
園田盛男(そのだ もりお)とは板垣恵介の漫画「刃牙シリーズ」に登場する警察官。警視庁警視正の役を持つエリートで、柔道部では師範を務める実力者である。シリーズ第2作『バキ』では、最凶死刑囚を捕獲するために組織を率いる活躍をした。最凶死刑囚の人知を超えた戦闘力を前に警察組織ではまるで歯が立たず、凶悪犯逮捕の切り札ビスケット・オリバの力を借りるためにアメリカの刑務所まで自ら足を運んでいる。外伝作品『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』ではヤクザの抗争を鎮めるために警察を率いる人物として登場している。
園田盛男の概要
園田盛男(そのだ もりお)とは板垣恵介の漫画「刃牙シリーズ」に登場する警察官で、警視庁警視正の肩書を持つエリート。警視庁の柔道部では師範を務める実力者であり、大会が迫った部下からは稽古を依頼される様子もあり頼りにされている。シリーズ第2作『バキ』では、最凶死刑囚を捕獲するために組織を率いており、最凶死刑囚の人知を超えた戦闘力を前に警察組織はまるで歯が立たずに苦労を強いられる。園田は海外の警察組織との会合の際、アメリカで凶悪犯逮捕に協力する囚人のビスケット・オリバの存在を知り、苦肉の策としてオリバに力を借りるために自らオリバのいる刑務所まで足を運んでいる。オリバの協力を得る事に成功した園田であったが、来日したオリバは規格外の行動を繰り返し、最凶死刑囚の捕獲は進む一方で世話役の園田が振り回される事は多かった。外伝作品『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』ではヤクザの抗争を鎮めるために警察を率いる人物として登場している。
園田盛男のプロフィール・人物像
年齢:40歳前後(推定)
性別:男性
身長:175cm(推定)
体重:85kg(推定)
国籍:日本
職業:警視庁警視正
CV:石井康嗣(アニメ版第2作)
やや癖毛の短髪で口髭を生やしており、柔道で鍛え上げた屈強な体格を持つ人物である。警視庁警視正の肩書を持つエリートで、警視庁の柔道部では師範代の実力者である。偉大なキャリアを持ち、警視庁は世界に誇る組織であるとプライドを持っているが、人知を越えた最凶死刑囚の脅威を抑えることができない事に苛立ちを見せ、プライドが傷つけられている。海外の警察関係者に協力を依頼するなどの柔軟性を持ち合わせており、園田の行動によって最凶死刑囚の捕獲に繋がった事も多い。
園田盛男の能力
柔道

後輩に柔道について語る園田盛男
園田は警視庁の柔道部で師範を務める実力者である。警視正として忙しく、部員に稽古を付ける事があまりない様子であったが、部員からは頼りにされており、その技術と指導力は好評である。
戦略家

正々堂々と戦うだけが戦略では無いと自身の考えを後輩に伝える園田盛男(右)
園田は警視庁の柔道部員に、たとえ勝利できなくても相手に怪我を負わせる事で再び戦う時に優位に立てるとアドバイスを送っている。正々堂々と戦うだけではない戦略家の一面も持ち合わせている。
高いバイタリティー

ビスケット・オリバに最凶死刑囚捕獲の協力を依頼するため、アメリカの刑務所まで足を運ぶ園田盛男(右)
日本が誇る警視庁でも最凶死刑囚の捕獲は難航を極めた。組織を率いる園田はプライドを傷つけられながらも、海外の警察関係者に協力を要請した。さらにアメリカが隠してきた凶悪犯逮捕の切り札ビスケット・オリバに自ら足を運んで支援を依頼した。その高いバイタリティーによって、最凶死刑囚の全員捕獲に大きく貢献する結果となった。
園田盛男の必殺技
金的

園田盛男(左)は、警視庁のトイレで最凶死刑囚のスペック(右)に遭遇し、咄嗟に金的を放った。
園田は警視庁内のトイレで留置していたはずの最凶死刑囚のスペックと遭遇してしまう。スペックはいとも容易く設備を破壊して脱走し、外出していたのだ。好戦的ではないスペックであったが、咄嗟に園田は金的を放っている。スペックには簡単に防がれてしまったが、園田が追い詰められた時に放つ渾身の一撃は柔道技では無く、金的であった。
園田盛男の来歴・活躍
『バキ』
最凶死刑囚来日
世界最強の戦士を決める格闘家の聖地「地下闘技場」。地下闘技場の支配人である徳川光成(とくがわ みつなり)によって開催された地下闘技場最大トーナメントでは、その名の通り世界最強を決めるに相応しい壮絶な戦いが繰り広げられた。この大会を機に格闘家の認識では、優勝した範馬刃牙(はんま ばき)が世界最強となった。刃牙の大会の傷が癒えた頃、世界各地では偶然にも同時に5名の凶悪な死刑囚が厳重な刑務所から脱獄し、皆口を揃えて敗北を知りたいと言って日本の東京に向かっていた。最凶死刑囚(さいきょうしけいしゅう)と名付けられた彼らが日本に潜伏している事を知った警視庁は、早速捕獲を目的とした捜査本部を発足した。その指揮を取るのは園田盛男(そのだ もりお)警視正である。
アメリカの死刑囚スペック
