SixTONES（ストーンズ）の徹底解説まとめ

田中樹

千葉県出身、1995年6月15日生まれ。
高いトーク力からMCを担当している。

「SixTONESがもし解散することになったら司会でやっていきたい」と宣言しているほど、トークには力を入れている。
また、SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャルでは、他メンバーが毎週入れ替わりで出演する中、彼は毎回MCを担当している。
誰とでも相性がよく、話を引き出すのがうまい為、トークに安定感がある。

そんな彼の良さは、YouTubeチャンネルで発揮されている。
基本的にMCを務める彼だが、台本を視聴者に見せてしまったり、自分の電話番号を述べてしまったり、少年のようにボケを連発する。
モザイクを入れたり、「ピー」と音を入れたりするスタッフの編集との相性もバッチリである。

その姿はSMAPの中居正広さんを彷彿とさせるものがあり、ポスト中居という声も上がっているほどだ。

髙地優吾

神奈川県出身、1994年3月8日生まれ。
日本テレビ「スクール革命!3年J組!新入生オーディション」がきっかけで、同番組のレギュラーを勝ち取ると同時にジャニーズ事務所への入所を果たす。

そんな異色のルートで入所した彼は、SixTONESの癒し担当であり、いじられ役だ。
彼がいるだけで、不思議とその場の雰囲気が和む。
このことから「おじいちゃん」とも呼ばれている。

そんな彼は、2020年の「嵐にしやがれ」で、急遽リーダーを多数決で決める場面で、リーダーに就任した。
しかし、リーダーになってからもメンバーからいじられ続けた。
特に京本は髙地に対してだけ当たりが強いが、その姿も可愛らしく「きょもゆご」として人気がある。

同時デビューを果たしたSnow Manからの人気も高い。

YouTubeチャンネル内でSixTONESとSnowManでクリスマスプレゼント交換を行った際の事だ。
森本の提案で、ビンゴ形式でプレゼントを渡していったのだが、リーチになったジェシーが
「コーチ」と言い出すと、それにならってSnowManも「コーチ」と言った。
その際も彼は、笑顔で喜んでいた。

誰からも愛される愛されキャラの髙地は、間違いなくSixTONESの癒し担当だ。

森本慎太郎

神奈川県出身、1997年7月15日生まれ。
グループ最年少で、SixTONESの盛り上げ担当だ。

2006年に入所し、3年後の2009年には映画「スノープリンス 禁じられた恋のメロディ」の主演をオーディションで獲得した。
同年11月1日には、森本を中心に11人のメンバーが集められ、スノープリンス合唱団が期間限定で結成された。
ミュージックステーションでの歌唱披露時の映像は、SixTONES出演時に森本の初登場シーンとして用いれている。

入所当時は身長が小さい上に肌白で、子犬のような可愛さがあった。

ジャニー喜多川の頭の中には、その当時の姿が強く残っているようだった。
テレビ番組内で森本がジャニー喜多川とした最後の会話を語った。
2019年6月にジャニー喜多川が病気で入院してしまった後、森本を見た際にこんな言葉を放ったそうだ。
「YOU、ぶっさいくだね！」
筋肉質でがっちりした体型に変貌した森本に驚愕したようだ。

入所当時のあどけない可愛さから、男らしい強い男に変わった森本。
デビュー後は「ザ!鉄腕!DASH!!」にレギュラー出演を果たした。
自慢の体格とパワーを活かして無人島で活躍している。
また、その番組に活かす為「一級小型船舶操縦士」を取得した。
プレイベートでも勉強したという努力家である。

常に自分の立ち位置を把握して、場を盛り上げる事ができる彼の存在はSixTONESには欠かせない。

松村北斗

静岡県出身、1995年6月18日生まれ。
演技に定評がある彼は、SixTONESの演技担当だ。

2021年には映画「ライアー×ライアー」の主演を務めている。
また、同年1月から放送のドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」では元ハッカー役として出演。
松村は「芝居の分野で成功したい」と語っている通り、作品ごとに着実に演技力を磨いている。

