末堂厚（刃牙）の徹底解説・考察まとめ
末堂厚（すえどうあつし）とは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』と第2作目『バキ』に登場する空手家である。愚地独歩（おろちどっぽ）の創設した神心会空手の門下生で、フルコンタクト空手の全国ナンバー1を決める大会の決勝戦で主人公の範馬刃牙（はんまばき）と対戦している。またアメリカの死刑囚ドリアンと夜中、遊園地の中で決闘したこともある。友人は同門の加藤清澄（かとうきよすみ）で若い頃から苦しいトレーニングを共にしてきた。
「今日は死んだっていい」
報復戦に命をかける末堂
神心会の門下生達によって遊園地に連れてこられたドリアンがメリーゴーランドやコーヒーカップに乗って遊んでいると、怒りに満ちた顔の末堂がドリアンの前に現れコーヒーカップごとドリアンを蹴飛ばした後に言ったセリフ。
「神心会館三段、末堂厚って者だ。加藤清澄とは同期の桜、共に砂を噛んだ間柄だ。今日は死んだっていい」これは加藤を半殺しにしたドリアンへの報復戦となった。加藤の復讐のためなら死んでもいいと覚悟する末堂の義理堅さや男気溢れる名シーンである。
末堂厚の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
道場破りへの残酷ショー
このセリフがキッカケで末堂に半殺しにされたプロレスラー
昔末堂が所属する神心会の道場にアメリカのプロレスラーが見学に来たことがある。「リングじゃ使えねェ」と言ったプロレスラーに対し末堂がキレたことで異種格闘技戦が行われた。レスラーの見せ場は最初のボディスラムだけでこの1発が末堂を目覚めさせた。冷静になった末堂は完璧な空手を披露し、そのプロレスラーは2度とステーキが喰えなくなる残酷ショーとなった。
愚地独歩との力の差
刃牙に敗れた末堂が意識を取り戻すと、目の前に愚地独歩が立っていた。末堂は独歩に称賛されながら腰に腕を回されるとそのまま絞められてまた気を失ってしまった。独歩との力の差が明らかになったシーンである。
克己への応援
地下闘技場最大トーナメントで日本一の喧嘩師である花山薫と神心会空手の最終兵器（リーサルウェポン）と呼ばれる愚地克己との対戦で、克己が追い詰められ諦めそうになった時に末堂は同期の加藤清澄と共に克己を応援するシーンがある。突きの素振りをしながら観客席から応援する2人に克己はエネルギーをもらい見事逆転勝利を収めることができた。
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愚地独歩（おろち どっぽ）とは板垣恵介原作『刃牙シリーズ』に登場する空手の達人。空手団体「神心会」の総帥で「武神」「虎殺し」の異名を持つ。三戦（さんちん）を始め様々な構えや散眼など古くから伝わる技も実戦で使ってみせる。第1作『グラップラー刃牙』では地上最強の生物と呼ばれる範馬勇次郎と地下闘技場で戦い、最大トーナメントにも参戦する。第2作『バキ』では最凶死刑囚との戦いに加わり神心会を代表して活躍。第4作『刃牙道』ではクローン技術で蘇った宮本武蔵と対決し、第5作『バキ道』では力士の猛剣と戦う。
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目次 - Contents
- 末堂厚の概要
- 末堂厚のプロフィール・人物像
- 末堂厚の能力
- 高い身体能力
- 勝利への執着心
- 冷静さ
- 末堂厚の必殺技
- 後ろ回し蹴り
- 三戦（サンチン）
- 正拳突き
- 末堂厚の来歴・活躍
- 末堂厚VS範馬刃牙
- 末堂厚VS範馬勇次郎
- 末堂厚VSドリアン
- 末堂厚の関連人物・キャラクター
- 愚地独歩（おろちどっぽ）
- 加藤清澄（かとうきよすみ）
- 愚地克己（おろちかつみ）
- 末堂厚の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 「サッサとおッぱじめようぜ。パーフェクトナチュラルパワー同士でよ」
- 「館長に伝えときなッ。4連覇はなくなりましたッてなッッ」
- 「今日は死んだっていい」
- 末堂厚の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 道場破りへの残酷ショー
- 愚地独歩との力の差
- 克己への応援