シャルナーク=リュウセイ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
シャルナーク=リュウセイとは『HUNTER×HUNTER』に登場する悪名高い盗賊集団・幻影旅団(通称クモ)の一員である。旅団結成時からの初期メンバーで、明るく仲間想いな性格である反面、殺人への躊躇がない冷酷な一面を持つ。また論理的な思考の持ち主で、旅団のアジトに連れ去られた主人公・ゴンが標的とは無関係だと結論づけた後は、すぐ逃がそうとした。プロのハンターでもあり、旅団内では主に情報処理を担当している。団長クロロが不在の際には、その優れた知識と分析力で状況を判断し、メンバーに対して指揮をとる。
コルトピ=トノフメイル(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
コルトピ=トノフメイルとは、冨樫義博の漫画『HUNTER×HUNTER』の登場人物で、盗賊集団「幻影旅団」の一員である。顔全体を覆う長い髪が特徴。左手で触れたものを複製する念能力「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」を持つ。ヨークシンシティで行われるオークションの宝の他、追っ手の攪乱のために廃ビルを50棟複製した。不気味な様相だが理知的で、仲間思いの一面もある。最後は旅団の仲間を装っていた快楽殺人者のヒソカ=モロウによって殺される。
ヒソカ=モロウ
CV:高橋広樹/浪川大輔
元幻影旅団団員ナンバー4。気に入った強い相手と存分に戦った上で殺害することが好きな戦闘狂であり、旅団にはクロロと戦うために入団した。天空闘技場でクロロとの対決が実現するものの、敗北。その後はクロロの持つ手札を減らすために旅団を狩り始める。シャルナークはヒソカの旅団狩りの2人目の餌食となった。
ヒソカ=モロウ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
ヒソカ=モロウとは『HUNTER×HUNTER』の登場人物で、ピエロのような風貌の気まぐれな殺人快楽者。主人公ゴンと同じく第287期ハンター試験に合格。気に入った強敵と戦って殺すことに喜びを感じ、興味のない相手は躊躇なく殺す。ハンター協会内でも「謎の奇術師」として警戒されている。自らに匹敵する強さになると見込んだゴンをいたく気に入っている。幻影旅団の団長と戦うために一時団員として身を置いていた。団長との戦闘で敗北し奇跡的に生還を遂げた後は、旅団員を全員を殺すため暗黒大陸を目指す船に潜伏している。
シャルナーク=リュウセイの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「あーあ壊れちゃった 次の人間(マシン)探さなきゃ」
ウボォーギンの弔い合戦として、オークションが行われるセメタリービル周辺で警備中のマフィアに旅団メンバーは抗争を仕掛ける。シャルナークはマフィアの1人にアンテナを刺し、携帯電話でその動きを操作して仲間討ちをさせる。操作していたマフィアの1人が銃で頭を撃ち抜かれ、死亡すると同時にシャルナークの携帯電話の電源も切れた。横たわるマフィアの死体を木の上から覗くシャルナークは「あーあ壊れちゃった 次の人間(マシン)探さなきゃ」と発言する。彼が人間の命に対して、特別な感情を抱いていない事が伺えるセリフである。
「こわすなよ!」
気さくで明るい反面、感情的にならない性格の持ち主であるシャルナークだが、自分の携帯電話を粗末に扱われると「こわすなよ!」と少し怒る。シャルナークの携帯電話は旅団内での連絡ツールとしても利用されている。クラピカが団長クロロを誘拐した際には、クロロが所持していたシャルナークの携帯電話を通じて旅団メンバーに人質交換の連絡をした。作中では、ゴンとフィンクスがシャルナークの携帯電話を使用した際に怒られている。フィンクスは、クラピカから電話で命令された際に苛立ちを感じ、シャルナークの携帯電話を握り締めた。さらにフィンクスはアジトでクラピカに電話で人質に代わるよう命令された際に、ゴンに携帯電話を投げ渡した。またゴンもフィンクスに携帯電話を投げ返した。一連のフィンクスとゴンのやりとりに対してシャルナークは「こわすなよ!」と注意をしている。シャルナークが自身の携帯電話を大事に思っている証拠である。
