来のため、徳川幕府打倒のために何人もの人間を殺めさせる。剣心と共に暮らすようになった雪代巴にこれを咎められた時は、師である松田松陰の“狂”の思想を持ち出して正当化したが、内心では剣心の人生を台無しにしていることに罪悪感を抱いていた。

桂小五郎(るろうに剣心)の概要

桂小五郎(かつら こごろう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)の登場キャラクターで、史実上の同名人物をモデルにした長州派の維新志士。
長州藩の武家の子として育ち、吉田松陰(よしだ しょういん)の開いた松下村塾に入り様々な学問を学ぶ。同時に吉田から思想的な影響も受け、彼の唱える“狂の心”こと「大きなことを成すには時に理屈ではなく直感や感情のままに突き進むことも必要である」との精神を胸に刻む。

ペリーの浦和来航以降、西欧列強の外圧に弱腰の対応を続ける幕府を見て、「このままでは日本は西欧列強の食い物にされる」と危機感を抱く。やがて同様の結論に至った仲間たちと共に「幕府を倒して強く新しい政治機構を作り上げる」ことを目指すようになり、京都を舞台に政争に明け暮れた。
盟友たる高杉晋作(たかすぎ しんさく)が奇兵隊を結成しようとした際、ここに参加しようとした少年剣士緋村剣心(ひむら けんしん)の力量を見込んで彼に幕府要人の暗殺を依頼。「誰もが幸せに暮らせる新時代のため」と信じて承諾した彼に何人もの人間を殺めさせる。剣心と共に暮らすようになった雪代巴(ゆきしろ ともえ)にこれを咎められた時は、吉田の“狂の心”の思想を持ち出して正当化したが、内心では剣心の人生を台無しにしていることに罪悪感を抱いていた。

桂小五郎(るろうに剣心)のプロフィール・人物像

身長:174cm
体重:64kg
生誕日:1833年8月11日生まれ
出身:山口県(萩)
星座:獅子座
血液型:AB
特技:人材抜擢
尊敬する人物:吉田松陰
好きな人物:幾松

CV:関智一
演:宮川一朗太(実写映画『るろうに剣心』)、高橋一生(実写映画『るろうに剣心 最終章 the beginning』)、蓮城まこと/彩波けいと(宝塚版)、三浦涼介(松竹版)

理知的で冷静、大局的な視点で物事を進める英明な人物。一方で個人の色恋や幸せを追求する様を下に見るようなことはなく、“堅物の剣心が美人を連れ帰った”との話を聞きつけた時は自身も興味津々で駆けつけて「自分にだって恋人はいる、この手の話と日本の未来の話は別問題」と言い切っている。
剣術にも柔術にも優れ、若い頃に試合をしたことのある新撰組の近藤勇(こんどう いさみ)からは「桂には手も足も出なかった」と評価されている(近藤は他人を評価する時に相手を立てる言い方をすることが多いため、この評価には多少のリップサービスが入っている可能性がある)。しかし長州の維新志士たちを率いるために、「自らが血まみれの神輿となるわけにはいかない」との考えから実際に人を斬ったことはない。

桂小五郎(るろうに剣心)の来歴・活躍

松下村塾の門弟から長州派維新志士の筆頭へ

長州藩の武家の子として育ち、吉田松陰(よしだ しょういん)の開いた松下村塾に入り様々な学問を学ぶ。同時に吉田から思想的な影響も受け、彼の唱える“狂の心”こと「大きなことを成すには時に理屈ではなく直感や感情のままに突き進むことも必要である」との精神を胸に刻む。

ペリーの浦和来航以降、西欧列強の外圧に弱腰の対応を続ける幕府を見て、「このままでは日本は西欧列強の食い物にされる」と危機感を抱く。やがて高杉晋作(たかすぎ しんさく)や久坂玄瑞(くさか げんずい)といった同様の結論に至った仲間たちと共に、「幕府を倒して強く新しい政治機構を作り上げる」ことを目指すようになり、さらなる同志を集めるために京都で政治的活動に従事する。

