HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の幻影旅団まとめ

『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画作品、及びそれを原作とした映画やアニメなどのメディアミックス作品である。
父親であるジンを探すため、そして憧れていたハンターになるためにゴンは旅に出る。その先で、キルア、クラピカ、レオリオという仲間と出会い、ゴンは様々な冒険を繰り広げる。
「幻影旅団」とは、A級賞金首達が集う盗賊集団である。敵キャラでありながらも個性的な面々が集う幻影旅団は、ファンからも深く愛されている。

グリードアイランドへはシャルナークに誘われる形で訪れる。そしてシャルナークの検証に協力して、グリードアイランドが現実世界であることを突き止めた。その後はグリードアイランドのお宝をいただくべく、現実世界から島への侵入を試みるが、ゲームマスターのレイザーに見つかり、島外へ飛ばされた。

キメラ=アント編

キメラ=アントと戦うシズク

流星街に流れ着いたキメラ=アントのザザンを倒すために、流星街に旅団のメンバーと現れる。
ザザンのところへと向かう途中で蜘蛛のキメラ=アントであるパイクと戦う。糸を噴射するパイクに多少苦戦するが、パイクに数箇所の裂傷を負わせ、デメちゃんにより血を吸い尽くして勝利する。しかし、戦闘が終わった後にパイクの元へ戻ってきて、「粘着性の糸を出して傷を覆えば、血を吸われるのを防げたのでは?」と言い、互いの頭の悪さを指摘した。

暗黒大陸編

シズクはクロロに組もうと持ち掛ける

シズクは他の旅団メンバーと共にB・W号に潜入する。メンバーがヒソカ殺害に燃える一方、シズクは「ヒソカの能力とは相性が悪い」として、ボノレノフと一緒にクロロと協力してヒソカの捜索に当たることにした。

パクノダ

団員No.9。特質系能力者。身長182cm。体重52kg。血液型O型。流星街出身。
幻影旅団結成メンバーの1人。シャツを着ないで直接スーツのジャケットを着用している。シズクと同様に替えが効かない能力故に旅団の中でも重宝されている。
クロロがクラピカに攫われ、パクノダはクラピカにより念を使用できないように制限される。しかし、能力を駆使してクラピカの情報を旅団のメンバーに伝え、死亡する。

念能力

記憶を読み取る能力(正式名称不明)

対象に触れ、質問を投げかけることで記憶を読むことができる。記憶を読むので、嘘をつくことができない。また物に宿る記憶を読み取ることもでき、その場合は過去にその物体に触った人物、その物体に関連して行われた事件などの「記録」を読み取る。
人の記憶を読む場合は質問に関連する記憶を読むので、何を質問するのかが重要になる。ゴンとキルアを二度目に捕まえた際には、クロロの「何を隠しているのかを聞くように」という指示を受け、パクノダはクラピカに関する情報の多くを手に入れた。

記憶弾(メモリーボム)

銃と記憶を込めた銃弾を具現化する。この弾を打ち込まれると、パクノダが込めた記憶が頭に流れ込んでくる。この弾を受けてもダメージはない。一度に6発まで同時に発射することができる。この能力は隠し技であり、仲間内でも知るものは少なかった。

作中の活躍

ヨークシン編

命を賭けて記憶を伝えるパクノダ

ウボォーギンがクラピカに殺害され、旅団員はクラピカの捜索に動く。パクノダはクロロの命令でフィンクスと共にノブナガ、マチのペアを二重尾行してゴンとキルアを発見して捕獲した。アジトへ連れ帰る最中、ゴンとキルアに「鎖野郎」について念能力で探りを入れるが、2人は「鎖野郎=クラピカ」だとこの時点では知らず、有力な情報を得ることができなかった。

その後、本格的にクラピカを追うことになり、クロロ達と一緒にノストラードファミリーの者達が寝泊まりしているホテルを目指す。その途中で再び尾行していたゴンとキルアを捕獲する。クロロはゴンとキルアがクラピカと無関係だとは思えなかったのか、「何を隠しているか」を質問するように言った。パクノダは2人の記憶を調べ、鎖野郎がクラピカだという事を突き止める。しかしその直後、クロロがクラピカにより攫われる。クラピカは置き手紙を残しており、クラピカの情報を漏らしたり、ゴンやキルアに危害を与える事を禁じた。

パクノダはクラピカの指示に従って1人でクラピカの元へ向かい、「ゴンとキルアを解放すること」「クラピカについての情報を漏らさないこと」を命じられ、心臓に鎖を埋め込まれる。そしてアジトへ帰ったパクノダはゴンとキルアを連れて再びクラピカの元へ戻ることになる。
パクノダは負傷しており、ゴンとキルアが逃げようと考えれば逃げることができた。しかしゴンとキルアはそうしようとしなかった。パクノダが2人になぜ逃げないのか聞くと、2人は「クラピカに人殺しをして欲しくない」「このまま誰も死なずに終わるのならばそれでいい」と答えた。

その後、パクノダはゴンとキルアをクラピカの元へ送り届けた。それにより、クロロは「念能力を使用しない」「幻影旅団のメンバーと接触をしない」という条件で鎖を埋め込まれて解放された。
1人でアジトへ戻ったパクノダは「記憶弾(メモリーボム)」で創立メンバーの6人に事の顛末と自身の思いを伝え、死亡した。

ボノレノフ=ンドンゴ

団員No.10。具現化系能力者。
全身に包帯を巻き、手にはグローブをはめている。包帯を外すと、身体の至る所に穴が空いている。団員からは「ボノ」と呼ばれている。
「ギュドンドンド族」という部族の生き残りである。ギュドンドンド族は幼少の頃から身体をに穴を開け、成長すると共にその穴を拡張していく。そして、体を動かす事でその穴から音色を奏でる。ボノレノフは戦闘中に舞を踊り、音を奏でる事で念能力を発揮する。
ギュドンドンド族であることに誇りを持っており、その事を愚弄されると激怒する。

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