七つの大罪の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『七つの大罪』とは、鈴木央(すずきなかば)による作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて2011年52号の読切作品を経て2012年45号から連載を開始。ハイ・ファンタジー作品であるが、ダーク・ファンタジーの要素も取り入られている。2015年、第39回講談社漫画賞・少年部門受賞。2016年12月時点で累計発行部数は2000万部を突破した。『七つの大罪』の名言は漫画の枠を飛び出し、人生の名言としても響くモノがあり、高く評価を得ている。

ベロニカ姉様 ごめんなさい… 私は… たとえ世界中を敵に回しても この人を信じます

花火が作るメリオダスの影は何を意味するのか

死者の都でキングと再会したバン。
バンはエイレンを想い、キングもエイレンを想っていた。妖精の森の秘宝・生命の泉の守り手で聖女でもあったエイレン。エイレンはキングの妹だった。
キングは10年前の王国転覆疑惑から逃れ、故郷へ戻ったのだが見る影もなくなっていた。
エイレンを殺し、秘宝・生命の泉をバンが奪った、とキングはバンを恨み続けていたのだ。
”不死身のバン”に対し、キングは神器”霊槍シャスティフォル”第3形態「化石化(フォシライゼーション)」で石化するのだった。
石化したバンを救ったのは、エレインだった。エレインは兄・キングに「バンを助けて」とお願いするのだった。
一方メリオダスたちは、聖騎士・ギーラに手こずっていた。バンも合流するがどうも旗色は悪い。
そこへキングが現れ、ギーラを撃退し、メリオダス一行は元の世界へと戻って行った。
エリザベスが王女だと知ると、それまで子供のような姿だったキングは、太った王子のような姿になる。
<怠惰の罪>(グリズリー・シン)のキング、真の名は”妖精王・ハーレクイン”
バイロンの町へ向かう道中、キングは聖騎士・ギーラは「新世代の聖騎士」と教えるのだった。

バイロンの町でエリザベスの手配書を目にし、逃げるメリオダスとエリザベス。エリザベスは震えていた。すぐにでも出発しようとするのだが、エリザベスは「情報収集に行ってくれ」と言う。メリオダスは急ぎ情報収集に向かった。
そこを聖騎士・グリアモールが現れる。通報した町人を手にかけようとするグリアモールの前に、エリザベスは隠れていた塔から出て行ったしまう。
グリアモールから手荒い扱いを受けるエリザベス。そこへエリザベスの姉・ベロニカが現れ、エリザベスを助けるのだった。
「一緒に城へ帰ろう」というベロニカに、エリザベスは聖騎士を批判するのだが、「戦の準備だろ」と一蹴するベロニカ。
挙句、「噂じゃ 伝説の大悪党 <七つの大罪>と聖騎士狩りしているそうじゃないか!!」と言われてしまうのだった。
出かけるベロニカは、グリアモールに留守を任せるのだが、そこへメリオダスとキングが、エリザベスを助けるために来た。

帰り道、花火の中「…帰ろうぜ みんな待ってる」とメリオダス。
エリザベスの固い決意と、メリオダスの影が意味深な名セリフである。

ディアンヌ… 君に捧げよう この喧嘩祭りの勝利と神器を!!

理想と現実

”商人の町”バイゼルに来た一行。
「誰にも扱えない武器」を仕入れた商人がいる、という噂を聞いたメリオダスは、その情報が「神器」のことではないかと町へと向かう。
ディアンヌとエリザベスは留守番することになり、メリオダス、バン、キングの男3人は町で開催される「喧嘩祭り」の副賞・巨人の戦鎚を見つける。それはディアンヌの神器”ギデオン”であった。
3人で参加することにしたのだが、そこには聖騎士・グリアモール、聖騎士・ハウザーも参加していた。
グリアモールはマトローナと対戦。マトローナがマントを脱ぐと、<豚の帽子亭>の制服を着ている。マトローナの勝利で終わり「バレちゃった♡」というのだが、メリオダスは「誰だ お前?」と一言。キングは気付いて「ディアンヌ!!」そう呼び止めた。マトローナと名を騙ったディアンヌであった。
ディアンヌとエリザベスは食材を求め、森へ入ったところ、「エリンギ型のチキン・マタンゴの胞子にやられた」ようで、生物を収縮させる胞子だったようである(キング談)
キングの試合、相手はケインという名のおじいさん。
ディアンヌへ想いを寄せるキング、惚れた女の前でカッコつけようとする、男の心理。
しかし、キングは肉弾戦が弱かった!

