猪狩完至(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
猪狩完至(いがり かんじ)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロレスラー。プロレス仕込みの必殺技と打たれ強さに加えて観客を味方につけるパフォーマンスが武器。地下闘技場に参戦経験があり、地下闘技場支配人の徳川光成(とくがわ みつなり)とは旧知の仲。最大トーナメントではベスト8まで勝ち上がり、高校生チャンピオンの範馬刃牙(はんま ばき)と善戦する活躍を見せた。最大トーナメント後はプロレスラーのマウント斗羽(まうんと とば)と対決し、最凶死刑囚編ではロシアの死刑囚シコルスキーと戦った。
猪狩完至の来歴・活躍
猪狩完至と範馬刃牙の出会い
地下闘技場支配人の徳川光成は猪狩完至(いがり かんじ)を屋敷に呼び、魅力的な地下闘技場の闘技者がいない事を嘆いていた。猪狩は地上最強の生物の異名を持つ人物、範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)の息子が存在する事を光成に伝える。猪狩が刃牙について話している時、後方から殺気を感じ取り「そこまでだッ」と敵を止める。猪狩の後方に立っていたのは屋敷の親衛隊長の加納秀明(かのう しゅうめい)で、猪狩と睨み合いになるが、光成は必死で止める。不意打ちを狙って突如笑顔になった猪狩は「いい隊長だな」と肩に触ろうとするが、猪狩の不意打ちを見抜いた加納は躱す。猪狩は加納に任せれば屋敷は安心だと伝えて立ち去る。外に出た猪狩は光成に会いに行こうとする刃牙を見つけ、刃牙の今にも襲い掛かろうとするオーラを感じとり猪狩は立ち去る。刃牙はこの後加納を倒して光成の許可を得て、地下闘技場戦士となった。
猪狩完至VSロブ・ロビンソン
地下闘技場で行われる最大トーナメントに出場した猪狩完至は初戦でロブ・ロビンソンと対決することになった。ロブ・ロビンソンとはキックボクシングの統一世界ヘビー級チャンピオンである。試合前、憂鬱そうな表情でため息をついて元気のない猪狩は弟子の久隅(くずみ)から心配されるが、観客のいる試合会場に入ると別人のように臨戦態勢になる。九隅にビンタをして「バカヤロウッッッ」と叫んだ猪狩はロブの前に進む。観客の前で俄然元気になった猪狩に対して「一応プロなんだな」とロブが言うと、猪狩は「だれが一応プロだってェオイ」とロブの首にタオルを巻いて引き寄せて挑発に応じた。試合が始まるとロブの一方的な打撃を次々にくらって猪狩は出血するが、頭突きで反撃開始。ぐらついたロブにジャーマンスープレックス(相手の後ろから腰を掴み、持ち上げて後ろに投げる)を決めて猪狩の勝利で試合終了。
猪狩完至VS金竜山
猪狩完至の地下闘技場最大トーナメント2回戦は金竜山との対決となった。金竜山とは相撲の現役横綱だが、極秘で出場していた。金竜山は観客席に座る親方を見つけて動揺するが、親方は純粋に金竜山を応援しにきており、力水(相撲の試合前に儀式として飲む水)を金竜山に飲ませて送り出す。先手は猪狩で、ナックルアローを金竜山の額に当てる。金竜山の額からは出血がみられるが、止まらず猪狩に掴みかかって放り投げた。猪狩は延髄蹴りを仕掛けるが金竜山には通用せず、掴まれて叩きつけられる。猪狩は金竜山の脚をはさんで転ばそうとするが失敗して張り手をくらい何をしても返されてしまう展開。
猪狩は相撲の構えを取り、流れを変えようとするが金竜山の張り手を何度もくらう。猪狩は唯一使用可能な小手投げ(相手の廻しではなく片腕を抱えるように取り、取った腕に体重を預けるように投げる相撲の決まり手の1つ)を放つ。猪狩の小手投げをしのいだ金竜山であったが、猪狩は小手投げを繰り返して金竜山の肘関節を破壊し、ダブルアームスープレックス(立った相手を前かがみにさせて、両腕が背面でくの字になるように掴む。そのまま持ち上げて後ろに投げる)を仕掛ける。金竜山はなんとかしのぐが、猪狩はさらにジャーマンスープレックスで金竜山を宙に持ち上げる。落下しながら金竜山は猪狩の顔面に手を付いて猪狩の顔面を潰そうとする。だが金竜山は咄嗟に猪狩の顔面から手を離し、地面に手を付く。勢いよく左手を付いたことで左肩が外れる。そこで親方がタオルを投げて猪狩の勝利で試合終了。
