澤村大地（ハイキュー!!）の徹底解説・考察まとめ

春高予選

東京合宿を経て、強くなった烏野高校。
成長あってか、無事春高の1次予選を突破することができた。
次はベスト4の条善寺との試合だった。

「おたくのキャプテンとかさ、上手くてもなんか地味！」
そう言ったのは条善寺の主将、照島。

澤村は派手なプレーができないと自身でも認めている。
しかし、条善寺の派手なプレーや自由奔放な攻撃にも対応している。
この高い安定力を持っているのが澤村である。

和久谷南戦

和久谷南との試合。
この試合に勝てば、準決勝である。

順調に点数を取る烏野。
しかし、ここで田中と澤村が衝突してしまった。

歯が取れる、など結構な勢いの衝突だったため、エースである東峰に思いを託し澤村は会場を後にした。
大黒柱である澤村がいないことにより、苦戦を強いられる烏野。
しかし代わりに入った縁下も力を発揮し、見事勝利をつかむことができた。

途中から会場に戻っていたが、試合を見ていただけの澤村。
それは「最初は一刻も早く戻ろうと思ったんだけど…実際にお前ら見たら、『大丈夫だ』って思った」という理由だった。
後輩たちの頑張りを見て、任せようと決めたのである。

準決勝

準決勝は青葉城西。
インターハイ予選で烏野が敗れた相手である。

前回は苦戦した及川のサーブを1点目からきっちりレシーブする澤村。
澤村のレシーブ力の高さとこれまでの成長が見れる。

前回同様、激戦となった。
しかし見事、烏野は勝利をつかみ取ったのである。

決勝

決勝は白鳥沢。
県内最強と言われている高校である。

白鳥沢の主将、牛島。
牛島もまた、強烈なサーブを持っている。
しかし、最初こそリベロである西谷も返せなかったものの試合が進むにつれ澤村もレシーブできるようになっている。
そして5セットの激戦を得て、烏野は白鳥沢に勝つことができたのだ。

烏野は準決勝の青葉城西に引き続き、強豪白鳥沢を倒した。
念願の全国大会出場を決めたのである。

全国大会

春高全国大会の初戦は神奈川第二代表の椿原学園高校。
試合開始直後は影山が会場の高さに慣れず、トスが合わなかったが、すぐに調整する。また日向がこれまで苦手としてきたレシーブを成功させるなど大きな成長を見せた試合で、セットカウント2-0で烏野高校が勝利した。

2回戦は兵庫県代表の稲荷崎高校。
稲荷崎高校は3年連続31回目の全国大会出場で、優勝候補といわれるほどの強豪校だった。
影山と日向の変人速攻を真似してきたり、影山のトスを読むなど高度なプレーで烏野高校を追い込むが、月島と日向が成長を見せ、より高い場所へのブロックが可能になった。澤村も守備では安定感を見せ、攻撃では練習したシンクロ攻撃を成功させるなどの活躍を見せた。
結果として、セットカウント2-1で烏野高校が勝利した。

3回戦は東京都開催地代表の音駒高校。
音駒高校のセッター孤爪研磨と友達の日向は、練習試合ではなく全国大会のような次がない試合をしようと誓い合ったライバル関係である。
粘りの音駒に対して烏野は執拗に攻める。その他にも黒尾と月島のブロック対決や孤爪の戦略など見どころがたくさんある試合が展開された。
結果はセットカウント2-1で烏野高校が勝利した。

準々決勝は長野県代表の鴎台高校。
鴎台高校は3年連続15回目の全国大会出場で、稲荷崎同様優勝候補といわれていた。
日向と同じく身長の低いアタッカーがいることが特徴的で、主に空中戦やブロック対決が目を引いた。

試合序盤は鴎台の高いブロックに苦戦する烏野だったが、中盤になると成長著しい日向が囮としての真価を発揮しはじめ、相手のブロックを翻弄する。しかし日向が熱を出し、退場。
澤村は日向の退場に浮足立つメンバーをまとめ、なんとか粘ったが、セットカウント2-1で烏野高校は敗退した。

社会人

全国大会後から卒業、社会人までの話は飛んでいる。
また、物語では主人公たちに焦点が当たるため、澤村の話はあまり出てこない。

卒業後、澤村は宮城県警の生活安全部に勤務している。
宮城県の警察官である。

澤村大地の関連人物・キャラクター

菅原 孝支（すがわら こうし）

烏野高校 3年4組 男子バレー部 副主将 セッター 背番号「2」

呼称は「スガ」。「〜だべ」等の東北地方の方言をよく話す。
澤村と同じ温和な性格。
思いやりがあり周りをよく見ている。
作中でも何かとチームメイトを気遣う場面が多く見られる。

ほんわかとした性格に見えるが、ノリがとてもよく所謂おちゃめな性格をしている。
そのため、はしゃぐシーンも多々ある。

しかし、チームメイトが暴走しすぎた場合はストッパーの役割も。
同じ3年生の東峰曰く「大地に説教できるのはスガだけ」とのことである。

菅原孝支（ハイキュー!!）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

菅原孝支（すがわら こうし）とは、漫画『ハイキュー!!』に登場する烏野高校バレー部の3年生で副主将。ポジションはセッター、背番号は2。同じポジションの1年生レギュラー影山飛雄（かげやま とびお）の才能を開花させた偉大な先輩のうちの1人。試合では、篤実なセッターとして他校に知られている。性格がよく、明朗闊達で思いやりがあり、人に対してもバレーボールに対しても真っすぐ。3年生の主将澤村大地（さわむら だいち）には少々悪ノリしやすいと言われる。3年生同士は仲が良く、部活を通して培ってきた友情は厚い。

東峰 旭（あずまね あさひ）

烏野高校3年3組 男子バレー部 ウィングスパイカー（WS）背番号「3」

烏野高校バレーボール部のエース。
顎髭を生やし、長い髪を後ろで纏めている。
パワー溢れるスパイクに定評がある、長身選手。
中学時代からパワースパイクを打っていたようで、「西光台の東峰」と名が知られていた。

上記のような特徴で一見強面の東峰旭だが、中身は怖がりで少し頼りない。
初対面の後輩に怖がられてしまうなど、少し残念なシーンもあるキャラクターである。
見た目と中身のギャップも魅力の一つ。

そんな精神面を見て、澤村からは「へなちょこ」と呼ばれている。
一時期は部活に参加しないこともあったが”落ちた強豪、飛べないカラス”と言われる環境下で、澤村や菅原と共に部活に励んできた。

東峰旭（ハイキュー!!）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

東峰旭（あずまねあさひ）とは『ハイキュー!!』シリーズで主人公の日向翔陽が入学する烏野（からすの）高校のバレーボール部の3年生。ポジションはWS（ウイングスパイカー）で強烈なスパイクとサーブが武器とするチームのエース。強面な見た目とは裏腹に弱気な性格で、試合でスパイクがブロックされ続けたことで自信をなくし、一時期チームから離れていた。しかし、日向や部のメンバーの言葉やプレーを見て、かつての自信を取り戻し復活。その後も、試合を重ねるごとにエースとしての自覚を蘇らせ、チームの柱へと成長していく。

西谷 夕（にしのや ゆう）