演技以外の彼は「プライベートは行方不明」と言われるほど、メンバーともプライベートの交流がほぼないのが特徴だ。

メンバーの森本がInstagramのライブ配信中に、彼に電話をかけた際、番号を登録いなかった為、警戒心を持ちながら電話に出ていた。
森本とのやり取りの中で「メンバーの電話番号は、誰のもわからない、マネージャーさえもわからない」と話し、視聴者を驚かせた。
メンバー以外にも人との交流はあまりなく、友達は2人であると公言している。

確固たる自分の意志と独特の世界観を持つ彼は、SixTONESを七変化させる重要な役割を担っている。

SixTONESのディスコグラフィー

シングル

『Imitation Rain/D.D.』

2020年1月22日発売

1. Imitation Rain
2. D.D / Snow Man
3. Telephone
4. NEW WORLD
5. Imitation Rain -Instrumental-
6. SixTONES vs Snow Man ~ボイスドラマ~

待望のデビュー曲であり、ミリオン達成の名作である。
世界的アーティストであるX JAPANのYOSHIKIがプロデュースした事でも話題になった。
今でも歌い継がれるX JAPANの名曲「endless rain」や「紅」を彷彿とさせる歌詞や演出が話題になった。
歌詞の中に「紅に染まるまで」というところがあり、直接的に「紅」という言葉を用いている。

同曲は曲の始まり30秒間で世界観が伝わる曲だ。
曲冒頭のピアノサウンドで一気に心を打たれる感覚に。
その後低音で規則的に打つリズムが、感情を高揚させ、歌へと繋がる。

自分の希望に向かっていく時に感じる孤独や儚さ。
何があってもたどり着きたいと思う強い気持ち。
それを6人のハーモニーとYOSHIKIの世界観で表現している。

『NAVIGATOR』

2020年7月22日発売

1. NAVIGATOR
2. Hysteria
3. You＆I
4. love u...

アニメ「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」のオープニングテーマ。
全体的にモダンでスタイリッシュな楽曲になっている。
曲中のクラブ調のラップが入っている事でより現代的な印象になっている。

ラップを含めた全体的な印象は、デビューシングルのロックで熱いイメージとは真逆だ。

SixTONESとして、効果的に使いたい同曲であったが、発売日が延期となった。
当初、発売日は7月22日ではなく、6月3日の発売予定だった。
新型コロナウイルスの拡大、アニメ放送の延期を考慮した結果変更になったのだ。

この事態は予測はつかなかったが、アニメは無事放送をスタートさせた。
戦略として、誰がオープニング曲を歌っているかわからない状態での放送開始とした。
SNSでのアーティスト予測合戦がすぐに始まった。
ファンにはすぐにわかられてしまったが、SNSを盛り上げることに成功。
アニメと共に注目を集める事ができた1曲になった。

『NEW ERA』

2020年11月11日発売

1. NEW ERA
2. Lemonade
3. NAVIGATOR(H ZETTRIO Crossover Rearrange)
4. NEW ERA -Instrumental-

アニメ「半妖の夜叉姫」のオープニングテーマになっている。
同作品はアニメ「犬夜叉」の娘達が主人公だ。
戦国時代と現代を行き来するという設定は「犬夜叉」からそのまま引き継がれている。

本シングルの演奏には和楽器が取り入れられていて、それが印象的。
ロック調の音楽に和楽器の音が混ざり合う事で、今っぽさと古来の日本が融合したサウンドになっている。

そんなサウンドが特徴の本シングルには、「約束の場所へ一緒に走り出そう」という意味が込められている。
歌詞にはその意味をストレートに表現。
曲冒頭から「走り出そう 連れて行こう 約束の場所へと」と歌っている。

SixTONESが魂を込めて歌う本シングルは、日々を頑張る皆さんへの応援歌だ。

『僕が僕じゃないみたいだ』