イチケイのカラス(漫画・ドラマ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『イチケイのカラス』とは、浅見理都(あさみりと)による裁判官を主人公とした日本のリーガル漫画。『モーニング』で2018年から連載された。主人公・坂間は、武蔵野地方裁判所第一刑事部、通称「イチケイ」に配属される。そこで型破りな判事・入間みちおに出会う。入間は「ただ裁判官は判決を下すのみ」と思っている坂間とは違い、実際の事件現場を訪れたり、気になることは徹底的に検証したりするタイプだった。被告人の人生まで考える入間と関わるうちに、坂間も裁判官として、そして人として成長していくヒューマンリーガル作品。

大前と出会えたことに衝撃を受ける津名。

30代のサラリーマン。大前のことを知っており尊敬していたため、陪審員として偶然出会えたときには握手を求めていた。
裁判後も大前と交流があるものの、ビジネスの話より孫の話をされるため少し残念に思っている。

新村(にいむら)

独特な考えを持つ新村。

40代ほどの女性。陪審員の話し合いでもあまり口を開かないタイプ。かと思えば、「田端さんと露井さんがトラブルを起こした日は、金星と土星がちょうど重なる日と同じ。これは何か目に見えない力が働いている」と電波的な発言をした。
裁判後は推理小説を書いて、新人賞に応募している。

学校関係

巣堂 祐樹(すどう ゆうき)

授業を妨害したことを両親に打ち明ける巣堂。

都立五月雨高等学校に通う男子高校生。小テストで低い点数を取っており、成績はあまり良くない描写がある。
日頃から真面目で口うるさい更科を嫌っており、少し困らせて担任を外してやろうと授業中に大声で騒いだ。その結果、更科は巣堂を注意し生徒指導室に連れて行こうと腕を掴んで廊下に連れ出す。
巣堂が抵抗した際に、更科が巣堂の腕を離した。その勢い余って床に転倒した巣堂は手を怪我し、全治3週間の骨折となった。
その様子を巣堂の友人が動画に撮っており、「暴力教師が暴力を振るう一部始終」としてSNSに勝手に投稿した。瞬く間に拡散され、メディアの目にも留まり学校にマスコミが押し寄せた。
少し更科を困らせてやろうという程度にしか考えていなかった巣堂は、どんどんと事が大きくなっていくことを不安に感じていた。
ネットでは更科の個人情報まで特定され、更科の娘も不登校になったと聞いた巣堂。友人に「なんで勝手にSNSに動画上げるんだよ」と怒るも、友人は「なんだよ、お前だっていつも更科のこと悪く言ってたじゃん」と反省の色はなかった。また両親に「授業中に騒いできっかけを作ったのは自分で、怪我も事故のようなもの」と話しても、両親は「更科は暴力教師だ」と話を聞いてくれない。さらには「授業妨害したこと、裁判で言うなよ」と両親から口止めされてしまう。

裁判になり、弁護士と相談した通りに証言をする巣堂。しかし、頭の片隅には「嘘をついていることがバレたら自分も罪に問われるのでは」という不安が常にあった。
裁判が終了しそうになったところで、坂間と目が合う。巣堂の必死さが伝わったのか、坂間から「何か裁判所に言い残したことは?」と聞かれ、「実は授業中に騒いだのは自分で…怪我も事故みたいなもので、動画だって友達が勝手に…」と本当のことを話した。

裁判後、更科に謝罪。更科も巣堂を許し、2人は和解している。

更科 康平(さらしな こうへい)

巣堂を笑って許す更科。

都立五月雨高等学校に通う教諭。授業中に騒いだ巣堂を廊下に出そうとした際に、巣堂が誤って転倒。手を怪我させてしまった。
教頭や両親に「あれはあくまでも事故だ」と主張したが認められず、マスコミでもネットでも近隣住民からも「暴力教師」と叩かれ酒浸りになる。
妻は娘のことを危惧し、マスコミが報道後、実家へと逃げていった。
取り調べや裁判でも「あれは事故だった」と主張していたものの、SNSに挙げられた動画などから検察からも「暴力教師」のレッテルを貼られていた。裁判で巣堂が正直に事の顛末を告白したことから、罰金10万円程度の刑罰に落ち着いた。

また裁判後、素直に謝ってきた巣堂を許した。

家族

石倉の祖母

坂間を「ピヨピヨ」と呼ぶ石倉の祖母。

飲食店を営んでいる高齢の女性。石倉に対して「あんたはジャニーズ入って私を楽させてくれると思っていたのに…」と愚痴をよく言っている。
祖母の店はイチケイメンバーの溜まり場となっているが、祖母はそれをよく思っていないため「なんだまた来たのか」という態度で接客している。

坂間 絵真(さかま えま)

男運がない絵真。

坂間の姉。婚約中の彼氏が女子大生と合コンに行ったため、携帯を壊して坂間の家に転がり込んできた。
気が強く自由奔放。小さい頃から坂間に命令をしてきた強い姉。
彼氏との別れを入間に励まされたことから、入間のことが気になっている。

入間の妹

入間とそっくりな顔をしている入間の妹。

入間が弁護士を休んでいる間、暇なら同人即売会で本を買って来て欲しいと頼んだ。そこで入間と駒沢は出会うこととなったため、2人の出会いのきっかけを作った張本人。
入間と顔がそっくり。実家暮らし。

その他

松田(まつだ)

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