マホメド・アライJr.(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マホメド・アライJr.とは板垣恵介原作『刃牙シリーズ』第2作『バキ』の登場人物。偉大なるボクサー、マホメド・アライの息子で、地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎とは幼少期に出会っている。アライJr.は父が追い求めたマホメド・アライ流拳法を完成させて来日し、勇次郎と再会。中国大擂台賽編では海王に勝利する。神の子激突編ではアライJr.が範馬刃牙(地下闘技場王者)の恋人松本梢江に突如プロポーズし、刃牙を倒して梢江を手に入れようとする。地下闘技場戦士との戦いを経て、刃牙への挑戦権を獲得した。

マホメド・アライJr.の来歴・活躍

幼少期

マホメド・アライ(左奥)は範馬勇次郎(右)に子供のマホメド・アライJr.(左手前)を紹介する

1976年、マホメド・アライ(アライJr.の父親)はアントニオ猪狩(プロレスラーで地下闘技場)との他流試合の為来日。試合前の夜にロードワークをしているアライのもとに範馬勇次郎が現れる。圧倒的に強さは上の勇次郎だが、アライの生き様を「力なき者の希望だ」と讃える。勇次郎の夢は絶対的な闘争力を手にする事であると聞き、アライは息子アライJr.と勇次郎を会わせる。アライは息子がマホメド・アライ流拳法を完成させる事が自分の夢だと語った。

松本梢江との出会い

範馬刃牙は柳龍光(最凶死刑囚)の毒手(手に毒を染み込ませて敵に攻撃する)により衰弱して入院。松本梢江(刃牙の恋人)は深刻な病状を医師に告げられ外で泣いていた。そこにマホメド・アライJr.が現れ、道を尋ねる。梢江の様子を見てアライJr.は事の重大さを察し、御守りを手渡して立ち去った。

マホメド・アライJr.VSデイブ

デイブとは格闘技チャンピオン(ジャンルは不明)でジム内の他の選手では全く歯が立たない。ジムを訪ねたアライJr.の事をミスターと呼び崇拝している。デイブは打撃とタックルを仕掛けるがアライJr.は回避してカウンターを決める。アライJr.の圧勝であった。

マホメド・アライJr.VS範馬勇次郎

マホメド・アライJr.(左)の父が苦戦したアライ・猪狩状態に対する反応を試す範馬勇次郎(右)

範馬勇次郎の滞在しているホテルにアライJr.が訪問。アライJr.は勇次郎にマホメド・アライ流拳法が完成した事を伝え、自分と戦って試すように誘った。勇次郎はかつてアライJr.の父マホメド・アライが苦しんだアライ・猪狩状態のポジション(猪狩が寝そべる事でアライのパンチは顔面に届かず、猪狩の蹴りはアライの脚に当たる。不用意に近づくと寝技で猪狩が有利となる)をとり、どう攻めるかアライJr.に問いかける。アライJr.は寝そべる勇次郎を見て、戦いを放棄している体勢だと言って立ち去る。勇次郎は怒り狂って客室の戸を破壊した。

マホメド・アライJr.VS中国拳法家

中国で100年に1度開催される中国拳法最強を決める大会「大擂台賽」。海王以外の枠で出場する事を希望するアライJr.に劉海王(海王の中でも高齢で、大会運営に一部関与)は試練を与える。劉海王の弟子の中国拳法家とアライJr.は戦う事になり、中国拳法家はアライ・猪狩状態でアライJr.がどう対応するか試す。アライJr.はすでにアライ・猪狩状態の対策も完成させており、十分に接近して中国拳法家の攻撃を躱してパンチを決める。慌てて立ち上がる中国拳法家だが、アライJr.の強烈なパンチは続き、顎が外れてダウン。アライJr.が勝利。

マホメド・アライJr.VS除海王

マホメド・アライJr.(左下)のパンチが除海王(右上)の急所に命中する

除海王とは中国江蘇省の海王で、龍王拳の使い手。アライJr.を見下ろす程大きな体格である。試合開始早々、アライJr.のパンチは除海王の急所に命中。アライJr.はダメージで動きが鈍くなった除海王のスピードが戻るまで猛攻を躱し続けて待つ。除海王の攻撃に速さが戻ったところでカウンターを決め、失神KOでアライJr.が勝利した。

マホメド・アライJr.VS範海王

中国大擂台賽は郭海皇(前大会覇者)の提案で中国連合軍VS日米生き残り組の団体戦に変更される。アライJr.は範海王と対戦する事になった。範海王はマホメド・アライ流拳法には蹴りが無いため、射程距離と威力の面で不完全だと言う。アライJr.は試合開始早々パンチで範海王の顔面を切り裂く。アライJr.は範海王の攻撃を躱し、地面を強く蹴る事で生まれる強力なパンチを決める。範海王は立ち上がるが、ダメージで平衡感覚を失って倒れる。アライJr.の勝利。

