スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃（SW2）のネタバレ解説・考察まとめ

非常に優れたフォースの持ち主で、精神面も安定しており、ジェダイ評議会に於いてグランドマスター・ヨーダに次ぐナンバー2の地位に就いていて、ヨーダの相談役にもなっている。ヨーダと同じく、広がりつつあるフォースの暗黒面と、その正体を掴めずにいることを憂慮している。本作の終盤では、ドゥークー伯爵に捕らえられたオビ＝ワン・ケノービを救い出すため、ジェダイの騎士軍団を率いて惑星ジオノーシスへ乗り込んでいく。

パルパティーン最高議長（演：イアン・マクダーミド）

前作「ファントム・メナス」で、官僚の言いなりになっていた議長に代わり、新たに行われた選挙で銀河共和国最高議長に選出された。ナブー出身で、アミダラとも旧知の仲であり、議会のある惑星コルサントで暗殺されかけたアミダラを心配し、ナブーへ帰るよう説得する。勢力を広げつつある分離主義者に対抗すべく、共和国議会より緊急時における最高特権を付与され、その権限のもと、共和国の正規軍を設立することを宣言する。ただし、危機が去ったあとには、この権限はすぐに破棄すると公言していた。

ベイル・オーガナ（演：ジミー・スミッツ）

銀河元老院議員で、惑星オルデラン出身。パルパティーンが銀河共和国最高議長に就任した際に、補佐役として彼を助ける顧問の一人となる。アミダラと同じく基本的には平和主義者で、本作では勢力を増す分離主義者に対抗するため、クローン部隊を中心とした共和国軍隊を設立しようという決議案に疑問を抱き、議会の同意を得られないのではないかとパルパティーンに意見をしている。

ジャー・ジャー・ビンクス（演：アーメド・ベスト）

惑星ナブーの湖に水中都市を持つグンガン族出身で、前作「ファントム・メナス」の冒頭ではそのお調子者の性格が災いし部族から追放されていたが、ジェダイの騎士と偶然出会い命を助けられたことから成り行きで故郷に舞い戻り、前作終盤では通商連合のドロイド部隊と戦う重要な役割を任されることに。その戦闘に於いても特に目立った活躍はしていなかったが、元女王のアミダラやジェダイの騎士と行動を共にしていた関係からか、今作ではナブー代表議員の一人となっており、アミダラと共に共和国議会へ向かう。アミダラがナブーへ戻った後は名実共にナブー代表だと重責を任されたが、最高議長パルパティーンに最高特権を付与しようというスピーチを議会ですることになる。

C-3PO（演：アンソニー・ダニエルズ）

祭儀や式典などで人に仕えるようプログラムされた人間型ドロイド。600万を超える言語を理解することができ、今作でも久しぶりに再会したR2-D2の機械音声をすぐさま理解し、人間が理解出来る言語に通訳している。幼少時代のアナキン・スカイウォーカーにより作られたが、製作途中でアナキンがジェダイの修行に旅立ったため、前作ではまだ配線がむき出しの状態だった。その後、アナキンの母親シミ・スカイウォーカーが嫁いだ先にC-3POも一緒に連れていき、本作では無事外観も完成し、製作者であるアナキンと再会を果たす。

R2-D2（演：ケニー・ベイカー）

主に飛行艇などに乗り込み、パイロットの補助や機器の整備・修理などを担当するドロイドで、特にR2シリーズは優秀で人気があった。その中でもR2-D2は、前作で他のドロイドが敵の攻撃に吹き飛ばされる中、破損した飛行艇の修理に果敢に挑み成功させ、その殊勲を認められて、アミダラやアナキン・スカイウォーカーと行動を共にすることになる。今作でも、敵のドロイド工場でピンチに陥ったアミダラを間一髪で救い出すなど、その働き振りは秀でている。

ジャンゴ・フェット（演：テムエラ・モリソン）

物語の舞台となる銀河系で、お尋ね者などを狙う賞金稼ぎを仕事としている。時には暗殺の仕事なども請け負い、今作ではアミダラ議員の暗殺を依頼され、刺客を送り込む。その刺客がオビ＝ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーに捕らえられ、依頼主の名前を言いそうになった瞬間に毒針の吹き矢で口を封じるなど、冷徹な面も持ち合わせている。クローン技術の発達した惑星カミーノで、クローン軍隊を作るための遺伝子を提供する依頼を受け、戦闘用に遺伝子操作されたクローンではなく、自分と全く同じ遺伝子を持つクローンを作ることと引き換えに、遺伝子提供を了承する。惑星ジオノーシスではドゥークー伯爵の護衛を受け持ち、ジェダイの騎士たちと対決することになる。

ボバ・フェット（演：ダニエル・ローガン）

賞金稼ぎジャンゴ・フェットが、惑星カミーラで自分の遺伝子をクローン戦隊用に提供する代わりに、自分と全く同じ遺伝子を持つクローンを作ることを要求したのだが、そのジャンゴ・フェットと同じ遺伝子を持つ子供がボバ・フェットであり、ジャンゴ・フェットは自分の子供のようにボバを育てていた。ジャンゴ・フェットと行動を共にしているが、惑星ジオノーシスではジェダイの騎士と戦って命を落とす、ジャンゴ・フェットの最後を目の当たりにすることになる。

ドゥークー伯爵（演：クリストファー・リー）