機動戦士ガンダム THE ORIGIN(オリジン)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』とは、アニメ「機動戦士ガンダム」の作画監督を務めた安彦良和が原作アニメ設定やストーリーを再構築したコミカライズ(マンガ化)作品をアニメ化したもの。
アニメ化に際し、原作マンガの描いた79年の原作アニメの前日談の部分を再構築し、原作アニメにつながるストーリーとなっている。79年のアニメでは主人公アムロ・レイの好敵手であるシャア・アズナブルが本作の主人公として描かれている。
地球連邦軍の機動兵器開発に携わる優秀な技術者。ミノフスキー粒子の発見者であるトレノフ・Y・ミノフスキー博士の弟子でもある。
前作である「機動戦士ガンダム」の主人公「アムロ・レイ」の父。
民間人
ララァ・スン(CV:早見 沙織)
カジノを渡り歩くギャンブラーが連れていた少女。ルーレットでは無類の的中率を誇る不思議な力を示し、その身を確保しようとしたマフィアに襲撃されたところをシャアに助け出された。インド出身でムンバイに大家族を持つが、シャアと共に宇宙へ向かうことを選択する。
アムロ・レイ(CV:古谷 徹)
地球連邦軍の新型機動兵器開発の技術面の責任者であるテム・レイの息子。地球に残った母と離れ、父の仕事に従って宇宙に上がりスペースコロニーを転々としていたが、宇宙世紀0077年に、テムと共にサイド7に移った。多忙な父の留守中に、ジオン公国と地球連邦との開戦を知る。のちに父が作ったモビルスーツ、ガンダムのパイロットとなる。
TVアニメ・劇場版「機動戦士ガンダム」の主人公。
フラウ・ボゥ(CV:福圓 美里)
アムロの通う学校のクラスメート。家も近所で、何かとアムロを気にかけて世話を焼いている。母と祖父と3人暮らし。クラスでは生活指導委員を務めている。
ハヤト・コバヤシ(CV:中西 英樹)
アムロの通う学校のクラスメート。のちにアムロと同様、難民となりホワイトベースに乗り込むことになる。
カイ・シデン(CV:古川 登志夫)
アムロのクラスメートだが、留年しているので年は上。何かとアムロを気にかけるフラウをからかうため、フラウからは不良と呼ばれている。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の用語
モビルスーツ
モビルスーツは、「スーツ」という名称が示すとおり、人間がパイロットとして搭乗して運用する有人兵器である。
モビルスーツの大きさは、頭頂高にして16m~20m程度のものが比較的多く、人間の身長の10倍程度を目安にしているといわれている。
ジオン公国が、圧倒的国力を誇る地球連邦に対し、独立戦争に踏み切ることができたのは、この画期的新兵器「モビルスーツ」の実用化があったからに他ならない。
地球連邦に対して国力で圧倒的に劣るジオン公国は、宇宙空間・コロニー内・宇宙要塞内・地球上など、様々に想定される状況すべてに合わせて特化した兵器を作るだけの余裕が無く、あらゆる局面に簡易な換装で対応出来る兵器の開発が不可欠であった。
人型で足がある事により、凹凸の激しい地面において、車輪で移動するものに対して比較的容易に進行出来ることや、武器の換装にも手間がかからない点で非常に優秀であった。
ジオン公国軍はモビルスーツ「ザク」を完成させ、地球圏を瞬く間に席捲。大戦の勝敗を左右する兵器は、モビルスーツであることは、もはや疑いがなく、モビルスーツ開発に立ち遅れた地球連邦軍も思わぬ劣勢を打開するため、「V作戦」と呼ばれる連邦軍製モビルスーツの開発計画に着手した。
ミノフスキー粒子
ジオン公国の物理学者トレノフ・Y・ミノフスキー博士によって発見された粒子。散布する事で電波障害を起こし、無線機やレーダー等の電子機器を無力化する。
この粒子は、非常に持続性のあるレーダー撹乱幕としての効果が認められている。一年戦争開戦当初、ジオン公国軍はこの粒子を用いて、ビーム兵器による艦砲射撃や、誘導兵器などを主な戦術とした地球連邦艦隊の攻撃手段を、ほぼ封殺することに成功した。
この効果のおかげで、高い運動性と対艦兵器による火力を両立させた「モビルスーツ」の運用が劇的な有用性を生み、ジオン軍は圧倒的な勝利を得ることに成功する。
それ以降、戦場においてこの粒子散布とモビルスーツの運用が戦況を大きく左右する重要な要素として欠かせなくなった。
スペースコロニー
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目次 - Contents
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の概要