ダブルアームとは相撲では五輪砕き(ごりんくだき)という型と体勢が全く同じで、相撲では決められた方が敗北となる。それに気付いていた金竜山は猪狩の顔面を潰すことができずに地面に手を付いた。金竜山の親方は異種格闘技の前に相撲での敗北を喫した事に怒って平手打ちし、相撲を辞めるように叱る。金竜山は髪を引きちぎって、1から相撲を修行しなおすと誓った。勝利した猪狩は自分が必ず優勝すると金竜山に宣言した。
猪狩完至VS範馬刃牙
準々決勝で地下闘技場チャンピオン範馬刃牙と対決することになった猪狩完至。試合前にベスト8になった8名の選手が会場に集められる。そこで猪狩は刃牙にわざと敗けてほしいと伝える。一旦選手達が退場し、刃牙の前に現れた猪狩は泣いて近寄り、敗けてほしいとさらに懇願し、刃牙は戸惑いながら試合に向かった。猪狩が試合前に刃牙に泣きついたのは刃牙を油断させるための芝居で、試合開始の合図がなっても弱気な顔をしている猪狩を見て油断した刃牙は猪狩の延髄蹴りをくらってしまう。
猪狩は止まることなく攻撃を続け、ナックルアローを放ち、ローキックを連続で放つ。猪狩は立ち止まり、ダメージはあったかと刃牙に問い、猪狩の方が立っているのがやっとだと言う。さらに猪狩は刃牙が老人を痛めつけようとしていると刃牙の動揺を誘うが、刃牙は騙されずに延髄蹴りを猪狩に命中させ、フロントネックロック(前かがみの敵の頭部を絞めて捻る技)を決めて一気に攻める。猪狩は小さく指でタップし、勝利した気になって1人喜ぶ刃牙であったが、審判には見えていなかった為試合は止まらず、猪狩は後ろから刃牙に金的を決める。
次々猪狩に攻撃される刃牙は必死に反撃するが、猪狩のプロレス仕込みの打たれ強さでダメージが無い。猪狩も攻撃の手を緩めず、エルボーを決めて、手足がマヒするツボで刃牙の動きを封じる。猪狩はフェンス上段からのニードロップ(フェンスから飛び降り、敵を膝で踏みつけるように着地する技)を刃牙にヒットさせる。猪狩はブレーンバスター(相手を逆さに抱え上げて後方に投げる)を決めて、さらに続けようとするが、刃牙は速い攻撃で反撃。プロレスラーの打たれ強さは覚悟を決めた時に発動し、人間の反応速度を超える速さの攻撃には弱い。
劣勢になった猪狩は刃牙の母である朱沢江珠(あけざわ えみ)そっくりに特殊メイクされた猪狩の愛人を刃牙に見せる。刃牙の動きが止まったところで猪狩のドロップキックが決まり畳み掛けるように猪狩はジャーマンスープレックス、エルボー、卍固めと立て続けに技を決めて会場を盛り上げ、猪狩コールで至福の瞬間を堪能した。しかし、柔軟な刃牙はスルスル抜けて偽物の母を見て刃牙は自分の戦う意味を思い出し、猪狩との戦いで学ぶ事があったと語り、猪狩にプロレス方式での戦いを挑む。
刃牙は猪狩の攻撃を躱さず、アレンジした刃牙のオリジナル技を猪狩に決めて観客だけでなく猪狩の愛人も味方につける。すべてを失ったと思った猪狩は40年前のデビュー戦を思い出す。猪狩は最初に習ったヘッドロック(頭部を締め付ける技)を刃牙に決めて、若き日のような漲る喜びの感情が溢れた。猪狩のヘッドロックは刃牙に返されて失神し、刃牙の勝利に終わった。猪狩は試合後、若い頃の戦う喜びを思い出させてくれた刃牙に感謝を伝え、優勝宣言をした金竜山に謝りにいった。
猪狩完至VSマウント斗羽
最大トーナメント終了後の観客がいなくなった東京ドームで猪狩完至とマウント斗羽は極秘の試合を始めようとしていた。偶然ワックスがけをしていた清掃員とすれ違う事で試合が行われる事が知れ渡り、雑誌編集者からテレビ関係者へと伝わり、猪狩と斗羽の試合を待ちわびた観客たちが集まる。東京ドームは一気に満員になり、試合開始を迎えた。猪狩の不意打ちは斗羽に見破られており、斗羽の一方的な試合展開で進むが、猪狩の延髄蹴りで展開は変わる。両者譲らない戦いになったが、猪狩の卍固めが決まったところで斗羽は脱力。斗羽は無意識の状態で放った16文キックで猪狩を吹き飛ばすが、斗羽はそのままうつ伏せで倒れる。斗羽は猪狩宛てに遺言を残し、猪狩を利用して死を偽装する。斗羽は海外で人知れず画家に転身し、ひっそりと暮らしていた。