自分の守るべき王国を… 人々を… そして想い人を… 全てを裏切り なお生きている お前を絶対に許しはせん!!!!

マントを脱いだケインの服には”ダナフォール”の紋章があった

バイゼルの”喧嘩祭り”に参加している <七つの大罪>たち。
キングvsケインはキングはあっさりを負け、メリオダフ(メリオダス)とバーン(バン)は、バンがメリオダスの身体能力を奪い、圧倒していたが、バンの渾身の一撃を誘発したメリオダスの”全反撃”(フルカウンター)でメリオダスが勝利、マトローナ(ディアンヌ)は聖騎士・ハウザーに勝利した。
メリオダフ(メリオダス)vsケインの試合。いきなり「お前さん… メリオダスの息子じゃな?」と切り出すケインだが、正体はダナフォールの聖騎士・”炎のバルザド”だった。
メリオダスへの疑問を拳でぶつけ、その答えに納得したケイン(バルザド)は「儂の負けじゃ」と棄権したのだった。

エリザベスはオレが守る… この命にかえて!!

これも名セリフである

”喧嘩祭り”はメリオダフ(メリオダス)vsマトローナ(ディアンヌ)の決勝となり、神器”ギデオン”入手は確定的となった。
バンの仕掛けで、黄色い声援がメリオダフに飛ぶ。それを聞いたマトローナは「浮気者!」と激怒する。
試合の最中、徐々にマトローナの体が元のサイズに戻ろうとしている。
客席から「茶番は止めろ!」と野次が飛ぶと、メリオダフは『…いいだろう 茶番は終いだ …オレの正体は <七つの大罪>団長 <憤怒の罪>(ドラゴン・シン)のメリオダスだ!!!!!』と凄み、観客を恐怖へと陥れた。
メリオダスが凄んだのは真意ではなく、聖騎士・ギーラと聖騎士・ジェリコの襲撃から、バイゼルの人々を逃がすために、凄み、人々を恐怖に陥れたのだった。
バンとメリオダスはなぜか旗色悪く、キングだけが互角の勝負をしている。
ホークとエリザベスとともに避難したメリオダスだが、そこをベロニカに発見される。そこでエリザベスの体も元に戻り、ベロニカは無理やりエリザベスを連れ帰ろうとするのだが、嫌がるエリザベス。そこでメリオダスが立ち上がり、この名セリフを言うのだった。

