HUNTER×HUNTER（ハンター×ハンター）の天空闘技場まとめ

200階クラスまで勝ち上がったゴンにとっての初めての試合。念を覚えたゴンの初試合でもある。
独楽の回転力を強化して敵を攻撃する念能力「舞闘独楽（ぶとうごま）」の技の一つ、「戦闘円舞曲（戦いのワルツ）」で複数の独楽を用いてゴンを攻撃する。ゴンは独楽の動きに集中するあまり、体中にオーラを纏う念の技術「纏」がおろそかとなってしまう。追い詰められたゴンだが、場外に放り出されたときには独楽が攻撃してこないこと、同じく場外にいる審判が攻撃されないことから独楽の場内を回りぶつかった者を弾き飛ばすことしかできない特性に気づく。反撃の糸口をつかんだと思った矢先、今度はギド自身が回転する技「竜巻独楽（たつまきごま）」を受け、実力差を感じ取る。その中で、今の自分にできることを考えた結果、ゴンは無意識のうちに全身のオーラを完全に止める念の技術「絶」を発動して応戦。しかし、ギドとの実力差を覆すことはできず、敗北した。

200階：ヒソカVSカストロ

9勝1敗の好成績を誇るカストロの1敗の要因となったヒソカへのリベンジマッチ。カストロは200階に上がった直後、念の存在を知らず、そのせいでヒソカに完膚なきまでに叩きのめされていたのだった。
試合開始直後、カストロは自身の分身を生み出す念能力「分身（ダブル）」と両手を虎の爪や牙に模して攻撃する拳法「虎咬拳（ここうけん）」でヒソカを追い詰めていく。だが、ヒソカは本気を出すそぶりも見せず、カストロを挑発する。その挑発に乗ったカストロはヒソカの両腕を奪った。絶体絶命と思われたヒソカだが、実はカストロの実力を推し量っていただけであり、その結果カストロへの興味を失う。ヒソカは分身の弱点として、戦う前の綺麗な状態を意識して分身を生み出すため、戦いの最中にできた汚れは再現できないことを指摘。その弱点を突いて本体を攻撃してヒソカが勝利した。

200階：ゴンVSギド（二戦目）

一戦目の敗北を経て、修行を重ねたゴンとギドの再戦。
開幕早々、接近戦に持ち込もうとするゴンに対し、ギドは自身が回転する技「竜巻独楽（たつまきごま）」で応戦。さらに、複数の独楽を標的に飛ばす技「散弾独楽哀歌（ショットガンブルース）」で迎撃を図る。しかし、一戦目の後に念の修業を重ねていたゴンは念による防御力を上げており、これを正面から受け切って見せる。動揺するギドをよそに、ゴンは持ち込んだ釣り竿でギドの足元の石板をはがし、足場を崩した。ゴンは体勢を崩して動けないギドの義足を破壊し、勝利した。

200階：キルアVSリールベルト

200階クラスに到達したキルアにとっての実質的な初試合。
試合開始と共に、キルアは素早くリールベルトの後ろを取って奇襲を仕掛けた。これに対し、リールベルトは溜めたオーラを噴出して得た推進力で、車いすの速度を上げる技「爆発的推進力（オーラバースト）」で回避。さらに100万ボルトの電流を流すことができる2本の鞭「双頭の蛇（ツインスネイク）」を取り出して反撃を仕掛ける。キルアは双頭の蛇の動きを見切り、掴んで見せたが、リールベルトはその瞬間、電流を流す。しかし、幼少期から暗殺者としての英才教育を受けてきたキルアは拷問の訓練で電流への耐性を獲得していたため、通用しなかった。キルアはリールベルトを空中へ飛ばし、電流が流れる鞭で彼を受け止める。これにより、リールベルトは失神し、キルアの勝利となった。

200階：ゴンVSリールベルト

キルアとの試合による敗戦で後がなくなったリールベルトとゴンの試合。
リールベルトは試合が始まるや否や鞭を振り回す技「双頭の蛇による二重唱（ソングオブディフェンス）」を発動。これに対してゴンは足元の石板を剥がしてリールベルトに投げつける。リールベルトは「爆発的推進力（オーラバースト）」によって得た推進力で躱すが、ゴンはその動きを読んでおり、リールベルトを捕らえて鞭を奪う。その鞭をリールベルトに接触させて、電流を流すスイッチを入れるフリをして見せると彼はショックで失神。ゴンの勝利となった。

200階：ゴンVSヒソカ

ゴンがハンターなるべく受験した第287回ハンター試験からの因縁の戦い。
開始早々、ゴンはヒソカに猛攻を仕掛けるが、ヒソカはそれをいなし、的確にダメージを与えていく。ゴンも石板を剥がして投げつけ、その石板を砕くことでヒソカの視界を遮り、パンチを当てる。この一撃を受けたヒソカはさらなる猛攻をゴンに仕掛け、オーラにガムとゴムの性質を与える念能力「伸縮自在の愛（バンジーガム）」を発動してゴンを追い詰める。ゴンも食い下がるが、最終的には実戦経験の差もあり、ヒソカの勝利となった。

フロアマスター：ヒソカVSクロロ

殺しと盗みを主な活動とする盗賊集団「幻影旅団」の団長であるクロロ＝ルシルフルとヒソカの試合。ヒソカは彼と戦うためだけに幻影旅団に偽装入団するほどに執着しており、ヒソカにとっては念願の一戦といえる。
クロロは念能力を盗み、具現化した本にその能力を封じ込めて自在に使う能力「盗賊の極意（スキルハンター）」を駆使して戦う。
クロロは人間を複製した人形を生成する念能力「人間の証明（オーダースタンプ）」や左手で触れたものの複製を右手で生成する「神の左手悪魔の右手（ギャラリーフェイク）」、両者が触れ合うと爆発する性質を持つ太陽と月の刻印を押す能力「番いの破壊者（サンアンドムーン）」などを併用した物量作戦でヒソカを追い詰める。ヒソカも持ち前の頭脳や「伸縮自在の愛（バンジーガム）」で応戦するが敵わず、最後は大量の人形の爆発に巻き込まれて、敗北した。