猪狩完至VSシコルスキー
世界各地から偶然同時に脱獄し、敗北を求めて日本に集結した最凶死刑囚。ロシアの刑務所から脱獄したシコルスキーは猪狩完至、徳川光成、プロレスラーで地下闘技場戦士候補の館岡(たておか)が会食しているところに現れる。シコルスキーは館岡を襲い、簡単に倒してしまう。救急車で運ばれる館岡を見送る猪狩はシコルスキーに襲い掛かるがシコルスキーのカーヴィングナックル(指を少し尖らせて拳を作り、切断力があるパンチ)で顔面を傷つけられてあっさりと敗れてしまう。救急車に乗る前に猪狩はシコルスキーに因縁をつけようとするが振り向いた瞬間にシコルスキーのドロップキックが猪狩の顔面に命中。猪狩は手も足も出ずにシコルスキーに敗れた。
光成に地下闘技場まで案内されたシコルスキーは他の最凶死刑囚と地下闘技場戦士と対面し、最凶死刑囚VS地下闘技場戦士が開戦となった。一度解散したシコルスキーは猪狩と弟子2名に拉致される。プロレスの道場に連れて行かれたシコルスキーはリングに縛り付けられて、猪狩に拳銃で胸部を撃たれる。防弾チョッキを着用していたシコルスキーは無事で、猪狩の弟子がシコルスキーに襲い掛かるがシコルスキーのカーヴィングナックルであっさり敗れる。猪狩は土下座で敗北を認めたふりをして不意打ちを仕掛けようとしたが、シコルスキーには見破られており土下寝(手を前に伸ばし、うつ伏せにある)で返される。猪狩はシコルスキーにトレーニング器具で痛めつけられ、倒れたところに小便をかけられる。猪狩は反撃を仕掛けたが、これもシコルスキーに見切られており、カウンターのパンチで首から出血して猪狩は戦闘不能となった。
猪狩完至の関連人物・キャラクター
範馬刃牙(はんま ばき)
『刃牙シリーズ』の主人公で地下闘技場のチャンピオンに君臨する現役高校生。地上最強の生物と呼ばれる範馬勇次郎の息子で、刃牙は勇次郎を倒す事を目的に格闘技を極めようとしている。刃牙が地下闘技場の戦士になるために徳川光成の屋敷を訪れた際、猪狩完至と遭遇している。地下闘技場最大トーナメントではベスト4を懸けて猪狩完至と対決して刃牙が勝利し、刃牙がトーナメントを制覇した。
範馬刃牙(バキ)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
範馬刃牙(はんまばき)とは、『刃牙』シリーズの主人公。父は「地上最強の生物」と呼ばれる範馬勇次郎。母は朱沢財閥グループの朱沢江珠(あけざわえみ)。父勇次郎を倒すべく、日々トレーニングに明け暮れる。その中で数々の強敵と闘いながら強くなり、17歳にして猛者が集まる地下闘技場のチャンピオンに君臨。父勇次郎とは2度対決している。恋人は松本梢江(こずえ)で、学生時代から付き合っている。
徳川光成(とくがわ みつなり)
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スペック(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
スペックとは、『刃牙』シリーズの第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人。だまし打ちや武器使用を平気で行う卑劣さに加え、5分間の無呼吸運動も可能な強者。脱獄能力が高く、日本上陸後は警視庁をホテル代わりにする。作中では敗れ去りたいという願いを叶えるために最凶死刑囚VS地下闘技場戦士に参戦。範馬刃牙(本作主人公。地下闘技場覇者)、花山薫(やくざの組長。地下闘技場戦士)と戦い、数々の脱獄シーンも描かれる。花山との死闘の末敗れると願いが叶うことで一気に老化し、実年齢が97歳だった事が判明する。
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ドリアン/怒李庵海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