頼っていいんだよ ボクたちは もう 仲間なんだから

「子供たちの走る靴音と 人々の笑い声が響く王国を 取り戻してみせる」エリザベスの誓い

新世代の聖騎士たちの襲撃にやられる<七つの大罪>一行。
エリザベスの姉・ベロニカはヘンドリクセンから渡されたペンダントに『ロコス・バスラ…メルシト』と呪文を唱える。この呪文により、周囲数フィート内の魔の者のみに作用する”女神の琥魄”に、メリオダスが封じ込められてしまう。
そこへ聖騎士・ギーラが、メリオダスの剣・”女神の琥魄”に封印されたメリオダスの回収に現れる。エリザベスを巡り、ギーラとベロニカがいさかいを始めた。
逃げ出すエリザベスに攻撃を仕掛けるギーラ。ギーラの攻撃からエリザベスを守るため、ベロニカは命を落とす。「助けて メリオダス様」と慟哭するエリザベス。
「メリオダスー!!!」と叫んだ時、”女神の琥魄”の封印からメリオダスが現れる。しかし、様子がおかしい。体には”漆黒の痣”が浮かんでいる。
そこからメリオダスの反撃が始まるが、聖騎士・ヘルブラムは“同調”の能力を持ち、その力でメリオダスを圧倒していく。
ヘルブラムの持つ”同調”の能力は、ヘルブラムに「同意」してくれた者の魔力を拝借することができる。「同意」さえしてくれたら、一度にたくさんの力を上乗せすることが可能である。
さらに聖騎士長・ヘンドリクセンも”同調”し、ヘルブラムが王女・剣・メリオダスを手中にし、任務完了かと思われた時、”神器”ギデオンを取り戻したディアンヌが現れる。
聖騎士長・ヘンドリクセンも「即時撤退だ!!!」と、ヘルブラムに逃げるように進言する。
神器・ギデオンを取り戻したディアンヌがピンチを救うが、メリオダスの剣は奪われ、エリザベスの姉・ベロニカも亡くしてしまう。
剣は「常闇の棺」の欠片と呼ばれ、魔神族復活のカギとなるものであった。

事態は深刻だが、「お前が無事なら それでいい」とメリオダスはエリザベスに言う。
エリザベスもまた、平和を願い、取り戻すために誓いを立てた。ディアンヌはそれを聞いて「大丈夫だよ」と声を掛ける。
「私はいつも頼ってばかりね」というエリザベスに答えた、ディアンヌの名セリフである。

団ちょは… 一緒に来いっつったんだよ!!! 生まれた時からずっと どこ行っても つま弾き者の クソみてぇな人生送ってきた クソみてぇな男にな!!!

バンの熱い想いを知ることのできる名セリフと場面

新世代の聖騎士に、エリザベス・メリオダス・剣(「常闇の棺」の欠片)を狙われ襲撃されたメリオダス一行。
神器・ギデオンを取り戻したディアンヌによって退けるのだが、剣は奪われてしまった。

バンの狙いは王国地下に眠る「ケルヌンノスの角笛」、これを使いエイレンを蘇らせてもらうことだった。
その話をキングとしながら、キングは「団長の正体は 魔じ――」と言いかけたところで、バンに「それ以上言ってみろ てめぇの歯ァ全部 叩き折んぞ」と制される。
バンは「あの化け物と同じわけがねぇっ!!!」と、団長・メリオダスへの想いを吐露した。

…ボクをずっと好きでいて

幼少期のディアンヌ

ディアンヌとキング(ハーレクイン)は古くからの付き合いの様だ。
幼いディアンヌと遊ぶハーレクインは、「オイラを捕まえれたら なんでも一つだけ言うことをきいてあげる!」と追いかけっこをしている。
木にひっかかり、ディアンヌの服が破け、慌てたハーレクインは捕まってしまうのだった。
ディアンヌをツインテールにしたのは、ハーレクインで現在のディアンヌの服も作ってあげたのだった。
ハーレクインを出会うまで、ずっとひとりぼっちだったディアンヌは、ハーレクインを捕まえた”一つだけのお願い”にこういうのだった。

…だったら止めてみろよ 俺は この命にかえても―― エリザベスを守ってみせる!!!

メリオダスの固い決意と強い想いを感じる

キングは”七百年前の約束”を果たし、ヘルブラムを止めた。
一方、ヘンドリクセンと新王・アーサーの交戦に、「エリザベスは返してもらうぜ」、そう言ってメリオダスが割って入る。
ヘンドリクセンとにらみ合うメリオダス。そこへギルサンダーが現れる。
「もうちょっと 手を貸してくれるか?」、メリオダスとアーサーは手を組んだ。
「今は こちらが最優先事項です」、ギルサンダーもヘンドリクセンと共闘するのだった。
『全ては 無駄な努力 王女は救えない』というヘンドリクセンに答えた、メリオダスの名セリフ。

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@tata12343

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