ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』とは、映画三部作の興行収入が全世界で3,000億円を超える大人気シリーズ『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』三部作の完結編で、2003年に公開された。原作はJ・R・R・トールキンの小説『指輪物語』で架空の種族や架空の地が舞台である。すべての指輪を統べる強大な力を持つ「一つの指輪」を葬る旅に出たフロドは目的地の滅びの山があるモルドールの目の前まで来ていた。アラゴルン達は人間の国ゴンドールに加勢し、サウロン軍に勝利、とうとう最終決戦を迎える。
モルドールの滅びの山を登る途中で疲労と衰弱から動けなくなったフロド。「僕はもうだめだ。」と言うフロドに対し、サムが「指輪の重荷は背負えないけど、あなたを背負うことはできます。」と言って、フロドを背負って一歩一歩登り始める。火口までもう少しというところで、自分がフロドから指輪をもらい、葬りに行くこともできるのに、実直なサムはフロドを背負い進んでいく。指輪の重荷を背負うのは僕だというフロドを否定せず、自分も疲労困憊でありながら、フロドを背負って山を登っていく感動のシーン。
レゴラス「友達の横でなら?」
出典: twitter.com
モルドールの黒門における最終決戦に、アラゴルンやガンダルフと共に臨むギムリとレゴラス。ギムリが「エルフの横で戦死しようとは思ってもみなかったわ。」と言うと、レゴラスが「友達の横でなら?」と微笑みながら言う。それに対し、ギムリが笑顔で「それなら悪くない。」と返す。エルフとドワーフは仲が悪いにも関わらず、レゴラスとギムリはこの旅の間、命を懸ける戦いの中で友情を育んできた。死を覚悟した戦いを前に、エルフとドワーフという種族を超えて、レゴラスが初めてギムリに「友達」と言い、それにギムリが応える感動シーン。
アラゴルン「人間の時代が終わるかも知れない。だが、今日ではない!今日、我々は戦うのだ!この大地における愛すべきすべてにかけて、踏みとどまるのだ、西方の強者たちよ!」
モルドールの黒門の最終決戦に臨むゴンドールとローハンの兵士たちに向かい、アラゴルンが鼓舞する言葉を叫ぶ。「引くな!とどまれ!ゴンドールやローハンの息子よ!兄弟たちよ!君たちの目には、私にも襲うであろう恐れが見える。勇気がくじける時が来るかも知れない。友を見捨て、友情の絆が失われる時が来るかも知れない。だが、今日ではない!オオカミの時代が訪れ、盾は砕かれ、人間の時代が終わるかも知れない。だが、今日ではない!今日、我々は戦うのだ!この大地における愛すべきすべてにかけて、踏みとどまるのだ、西方の強者たちよ!」それまでの戦いでは、リーダーシップは発揮するものの王としての自覚はなかったが、王の剣アンドゥイルを持ち、死者の軍勢を味方とし、徐々に王としての自覚をもつアラゴルン。パランティアを通して、サウロンに王の剣アンドゥイルを示し、自分がゴンドールの王の末裔であると宣言した後、黒門の最終決戦にゴンドールとローハンの兵士たちを率いていく時には、すっかり王の顔となっていた。到着した黒門前で、恐怖や不安を抱える兵士たちに、アラゴルンが大声でかけた言葉は、愛すべき全てにかけて戦おうという、王として皆に勇気を与え、士気を高めることとなった名セリフである。
アラゴルン「フロドのために。」
出典: blog.goo.ne.jp
モルドールの黒門における最終決戦で、味方を鼓舞した後、サウロン軍を前にしたアラゴルン。サウロンの居城バラド=ドゥアの副官であるサウロンの口から、フロドが死んだかのように聞くが、「俺は信じないぞ。」とサウロンの口を斬り捨てる。その後、ガンダルフたちの方を見て「フロドのために。」と言う。アラゴルンは率先してサウロン軍に突撃し、メリーやピピン、そして味方の軍勢も「フロドのために。」を合言葉にアラゴルンに続く。「一つの指輪」を破壊できないままフロドは死んでしまったかもしれないのに、それを信じず、フロドのために全力で戦う姿勢を示し、「フロドのために。」と呟いたアラゴルンと、それに呼応して彼に続く仲間たちの熱い思いに感動必至のシーン。
フロド「おまえと一緒にいられてよかったよ、サムワイズ・ギャムジー。すべてが終わったこの時に。」