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のあらすじ・ストーリー
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の登場人物・キャラクター
- ジオン公国
- キャスバル・レム・ダイクン/シャア・アズナブル(CV:池田秀一)
- アルテイシア・ソム・ダイクン/セイラ・マス(CV:潘めぐみ)
- ジオン・ズム・ダイクン(CV:津田英三)
- アストライア・トア・ダイクン(CV:恒松あゆみ)
- ローゼルシア・ダイクン(CV:一城みゆ希)
- ジンバ・ラル(CV:茶風林)
- ランバ・ラル(CV:喜山茂雄)
- クラウレ・ハモン(CV:沢城みゆき)
- デギン・ソド・ザビ(CV:浦山迅)
- ギレン・ザビ(CV:銀河万丈)
- サスロ・ザビ(CV:藤真秀)
- ドズル・ザビ(CV:三宅健太)
- キシリア・ザビ(CV:渡辺明乃)
- ガルマ・ザビ(CV:柿原徹也)
- ガイア(黒い三連星)(CV:一条和矢)
- オルテガ(黒い三連星)(CV:松田健一郎)
- マッシュ(黒い三連星)(CV:土屋トシヒデ)
- ゼナ・ミア(CV:茅野 愛衣)
- トレノフ・Y・ミノフスキー(CV:坂東 尚樹)
- 地球連邦軍
- ヨハン・イブラヒム・レビル(CV:中博史)
- ティアンム(CV:大川透、高塚正也)
- テム・レイ(CV:坂口 候一)
- 民間人
- ララァ・スン(CV:早見 沙織)
- アムロ・レイ(CV:古谷 徹)
- フラウ・ボゥ(CV:福圓 美里)
- ハヤト・コバヤシ(CV:中西 英樹)
- カイ・シデン(CV:古川 登志夫)
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の用語
- モビルスーツ
- ミノフスキー粒子
- スペースコロニー
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「キャスバル・レム・ダイクンが命令する!これを外せ!」
- 「僕はキャスバルじゃない。シャア・アズナブルだ!」
- 「君は自分の手で、歴史の歯車を回したくないのか!」
- 「遠いところへ行こう。もっと遠い、星の世界だ。」
- 「ルウムでどちらが良く働くか競争だ!黒い三連星の諸君!」
- 「私に跪け!神よ!」
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- TV版「機動戦士ガンダム」からの設定の変更・修正・追加
- キャスバルがいかにして「シャア・アズナブル」となるか、その鍵は「エドワウ・マス」
- ガンダムの重要な要素「ミノフスキー粒子」の発見者「トレノフ・Y・ミノフスキー博士」が本作で初登場
- アムロの父「テム・レイ」が、実はミノフスキー博士の弟子であった
- 初めて実戦投入されたモビルスーツ「ザク」の完成前に開発されていた「モビルワーカー」や、多くの試作モビルスーツが存在していた
- 連邦軍にも開戦前にモビルスーツがあった
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の主題歌・挿入歌
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル』
- 主題歌:「星屑の砂時計」/yu-yu
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』
- 主題歌:「風よ 0074」/石田匠
- 挿入歌:「By Your Side」/澤田かおり(クラウレ・ハモン)
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』
- 主題歌:「永遠のAstraeaアストライア」/柴咲コウ
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』
- 主題歌「宇宙の彼方で」/森口博子
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦』
- 主題歌:「I CAN’T DO ANYTHING —宇宙よ—」/AYA
- 挿入歌:「Don't Say Good bye」/作曲・編曲 - 服部隆之 、作詞・歌 - 澤田かおり
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星』
- 主題歌:「破線の涙」/山崎まさよし