幻影旅団の和気藹々としたシーン
流星街の支配を図るザザンとその兵隊蟻を退治した幻影旅団のシャルナーク、フェイタン、フィンクス、シズク、ボノレノフ。シャルナークの電話が鳴ると、フィンクスは「!!団長か!?」とクロロによる除念完了の報告だと期待をするが、電話の相手はノブナガだった。するとフィンクスは「あーあウゼェ ただ待つ身はつれーな」と途方に暮れる。それを見たシャルナークは「フィンクスてば 何か片想いの女のコみたい」と笑顔で話し、つられてフェイタンも一緒に「乙女ちくね」とフィンクスをからかった。フィンクスは、「なんだとテメェらもっぺん言ってみろ!!」と赤面しながら怒る。そして「コロスッ」と石を投げてくるフィンクスから逃げるシャルナークとフェイタン。シャルナークは「おいっオレ達ケガ人だぞっ」と頭を抱えて逃げた。殺戮を厭わない集団が垣間見せた心が和むシーンであり、シャルナークのユーモアが見える瞬間である。
シャルナーク=リュウセイの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
シャルナークの死と予言
単行本34巻にて、シャルナークは、クロロとの戦闘後に死後の強まった念で復活した戦闘狂・ヒソカに殺害される。この死亡シーンは、かつてヨークシンでクロロがシャルナークに「天使の自動書記(ラブリーゴーストライター)」で占った予言内容と状況が似ている。その共通点とは、予言の「電話に出るのもすすめない 3回に一度は死神につながるから」という一節である。ヨークシンでシャルナークの予言が明かされた後、作中で彼が電話に出るシーンは、ヒソカに殺害される間際のクロロとの通話を含めて計3回という共通点がある。しかし予言が示す期間は1ヶ月であることから、シャルナークの死は占いとは無関連であり、予言との共通点があるのは作者の遊び心である可能性が高い。
プロハンターとしての立場
蟻の王・メルエムとの戦闘でハンター協会のネテロ会長は命を落とした。ハンター協会は第13代会長を決める総選挙を行うことになった。投票用紙はネテロ会長が実力を認めたハンター集団・十二支んの一人であるクルックによって全ハンター661名に配られた。投票結果の欠席票33名の中にはシャルナークの記載がある。A級賞金首として殺戮を働くシャルナークも、ハンター協会からプロハンターの一員として認められていることが伺える。
シャルナークの配色
シャルナークの容姿は、2011年版アニメでは原作の12巻の表紙と同じ配色である。また、原作のカラー版では1999年版アニメに忠実な配色である。
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目次 - Contents
- シャルナーク=リュウセイの概要
- シャルナーク=リュウセイのプロフィール・人物像
- 年齢・誕生日:不詳
- 身長:180cm
- 声優:高戸靖広(1999年フジテレビ版)/日高のり子(2011年日本テレビ版)
- シャルナーク=リュウセイの能力
- シャルナーク=リュウセイの必殺技
- 携帯する他人の運命(ブラックボイス)
- 携帯する他人の運命(ブラックボイス)・自動操作モード
- シャルナーク=リュウセイの来歴・活躍
- ウボォーギンの救済
- ウボォーギンの弔い合戦
- 人質交換に対する見解
- 団長からのメッセージ
- 兵隊蟻との対決
- シャルナークとコルトピの死亡
- シャルナーク=リュウセイの関連人物・キャラクター
- クロロ=ルシルフル
- シズク=ムラサキ
- コルトピ=トノフメイル
- ヒソカ=モロウ
- シャルナーク=リュウセイの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あーあ壊れちゃった 次の人間(マシン)探さなきゃ」
- 「こわすなよ!」
- 幻影旅団の和気藹々としたシーン
- シャルナーク=リュウセイの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- シャルナークの死と予言
- プロハンターとしての立場
- シャルナークの配色
- シャルナークはクルタ族説