剣心との出会い

奇兵隊の兵士たちが集まる場で桂は剣心(中央)と出会い、その剣術家としての腕を見込んで幕府要人の暗殺を依頼する。

桂が政治的な活動に奔走する中、高杉は農民や商人からも有志を募った奇兵隊(きへいたい)を結成。これを長州の軍に加えて戦力を増強しようと考える。その有志たちが集まる場に赴いた桂は、大人の侍をあっさりと倒してのける凄腕の少年剣士を発見。「この少年は使える」と判断し、高杉に頼み込んで自分の部下にもらい受ける。
その少年剣士は緋村剣心(ひむら けんしん)という名前で、伝説の古流剣術飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)の遣い手だった。維新を達成するため、徳川幕府を倒すためにその要人を人知れず始末する人間が必要だと考えていた桂は、剣心に「人を斬れるか」と尋ねる。自分が何を求められているのかを漠然と察しつつ、剣心は「誰もが幸せに暮らせる新時代がその先にあるのなら」と答え、幕府要人の暗殺任務を引き受けた。

剣心は桂が期待していた以上の活躍を見せ、何十人もの標的とその護衛を斬り伏せ、“人斬り抜刀斎”の異名と共に京都の幕府側勢力に大きな打撃を与える。しかし同時に大義のために人を斬ることへの罪悪感に悩み、少しずつ己を見失っていく。そんな折、剣心は幕府側の暗殺者に襲われ、これを撃退するところを雪代巴(ゆきしろ ともえ)という少女に目撃されてしまう。「自分が人斬り抜刀斎であることを知られた」と考えた剣心は、放っておくこともできずに気を失った巴を長州派維新志士の定宿に連れ帰る。
巴は「幕末の動乱の中で行き場を失い、京都に流れてきた」と己の素性を語り、連れてきた剣心が責任を持って面倒を見ることとなる。自分よりも年下の少年が己の手を血に染めていることに疑問を感じた巴は、桂に向かって静かな言葉で真正面からこのことについて抗議する。桂は吉田の語った“狂の心”の精神を説いて「今は必要なことなのだ」と語るも、一方で自分の判断が剣心を苦しめていることも理解し、内心では罪悪感を抱えていた。

遊撃剣士の誕生

人斬りではなく、仲間を守る遊撃剣士になってほしいと剣心に伝える桂。

新撰組によって長州派維新志士が大打撃を受けた池田屋事件、それに続いて発生した禁門の変の影響で、京都の長州派維新志士は壊滅状態に陥る。なんとかこれらに巻き込まれることを避けて生き延びた桂は、新撰組の通級から逃れるために一時身を隠すことを決意。同じく生き延びた剣心に「しばらくこちらで用意した隠れ家で暮らして次の指示を待つ」よう命じ、同時に巴に「独り者より若い夫婦の方が周囲の詮索を避けられるので、表向きだけ剣心と夫婦になって一緒にいてほしい」と要求する。桂は巴が剣心を心から案じ、剣心もまた彼女と過ごす日々に安らぎを覚えていることを見抜いており、それが2人にとっても望ましい形になるとの計算もそこにはあった。
2人はこれを承諾し、桂たちが確保していた空き家で夫婦として暮らし始める。しかし、実は巴は剣心に婚約者を殺された過去を持ち、その復讐のために彼に近づいた幕府側の密偵だった。共に過ごす内に本気で剣心を愛するようになってしまった巴は、「婚約者の復讐」と「剣心への愛」の間で悩んだ末に、土壇場で彼を救おうと乱戦の中に飛び込む。暗殺者との連戦で消耗していた剣心は、敵の首魁ごと巴を斬ってしまい、「自らの手で愛する女を殺してしまった」という無情な現実に打ちひしがれる。

この頃になって再び動き始めた桂は、剣心と巴の間に起きたことの仔細を知り、「自分の判断が、結果として若い剣心に途方もない罪を背負わせてしまった」と悔やむ。それでも維新の達成のために歩みを止めるわけにはいかず、幕府側に通じて巴に協力していた自分の部下を新たに人斬り役を任せた男に始末させ、剣心には「幕府側から仲間の維新志士を守る遊撃剣士になってほしい」と頼み込む。
剣心はこれを承諾するも、一方で「維新が成立したら、自分の罪を償う術を探したい」と打ち明ける。傷心極まる彼の願いを拒否できず、長州派維新志士のリーダーとして重要戦力である剣心の離脱を公然と許すようなことも言えず、桂はこれに否とも応とも言わずに沈黙。剣心はこれを了承の意志表示と受け取り、粛々と次なる戦いに赴いていく。桂にできたのは、自分の半分も生きていない剣心が心と体に傷を負いながらも前に進もうとする姿を、無言で見詰めることだけだった。

