吉良吉影(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉影(きら よしかげ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の敵キャラクターで、スタンド使いである。高い知能を持つが、目立つことを嫌いひっそりと生きてきた。その一方で強い殺人衝動を持ち、特に美しい手を持つ女性を殺すことに異常な執着を見せる。触れたものを爆弾に変えるスタンド「キラークイーン」を持ち、15年前から誰にもバレずに殺人を続けてきた。異常殺人鬼ではあるが、性癖を抜きにすれば「平穏に生きたい」という吉良の人生観に共感する読者も少なくない。

やけどをしたために、却って命拾いしたことを「信じられない幸運」と表現した吉良は、早人のアイディアを「素晴らしい」と評した上で同じ朝を何度も往復したのだろうと言う。勝ち誇る吉良は、「自分を追うスタンド使いを皆始末したらバイツァ・ダストを一旦解除する。バイツァ・ダストは無敵だ!この吉良吉影に運は味方してくれている!」と声高に叫んだ。
万策尽きたかに見えた早人だったが、「あんたが喋ったんだ」と“吉良が自分で名前を口にしたこと”を毅然とした口調で指摘する。見れば、すぐ近くに仗助がいた。億泰もやってくる。仗助は、確かに目の前の男が「吉良吉影」と自分で名乗る光景を見た。これは偶然でも運命でもなく、早人の賭けだった。四度ほど同じ朝を往復した早人は、いつ頃仗助たちがどの道に来るかも知っていた。その為、吉良が自分の名前を言うタイミングを合わせたのだった。仗助は、「同姓同名の怪我人だったら治せるから」と自身のスタンドであるクレイジー・ダイヤモンドで吉良を殴りつける。
やむを得ず、吉良はバイツァ・ダストを解除し、キラークイーンで自分の身を守らせた。露伴をはじめ、他のスタンド使いは爆死の運命から解放された。

「激しい喜びはいらない。その代わり、深い絶望もない。植物の心のような人生を。そんな平穏な生活こそ私の目標だったのに」と口にする。「言っておくが逃げていたわけじゃない」と続ける吉良は、仗助たちを始末しなかったのは争いという下らないことを好まない性格だから、一つの戦いに勝利することは簡単だが、次の戦いの為にストレスがたまると主張した。
友人を殺された仗助や億泰からすれば、それは身勝手な理屈だった。彼らが吉良を追わざるを得ないのは、自分の都合だけで人を殺し続ける吉良が誰かの大切な人を奪ってきたからであった。早人を庇い、仗助と吉良の戦いが始まる。吉良は、クレイジー・ダイヤモンドのパンチ力を実感する。爆破能力を除けば、キラークイーンは一対一の殴り合いには向かないスタンドのようだった。
空間を削り取るスタンド「ザ・ハンド」で吉良を引き寄せた億泰は、「火を噴いた空気」により大ダメージを受ける。キラークイーンには触れていないが、早人が持ち出したストレイ・キャットがキラークイーンの腹部に収まり、空気弾を発したのだ。それを爆弾に変え、億泰を攻撃したのである。