最凶死刑囚の1人スペックは、アメリカ出身の死刑囚で、海底深くにある潜水艦の刑務所に収監されていた。たとえ脱獄しても海中で息絶えるような監獄であるが、5分間の無呼吸運動を可能とする恐るべき肺活量で生き延びて日本に到着。早速刃牙を襲撃し、騒ぎを起こして逮捕される。警視庁留置管理課の第2会議室では警視庁の留置所に収監されているスペックについて会議が行われ、園田も出席していた。園田はスペックについて、過去のデータが全く通用しない知性の高い1頭の怪物と思うように部下に伝え、書類送検を終了するまで輸送立ち合い時の警備は通常の3倍にするよう指示を出した。
会議を終えると警察職員が来週の柔道の試合に向けて稽古をつけてほしいと園田に声をかける。園田は柔道とは誰かに稽古を付けられただけですぐに強くなるようなものでは無いと渋るが「勝てぬとワカったら最低怪我だけはさせろ」とアドバイスを送り「それが明日につながる」と付け加えた。それを聞いた部下は、怪物はスペックより園田の方だと呆れている。
会議室を退出した園田がトイレで用を足しながら一息ついていると、留置所にいるはずのスペックが現れて横の便器で用を足す。スペックは留置所の食事が少ない事を理由に脱走し、コンビニ店員を殺害して食料を調達していた。スペックは悪びれる様子もなく園田に中華まんじゅうを手渡そうとするが、身の危険を感じた園田は金的を放つ。しかし、あっさりと防がれてしまい、スペックは園田の口に無理やり中華まんじゅうを2個詰め込んでまた留置所に戻っていった。スペックは警視庁の手に負える人物では無いが、食事の出る住居としてスペックは留置所を気に入っており、園田を殺害すると不都合が生じると感じ取ったのか殺害される事はなかった。
ある日、スペックは格闘家としての嗅覚に導かれ、地下闘技場に向かった。そこには同じく何かに導かれるように他の最凶死刑囚も地下闘技場に集結していた。これを予知していた光成は事前に最大トーナメントに出場した地下闘技場戦士の中から最凶死刑囚と戦いに適している人物を集めており、5対5の団体戦を提案する。ルールは前田光世方式という大まかに場所と日時を決めて対決するシステムを光成が考えた。しかし、ルールなど決める必要が無いと戦士達が望んだ為、自由に戦う事になる。事実上、この時点で彼らの戦いが始まった。各戦士は一度解散し、スペックはひとまず警視庁の留置所に戻ってくつろいだ。園田達警視庁の職員はもはや全くコントロールできないスペックが留置所に戻ってきた事に安堵するしかない状況であった。
スペックが最初のターゲットとしたのは刃牙で、その戦いのために脱走しようとしていた。3度目の脱走を許すわけにいかない警視庁は、対テロ対策用特殊部隊の6名を手配し、スペックの足止めを図った。この6名は高度な訓練を受け、最先端の武装をした警視庁として現在考えられる最高の部隊である。しかし、スペックには全く歯が立たず、6名は殺害されてしまい、警視庁としてはもうなすすべがない。この戦いの録画映像を見た園田は絶望した。
園田がスペックに拳銃を奪われた部下を怒っていると、地下闘技場戦士の花山薫(はなやま かおる)が気絶したスペックを運んできた。デートをしている刃牙を襲おうとしたスペックに花山が立ちはだかり、激闘の末花山が勝利したのだ。花山も重傷を負っており、警察の車で病院まで搬送するよう園田が指示する。一件落着かと思われ、警察車両が発進しようとしたその時、目を覚ましたスペックが多くの警察官を殺害して武器を奪い、再び花山に襲い掛かった。拳銃で撃たれるなどの攻撃を受けた花山であったが、最後は異常な握力で喉を握りしめて破壊し、花山の完全勝利で終わった。この戦いに敗れたスペックは敗北を知るという目的を果たし、異常なまでの若さを保っていた肉体が実年齢97歳の本来の肉体に変貌を遂げる。スペックは急激に衰弱して昏睡状態となって入院した事から、園田の管理からは離れた。
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鎬昂昇(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
鎬昂昇(しのぎ こうしょう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する空手家である。斬撃拳と称される鎬流空手を使い、指で神経を切断する紐切りを得意技としている。第1作『グラップラー刃牙』では地下闘技場チャンピオン範馬刃牙に挑戦し、死闘の末敗れる。進化した紐切りを習得して最大トーナメントにも出場。兄で外科医の鎬紅葉と対決し、幼少期から抱いていた兄への恐怖心を乗り越えて勝利。2回戦は合気道の達人渋川剛気と対決して惜しくも敗れる。第2作『バキ』では死刑囚ヘクター・ドイルと対決し、反則技で敗れた。
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徳川光成(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
徳川光成(とくがわみつなり)とは『刃牙シリーズ』の全てに登場する資産家である。水戸黄門すなわち徳川光圀の子孫で第1作目『グラップラー刃牙』では地下闘技場最大トーナメントを開催した。第2作目『バキ』では世界中の死刑囚達を、第3作目『範馬刃牙』では白亜紀の原人ピクルを日本の強者達と引き合わせた。第4作目『刃牙道』では宮本武蔵のクローンを現世に蘇らせるプロジェクトを立ち上げ、第5作目『バキ道』では古代相撲の野見宿禰(のみのすくね)が山に籠って修行中のところを下界に降ろし強者達と出会わせている。
