コニー・スプリンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
コニー・スプリンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の兵士。坊主頭が特徴で、小柄な体格を生かした小回りの利く機動を得意としている。バランス感覚にも優れ104期訓練兵団を8番の成績で卒業したが、少々頭の回転が鈍く同期達からはバカ扱いされている。同期のサシャ・ブラウスとはバカ同士気が合うようで、よく訓練中に2人でふざけていた。当初は憲兵団を志望していたが、主人公のエレン・イェーガーに感化され調査兵団に入団を決めた。入団後はムードメーカーとして活躍する。
コニー・スプリンガーのプロフィール・人物像
身長:158cm
体重:58kg
誕生日:5月2日
出身地:ウォール・ローゼ南区ラガコ村
CV:下野紘
コニー・スプリンガーとは『進撃の巨人』の登場人物。坊主頭の小柄な少年で、104期訓練兵団を8番の成績で卒業した。
自分を「天才」と称するお調子者で、生来の明るさから同期の中ではムードメーカー役である。小柄な体形を生かした俊敏な動きを得意とするが、頭の回転が鈍く作戦を誤認することもしばしば。同期のサシャ・ブラウスとはバカ同士仲が良く、行動を共にすることが多い。
元々兵士を志望したのは、憲兵になって家族に楽をさせ、自分をバカにしてきた周囲を見返すためだった。しかし解散式の夜のエレンの演説に感化され、調査兵団を志望する。
その直後トロスト区で「超大型巨人」の襲撃に出くわし、巨人の恐怖を知ってしまったことで入団を躊躇するも、同期のジャンが調査兵団を志望したことで勇気づけられ、調査兵団を選択する。
後に「獣の巨人」ことジーク・イェーガーの脊髄液入りガスによって故郷のラガコ村の住民は全て無垢の巨人に変えられてしまい、足が不自由で動けなかったコニーの母親以外は討伐されてしまう。その事実を知ったコニーは、母親を人間に戻す方法を模索していくことになる。
コニー・スプリンガーの来歴・活躍
104期訓練兵団に入団
ウォール・ローゼ南区のラガコ村で3人兄弟の長男として生まれたコニー。12歳の頃、憲兵になって家族に楽をさせたい、また小柄な体格から兵士に向いていないと自分をバカにしてきた村人達を見返したいという動機で、104期訓練兵団を志望する。
その入団式において、コニーは心臓のある左胸ではなく右胸に拳を当てて敬礼したことから、指導教官であるキース・シャーディスに頭を掴まれてこっぴどく叱責される。
入団初日からバカっぷりを披露したコニーだが、訓練においては持ち前のすばしっこさやバランス感覚を発揮し、卒業成績8位にまで食い込んだ。
このままいけば当初の予定通り憲兵団に入れるはずだったが、解散式の夜にエレンが発した「オレには夢がある…巨人を駆逐してこの狭い壁内の世界を出たら…外の世界を探検するんだ」という言葉に影響され、調査兵団に志望を変更する。
トロスト区攻防戦
解散式の翌日、トロスト区で固定砲の整備を行っていたコニー達は、ウォール・マリアを破壊した張本人である「超大型巨人」に遭遇。「超大型巨人」によってトロスト区の扉は破壊され、街中に巨人が流入する事態となった。
コニー達訓練兵も戦闘に駆り出されるが、立体機動装置のガスが不足して動けない状況に陥ってしまう。このまま手をこまねいていても巨人に食われるだけだと言い、いちかばちかガスのある本部に突撃しようと主張するコニーだが、同期のジャン・キルシュタインに指揮をとれる者がいないと否定されてしまう。
そこに同期トップ成績のミカサ・アッカーマンが合流し、彼女が檄を飛ばしたことでようやく訓練兵達は本部に突入する覚悟を決めた。多くの犠牲を払いながらも、なんとか本部にたどり着いた訓練兵達。補給室を占拠している巨人を駆逐するためアルミン・アルレルト考案の囮作戦を決行する。コニーとサシャが巨人討伐に失敗するも、ミカサとアニ・レオンハートが助けに入ったため、なんとか補給室から巨人を排除しガスを補給することができた。
その後巨人化能力を持つエレンが岩で扉の穴を塞いだため、人類は巨人の侵攻を食い止めることに成功する。
調査兵団を選択