億泰を直そうとする仗助を、吉良は空気爆弾で遮ろうとする。壊れた物を直す力もあるクレイジー・ダイヤモンドで石畳を破壊し、壁にして再構築するなどして仗助は空気爆弾を防ごうとした。一瞬で石畳を壁にしてしまう様を見た吉良は、仗助の「思い込む力」に戦慄する。しかし、その思い込みをも吉良は利用し、空気爆弾に石壁を通過させて「触れた物を爆破する」と思い込んでいた仗助にダメージを与えた。キラークイーンは、防御壁をすり抜けて自由に起爆することができるのだった。
仗助に向けて止めの空気爆弾を放つが、仗助は吉良に向かってきた。空気爆弾は仗助に触れたが爆発しない。自分に影響がある距離で起爆させるわけにはいかない為、仗助はあえて吉良に近づいたのだ。
億泰を直そうとした仗助を、早人が止める。億泰が爆弾にされたかもしれない。そうなれば、触れた途端に仗助が吹き飛ばされる。今朝まで一緒にいた早人は、「表情でピンと来る」と言い、仗助を止めた。吉良は「億泰に触れたかどうか自信がない」ととぼける。仗助は次の空気爆弾を撃ってこいと言うが、吉良は「君の次の行動を見てからでも遅くはない」「ひょっとしたら、億泰は爆弾になっていないかもしれない」と仗助の不安を煽り続け、億泰に触れるように誘導しているようにも思われた。
状況を打破したのは早人だった。スタンド使いではないためスタンドが見えていない早人だが、吉良と仗助の戦いを見ていたことで「彼らは何か目に見えない不思議な力で攻撃し合っている」「仗助には、人の怪我を治す力がある」ことを察して、吉良の爆弾で吹き飛ばされることを覚悟のうえで自分が億泰に触れた。途端、早人は吹き飛ばされるが、死んでしまう前にクレイジー・ダイヤモンドで元通りに直される。仗助の能力を信じての行動だった。
早人は仗助に「あなたが死んではいけない」と言うが、吉良はクレイジー・ダイヤモンドの能力を邪魔なものと認識する。ガードできないよう、着弾した瞬間に爆発する上、見えにくい小さな空気爆弾を放った。自分の傷を治せない仗助は、既に体に破片が刺さり、血を流していた。その上億泰を抱えた状態である為、避けるのは困難であった。傷は治したが、億泰は目を覚まさない。

吉良は、自分の腕で相手との距離を測り、位置を確認する。吉良に気付いた早人が「もう死んでいる」と億泰を置いて逃げるように言うが、仗助はそれをせず、向かってきた空気爆弾に自らの血をカッターのように飛ばして空気爆弾を切断した。二つに分かれはしたが、空気爆弾は仗助に着弾し、爆発する。しかし、致命傷にはならなかった。体に刺さった破片を直して石畳に戻すことで、自分の体を引っ張り移動していた為、ダメージが少なく済んだのだ。仗助は億泰を抱えたまま早人と共に近くの家に入る。

吉良は、浩作の上司に「息子をしつけなければならないので」と遅刻する旨を上司に携帯電話で伝えていた。出世をしたがっていたらしい浩作を、吉良は心の中で軽蔑する。仗助らが逃げ込んだ家の電話回線を切り、彼らを孤立させる。吉良は外にいたままだが、早人の服のポケットに吉廣のいる写真を忍ばせ、携帯電話で位置を教えてもらい空気爆弾を仗助に当てた。仗助に大ダメージを与えることはできたが、仗助は彼自身の血をガラスの破片に閉じ込め、吉良の服に着いた返り血に飛ばすという方法で反撃をした。
吉良は携帯電話を出し、空気爆弾を送り込むと再び吉廣に連絡を入れた。誘導を受け「そこだ。着火しろ」と言われて起爆するが、吹き飛ばされたのは吉廣の方だった。仗助は、携帯電話を持った吉良を見て、「誰に連絡をするのか、なぜ自分の居場所がわかるのか」を考え、吉廣の誘導であるとの結論に至った。吉廣から電話を奪い、彼の声色を真似て誘導したのだ。

追い詰められた吉良吉影

仗助が生きていることを知った吉良は、してやられたことに動揺する。しかし、「最悪の時にこそ、チャンスが訪れる」「今まで乗り越えられなかったトラブルなど一度だってないのだ」と自分を奮い立たせる。血まみれだが、仗助が目の前に現れた。
接近戦が始まる。パワー、スピードではクレイジー・ダイヤモンドが勝っていた。しかし、腹部に仕込んだストレイ・キャットが自分への攻撃だと思い込み反撃を始める。空気弾を爆弾に変え、仗助に放った。もはや、仗助には避ける余力はないようだった。

