うちはサスケ（NARUTO・BORUTO）の徹底解説・考察まとめ
うちはサスケとは、『NARUTO』における主要なキャラクターの一人で、主人公・うずまきナルトと木の葉隠れの里の第七班に所属し、彼の親友でありライバルともいえる存在である。うちは一族という特殊な家系に生まれたが、幼いころに兄・うちはイタチによって一族は皆殺しにされる。それ以来、彼を憎み続け、復讐を果たすためだけに生きていくことになる。主人公のナルトは明るい性格だが、それとは対照的に闇の存在として描かれている。
波の国へ向かう途中に襲撃者から襲われた際、おびえていたナルトに言った名言である。サスケは突然の襲撃に慌てず、襲ってきた二人組を倒していた。ナルトは大口をたたく割にはなにもできず、それを見てサスケは、「ケガはねーかよ ビビり君」と言い放った。サスケの性格がよく表れている。
「体が勝手に…動いち…まったんだよ…バカ…！」
サスケが白の攻撃からナルトをかばい、「体が勝手に…動いち…まったんだよ…バカ…！」と言ったシーン。サスケはこの攻撃により力尽きてしまう。サスケが身を挺してナルトをかばったシーンはこの他にはないため、名言そして名シーンとなっている。
「お前 うざいよ」
サスケがサクラに言った言葉である。サスケは三度にわたり「お前 うざいよ」と言っている。一度目はサクラが親のいないナルトを馬鹿にしたときで、二度目はサクラがサスケの里抜けを止めたシーン、三度目はナルトと最終決戦を行う前である。三度も使われているセリフであるため、多くの読者の印象に残っているシーンだ。
「この眼は闇が…よく見える…」
イタチの写輪眼を両目に移殖し、目に巻いていた包帯を外す際に言ったセリフ。一族殺しは木の葉隠れの里上層部からの命令であったことを知ったサスケは、兄の眼を移植し、その眼で復讐を果たそうとしていた。そのため、「この眼は闇が…よく見える…」と言っている。サスケのイタチへの思いがよくわかるセリフである。
「革命だ」
大筒木カグヤを倒した後、無限月読を解除すると思われたが、サスケは今の五影や尾獣を殺すと言い放った。その目的は、イタチと言った犠牲者を出したこの憎しみがあふれた世界を、自分の絶対的な力で支配して平和にすることだった。そのことをサスケは、「革命だ」と言ったのだ。無事に戦争が終わると思った読者に衝撃を与えた名シーンである。
「オレの負けだ」
サスケは大筒木カグヤを倒した後に、今の五影たちを皆殺しにすると言い放ったが、ナルトはそれを許さなかった。そしてナルトに最後の戦いを挑み、二人はその戦いで両腕を失ってしまう。そこまで自分のことを考えてくれていたナルトを、「オレの負けだ」と認めたシーンである。これまで、ナルトのことを見ようとしていなかったサスケが、ナルトのことを素直に認めた名シーンだ。
「…るっせーよ…ウスラトンカチ」
ナルトとの最終決戦で言った言葉。ナルトに負け、サスケは今までの行いを反省した。サスケはここで死のうとしたが、ナルトに止められ、またナルトを裏切るかもしれないのにそれでもいいのかと言う。ナルトはそれに対し、そんなことは絶対にないと言うが、なぜそう言い切れるのかとサスケは問う。その理由は友達だからであるが、ナルトはそんなことがわからないとは案外サスケも馬鹿だなと言い放った。サスケは涙を流しながら、「…るっせーよ…ウスラトンカチ」と言った。
「また今度な」
戦争が終わり、木の葉隠れの里から旅立つ際にサクラに言った言葉。イタチから「また今度だ」とよく言われていたが、それを同じようにサスケが「また今度な」と言う名シーンである。今までの行いを反省し、心を入れ替えた自分の目にどう世界が映るのか、それを確かめるために旅に出た。サスケは今までサクラに対して「ウザいよ」などと言っていたが、最後にはこのように優しい言葉をかけていた。
うちはサスケの裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
「ウスラトンカチ」の意味は負けず嫌い
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目次 - Contents
- うちはサスケのプロフィール・人物像
- うちはサスケの来歴・活躍
- 皆殺しにされるうちは一族
- 第七班に所属
- 波の国の職人の護衛
- 鬼人・桃地再不斬（ももちざぶざ）との戦闘
- 木登りの修行
- 再不斬との再戦
- 中忍選抜試験
- 第一の試験
- 第二の試験
- 第三の試験
- 木の葉崩し
- うちはイタチの来訪
- 病院屋上での争い
- 里を抜けるサスケ
- ナルトとサクラと再会
- 大蛇丸を殺害
- 暁のメンバー・デイダラとの戦闘
- イタチへの復讐
- イタチの真相
- 八尾捕獲
- 五影会談襲撃
- ダンゾウの死
- カカシやナルトと戦闘
- イタチとの再会
- 歴代火影たちとの出会い
- 第七班の再集結
- 十尾の人柱力となったオビト
- 致命傷
- 六道仙人との出会い
- 無限月読の発動
- 大筒木カグヤとの戦い
- ナルトとの最終決戦
- 平和な時代
- うちはサスケの能力・術
- 写輪眼（しゃりんがん）
- 千鳥（ちどり）
- 口寄せの術（くちよせのじゅつ）
- 呪印（じゅいん）
- 獅子連弾（ししれんだん）
- 須佐能乎（すさのお）
- 天照（あまてらす）
- 加具土命（かぐつち）
- 輪廻写輪眼（りんねしゃりんがん）
- うちはサスケの関連人物・キャラクター
- うずまきナルト
- 春野サクラ
- はたけカカシ
- うちはイタチ
- トビ
- 大蛇丸（おろちまる）
- デイダラ
- 水月（すいげつ）
- 香燐（かりん）
- 重吾
- うちはサスケの名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 「ケガはねーかよ ビビり君」
- 「体が勝手に…動いち…まったんだよ…バカ…！」
- 「お前 うざいよ」
- 「この眼は闇が…よく見える…」
- 「革命だ」
- 「オレの負けだ」
- 「…るっせーよ…ウスラトンカチ」
- 「また今度な」
- うちはサスケの裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 「ウスラトンカチ」の意味は負けず嫌い
- サスケの名前の由来は三代目火影の父親・猿飛サスケ
- 千の鳥が鳴いているように聞こえるから「千鳥」