人造人間18号／ラズリ（ドラゴンボール）の徹底解説・考察まとめ

人造人間セルを倒してから7年後、人造人間18号とクリリンは結婚、マーロンという女の子を授かり亀仙人の元で一緒に暮らしていた。クリリンは孫悟飯から久しぶりに開催される天下一武道会の話を聞き出場を誘われ悩んでいると、賞金のことを知った人造人間18号が出場することを即決しクリリンも同意した。
天下一武道会が開催されるとまずはパンチマシーンの数値による予選が行われた。他の参加者達が100前後の数値を出す中で、人造人間18号は加減をしても774という数値を出し周囲を騒然とさせた。パンチマシーンの故障ということで、再度行ったが数値は203で予選を通過する。本戦に進むと孫悟空達は、宇宙の神である界王神から、かつて封印された魔人ブウという邪悪な存在が復活しそうだという話を聞く。孫悟空達は魔人ブウの復活阻止に協力するため、天下一武道会の会場から去り、出場選手は5人となった。
天下一武道会の前回チャンピオンであるミスター・サタンは残った5人のバトルロイヤルで優勝を決めるよう提案し、これが決定した。2人の選手は開始早々に場外負けとなり残ったのは、人造人間18号、ミスター・サタン、マイティマスクの3選手となった。人造人間18号はマイティマスクに対して違和感を抱いていたため、ミスター・サタンより先に倒そうと考え勝負を挑んだ。2人の勝負はほぼ互角だったが、人造人間18号はマイティマスクの正体が仲間のトランクスと孫悟天の2人が変装した姿だったことに気づいた。人造人間18号は"気円斬"を放つとトランクスと孫悟天は攻撃をかわそうとそれぞれ逆の方向へ逃げようとし被っていた服が破け、正体がバレてしまった。2人は失格となったため、その場から去っていき、決勝は人造人間18号とミスター・サタンの2人になった。人造人間18号は戦いの最中ミスター・サタンに「優勝を譲る代わりに、今大会の賞金1000万ゼニーと前回大会分の賞金1000万ゼニーの合わせて2000万ゼニーを渡せ」と交渉を持ち掛けた。ミスター・サタンがこの交渉を受けたため、人造人間18号はわざと場外に飛び、優勝はミスター・サタンとなった。

その後は復活してしまった魔人ブウと遭遇。娘のマーロンを抱きかかえて逃げている最中に、魔人ブウの力によってチョコレートに変えられて食べられてしまう。ドラゴンボールの力によって生き返った後は、生命体や惑星からエネルギーを集めて放つ悟空の元気玉に協力している。

『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』

第25回天下一武道会が終わり、人造人間18号はミスター・サタンから賞金を受け取るためミスター・サタンの家に来ていた。ミスター・サタンが渡すのを渋っていると謎の男が訪ねてくる。その男はミスター・サタンの知り合い"ジャガーバッタ男爵"の部下メンメンだった。メンメンがジャガーバッタ男爵の屋敷にミスター・サタンを連れて行こうとすると、人造人間18号も一緒に行くと言い3人は屋敷へ向かった。
屋敷に着くとジャガーバッタ男爵はサタンへの恨みを晴らすため科学者達を雇い研究所でバイオ戦士を作り出していた。バイオ戦士達がミスター・サタンに襲い掛かろうとすると、お金をエサに人造人間18号に戦いを代わるようお願いする。これに承諾した人造人間18号と内緒でついてきたトランクスと孫悟天も戦いに加わりバイオ戦士達を倒した。
バイオ戦士をやられたジャガーバッタ男爵は、特別な戦士を解放することにしたが、その戦士はかつて孫悟空達を苦しめたブロリーというサイヤ人だった。ブロリーはバイオカプセルから出ると特殊な液体を被り"バイオブロリー"となってしまう。再びミスター・サタンは人造人間18号にお金を払って戦うよう仕向けたが、バイオブロリーの強さに人造人間18号はあっさりとやられてしまう。それを見ていたトランクスと孫悟天も加勢しバイオブロリーと戦う。意識が戻った人造人間18号も参戦したが、バイオブロリーに追い詰められ、危ないところにクリリンが助けに入った。人造人間18号、クリリン、トランクス、孫悟天の4人がかりでバイオブロリーと戦うも人造人間18号とクリリンはやられてしまい気を失う。トランクスは研究所に大量にあるバイオ液でバイオブロリーを倒せると考え、タンクを破壊してバイオ液を浴びせることに成功した。バイオブロリーは倒れ研究所も爆発する寸前の中、残った人達を救出しながら外へ脱出した。しかし、倒したと思っていたバイオブロリーは生きており再び襲いかかってくるが、トランクスと孫悟天によって倒される。逃げそびれたミスター・サタンは海の中におり人造人間18号に助けを求めたが、さらにお金を要求されたため、自力で帰ろうとするのだった。

