澤村大地（ハイキュー!!）の徹底解説・考察まとめ

「ネット挟んだら格上とか格下とか関係ない！相手だって同じ中学生なんだし絶対勝てないなんてこと無い！」とは、澤村が中学時代にチームメイトにかけた言葉である。
仲間が弱気になった時に主将らしく喝を入れてくれるのが澤村である。

強豪との試合前は誰でも心が折れてしまうことはある。
そんな時に勇気づけてくれる名言である。

「もしも相手が絶対敵わない様な強敵だとしても勝とうとしなきゃ勝てないよ」

「もしも相手が絶対敵わない様な強敵だとしても勝とうとしなきゃ勝てないよ」とは、烏野高校女子バレー部キャプテンの道宮結（みちみや ゆい）にかけた言葉である。
烏野高校の女子バレー部はいわゆる弱小で、大会前の緊張や不安もありキャプテンである道宮が弱気になっていたのだ。

その弱音をこぼしてしまった際に、澤村がこの言葉で鼓舞してくれたシーンである。
鼓舞された道宮は自分の両ほほをたたき、気持ちを切り替える。
そして持ち前の明るさを取り戻し、試合に勝つための決意を固める。

弱気になった際に、背中を押してくれる名言である。

「お前がまだ戦うつもりで居てよかった」

「お前がまだ戦うつもりで居てよかった」とは伊達工業との試合後、「俺のトスで勝てたらよかったと思う」と言った菅原に対してかけた言葉である。

菅原は副主将の3年生セッター。
天才セッターである影山が入部したのをきっかけに、彼は正セッターの座を降りることとなった。

そんな彼が、因縁の相手である伊達工業に自分の力で勝たせてあげたかったと悔しそうに言ったことが、澤村は嬉しかったのだ。
澤村の本心、3年生の絆が垣間見える名台詞である。

「…俺は… 俺はまだやりてぇよ！！ ―――お前らとまだバレーしてぇ」

「…俺は… 俺はまだやりてぇよ！！―――お前らとまだバレーしてぇ」とは、インターハイ予選で敗れた後のある場面でのセリフである。

澤村は早く引退して1、2年生たちでチームとしての完成度を上げた方が良いのではないか、と思い始めるシーンである。
自分の気持ちよりもチームでの未来を優先していたのだ。
そこで同じ3年生である菅原と東峰に、本心を問われ本当はまだ自分もバレーがしたいという気持ちを吐き出す。

「俺にはド派手なプレーは無理だけど“土台”なら作ってやれる。まあ存分にやんなさいよ」

「俺にはド派手なプレーは無理だけど“土台”なら作ってやれる。まあ存分にやんなさいよ」とは、条善寺との試合で力みすぎて落ち着かない日向と影山にかけた言葉。
彼らのプレーをフォローした上で、このようなセリフを言ってくれたのだ。

澤村の性格、これまでの人生を表したようなセリフ。
ファンの中でも有名な名言だ。

澤村大地の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

清水の言葉に号泣する澤村

烏野の「土台」「お父さん」「背骨」と言われている澤村。
そのためどっしり構えているイメージや怒っている描写が根強い。
試合に勝って喜んで泣くシーンや悔し泣きの描写は澤村のキャラクターでも理解ができる。

しかし、インターハイ予選前に恥ずかしがり屋なマネージャー清水が照れながら「が、がんばれ」と応援した時は、田中や西谷、他の3年生たちとともに号泣している。実直な澤村が見せた珍しいノリであった。

2mを前に身長を気にする澤村

「普通の身長でも2m相手じゃ、チビに見えるよなぁ…。なんて事言われてそうだ」
2mの百沢を前に、自分の身長を気にする澤村。

決して小さいわけではないが、バレーをする以上高身長の選手を見ると気になるようで、滅多にない表情を見せた。

澤村に思いを寄せる道宮

澤村の恋愛話としてよく出てくるのが、恋愛道宮 結（みちみや ゆい）。
彼女は、澤村や池尻と同じ中学校出身である。

澤村とは、男子バレー部・女子バレー部の主将同士ということもあり仲が良い烏野高校の女子生徒だ。
しかし、道宮は澤村に対し特別な感情も持っている様子である。

分かりやすい場面としては、春高予選の決勝の前に「あっ、あの～それでこれ！いやあの…別に個人的にとかじゃなくて…1個にみんな分っていうか、私たちの分も的なあれであって…」と顔を赤くして、澤村にお守りを渡すシーンがある。
しかし、澤村は鈍感なため道宮の気持ちには気づいておらず、お守りはチームとして勝利するためのものとして受け取っている。