マホメド・アライJr.VS渋川剛気 1回目

マホメド・アライJr.(左)のパンチは渋川剛気(右)の顎をとらえる。寸止めされた渋川が怒っている

アライJr.は松本梢江に好意を抱いており、プロポーズをする。困惑する梢江だが、アライJr.は刃牙を倒す事で自分の実力を示そうとする。腕試しとして渋川剛気と対戦。渋川に投げ飛ばされて驚くアライJr.だが、渋川の反応できない速さのパンチを放ち渋川顔面付近で寸止めする。渋川は情けをかけられた事でプライドが傷つき怒る。それを聞いたアライJr.は止めた拳を当てて渋川は気絶。アライJr.の勝利。

マホメド・アライJr.VS愚地独歩 1回目

渋川の次にアライJr.が対戦相手に選んだのは空手の達人愚地独歩。スピードはアライJr.が上で次々と攻撃を当てる。愚地は真剣勝負の体勢になり、一気に殺気を増した攻撃を仕掛ける。愚地はアライJr.のパンチを廻し受けで封じ、カウンターを仕掛ける。顔面と股間に掌底を放ち、愚地の感覚では必ず当たると確信。しかし、アライJr.のバックステップは愚地の想像以上の速さで、さらにカウンターが放たれ愚地はクリーンヒットを受けて気絶。アライJr.の勝利。

マホメド・アライJr.VSジャック・ハンマー

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ゲリー・ストライダム(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

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ゲリー・ストライダムとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場するアメリカ陸軍の大佐である。地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎に側近として仕え、同時に危険人物として監視する任務も遂行している。側近として勇次郎の移動手段の手配や情報伝達の役割を担う一方、彼の息子である範馬刃牙の動向も気にかけており、2人が対決する時は会場の用意や互いの状況を頻繁に伝えるなど忙しく立ち回った。米軍で戦場格闘技の指導をするほどストライダム自身の戦闘力は高いが、完全武装をしても勇次郎には敵わない。

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マホメド・アライ(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マホメド・アライ(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マホメド・アライとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する伝説のボクサーでスポーツの粋を超えた数々の伝説を持ち、生きながら“神”となった男。現役時代は圧倒的な強さと対戦相手への挑発的なパフォーマンスでファンを魅了し、人種差別や国家の圧力に屈しない姿は社会的弱者の希望でもある。その生き様は地上最強と呼ばれる範馬勇次郎からも尊敬され、2人は友人関係を築いている。徴兵忌避によるブランクで叶わなかった全局面的闘法「マホメド・アライ流拳法」を完成させる夢を、息子のマホメド・アライJr.に託した。

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マイケル・ホールズ(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マイケル・ホールズ(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マイケル・ホールズとは、『刃牙シリーズ』の第2作目『バキ』で登場するビスケット・オリバが収監されているアリゾナ州立刑務所の所長である。第3作目『範馬刃牙』で主に登場し、主人公の範馬刃牙(はんまばき)がアメリカの大統領に直訴しオリバと戦うために自身をアリゾナ州立刑務所に収監するよう命じたことから関わることとなる。マイケル・ホールズがオリバと刃牙の間に入り、2人は正式に戦うこととなった。

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劉海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

劉海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

劉海王(りゅう かいおう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ格闘家である。中国拳法を代表する実力者で、100歳を超えても屈強な肉体を維持している。自身が率いる白林寺では多くの格闘家が修行し、烈海王やドリアン海王といった一流の戦士も輩出している。海王同士が戦い、優勝者に最強の証たる「海皇」の称号を与えるトーナメント「中国大擂台賽」に現役海王として出場。「地上最強の生物」の異名を持つ範馬勇次郎と対決し、顔面の皮を剥ぎ取られる衝撃的な敗北を喫した。

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刃牙シリーズの武術・流派まとめ

刃牙シリーズの武術・流派まとめ

『刃牙』シリーズは、強さを求めて飽くなき戦いを繰り広げる格闘家たちの熱く壮絶な生き様を描いた板垣恵介の描く漫画作品。『グラップラー刃牙』、『バキ』、『範馬刃牙』、『刃牙道』、『バキ道』と名前を変えながら30年以上の長期連載を果たしている。 格闘技を扱った作品であるだけに、現実に存在するものを中心に様々な武術や流派が登場する。空手や柔道といったお馴染みのものから柔術、合気道、ボクシングまで多種多様。ここでは、『刃牙』シリーズに登場する武術と流派を紹介する。

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