ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』とは、1868年出版のルイーザ・メイ・オルコットの自伝的小説『若草物語』が映画化されたもの。2019年12月に全米、2020年6月に日本公開。監督のグレタ・ガーウィグが脚本も担当。今作に挑むに当たってガーウィグ監督は、著者であるオルコットが「本当は何を言いたかったのか」という命題を深く掘り下げることに焦点を当てた。古来、女性が置かれてきた状況を顕在化することで、自分らしく生きたいと願う現代の女性へのオマージュに昇華させている。
吹き替え:藤高智大
ローリーの家庭教師。勉学に身が入らないローリーを持て余すが、隣家のマーチ家と懇意になることで長女メグに好意を持つようになる。メグの父を看病するためにワシントンに母が行く必要に迫られた時に、主人であるローレンス氏の依頼で母への付き添いを申し出てくれた。献身的に行動してくれるブルックをメグも次第に男性として意識し始める。やがて相思相愛になり、ふたりは結婚するが、日々の生活苦からメグの気持ちはブルックの稼ぎの悪さに向けられ、苦悩するようになってしまう。
ジェームズ・ノートン
1985年、イギリス・ロンドン出身。イギリスの大学と王立演劇学校で演技を学び、俳優の道に入る。テレビドラマ『グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース』、『マクマフィア』で人気を博す。主な出演作は、2009年『17歳の肖像』、2013年『ラッシュ/プライドと友情』、2014年『ターナー、光に愛を求めて』、2017『ロンドン、人生始めます」、2017年『フラットライナーズ』、2019年『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』、2021年にNetflixで配信された『闇はささやく』など。
その他の登場人物
マーチ伯母(演:メリル・ストリープ)
吹き替え:高島雅羅
マーチ家の父の姉。祖先から受け継いだ資産を守り抜き、今なお優雅な生活を送る独身者。マーチ家を案じてはいるが必要以上の援助はしない現実家で、時折ジョーに本を読んでもらうことで親族としての面目を保っている。元気なうちにヨーロッパ旅行にでかける希望を持っており、最初はジョーを話し相手として考えているが、エイミーが成長を見せてきたことで、その栄誉をエイミーに与える決断をする。女性の選択肢は限られているので、できるだけ裕福な結婚相手を見つけることが何より大事だという持論を持ち続けており、マーチ家にもそれを押し付けてくる。それを素直に受け止めたエイミーは、パリ社交界での成功を目指し、奮闘することになる。
メリル・ストリープ
1949年アメリカ・ニュージャージー州出身。
ヴァッサー大学からイェール大学演劇大学院に進学し、ニューヨークで舞台女優としてキャリアを積んでいく。1977年に『ジュリア』で映画デビューを果たし、1979年『クレイマー、クレイマー』でアカデミー助演女優賞を、1982年『ソフィーの選択』でアカデミー主演女優賞を獲得。娘のメイミー・ガマ―とグレース・ガマーは女優として活動している。主な出演作は、1979年『マンハッタン』、1981年『フランス軍中尉の女』、1985年『愛と哀しみの果て』、1992年『永遠に美しく』、1993年『愛と精霊の家』、1995年『マディソン郡の橋』、2002年『めぐりあう時間たち』、2006年『プラダを着た悪魔』、2008年『マンマ・ミーア!』、2011年『マーガレット・サッチャー 鉄の女』、2016年『マダム・フローレンス!夢見るふたり」、2017年『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』、2018年『メリー・ポピンズ リターンズ』など。
ハンナ(演:ジェイン・ハウディシェル)
吹き替え:今井詩子)
マーチ家で長年働く家政婦。4姉妹を自分の娘のように可愛がり、家族の一員としてマーチ家を支えてきた、なくてはならない老婦人。どんな時も母娘と苦楽を共にし、暖かい愛情を惜しみなく与えるマーチ家の守護人のような存在。
ジェイン・ハウディシェル
1953年、アメリカ・カンザス州出身。1970年代から舞台女優として数々の賞へのノミネート及び、受賞歴を誇る大女優である。
2001年~2002年まで、米ドラマ『LAW&ORDER:性犯罪特捜班/シーズン3』、2012年~2013年『LAW&ORDER:性犯罪特捜班/シーズン14』、2013年~2014年『LAW&ORDER:性犯罪特捜班/シーズン15』、2014年~2015年『LAW&ORDER:性犯罪特捜班/シーズン16』、2017年米ドラマ『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト/シーズン1』、2018年米ドラマ『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト/シーズン2』出演。『ザ・ヒューマンズ』で、2016年の第70回トニー賞演劇助演女優賞を受賞する。2019年に日本語字幕付きで映画館で上映された「松竹ブロードウェイシネマ」の第2弾『ブロードウェイ版「ロミオとジュリエット」』に出演。
映画では、2002年『メイド・イン・マンハッタン』がある。
フレッド・ヴォーン(演:ダッシュ・バーバー)
吹き替え:山田寛人
ビーチへピクニックに行った時にローリーに4姉妹を紹介され、後にエイミーと交際するようになる好青年。エイミーとマーチ伯母がパリに滞在していた際にもエイミーと舞踏会にいくなど親しくしている。
ダッシュ・バーバー
2006年『クイーン』でヘンリー王子を演じる。
ミスター・ダッシュウッド(演:トレイシー・レッツ)
吹き替え:内田紳一郎
ニューヨークの出版社「週刊ボルケーノ」の編集者。ジョーが持ち込んだ原稿を初めて買ってくれた人物。だが、「本を売りたければ女性を結婚させるんだ」とジョーに世間というものを教える教師のような存在でもある。ベスが病死したあとに書いたジョーの最新作を採用し、のちにそれが「若草物語」となって出版されるよう尽力してくれた。
トレイシー・レッツ
