HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の幻影旅団まとめ
『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画作品、及びそれを原作とした映画やアニメなどのメディアミックス作品である。
父親であるジンを探すため、そして憧れていたハンターになるためにゴンは旅に出る。その先で、キルア、クラピカ、レオリオという仲間と出会い、ゴンは様々な冒険を繰り広げる。
「幻影旅団」とは、A級賞金首達が集う盗賊集団である。敵キャラでありながらも個性的な面々が集う幻影旅団は、ファンからも深く愛されている。
ヨークシンシティから東に向かった結果、クロロはグリードアイランドの舞台となっている島に到達したが、グリードアイランドの製作者に島外に飛ばされた模様。だが除念師はグリードアイランドにいると判断したクロロは、ヒソカに勝負を引き受けることを条件に、除念師の捜索と、団員へのメッセージを依頼する。その結果、ヒソカは無事に除念師を連れて来て、「律する小指の鎖」を外すことができた。しかしすぐにヒソカと戦うことはせず、手札が揃うまでは逃げ回っていた。
暗黒大陸編
これまで、ずっと逃げ回って反故にしてきたヒソカとの決闘をクロロは「天空闘技場」にて実現させる。
この時、新しい能力「栞のテーマ(ダブルフェイス)」や、多数の盗んだ能力を披露する。その中には団員のコルトピ、シャルナークの能力もあった。
クロロは「盗賊の極意(スキルハンター)」「栞のテーマ(ダブルフェイス)」「番いの破壊者(サンアンドムーン)」により、複数の念能力を同時使用することに成功する。クロロは、審判や観客を殺害し、「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」で人形を量産、人形を「番いの破壊者(サンアンドムーン)」で爆弾化し、さらに人形を「人間の証明(オーダースタンプ)」で操作するという戦法で、ほとんど一方的な展開でヒソカに勝利した。
ヒソカはこの戦いにより死亡するが、「死によってより強まる念」で「伸縮自在の愛(バンジーガム)」で死後に心臓マッサージを行い、生き返る。ヒソカは生き返った時に側にいたマチを「伸縮自在の愛」で拘束し、「旅団全員に伝えてくれる…?今からどこで誰と遭っても、その場で殺すまで闘るとね」と告げた。そして公園にいたコルトピとシャルナークを殺害する。クロロはこれまで感情を露わにすることがなかったが、この知らせを聞いた時には怒りの表情を隠せていなかった。
その後、カキン王族の財宝と、ヒソカの殺害を目的に、B・W号へと乗船する。船の中では、早い者勝ちでヒソカを狩ることを団員に提案し、自身はシズク、ボノレノフと共に行動し始めた。
ノブナガ=ハザマ
団員No.1。強化系能力者。31歳。身長183cm。体重75kg。血液型B型。流星街出身。
着物に一本に結った髷、無精髭が特徴。刀を武器にしている。結成当初からのメンバーであり、ウボォーギンと共に特攻役を務めていた。
自身の間合いの範囲は4m。ゴンとキルアと戦った時には「円」でオーラを広げ、その間合いの中に入った者を両断しようとした(円の範囲は4mが限界)。
団員の中でも特に仲間意識が強く、ウボォーギンがクラピカに殺害された時は、クラピカを殺害することに執着した。ゴンの前では、ウボォーギンを想って涙さえ見せている。
クラピカを探す中で出会ったゴンのことを気に入り、旅団へ勧誘した。
念能力
不明
どのような能力を持つのか明らかになっていない。フランクリンは「タイマン勝負専用というか限定条件付き」と話していた。
作中での活躍
ヨークシン編
ノブナガは団長の命令でヨークシンシティに集められた後は競売品を狙ってオークション会場に潜入。その後はオークションを取りしきるマフィアを迎え撃つウボォーギンの戦いを見守る。クラピカに攫われたウボォーギンを車で追いかけた際は座る位置が悪く、陰獣の梟の能力で捕まってしまう。
助け出された後は仲間と共に攫われたウボォーギンを迎えに行く。ウボォーギンはそのままクラピカを追って一人で飛び出していったきり、戻ることはなかった。
ウボォーギンがクラピカに殺されたと考え、ノブナガはクラピカを殺すことに執着するようになる。クラピカを探している最中にゴンとキルアの尾行を受け、2人を確保する。