トロスト区攻防戦で多くの仲間を失ったことで、コニーの中に調査兵団入団への迷いが生じ始める。しかし仲間の死体を火葬した夜、現実主義者で誰よりも憲兵団への配属を目指していたジャンが「オレは調査兵団になる」と同期の前で宣言したことで、コニーの意志も固まった。
そして新兵勧誘式において、コニーは巨人の恐怖に震えながらも調査兵団を選択するのだった。
104期が入団して初めての壁外調査において、調査兵団は謎の「女型の巨人」に襲撃される。コニーは陣形が巨大樹の森に入ったことに疑問を覚えながらも、命令通り森に入ってこようとする巨人を排除することに専念するのだった。
ラガコ村の悲劇
エレン達が「女型の巨人」の正体であるアニ・レオンハートを捕獲しようとストヘス区で奮闘する中、コニー達は遠く離れたウォール・ローゼ南区で待機させられていた。アニの仲間の裏切り者が104期の中にいるという疑いがあったためだが、突如その周辺に巨人が出現する。
コニー達104期は立体機動装置もないまま、住民の避難と壁の破壊箇所の確認のため出撃を余儀なくされる。コニーは同期のライナー・ブラウンとベルトルト・フーバーと共に南班に加わり、故郷であるラガコ村に向かう。
そこでコニーが見たのは、破壊された無人の村と、自宅で仰向けに横たわる巨人の姿だった。コニーは故郷が失われたことに大きなショックを受ける。
村に死体や血痕がなかったことから、生存者は逃げ出したと考え南班は村を離れる。しかし、逃げ出したにしては馬が繋がれたままになっているという不可解な状況だった。
重ねて、コニー宅の巨人は手足がやせ細り、自力で動けないような姿だったことも謎を深めた。その巨人は出発しようとするコニーを見て「オ…アエリ…」と声をかける。
あの巨人の正体が自分の母親なのではないかと疑い始めるコニーだが、ライナーから「そんなありえない妄想より避難している家族のことを考えろ」と一蹴されその疑いを捨てる。
しかし、実際の所コニーの予想は正しかった。ラガコ村の住民はマーレ軍が散布した「獣の巨人」ことジーク・イェーガーの脊髄液入りガスを吸って、全員が無垢の巨人に変えられてしまったのである。ジークの仲間であるライナーは、コニーにそれを気づかれないように上手く丸め込んだのだった。コニーがその企ての全貌を知るのは、ウォール・ローゼの騒動が終結したさらに後のことになる。
ウトガルド城の戦い
各班は合流し、壁際にあるウトガルド古城で夜を明かすことに。コニーは仲間達に自分の見てきたもののことを話し、村人が巨人になったのではないかという疑いを口にするが、同期のユミルによって一笑に付される。
その少し後、突如「獣の巨人」が他の巨人たちを引き連れて出現し、城の兵士達を襲撃して生きた。104期達は立体機動装置のない状態で奮戦するが、先輩達も全滅し徐々に追い詰められていく。コニーも城内に侵入してきた巨人に襲われそうになるが、ライナーが身を挺してコニーを助けたことで一命をとりとめた。
そんな中、ユミルが巨人の正体を明かし、仲間達を守るため巨人の群れに立ち向かう。あとからエレン達も合流したことで、なんとか104期は窮地を脱することができた。
エレン奪還作戦
ウトガルド城の戦いの後、ライナーとベルトルトが突如自分達の正体を明かし、「鎧の巨人」と「超大型巨人」に変身して襲い掛かってきた。離れた場所にいたコニーはその事実を知らず、負傷兵を避難させながら立体起動装置を付けていないライナーとベルトルトのことを案じていた。
2人によってエレンが攫われると、コニーら104期も立体機動装置を付けて奪還作戦に参加する。ライナーとベルトルトに追いつくと、訓練兵時代のことを語って彼らの裏切りをなじった。
エレンを奪還後は、ライナー側についたユミルを追いかけようとするクリスタ・レンズを説得し、彼女と共に壁内に帰還した。
リヴァイ班へ配属
一連の騒動が落ち着いた後、コニーはラガコ村の住民が巨人に変えられたという真実を知らされる。コニーは自分の家族を悲惨な目に合わせた勢力に強い憤りを覚えるのだった。
一方、壁の謎を解き明かそうとする調査兵団と、王政の秘密を守ろうとする中央憲兵との対立が顕在化。コニーは特別作戦班であるリヴァイ班に配属され、中央憲兵からエレンと壁の謎の鍵を握るクリスタ(本名ヒストリア・レイス)を護衛する任務に就く。