出典: blog.goo.ne.jp
ゴラムと共に滅びの山の火口に落ちて指輪は破壊される。滅びの山は噴火し、マグマや溶岩が噴き出す。フロドとサムは外に逃げ出し、高い岩に上りマグマを逃れる。フロドは指輪の魔力から解き放たれ、故郷のホビット庄のことを思い出し、サムに語る。ずっと支え、助けてくれたサムに「おまえと一緒にいられてよかったよ、サムワイズ・ギャムジー。すべてが終わったこの時に。」と伝えるのだった。指輪の魔力で衰弱し、旅の後半は指輪のこと以外考えられなくなっていたフロド。サムが道中、フロドを元気づけようと故郷のホビット庄の話をしても、フロドはホビット庄のことを思い出せなくなっていた。しかし、指輪が破壊され、滅びの山が噴火して死を覚悟しているサムに対し、今度はフロドがホビット庄の話をして、このセリフを言う。自分も死を覚悟したフロドが、ずっと旅を支え、助けてくれたサムに、最後に一緒にいてくれてよかったと心の底から言う名セリフ。
アラゴルン「友たちよ。頭を下げなくてよい。」
出典: blog.livedoor.jp
アラゴルンは、ゴンドールの王に即位した戴冠式で、多くの仲間や民に祝福され、アルウェンとも再会する。歩いた先には、フロド、サム、メリー、ピピンがいて、アラゴルンに頭を下げる。しかし、彼らに対して、アラゴルンは「友たちよ。頭を下げなくてよい。」と言う。そして、指輪を葬る戦いにおいて活躍し、中つ国の平和に貢献した4人に対し頭を下げ、ひざまずき、周りの者たちもアラゴルンにならって彼らにひざまずくのだった。王となったアラゴルンだが、友人でもある、彼ら小さなホビットの4人に敬意を示して、頭を下げ、ひざまずき、周りの皆が従うシーンは感動的である。
『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
ピピン役のビリー・ボイドはカラオケで歌のうまさを評価され、劇中で急遽、歌うシーンが追加された。
ピピン役のビリー・ボイドは、監督やプロデューサーたちとカラオケに行った時、その歌のうまさを評価されて、急遽『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』で、歌うことが決まった。劇中でデネソールに歌うように言われた、その歌はタイトルを『The Edge of Night』といい、プロデューサーが小説から抜粋した言葉を歌詞にし、ビリー・ボイド自身がその歌詞にリズムをつけた。サウンドトラックでは『ゴンドールの執政』という曲に入っている。この歌は『ホビット 決戦のゆくえ』予告編にも使用されている。さらに、ビリー・ボイドは『ホビット 決戦のゆくえ』で、エンディング曲『The Last Goodbye』も担当することとなった。
アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンが、劇中の戴冠式で歌っている歌は、彼自身が作曲していた。
アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンが、劇中、ゴンドールの王に即位する戴冠式で歌を歌っている部分は、実は、彼自身が作曲していた。
サムの娘役をしているのは、サムを演じているショーン・アスティンの本当の娘だった。
映画の最後に登場するサムの子供たちのうち、娘役をしているのは、サムを演じているショーン・アスティンの実の娘だった。
『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の主題歌・挿入歌
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目次 - Contents
- 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の概要
- 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』のあらすじ・ストーリー
- ゴラムの記憶
- サルマンの最期
- ゴンドールを襲うモルドールの軍勢
- ゴラムの策略によりサムを疑うフロド
- 死者の軍団を味方にしたアラゴルン
- ゴラムの裏切り