仗助を救ったのは億泰だった。死んだと思われていたが、仗助に傷を治されて完全復活した億泰は、自身のスタンド能力で空間を削り取って空気爆弾を引き寄せたのだった。更に空間を削り、空気爆弾を消滅させる。吉良は「運命はこの吉良吉影に味方をしているはずなのに!」とストレイ・キャットにもう一度空気弾を発させようとしたが、億泰の能力でストレイ・キャットはキラークイーンの腹から出された。
愕然とする吉良の下に、「大きな音がする」と他のスタンド使いも集まってきた。爆発音により誰かが通報したらしく、消防車のサイレンの音もする。スタンド使いたちは、早人と川尻浩作がいること、浩作が血だらけなことから状況を察する。
早人は「お前に味方する運命なんて…お前が乗れるかどうかのチャンスなんて、今ここにある正義の心に比べればちっぽけな力なんだ!」と言った。
ここまで追い詰められたことに絶望し、これは夢だと呟きながら倒れた吉良を、女性消防隊員が抱き留める。吉良は女性隊員をバイツァ・ダストの爆弾に変えた。このままでは、彼女が吹き飛ばされるだけでは済まない。バイツァ・ダストは、スタンド能力のないものを爆弾にし、吉良が追い詰められたときに発動するようだった。
早人はバイツァ・ダストの能力を仗助らに説明した。

吉良は女性隊員の手を美しいと称賛し、頬ずりをした。「かつて惹かれた『モナリザ』の手の部分を切り抜いて、しばらく部屋に飾っていた」「あなたのも切り抜きたい」と語り、自分の名を言う。「私の正体を知るのは、あなただけになる」と言い、時を止める能力を持った承太郎に「もっとこの私を追い詰めるがいい!その限界のギリギリさが、再びきっとバイツァ・ダストを発現させるのだ!」と挑発した。
仗助は承太郎に時を止めるように言うが、吉良は「いいや限界だ!押すね!」と起爆スイッチを押した。

杉本鈴美との再会

バイツァ・ダストが発動し、吉良は別の場所にいた。勝ち誇り、高笑いを上げる吉良だが、そこは見知らぬ道だった。バイツァ・ダストが発動し、1時間戻ったはずなのにストレイ・キャットに壊された時計は元のままで、吉良は混乱する。
そこに、犬を連れた少女が現れる。「とうとう終わったのね。みんなが…吉良吉影…あんたを追い詰めたのね」と少女は言う。彼女は、吉良に自分でも気づいていないほどすさまじいことが起こったと言う。吉良は新手のスタンド使いかと問い詰めるが、少女は吉良がもう死んでいると口にした。今ここにいる吉良は、吉良吉影というドス黒い魂だけであった。

吉良は起爆スイッチを押そうとした瞬間、康一のエコーズact3で右手を重くされバイツァ・ダストを発動させられなかったこと、承太郎に時を止められ、スタンドもろとも痛めつけられたこと、やってきた救急車に顔を轢かれて死んだことすべてを思い出した。
少女は自分が吉良の被害者・杉本鈴美であることを思い出させる。吉良は動揺するが、何故鈴美がわざわざ自分の正体を明かしたのかを尋ねる。この街には「振り返ってはいけない」と言うルールがある死者の通り道があると吉廣から聞いていた吉良は、鈴美が傷を見せてまで正体を明かしたのは、鈴美が自分を騙して振り向かせようとしているのではないかと言う。
誰もいないこの道は、静かに暮らしたい吉良にはうってつけの場所に思えた。邪魔な鈴美を消してこの道に残ろうと、彼女を振り向かせようとしたが、鈴美は吉良に殺されてから15年間彼を待っていた、自分を捕らえて振り向かせようとすることなど想定済みだった。

鈴美の愛犬・アーノルドが吉良に嚙みつき、彼を振り向かせることに成功。その途端、吉良は無数の手に捕らえられた。キラークイーンで爆破することもできない。「わ、私はどこに(連れていかれるのか)…」と尋ねた吉良に、鈴美は振り向かずに行った。「安心なんてない所よ。少なくとも」その言葉を聞き、吉良は無数の手に連れ去られた。