ドリアン/怒李庵海王(どりあんかいおう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する、世界各地から同時に脱獄し日本に集結した最凶死刑囚の1人で、中国拳法の達人である。中国拳法最高の称号「海王」の名を持つ実力がありながら、勝利のために凶器や催眠術など卑怯な戦法を使っている。最凶死刑囚編では愚地独歩(地下闘技場戦士の空手家)などの空手団体神心会戦士達と対決し、神心会総動員で戦う程の激戦となった。烈海王(中国拳法家)に敗れ、ドリアンが敗北を認めた時に自我が崩壊した。
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柳龍光(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
柳龍光(やなぎ りゅうこう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する最凶死刑囚の1人で猛毒の柳と恐れられる日本人。空道や毒手などの暗殺拳と武器を使用した戦いを得意としており、刑務所内では素手で十数名の受刑者を殺害している。敗北を求めて脱獄し、地下闘技場を訪れた柳は世界から集結した最凶死刑囚と地下闘技場戦士の戦いに参戦する。地下闘技場チャンピオンの範馬刃牙(はんま ばき)との戦いでは空道の技で1度は勝利し、毒手の効果により刃牙を死の淵に追い込むなどの脅威となった。
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ヘクター・ドイル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
ヘクター・ドイルとは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人で、体中に仕込んだ武器の使用や爆撃など格闘家の意表を突く攻撃を得意とする戦士である。電気椅子の死刑に耐え抜き、脱獄して来日すると、地下闘技場戦士やビスケット・オリバ(最凶死刑囚の捕獲に協力する囚人)と死闘を繰り広げた。愚地克巳(地下闘技場戦士の空手家)との戦いで敗北を認めたが、海外に逃亡する船で最凶死刑囚の柳龍光に襲撃されて失明し、海に落下する。なんとか生き延びていたドイルだがオリバに捕獲された。
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天内悠(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
天内悠(あまない ゆう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第1作『グラップラー刃牙』の最大トーナメント編に登場するアメリカ合衆国大統領のボディーガードである。天内流格技と称される空中殺法や組み技を得意としており、地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎も天内の実力を認めている。戦いに勝ち続けるために愛は必要不可欠で、相手を喜ばせる事と倒す事は表裏一体との持論を述べており、相手の考えている事を見抜く洞察力が優れている。勇次郎の推薦で最大トーナメントに出場し、空手家の愚地独歩と死闘を繰り広げた。
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シコルスキー(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
シコルスキーとは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人で、高い身体能力と驚異的な指の力を特徴とするロシア人である。元ソ連のミサイル発射口を使用した刑務所を自慢の指の力で登って脱獄すると、早速日本に上陸。猪狩完至(地下闘技場戦士のプロレスラー)と仲間のプロレスラーを襲撃し、同席した徳川光成(地下闘技場支配人)と出会う。地下闘技場戦士チャンピオンの範馬刃牙やジャック・ハンマー(地下闘技場最大トーナメント準優勝)など、シリーズを代表する戦士と激闘を繰り広げた。