維新成立後に病死

その後長州派の維新志士たちは薩摩藩の維新志士たちと手を組み、徳川幕府を倒して維新を成立させる。剣心はこの流れが決定的になった時点で仲間たちから離れて別行動を取るも、その心情を知る桂は特にこれを追わせたり咎めたりすることなく、させるがままにしている。
明治政府が発足して以降は、その重鎮として活躍。薩摩藩の維新志士の中心人物である西郷隆盛(さいごう たかもり)や大久保利通(おおくぼ としみち)とは互いの力量を認めつつ激論を交わす間柄で、合わせて“維新三傑”と呼ばれて書記の明治政府を強力に牽引していった。

しかし、政治的思想の違いから西郷は野に降り、士族の不満を自ら吸収して自滅するような形で西南戦争を起こす。この制圧のため大久保と共に奮闘する中病に倒れ、そのまま回復せずに息を引き取る。
最期の言葉は「もういいかげんにせんか、西郷」だったとされ、最後の最後まで日本の未来と仲間のことを案じていた。

桂小五郎(るろうに剣心)の関連人物・キャラクター

緋村剣心(ひむら けんしん)/緋村抜刀斎(ひむら ばっとうさい)

伝説の古流剣術飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)の遣い手。京都の山奥で剣術修行に励んでいたが、幕末の動乱の中で苦しむ人々を見て「彼らを守りたい」と考えるようになり、「利用されるだけだ」と言って止めようとする師と喧嘩別れして長州派維新志士に合流した。
その卓越した剣腕を見込まれて桂の直属の部下となり、彼に命じられるまま幕府要人の暗殺を繰り返す。「誰もが幸せに暮らせる新時代のため」と自身では納得していたが、人を斬り続ける罪悪感に次第に己を見失っていった。

renote.net

雪代巴(ゆきしろ ともえ)

剣心が保護して連れ帰ってきた少女。本人は「幕末の動乱の中で親族を失い、行き場を失って京都に来た」と語り、剣心が人を斬るところを目撃されてしまっていたことから彼が面倒を見ることになる。
「堅物の剣心が美人を連れてきた」ということで長州派維新志士たちの間で噂になり、桂もわざわざ様子を見に来ている。巴は剣心が罪の意識で潰されそうになっていることを案じ、桂に面と向かって「なぜあんな少年に人斬りを任せるのか」と抗議しており、彼女の優しさと剣心を案じる思いを知った桂は「今はそれが必要なのだ」と言いつつ「彼の鞘になってほしい」とも伝えている。

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相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

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相楽左之助(さがらさのすけ)とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。

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志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。

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神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(かみやかおる)とは『るろうに剣心』シリーズのヒロインであり主人公緋村剣心の妻、亡き父・越路郎が創り上げた神谷活心流の師範代である。あるとき、神谷活心流が人斬り抜刀斎を生み出した剣術である、と容疑がかけられていたときに剣心と出会う。剣心とともに父の生み出した流派の再建をするべく奮闘し、弟子となる明神弥彦を迎える。師範代として教えを説く日々であったが、ある日喧嘩屋の相楽左之助と出会い仲間となる。出会った仲間たちとともに剣心の命を狙ってくる刺客たちを倒すべく成長する。

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明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(みょうじん やひこ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心(ひむら けんしん)達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫(かみや かおる)の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。

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石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」の隆盛を目論む剣豪。 次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによる剣術の再興を目論む。自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士だが、言動のわりに中身は小物で、作中では「愚物」と吐き捨てられている。真古流のパトロンにするために刀剣商の塚山由左衛門に近づき、やがて主人公緋村剣心と対峙する。

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武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。

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魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。

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エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。

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四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。

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