現世では、「自分から倒れ込むように」救急車に轢かれた吉良は顔の皮をはがされていた。女性隊員の証言で「吉良吉影」として事故死処理された彼の凶行は、公になることはなかった。しかし、確実に杜王町内の誰かに不幸をもたらしていた。重ちーの両親、浩作の妻・しのぶは帰らぬ息子、夫を待ち続けるだろうことが示唆された。

外伝『デッドマンズ・Q』

吉良は幽霊となり、死後も現世にとどまっていた。記憶の大半とスタンド能力を失ってはいたが、「自分は天国へはいけないだろう」との実感を持ち、無限に続くであろう時間を持て余し、「仕事を生きがいに」することとした。その仕事とは殺し屋で、幽霊となった吉良を見ることができる尼僧を仲介に依頼を遂行していく。「殺人の道具は、現地で調達しなくてはならない」「住人のいる空間に入るには、ドアやその一部尾を空けてもらうなど魂の主の許可がいる」「生きた物に触れると魂がちぎれてしまう」など、幽霊ながらその生活には制約が多かった。

ある日、吉良は尼僧から「屋敷幽霊」と呼ばれる家の住民の殺害を依頼される。幽霊屋敷ではなく、屋敷幽霊とは、戦争で焼失した屋敷の幽霊のことであった。屋敷幽霊にある物は制約なしに持ち歩ける為吉良はそこを宝の山を呼び喜ぶが、幽霊ではない謎の存在の襲撃を受ける。
依頼の内容に不信を抱いた吉良は、幽霊の銃と弾丸を手に調査を始める。謎の存在は卵から生まれ出て、幽霊を侵食して別の存在に変える性質を持っていた。吉良はその存在を「魂の掃除屋」と呼び、この世が幽霊で溢れないように間引きをしていると考える。
片腕を失いながらもどうにか屋敷幽霊を脱出した吉良は、尼僧が自分を始末するためにあえて屋敷幽霊に呼び寄せたと推測し、彼女を殺すことを決意する。持ち出せたのはレコードの幽霊だった。何もなければ、屋敷幽霊の中でこのレコードか聞けただろうにと独り言ちる吉良であった。

吉良吉影のスタンド能力:キラークイーン

スタンドとは

「スタンド」とは、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する、その能力を持つ者にだけ視認できる「可視化された超能力」である。スタンドを持つ者を「スタンド使い」もしくは「本体」と呼ぶ。各人につき一つ特殊能力を持つ。スタンドが傷を追えばそのダメージは本体にもフィードバックされる(のが基本だが、能力の特性によっては全くダメージを負わないこともある)。
スタンド能力は生まれつき持つ者もいるが、基本的には特殊な矢に貫かれるか傷を負うかすることで発動する。適性がないと死んでしまう。

ステータス

キラークイーン第1の爆弾のステータス

破壊力-A、スピード-B 、射程距離-D、持続力-B、精密動作性-B、成長性-A

(A-超スゴイ、B-スゴイ、C-人間と同じ、D-ニガテ、E-超ニガテ)

シアーハートアタックのステータス

破壊力-A、スピード-C 、射程距離-A、持続力-A、精密動作性-E、成長性-A

バイツァ・ダストのステータス

破壊力-B、スピード-B 、射程距離-A、持続力-A、精密動作性-D、成長性-A

能力:何でも爆弾に変えて吹き飛ばす

親指を押すことで起爆する。

キラークイーンの能力は、「どんなものでも爆弾に変えて吹き飛ばす」というものである。起爆は、キラークイーンが右手親指を押すことで行われる。吉良自身が特定したもののみを吹き飛ばすため、犠牲者の手だけを残し、死体は跡形すらも残さない。既に腐り始めた手などを消す描写も存在する。
一度に複数のものを爆弾に変えることはできず、別のものを爆弾にするには前のを解除しなくてはならない。爆破による爆圧、爆風、爆炎が起き、破壊もあるがそれを極力抑えることもでき、誰にも知られず殺人行為に及び、気づかれずに去ることもできる。
相手を直接爆弾にして殺すこともあれば、ドアノブなど触りそうなものを爆弾化してトラップを仕掛けることもある。

