猪狩完至(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
猪狩完至(いがり かんじ)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロレスラー。プロレス仕込みの必殺技と打たれ強さに加えて観客を味方につけるパフォーマンスが武器。地下闘技場に参戦経験があり、地下闘技場支配人の徳川光成(とくがわ みつなり)とは旧知の仲。最大トーナメントではベスト8まで勝ち上がり、高校生チャンピオンの範馬刃牙(はんま ばき)と善戦する活躍を見せた。最大トーナメント後はプロレスラーのマウント斗羽(まうんと とば)と対決し、最凶死刑囚編ではロシアの死刑囚シコルスキーと戦った。
地下闘技場最大トーナメント準々決勝、猪狩完至VS範馬刃牙の終盤。完全に刃牙の応援をする観客の様子を見て猪狩は若い頃の試合を思い出し、同時に当時の喜びの感情を思い出す。猪狩が最後に放った技は40年前のプロレスデビュー戦と同じヘッドロックであった。刃牙にヘッドロックを決めながら猪狩が「嗚呼、いい気持ちだ」と戦いの喜びを思い出す名シーン。
猪狩完至の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
宿敵シコルスキー打倒に猪狩が協力
猪狩完至が歯が立たなかった最凶死刑囚シコルスキーの敗北はジャック・ハンマー(刃牙の異母兄でドーピングも使用する怪力戦士)とガイア(環境利用闘法の使い手)によりもたらされる。シコルスキーとジャック・ハンマーの対決は路上で行われていたが、中盤から地下闘技場に戦場が変えられた。これはジャック・ハンマーの提案で猪狩完至の協力により行われ、シコルスキーは猪狩の手配したトラックで地下闘技場まで運ばれた。その後シコルスキーはジャック・ハンマーとガイアによって敗北を認めさせられた。直接対決では勝利できなかったが、地下闘技場戦士の勝利に貢献した猪狩であった。
猪狩完至のモデルはアントニオ猪木
猪狩完至のモデルは実在したプロレスラーのアントニオ猪木で、外見はほぼ同じである。アントニオ猪木も現役時代に異種格闘技をしており、経歴も似ている部分が多い。使用する技も猪狩と猪木は同じである。
アントニオ猪木の追悼読み切り『バキ道外伝 やっぱ猪狩完至は永遠だよネ』
アントニオ猪木が死去して、『刃牙シリーズ』作者の板垣恵介は緊急追悼企画として猪狩完至が主役の読み切りストーリーを発表した。作中の猪狩完至は死を偽装するストーリーで、最後は元気に戦う姿が描かれた。
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目次 - Contents
- 猪狩完至の概要
- 猪狩完至のプロフィール・人物像
- 猪狩完至の能力
- 人間力
- プロレス仕込みの打たれ強さ
- 観客を味方につけるパフォーマンス
- 猪狩完至の必殺技
- ナックルアロー
- 延髄蹴り(えんずいげり)
- 卍固め(まんじがため)
- 猪狩完至の来歴・活躍
- 猪狩完至と範馬刃牙の出会い
- 猪狩完至VSロブ・ロビンソン
- 猪狩完至VS金竜山
- 猪狩完至VS範馬刃牙
- 猪狩完至VSマウント斗羽
- 猪狩完至VSシコルスキー
- 猪狩完至の関連人物・キャラクター
- 範馬刃牙(はんま ばき)
- 徳川光成(とくがわ みつなり)
- マウント斗羽(まうんと とば)
- シコルスキー
- ロブ・ロビンソン
- 金竜山(きんりゅうざん)
- 猪狩完至の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「お願いだ刃牙さんッッ。わたしに勝たせてくれッッッ」
- 「相手の技は全て受けきるッ」
- 「嗚呼、いい気持ちだ」
- 猪狩完至の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 宿敵シコルスキー打倒に猪狩が協力
- 猪狩完至のモデルはアントニオ猪木
- アントニオ猪木の追悼読み切り『バキ道外伝 やっぱ猪狩完至は永遠だよネ』