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マホメド・アライJr.(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
マホメド・アライJr.とは板垣恵介原作『刃牙シリーズ』第2作『バキ』の登場人物。偉大なるボクサー、マホメド・アライの息子で、地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎とは幼少期に出会っている。アライJr.は父が追い求めたマホメド・アライ流拳法を完成させて来日し、勇次郎と再会。中国大擂台賽編では海王に勝利する。神の子激突編ではアライJr.が範馬刃牙(地下闘技場王者)の恋人松本梢江に突如プロポーズし、刃牙を倒して梢江を手に入れようとする。地下闘技場戦士との戦いを経て、刃牙への挑戦権を獲得した。
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マウント斗羽(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
マウント斗羽(まうんととば)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロレスラー。巨人と称される恵まれた体格とプロレスで培われてきたタフネスを武器としている。師匠の力剛山がケンカに敗れて死去してからは、プロレスラーはケンカに強くなければならないという信念を持ち、必死にトレーニングを続けてきた。異種格闘技である地下闘技場の戦いではチャンピオンの範馬刃牙と善戦し、最大トーナメントにも補欠選手として出場。引退試合としてプロレスラーのライバル猪狩完至と激闘を繰り広げた。
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龍書文(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
龍書文(ろん しょぶん)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する拳法家で、ポケットに手を入れた構えから素早く高威力の攻撃を放つ「抜拳」で戦う特徴を持つ。10代から台湾の黒社会の賭け試合で戦っており、プロ格闘家も出場する中で45歳まで無敗を継続する強者。その強さから「凶人(きょうじん)」「Mr.不可拘束(ミスター・アンチェイン)」などと呼ばれている。中国大擂台賽編に登場し、中国連合軍VS日米勝ち残り組としてアメリカの囚人で怪力戦士のビスケット・オリバと激闘を繰り広げた。
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目次 - Contents
- 猪狩完至の概要
- 猪狩完至のプロフィール・人物像
- 猪狩完至の能力
- 人間力
- プロレス仕込みの打たれ強さ
- 観客を味方につけるパフォーマンス
- 猪狩完至の必殺技
- ナックルアロー
- 延髄蹴り(えんずいげり)
- 卍固め(まんじがため)
- 猪狩完至の来歴・活躍
- 猪狩完至と範馬刃牙の出会い
- 猪狩完至VSロブ・ロビンソン
- 猪狩完至VS金竜山
- 猪狩完至VS範馬刃牙
- 猪狩完至VSマウント斗羽
- 猪狩完至VSシコルスキー
- 猪狩完至の関連人物・キャラクター
- 範馬刃牙(はんま ばき)
- 徳川光成(とくがわ みつなり)
- マウント斗羽(まうんと とば)
- シコルスキー
- ロブ・ロビンソン
- 金竜山(きんりゅうざん)
- 猪狩完至の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「お願いだ刃牙さんッッ。わたしに勝たせてくれッッッ」
- 「相手の技は全て受けきるッ」
- 「嗚呼、いい気持ちだ」
- 猪狩完至の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 宿敵シコルスキー打倒に猪狩が協力
- 猪狩完至のモデルはアントニオ猪木
- アントニオ猪木の追悼読み切り『バキ道外伝 やっぱ猪狩完至は永遠だよネ』