空気弾

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透明の赤ちゃん/静・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

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透明の赤ちゃん/静・ジョースター(しずか・ジョースター)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する、透明になるスタンド能力を持った赤ん坊。仗助とジョセフが町を歩いているとき、道端に置き去りにされていたところを拾った。本当の親が見つかるまでのつもりでジョセフが世話をしていたが、親が現れなかったため、「静」という名前をつけられてジョースター家の養子になった。

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鋼田一豊大(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

鋼田一豊大(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

鋼田一豊大(かねだいち とよひろ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する、鉄塔に住むスタンド使い。極度の人見知りでつねにマスクを被っており、「鋼田一豊大」という名前も偽名だ。 廃棄された送電鉄塔を安く買い取って住みつき、自給自足の生活を3年以上続ける変わり者。彼のスタンド「スーパーフライ」は彼が住む鉄塔と一体化しており、鋼田一本人にも制御できない一人歩きのスタンドとなっている。

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川尻しのぶ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

川尻しのぶ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

川尻しのぶ(かわじり しのぶ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する川尻浩作の妻で、早人の母。浩作とは大学で知り合い、妊娠が発覚したために結婚した。夫婦仲は冷めきっており、しのぶは浩作を嫌っていたが、吉良吉影が浩作を殺して成り代わったことで浩作に恋をする。最後まで夫の正体を知ることはなかった。 スタンド能力はなく、早人が関わったスタンド使いたちの戦いを知ることもない。吉良が死んだことで夫は永遠に行方不明となってしまった。

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東方朋子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方朋子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方朋子(ひがしかた ともこ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の主人公・仗助の母。大学生の時に65歳のジョセフ・ジョースターと出会って恋に落ち、ひとりで仗助を出産した。仗助には「真剣に恋をして子どもを産んだ」と語っており、ずっとジョセフを一途に思い続けている。 職業は学校の教師で、父親の良平と仗助との3人暮らし。非常に気の強い性格で、ナンパしてきた男をぶちのめして撃退するシーンがある。

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矢安宮重清/重ちー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

矢安宮重清/重ちー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

矢安宮重清(やんぐう しげきよ)/重ちーとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する中学生のスタンド使い。仗助たちの通うぶどうヶ丘高校に附属している中学校に通っている。実年齢より幼めの性格で間の抜けた話し方をするが、頭の回転は速い。基本的には素直で善良な性格だが、非常にケチなので欲に目がくらむことがある。 仗助と億泰と知り合い、揉めることもあったが親しい友人になる。しかしその後、殺人鬼・吉良吉影の正体に気付いたことで消されてしまった。

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乙雅三(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

乙雅三(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

乙雅三(きのとまさぞう)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する建築士。東方仗助とのチンチロリンのせいで半焼した岸辺露伴の自宅の修理の見積もりのため、岸辺邸を訪れた。 吉良の父親によってスタンド使いにされていたが、発現したスタンドは乙には認識できず、制御も出来ない「チープ・トリック」だった。乙には「絶対に他人に背中を見られてはいけない」という強迫観念だけがあり、それを面白がった露伴に背中を見られて死亡する。

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宮本輝之輔(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

宮本輝之輔(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

宮本輝之輔(みやもと てるのすけ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する敵スタンド使い。スタンドの名前を取って「エニグマの少年」と呼ばれており、作中で本名が明かされることはない。 人が恐怖する姿を観察するのが大好きな性格。吉良吉影の父親によってスタンド使いにされ、仗助の抹殺のために動く。作中の刺客の中では唯一、仗助に勝利している。 スタンドはどんなものでも紙の中に封印することができる「エニグマ」。