2人をアジトに連れ帰り、ゴンがシズクに腕相撲で勝ったと聞き、ゴンに腕相撲を挑む。ノブナガはゴンと腕相撲を繰り返す中、「ウボォーギンが負けるはずない」「汚い手を使われたに違いない」と言って涙を流した。それを見たゴンは「仲間のために泣けるんだね。だったらなんで、その気持ちをほんの少し…お前らが殺した人達に、なんで分けてやれなかったんだ!」と言って逆上し、初めてノブナガに腕相撲で勝利した。フェイタンがゴンを拘束するが、ノブナガはゴンとウボォーギンの間に似たものを感じ、ゴンを幻影旅団へ勧誘する。ゴンには即答で断られるが、クロロへ一目見せるため、ゴンとキルアをそのままアジトに監禁した。他の団員がウボォーギンの弔いとして派手に暴れる中、ノブナガはゴンとキルアを見張る。しかし、頭を働かせたゴンとキルアにより、敢え無く取り逃がしてしまう。
その後、オークションの競売品を盗みだすことに成功、コルトピの能力で作った贋作をオークションにかけて仕事は終了するが、ノブナガはウボォーギンの仇を取ることに執着して留まることを提案する。初めはクロロは敵討ちに固執することを良しとせず、盗んだ念能力「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」を使用してノブナガを説き伏せるが、ヒソカがクロロと戦うために予知の内容を改竄した結果、ヨークシンシティに留まることが決定した。そして予知からウボォーギンを倒したクラピカが緋の眼を探していることに気づくと、偽物の緋の眼がある場所へ急行する。そこにいたのはクラピカではなく同じ「ノストラードファミリー」のスクワラという男だったが、パクノダの能力によりノブナガはクラピカの名前と顔を知った。
だがそれを団員全員と共有する前にクロロがクラピカによって攫われる。ノブナガは団長であるクロロの命を優先しようとするが、フィンクスやフェイタンは旅団のルールに従い幻影旅団そのものを生かそうとする。団長の命を第一に考える団員と、旅団のルールを優先しようとする団員との間で一触即発になるが、ノブナガはシズクに気絶させられ、クラピカからの電話があったこともあってその場はうやむやになった。
クラピカに従って団長の元へ一人で向かったパクノダは、戻ってきた時も一人だった。パクノダはクラピカから念能力の使用を制限されていたが、念能力を使用してノブナガをはじめとした結成時のメンバーに自らの思いや団長の行方の情報を渡した。その結果パクノダは死亡、ノブナガは彼女を看取った。
暗黒大陸編
ノブナガは暗黒大陸へ向かうB・W号に、他の旅団員と共に乗船。最下層である5層のブオール一家を軽くぼこぼこにした後は、ヒソカ捜索のため、彼らに身長が190以上ある人間を見つけて全員の部屋番号を教えるよう命令する。食堂に旅団員全員が集まった後は、ノブナガはフィンクス、フェイタンと共に行動。武器を調達しに倉庫に向かったところ、案内の男が何者かに殺される。殺された案内の男はシャ一家の人間であり、シャ一家は旅団を疑い一触即発の状態となった。しかし別の場所でフランクリンとシャ一家の副組長が話し合い、案内の男を殺したのは旅団ではないと判断される。その後、シャ一家から手を組まないかと言われ、ノブナガたちは一時的にシャ一家と手を組むことになった。
フェイタン=ポートオ
団員No.2。変化系能力者。身長155cm。体重45kg。流星街出身。生年月日不明。
幻影旅団結成メンバーの1人。親しい団員からは「フェイ」と呼ばれている。切れ長の細い目に、髑髏があしらわれたゆったりした黒い服を着用している。残忍な性格で、ゴンがノブナガと腕相撲をして激怒した時は、ゴンを押さえつけて爪を剥いで痛めつけようとしていた。旅団の中では拷問を任されており、「ヨークシン編」では、競売品を隠した陰獣の梟に対して拷問を行なっている。
クロロがクラピカに捕まった際は、クラピカの要求を呑まずに行動しようとしていたが、「掟に従わない事が一番のクロロへの裏切り」と思っており、仲間意識が無い訳ではない。
会話では語尾に「ね」を付けたり「っ」などの発音を抜いたりなど特徴的な口調で喋るが、我を失うほどに激怒すると、漢語のような言葉を話す。こちらが本来の言語である模様。
念能力
許されざる者(ペインパッカー)
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目次 - Contents