宇宙サバイバル編

ドラゴンボールの世界では12の宇宙があり、全宇宙の神である全王は、宇宙の数が多いと考えいくつかの宇宙を消滅させようと決意した。そこへ孫悟空が持ち掛けた武道大会の話を組み込み、"力の大会"を開催することとなった。力の大会は10人1チームでの参加となるので、孫悟空の所属している第7宇宙でもメンバー集めが始まった。人造人間18号は孫悟空から大会への参加を誘われたが、「タダ働きはやらない」と断る。だが1000万ゼニーが貰えると聞き、参加を決意した。大会では第9宇宙の代表戦士ソレル、第11宇宙の代表戦士タッパーとココットを撃破する他、クリリンや17号との連携で連続して敵を倒す活躍を見せる。しかし他の宇宙の戦士と対決している最中に、透明人間の選手に不意を突かれ場外負けとなってしまった。

超17号編

あの世の地獄にてドクター・ゲロは宇宙の科学者であるドクター・ミューと手を組み新たな人造人間17号を生み出した。その人造人間17号と現世にいる人造人間17号によって、地獄と現世が繋がる空間が生み出され地獄の住人達が現世へとやってくるようになってしまった。人造人間18号は地獄からの力で狂暴化した人造人間17号にクリリンを殺され激しく怒り、立ち向かって行くが返り討ちにあい重傷を負ってしまう。その後、2人の人造人間17号は合体し超17号となって孫悟空と戦う。人造人間18号は孫悟空と人造人間17号の戦いに参戦し、エネルギー弾を連続で放ち援護する。超17号は相手のエネルギーを体全体で吸収することができるが、その間は無防備な状態になってしまう。孫悟空はその弱点に気づき、人造人間18号のエネルギー弾を吸収し続けている無防備状態の超17号に攻撃することで勝利した。

人造人間18号／ラズリの関連人物・キャラクター

クリリン

人造人間18号の夫で孫悟空の友人。小さいころから孫悟空とともに武術の神様と呼ばれる亀仙人のもとで修業を積み、地球人の中では1、2を争う武道家に成長した。ドラゴンボールで人造人間18号の中にある爆弾を除去するなど優しい面がある。頬にキスをされたときから人造人間18号を意識し始め、結婚にまで至る。

クリリン（ドラゴンボール）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

クリリンとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、本作品の主人公である孫悟空の友人である。幼い頃、孫悟空とともに武術の神様と呼ばれている亀仙人の元で修業し常人離れした力を身に付ける。物語の中盤以降になると戦闘ではあまり活躍しなくなるが、力が弱いなりにも強敵に果敢に向かっている場面も多い。大人になると元は敵対していた人造人間18号に好意を持ち結婚。マーロンという女の子を授かり、警察官として街の平和を守っている。

マーロン

人造人間18号とクリリンの間に生まれた女の子で、クリリンと同じで鼻がない。人造人間18号が力の大会で留守の間は、トランクス達とある島の動物保護を行う。

人造人間17号

見た目は黒髪の青年で、首にオレンジ色のスカーフと耳に金色のイヤリングをした風貌。人造人間18号の双子の弟にあたる。性格は温厚で好戦的ではなく、移動に車を使うなど人間的な部分も多く残っている。未来時代では残忍な性格で、車で人を轢き殺すゲームを行っていた。

ラピス／人造人間17号（ドラゴンボール）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

ラピス／人造人間17号（じんぞうにんげん17ごう）とは『ドラゴンボール』（DRAGON BALL）シリーズのセル編から登場する、ドクター・ゲロが造り出した人間の男性ベースの人造人間。一緒に改造されたラズリ／人造人間18号は双子の姉。
高い戦闘力を持ち何事もゲームとして楽しむ好戦的な性格であるが、弱い者は相手にせず無駄な戦いはしない。また誰かに命令されることを嫌い、自分の思うままに行動する。
自然や動物好きな一面もあり、セルとの戦い以降は動物を守る保護官として働いている。

ドクター・ゲロ（人造人間20号）

レッドリボン軍の天才科学者で、人造人間の生みの親。ドクター・ゲロは自分自身も人造人間へと改造したが、自らが作り出した人造人間17号・18号によって殺されてしまう。人造人間18号は自分達を改造したドクター・ゲロを心底憎んでいた。