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間田敏和(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

間田敏和(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

間田敏和(はざまだ としかず)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する高校3年生のスタンド使い。生前の虹村形兆がスタンド使いを生み出す矢で貫いたことで、スタンド「サーフィス(うわっ面)」が発現した。 執念深く思い込みの激しい、陰湿な性格。同じ学校の生徒に「好きなアイドルだかアニメだかをけなされた」という理由で、スタンドを使って目玉をえぐり取るという行き過ぎた報復を行っている。空条承太郎を町から追い出そうと企むが、仗助に返り討ちにされた。

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支倉未起隆/ヌ・ミキタカゾ・ンシ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

支倉未起隆/ヌ・ミキタカゾ・ンシ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

支倉未起隆(はぜくら みきたか)/ヌ・ミキタカゾ・ンシとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する、宇宙人を自称する少年だ。彼いわく「支倉未起隆」は地球での偽名で、本名は「ヌ・ミキタカゾ・ンシ」というらしい。 自身の体や身に着けているものを別のものに変身させる力を持っている。これがスタンド能力なのか、別の超能力なのかは不明。作中では吉良吉影の父親が持っていたスタンド使いを生み出す矢が「刺さらない」という異例の事態が起きている。

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片桐安十郎/アンジェロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

片桐安十郎/アンジェロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

片桐安十郎(かたぎり あんじゅうろう)/アンジェロとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する最初の敵スタンド使い。「日本犯罪史上最低の殺人鬼」と言われる連続殺人樹で、「アンジェロ」はマスコミからつけられたあだ名だ。主人公の東方仗助の祖父・良平はかつて少年だったアンジェロを逮捕したことがあり、アンジェロは良平を深く恨んでいる。 スタンド能力は水と一体化し、水を自在に操る「アクア・ネックレス」。

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小林玉美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

小林玉美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

小林玉美(こばやし たまみ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するチンピラのスタンド使い。定職につかず、スタンド能力をつかってゆすりたかりをしている。広瀬康一を罠に嵌めてお金を巻き上げようとするが、東方仗助に妨害されて失敗し、その日のうちに康一の家に押しかけて詐欺を働こうとする。母と姉を守るべく、闘争心を呼び覚ました康一の子スタンド能力によって撃退されて改心し、康一の子分として振舞うようになった。

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虫喰い/虫喰いでない(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虫喰い/虫喰いでない(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虫喰い/虫喰いでないとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いのネズミたち。音石明がスタンド使いを生み出す矢で遊び半分でネズミを射たところ、凶悪なスタンドを身に着けてしまった。空条承太郎と東方仗助が駆除に乗り出し、農場を舞台に死闘を繰り広げることになる。 スタンドは一発命中すれば人間でもスタンドでもドロドロに溶かすことができる毒針を発射する「ラット」で、2匹とも同じ能力を身に着けている。

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東方良平(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方良平(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方良平(ひがしかた りょうへい)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の主人公・仗助の祖父。杜王町の警察署に勤める警察官で、階級は巡査だ。出世とは無縁だったが、35年間真摯に町を守り続けてきた正義漢だった。父親のいない子どもを産んだ娘・朋子と孫の仗助を心から愛している。 物語の冒頭、町に現れた連続殺人鬼・アンジェロに目をつけられ、殺されてしまった。仗助は祖父の代わりに自分が町と母親を守ると決意する。

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大柳賢(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

大柳賢(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

大柳賢(おおやなぎ けん)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いで、通称「ジャンケン小僧」。吉良の父親がスタンド使いにした少年で、人気漫画化の岸辺露伴に勝負を挑む。露伴とのジャンケン勝負はファンからの評価が高い名勝負で、NHKのドラマ『岸辺露伴は動かない』で実写化された。 スタンドはジャンケン勝負に勝つことで相手のスタンド能力を奪う「ボーイ・II・マン」。

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