中央憲兵の精鋭である対人立体起動部隊との戦いの中で、コニー達は人を殺す必要性に迫られる。
過酷な戦いを経て現王政を打倒した調査兵団は、真の王家の血を引くヒストリアを女王に即位させ兵政権を築き上げるのだった。
ウォール・マリア最終奪還作戦
全ての準備が整い、ついに人類の悲願であるウォール・マリア最終奪還作戦が開始される。エレンの硬質化能力によって扉を塞ぐことには成功したものの、そこには武装したライナーと「獣の巨人」が待ち構えていた。
コニー達104期は、ハンジ班と共に「鎧の巨人」ことライナーを仕留めるよう命じられる。
コニー達は新兵器「雷槍」によってライナーを瀕死まで追い詰めたものの、途中でベルトルトが乱入してきたことで戦況は悪化。「超大型巨人」の変身による爆発でハンジ班はほぼ壊滅し、104期だけが生き残る。
高温を発しながら辺りを手当たり次第に破壊する「超大型巨人」の対処に苦戦している間に、「鎧の巨人」までもが復活。
「超大型巨人」の相手をアルミンとエレンに任せ、コニーとジャン、ミカサ、サシャは「鎧の巨人」にとどめを刺そうとする。ジャンが考えたのは、自分が囮となっている隙にコニーとサシャが「鎧の巨人」の顎を破壊し、開いた口にミカサが雷槍を打ち込むという作戦だった。途中でサシャが負傷し気絶するというアクシデントがあったが、サシャの代わりに生き延びたハンジが鎧の顎を攻撃したため、なんとかライナー本体を巨人から引きずり出すことに成功する。
ライナーと「鎧の巨人」の本体であるジークは「車力の巨人」によって奪われたものの、ベルトルトの身柄だけは確保することができた。誰に巨人化の薬を使ってベルトルトを食わせて生き延びさせるかでひと悶着あったが、最終的には巨人化したアルミンがベルトルトを捕食した。サシャを背負ったコニーは涙を流しながら、その光景を眺めていた。
マーレ遠征
それから4年後、コニーはジャンやサシャら調査兵団の仲間と共に、マーレ遠征に参加していた。立体起動でマーレ軍に損害を与え、作戦目標であるエレンとジークを回収した後、調査兵団は飛行船でパラディ島(壁内人類の住む島)へ撤退する。
コニー達が互いの無事を喜び合う中、飛行船に乗り込んできたマーレの戦士候補生ガビ・ブラウンが突如発砲。弾はサシャに命中し、彼女の命を奪った。
コニーは自分の半身のように思っていたサシャを失い、深く嘆き悲しむ。
エレンとの亀裂
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ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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目次 - Contents
- コニー・スプリンガーのプロフィール・人物像
- コニー・スプリンガーの来歴・活躍
- 104期訓練兵団に入団
- トロスト区攻防戦
- 調査兵団を選択
- ラガコ村の悲劇
- ウトガルド城の戦い
- エレン奪還作戦
- リヴァイ班へ配属
- ウォール・マリア最終奪還作戦
- マーレ遠征
- エレンとの亀裂
- 母を救うために
- かつての仲間との死闘
- 天と地の戦い
- コニー・スプリンガーの関連人物・キャラクター
- サシャ・ブラウス
- ジャン・キルシュタイン
- エレン・イェーガー
- ライナー・ブラウン
- ファルコ・グライス
- コニー・スプリンガーの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「誰だよ……俺達をこんな目に遭わせる奴は…絶対に…許せねぇ…」
- 「あぁ…もしかしたらあの中にエレンの…エレンの家ぇぇがあああああ(イェーガー)アハハハハハハ」
- 「アルミン俺は…母ちゃんに誇れる兵士になりたい だから…困ってる人を助けに行こう」
- コニー・スプリンガーの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 座学の成績は壊滅的
- コニーの特技は蹄鉄投げ