イチケイのカラス(漫画・ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『イチケイのカラス』とは、浅見理都(あさみりと)による裁判官を主人公とした日本のリーガル漫画。『モーニング』で2018年から連載された。主人公・坂間は、武蔵野地方裁判所第一刑事部、通称「イチケイ」に配属される。そこで型破りな判事・入間みちおに出会う。入間は「ただ裁判官は判決を下すのみ」と思っている坂間とは違い、実際の事件現場を訪れたり、気になることは徹底的に検証したりするタイプだった。被告人の人生まで考える入間と関わるうちに、坂間も裁判官として、そして人として成長していくヒューマンリーガル作品。

新人事務官の一ノ瀬。

新人の事務官。おっとりした性格。
劇場版では検察の井出 伊織(いで いおり)と結婚し、悠々自適な都会暮らしだと思っていたら岡山の田舎に行くことになり落ち込んでいる。

浜谷 澪(はまや みお/演:桜井ユキ)

サバサバした性格の浜谷。

書記官。3つ子の母であるため、性格も姉御肌。

最高裁判所(さいこうさいばんしょ)

日高 亜紀(ひだか あき/演:草刈民代)

入間と確執がある日高。

女性初の最高裁判所の裁判官。入間とは因縁の仲。坂間に対しては同じ出身地で女性であることから、何かと目をかけながらも「入間が不審な行動をしたら即刻密告するように」という忠告もしていた。

12年前の事件で、最高裁事務総局から審理を早く終わらせるように言われていたため裁判関係者に忖度を働き、入間が調べた証拠も全て拒否して仁科に無期懲役の判決を下した。
しかし、再審となり入間から「12年前、仁科は無罪だったのに誤った司法のせいで亡くなったんだ」と言われたことから、「仁科は無罪で、志摩 総一郎(しま そういちろう)が真犯人だった」という記者会見を開いて辞職した。その後はカレー屋を営んでいる。

香田 健一郎(こうだ けんいちろう/演:石丸謙二郎)

最高裁事務総局・事務総長。最終話で「入間の職権の発動は、職権濫用だ」と指摘し裁判官を解雇させようとする。
しかし、第2話で問題を起こした息子・香田 隆久(こうだ たかひさ)を懲戒処分にしたにも関わらず復帰させようとしていることを周囲に知られたため、入間を熊本に異動させるだけで終わらせた。

東京地方検察庁(東京ちほうけんさつちょう)

井出 伊織(いで いおり/演:山崎育三郎)

メガネ姿の井出。

検察官。落ち着いていて、正義感が強い性格。
入間のお目付役として東京地検に異動してきた。いつも入間の自由奔放に振り回されている。
劇場版では入間のお目付役として岡山に転勤。また、事務官の一ノ瀬と結婚している。

城島 怜治(じょうじま れいじ/演:升毅)

スーツ姿の城島。

真相を突き詰めて正しい裁きを行いたいと思っているが圧力に弱く、その気配を察知すると裁判には非協力的になる。
しかし、書記官たちに「正しく裁くという初心を忘れたんですか」とドヤされて圧力に屈しない姿勢を見せる。
12年前の事件では、仁科 由貴(にしな ゆき)から出された再審請求を左遷覚悟で通した。イチケイの曲者の対応が出来ることから、異動や左遷は免れている。

入間の知り合い

富樫 浩二(とがし こうじ/演:明樂哲典)

みちおのファンクラブ「みちおを見守る会」の会長。

青山 瑞希(あおやま みずき/演:板谷由夏)

法廷に立つ青山。

入間の弁護士時代の同僚。入間と仲がよく、共に正しい裁きを行いたいと思っている。
看護師の母・多恵(たえ)がおり、第10話で17年前に無資格医師と共に働いていたことをなかったことにしようとしたが、入間に「法に背くのか」と言われて考え直している。
最終話では「入間と癒着があり、不正な金を得ている」と週刊誌にデマを流されてしまった。

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