- 『HUNTER×HUNTER』の概要
- 『幻影旅団』とは
- クロロ=ルシルフル
- 念能力
- 盗賊の極意(スキルハンター)
- 栞のテーマ(ダブルフェイス)
- 密室遊魚(インドアフィッシュ)
- 不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス)
- 天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)
- 対象を強制移動させる能力(仮称)
- 携帯する他人の運命(ブラックボイス)
- 番いの破壊者(サンアンドムーン)
- 人間の証明(オーダースタンプ)
- 神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)
- 転校生(コンバートハンズ)
- 作中での活躍
- ヨークシン編
- グリードアイランド(G.I)編
- 暗黒大陸編
- ノブナガ=ハザマ
- 念能力
- 不明
- 作中での活躍
- ヨークシン編
- 暗黒大陸編
- フェイタン=ポートオ
- 念能力
- 許されざる者(ペインパッカー)
- 太陽に灼かれて(ライジングサン)
- 作中での活躍
- ヨークシン編
- グリードアイランド(G.I)編
- キメラ=アント編
- 暗黒大陸編
- マチ=コマチネ
- 念能力
- 念糸(ネンシ)
- 念糸縫合(ネンシほうごう)
- 作中での活躍
- 天空闘技場編
- ヨークシン編
- 暗黒大陸編
- ヒソカ=モロウ
- 念能力
- 伸縮自在の愛(バンジーガム)
- 薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)
- 作中での活躍
- ハンター試験編
- 天空闘技場編
- ヨークシン編
- グリードアイランド(G.I)編
- 会長選挙・アルカ編
- 暗黒大陸編
- カルト=ゾルディック
- 念能力
- 紙を操作する能力(正式名称不明)
- 蛇咬の舞(だこうのまい)
- 作中での活躍
- ゾルディック家編
- グリードアイランド(G.I)編
- キメラ=アント編
- 暗黒大陸編
- フィンクス=マグカブ
- 念能力
- 廻天(リッパー・サイクロトロン)
- 作中の活躍
- ヨークシン編
- グリードアイランド(G.I)編
- キメラ=アント編
- 暗黒大陸編
- シャルナーク=リュウセイ
- 念能力
- 携帯する他人の運命(ブラックボイス)
- 自動操作モード
- 作中での活躍
- ヨークシン編
- グリードアイランド(G.I)編
- キメラ=アント編
- 暗黒大陸編
- フランクリン=ボルドー
- 念能力
- 俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)
- 作中での活躍
- ヨークシン編
- 暗黒大陸編
- シズク=ムラサキ
- 念能力
- デメちゃん
- 作中の活躍
- ヨークシン編
- グリードアイランド(G.I)編
- キメラ=アント編
- 暗黒大陸編
- パクノダ
- 念能力
- 記憶を読み取る能力(正式名称不明)
- 記憶弾(メモリーボム)
- 作中の活躍
- ヨークシン編
- ボノレノフ=ンドンゴ
- 念能力
- 戦闘演武曲(バト=レ・カンタービレ)
- 序曲(プロローグ)
- 木星(ジュピター)
- 変容(メタモルフォーゼン)
- 作中での活躍
- ヨークシン編
- キメラ=アント編
- 暗黒大陸編
- ウボォーギン
- 念能力
- 超破壊拳(ビッグバンインパクト)
- 作中での活躍
- ヨークシン編
- イルミ=ゾルディック
- 念能力
- 操作系能力
- 針人間
- 作中の活躍
- ハンター試験編
- ヨークシン編
- 会長選挙・アルカ編
- 暗黒大陸編
- 【考察】ヒソカがイルミに化けている説
- 冨樫義博が36卷で伏線があることを明言している
- 36卷の表紙でイルミだけが花を持っている
- マチがイルミを睨んでいる
- イルミの一人称が「俺」から「ボク」に変わっている
- コルトピ=トノフメイル
- 念能力
- 神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)
- 作中での活躍
- ヨークシン編
- グリードアイランド(G.I)編
- 暗黒大陸編