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アレクサンダー・ガーレン(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
アレクサンダー・ガーレンとは、『刃牙シリーズ』に登場するロシア人レスラー。ロシアの明日のために戦う熱烈な愛国主義者で、作中でも実力を高く評価される強豪の1人だが、それゆえに強さの指標としてたびたび噛ませ犬にされる。第1作目『グラップラー刃牙』で開催された地下闘技場最大トーナメントの補欠選手として出場し、控室では暴走族の柴千春や喧嘩師の花山薫と揉めた後、アナコンダやカナダのピットファイター(喧嘩屋)であるジャック・ハンマーと戦った。第2作目『バキ』ではロシアの死刑囚シコルスキーとも戦っている。
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末堂厚(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
末堂厚(すえどうあつし)とは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』と第2作目『バキ』に登場する空手家である。愚地独歩(おろちどっぽ)の創設した神心会空手の門下生で、フルコンタクト空手の全国ナンバー1を決める大会の決勝戦で主人公の範馬刃牙(はんまばき)と対戦している。またアメリカの死刑囚ドリアンと夜中、遊園地の中で決闘したこともある。友人は同門の加藤清澄(かとうきよすみ)で若い頃から苦しいトレーニングを共にしてきた。
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ジェフ・マークソン(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
ジェフ・マークソンとは、『刃牙シリーズ』第2作目『バキ』に登場する元警官である。警官だった頃、ヒッピー相手に恐喝していたところを、死刑囚ながら圧倒的な武力で政府から自由を認められたビスケット・オリバに目撃される。逆上してオリバに戦いを挑んだが瀕死の重傷を負わされ、その復讐のためだけに24年間生きてきた。ビルに立て籠もり、ビスケット・オリバを呼び出して決闘をしたが返り討ちにされた。十分な準備をしたにも関わらずオリバには全く歯が立たず、彼の強さを際立たせるキャラクターとして描かれている。
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寂海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
寂海王(じゃく かいおう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する格闘家。日本人で唯一、中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ実力者。純日本式拳法「空拳道」の戦士として日本で2万4千人の弟子を育成しており、強者を見つける度に空拳道の指導者としてスカウトしている。中国大擂台賽に出場し、持ち前の打たれ強さと心理戦に加え、関節技を主軸とした空拳道の技術でトーナメント初戦は陳海王に圧勝。擂台賽後半は中国連合軍VS日米勝ち残り連合軍に日米チームで参戦し、海王の中でも屈指の猛者である烈海王と対決した。
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目次 - Contents
- 園田盛男の概要
- 園田盛男のプロフィール・人物像
- 園田盛男の能力
- 柔道
- 戦略家
- 高いバイタリティー
- 園田盛男の必殺技
- 金的
- 園田盛男の来歴・活躍
- 『バキ』
- 最凶死刑囚来日
- アメリカの死刑囚スペック
- ビスケット・オリバ来日
- オリバの柔道体験
- 最凶死刑囚の捕獲後を視察
- 『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』
- ヤクザの抗争で出動
- 園田盛男の関連人物・キャラクター
- ビスケット・オリバ
- スペック
- 渋川剛気(しぶかわ ごうき)
- 花山薫(はなやま かおる)
- マイケル・ホールズ
- ナットー・L・ネルーニョ
- 園田盛男の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「勝てぬとワカったら最低怪我だけはさせろ」
- 「世界に誇る警視庁の留置所をだぞ?」
- 「どうかご協力願いたいッッ」
- 園田盛男の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- スペックに殺されかけている園田盛男
- 園田はかなりエリート
- 園田の高い語学力