1964年アメリカ・オクラホマ州出身。10代から舞台演劇を中心に活躍を続け、俳優だけではく、脚本家としても才能を発揮する。その後は映画、テレビドラマにも活躍の場を広げる。主な出演作は、1998年『追跡者』、2015年『マネー・ショート 華麗なる大客店』、2017年『レディ・バード』、2017年『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密群書』、2019年『フォードvsフェラーリ』がある。
フレデリック・ベア(演:ルイ・ガレル)
吹き替え:渡部俊樹
ニューヨークでの下宿先がジョーと同じで、親しい友だちとなる大学教授。しかし、ジョーの次回作をこき下ろし、ジョーから絶交されてしまう。その後、ベスの病気の看護のために帰郷したジョーとは疎遠になる。
ルイ・ガレル
1983年フランス・パリ出身。父は映画監督のフィリップ・ガレルで、母も女優である。幼少時から父の映画に出演し続け、2003年のベルナルド・ベルトルッチ監督で、マイケル・ピット、エヴァ・グリーン共演作『ドリーマーズ』で注目を集める。主な出演作は、2006年『ジョルジュ・パタイユ ママン』、2007年『愛のうた、パリ』、2011年『愛のあしあと』、2014年『SAINT LAURENT/サンローラン』、2017年『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』、2017年『愛を綴る女』、2017年『プラネタリウム』、2018年『グッバイ・ゴダール』、2019年『パリの恋人たち』など。
フンメル夫人(演:サシャ・フロロワ)
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目次 - Contents
- 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の概要
- 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のあらすじ・ストーリー
- 作家になる夢を叶えたジョー
- ローレンス家との交流のはじまり
- 我が家に戻ったジョーを待ち受ける試練
- メグの結婚とジョーを取巻く大きな変化
- 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の登場人物・キャラクター
- マーチ一家
- ジョー・マーチ(演:シアーシャ・ローナン)
- メグ・マーチ(演:エマ・ワトソン)
- ベス・マーチ(演:エリザ・スカンレン)
- エイミー・マーチ(演:フローレンス・ピュー)
- ミセス・マーチ(演:ローラ・ダーン)
- ミスター・マーチ(演:ボブ・オデンカーク)
- ローレンス一家と関係者
- セオドア・ローレンス(ローリー)(演:ティモシー・シャラメ)
- ミスター・ローレンス(演:クリス・クーパー)
- ジョン・ブルック(演:ジェームズ・ノートン)
- その他の登場人物
- マーチ伯母(演:メリル・ストリープ)
- ハンナ(演:ジェイン・ハウディシェル)
- フレッド・ヴォーン(演:ダッシュ・バーバー)
- ミスター・ダッシュウッド(演:トレイシー・レッツ)
- フレデリック・ベア(演:ルイ・ガレル)
- フンメル夫人(演:サシャ・フロロワ)
- サリー・ガーディナー・モファット(演:ハドリー・ロビンソン)
- アニー・モファット(演:アビー・クイン)
- デイヴィス先生(演:ビル・ムートス)
- カーク夫人(演:メアリーアン・プランケット)
- 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の用語
- デカダンス
- 話し相手
- 従軍牧師
- ブロンテ姉妹
- お披露目パーティー
- 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- メグと行った舞踏会になじめず、ローリーとポーチで思い切り踊るジョー
- マーチ家から帰るローリーの寂しそうな姿に彼の孤独が見えてくる
- メグ「私バカよね。ジョーには言わないで。今夜楽しんだら一生堅実に生きるから」
- フレッドに会いに行くのに、エプロンのボタンをローリーに外してもらうエイミー
- ジョー「だったら自分で書いたらどう?」
- 貧しい隣家のフンメル家へご馳走を贈るマーチ一家
- ローレンス氏の「ピアノを弾いてくれる人はいないかね?」の言葉に応えるベス
- エイミー「画家になるのは私には一生ムリ。ジョーは作家になったけれど、私は挫折よ。分かったの。私は天才じゃないってね。だから画家になる夢は捨てた。どんなに努力しても凡人を天才に変えるのはムリ。三流の画家になるくらいならきっぱりやめる」
- ジョー「メグを連れ去る男は許さない」
- ベス「私のために書いて。あなたは作家よ。作品が売れる前から。病人を失望させないで。ママの教えどおり人のために書くの」
- 貧しい人を助けるボランティア活動をしている母が受付に来た男性に自分のマフラーを譲ってやる
- エイミー「私は何でも『ジョーの次』だった。ジョーの身代わりなんてもうたくさんよ。絶対にイヤ。好きな人の『2番』にはなりたくないの」
- マーチ伯母「あなたはあの家の希望よ。ベスは病気だし、ジョーは将来の見込みなし。メグは一文無しの家庭教師にお熱だしね。エイミー、あなたが姉妹を支えていくのよ。年老いた両親もね」
- ジョー「世間の人が言うように結婚だけが女の幸せなんて絶対に思わないわ。なのにたまらなく孤独なの!」
- 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 衣装デザインのジャクリーン・デュランとシアーシャ・ローナンは2度目のタッグ
- オルコットの実家「オーチャード・ハウス」を再現した家での撮影
- ローリーのモデルとなった人物は、有名な思想家
- 美味しそうなお菓子は当時のレシピで作られた
- ドレス生地の化学染料の発明
- 1994年『若草物語』と同じプロデューサー
- 4姉妹の衣装へのこだわり
- ガーウィグ監督は撮影時、妊娠中だった
- ハーバード大学所有の樹木園での映画界初の撮影許可
- 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:アレクサンドル・デスプラ「Little Women」
- 挿入歌:サウンドトラック:アレクサンドル・デズプラ「Little Women」