- セオデンの死
- 指輪の破壊
- 指輪物語
- 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の登場人物・キャラクター
- 旅の仲間
- フロド・バギンズ(演:イライジャ・ウッド)
- サム(演:ショーン・アスティン)
- メリー(演:ドミニク・モナハン)
- ピピン(演:ビリー・ボイド)
- ガンダルフ(演:イアン・マッケラン)
- アラゴルン(演:ヴィゴ・モーテンセン)
- レゴラス(演:オーランド・ブルーム)
- ギムリ(演:ジョン・リス=デイヴィス)
- ボロミア(演:ショーン・ビーン)
- エルフ
- エルロンド(演:ヒューゴ・ウィーヴィング)
- アルウェン(演:リヴ・タイラー)
- ガラドリエル(演:ケイト・ブランシェット)
- ケレボルン(演:マートン・ソーカス)
- 人間の国ローハン
- セオデン(演:バーナード・ヒル)
- エオメル(演:カール・アーバン)
- エオウィン(演:ミランダ・オットー)
- グリマ(演:ブラッド・ドゥーリフ)
- 人間の国ゴンドール
- デネソール(演:ジョン・ノーブル)
- ファラミア(演:デヴィッド・ウェンハム)
- 闇の勢力
- サウロン
- サルマン(演:クリストファー・リー)
- アングマールの魔王(演:ローレンス・マコーレ 、声:アンディ・サーキス)
- ゴズモグ(演:ローレンス・マコーレ、声:クレイグ・パーカー)
- サウロンの口(演:ブルース・スペンス)
- その他
- ゴラム(演:アンディ・サーキス)
- 死者の王(演:ポール・ノレル)
- デアゴル(演:トーマス・ロビンズ)
- 木の鬚(声:ジョン・リス=デイヴィス)
- ビルボ・バギンズ(演:イアン・ホルム)
- ロージー(演:サラ・マクロード)
- 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の用語
- 中つ国(ミドル・アース)
- 力の指輪
- 一つの指輪
- 種族
- ホビット族
- エルフ族
- ドワーフ族
- 魔法使い(イスタリ)
- 人間
- オーク
- ウルク=ハイ
- ナズグル
- オログ=ハイ
- トロル
- オリファント
- 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ファラミア「万一、生きて戻れたら、迎え入れてください。」
- セオデン「立て!セオデンの騎士たち!槍を振るえ!盾を砕け!剣の日ぞ!赤き血の日ぞ!日の上る前ぞ!いざ進め!破滅を目指せ!この世の終わりを目指せ!死だ!死だ!進め!エオルの子よ!」
- オリファントに飛び乗り、乗っている南方人を次々と倒し、最後にオリファントの急所を射抜くレゴラス
- サム「指輪の重荷は背負えないけど、あなたを背負うことはできます。」
- レゴラス「友達の横でなら?」
- アラゴルン「人間の時代が終わるかも知れない。だが、今日ではない!今日、我々は戦うのだ!この大地における愛すべきすべてにかけて、踏みとどまるのだ、西方の強者たちよ!」
- アラゴルン「フロドのために。」
- フロド「おまえと一緒にいられてよかったよ、サムワイズ・ギャムジー。すべてが終わったこの時に。」
- アラゴルン「友たちよ。頭を下げなくてよい。」
- 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ピピン役のビリー・ボイドはカラオケで歌のうまさを評価され、劇中で急遽、歌うシーンが追加された。
- アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンが、劇中の戴冠式で歌っている歌は、彼自身が作曲していた。
- サムの娘役をしているのは、サムを演じているショーン・アスティンの本当の娘だった。
- 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:アニー・レノックス『イントゥ・ザ・ウエスト』
- 挿入歌:ビリー・ボイド『ゴンドールの執政』
- 挿入歌:ルネ・フレミング『薄明と影』
- 挿入歌:ルネ・フレミング『全ての終わり』
- 挿入歌:ヴィゴ・モーテンセン、ルネ・フレミング『王の帰還』