イチケイのカラス(漫画・ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『イチケイのカラス』とは、浅見理都(あさみりと)による裁判官を主人公とした日本のリーガル漫画。『モーニング』で2018年から連載された。主人公・坂間は、武蔵野地方裁判所第一刑事部、通称「イチケイ」に配属される。そこで型破りな判事・入間みちおに出会う。入間は「ただ裁判官は判決を下すのみ」と思っている坂間とは違い、実際の事件現場を訪れたり、気になることは徹底的に検証したりするタイプだった。被告人の人生まで考える入間と関わるうちに、坂間も裁判官として、そして人として成長していくヒューマンリーガル作品。

裁判員裁判の陪審員。証券マン。

立原 理沙子(たちはら りさこ/演:太田順子)

裁判員裁判の陪審員。主婦。

小中 渚(こなか なぎさ/演:羽瀬川なぎ)

裁判員裁判の陪審員。裕福な大学生。

新村 早苗(にいむら さなえ/演:行平あい佳)

裁判員裁判の陪審員の補充裁判員。派遣社員。

薮下(やぶした/演:堀家一希)

坂間が以前裁いた、集団カンニング事件の被告人。坂間を逆恨みし、ストーカー行為をおこなっていた。SNSでも誹謗中傷していたが、裁判所にで坂間を襲おうとしたところを逮捕される。

傍聴マニア(演:オズワルド)

「みちおを見守る会」のメンバー。

第10話『最終回につづく物語 切ない真実』

御手洗 信一(みたらい しんいち/演:板尾創路)

ホームレスの男性で第10話の被告人。ホームレス仲間からは「カンちゃん」と呼ばれている。法廷で本名を明かさなかったが、のちに逃亡中の無免許医・御手洗 信一だと発覚する。

事件当時、高校生たちから石を投げられたため高校生の1人・朝倉 純(あさくら じゅん)を捕まえ注意。しかし、逆上した高校生たちは再び他のホームレスに石を投げて怪我をさせる。
御手洗は朝倉に注意するが口論になり、揉み合っているうちに朝倉が持っていたスパナで朝倉の胸を殴って重傷を負わせる。
という内容だったが、御手洗はこれを「全て嘘だ」と否認。

実は御手洗は17年前、富山の方にある村の診療所で医師をしていた。御手洗は医者である父の医療の手伝いを小さい頃からしていた。しかし医者にはなれず、友人に騙され借金まで抱えてしまう。その心労で父が亡くなると、各地を転々としながら無資格のまま医療行為をおこなっていた。そのうち、富山の方にある医者もいない田舎の村に流れ着く。
初めは金目当てだったが、住人たちに感謝されるうちに期待に応えたいと独学で勉強を始める。そんな時、母子共に危険な状態だった出産を処置したが、子供しか助けられなかった。「自分が本当に医者なら…」と御手洗は落ち込み、これ以降また各地を転々とする。そしてその時助けた子供こそ、朝倉だった。
当時助けた子供だと知っていた御手洗は、重傷を負った朝倉を助けようと再び医療行為をした。この証言から、朝倉も真実を語り始めた。

朝倉 純(あさくら じゅん/演:小野寺晃良)

同級生のいじめを恐れ、嘘をついていた朝倉。

男子高校生で被害者。当初は「御手洗にスパナで胸を殴られた」と証言していたが、実はいじめを受けており同級生から殴られたものだった。
ホームレスに石を投げたのも同級生から言われ、いじめられたくないために加担した。証言も嘘をついていたが、御手洗の証言により真実を話した。

多恵(たえ/演:銀粉蝶)

青山の母で看護師。17年前、無免許と知りながら御手洗の医療行為に目を瞑り、診療所で働いていた。

坂口 剛(さかぐち つよし/演:市川理矩)

ホームレスに石を投げていた高校生の1人。

橋本圭史(はしもと けいし/演:谷口翔太)

スクープ記者。

最上 理子(もがみ りこ/演:松下美優)

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