【BTTF】バック・トゥ・ザ・フューチャーに隠された小ネタ・伏線・パロディまとめ【Back to the Future】

バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)とは、1985年公開のアメリカ映画で、世界中で大ヒットしたタイムトラベルSF映画。バック・トゥ・ザ・フューチャー3部作の原点となるPart1に焦点をおいて、細かく小ネタを紹介。当時のアメリカを知らないとわかりにくいパロディなど、知ったら思わずもう一度観たくなる小ネタが満載。

喫茶店でビフと出会うマーティ

バック・トゥ・ザ・フューチャーにはシリーズ通して繰り返されるネタがいくつか描かれている。
例えば、タイムスリップした先でマーティが入った飲食店で必ず店主に時代錯誤なファッションをいじられていたり、タイムスリップした先のヒル・バレー広場でマーティが必ず車に轢かれそうになるのも繰り返しネタの一つ。
さらに、マーティが最初に入った飲食店では必ずタネン家と出会ってしまったり、タイムスリップ先で気を失ったマーティを起こす人を母親だと勘違いして起きるというシーンも繰り返されている。

間違えられたドクの名前

マーティが電話帳でドクのことを調べた際、ドクの名前が”Brown Emmet L”と記載されているが、ドクの名前の正確な実スペルは”Brown Emmett L”であるので、電話帳には間違えた名前が載ってしまっている。
また、この電話帳から1955年のドクの屋敷はリバーサイド通り1640番地にあることがわかる。

アラームがついた腕時計

マーティが電話をかけてる時に腕時計のアラームがなる。
このことに、喫茶店の店長はひどく驚いた様子であるが、その理由は1955年にアラーム機能がついた腕時計がまだ存在していないから。

さすが親子

1955年で若い頃の父親に会ったマーティは、父親であるジョージのあまりにもふがいない態度に少し呆れている。
しかし、二人は親子なだけあって、自然と同じ動作をしてしまっている。

ジョージとロレインの出会い

冒頭1985年食卓のシーンで母ロレインが二人の出会いを話している。父ジョージが木から落ちて、ロレインの父が運転する車に轢かれ、それを助けて看病したロレインと恋に落ちるというものだ。「あの時バードウォッチングでもしてたの?」とロレインに聞かれ、曖昧な返事をするジョージだが、過去に行ったマーティによって真相はのぞきだったことが判明する。この時、マーティがジョージを助けてしまい、両親の出会いという大事な過去を変えてしまう事になる。

ロレインらしさ

ロレインの部屋にある鏡台のまわりには、50年代の男性アイドル写真が多数飾られている。
このことから、ロレインは男性への興味を強く示していることがわかる。

母ロレイン一家との噛み合わないやりとり

ジョージの身代わりとなって車に轢かれたマーティを看病したロレインが、ジョージではなくマーティを好きになってしまうというシーンでの事。
母ロレインの実家で目を覚ましたマーティ。ロレインに履いていたカルバン・クラインの下着を見られるが、1955年にはまだ下着メーカーのカルバン・クラインはなく、マーティの名前がカルバン・クラインだと勘違いされてしまう。
冒頭1985年食卓シーンで母ロレインは、「女の方から誘うなんてはしたない、私の頃はそんな事無かった」と言っているのだが、1955年のロレインはマーティにとても積極的にアプローチして迫ってくる。
冒頭1985年食卓シーンで母ロレインが「ジョーイおじさんの仮釈放が延期になった」と言っているのだが、1955年のジョーイおじさんはまだ赤ちゃんで、柵つきのベビーベッドに入れられている。今も昔も檻の中というオチだ。冒頭のシーンに伏線がたくさんあった事に気づかされる。
マーティがロレインにテレビを持ってるかどうか聞かれて、「2台持ってる」と答えたら、ロレインの母親に「そんな家あるわけないでしょ、冗談よ」と言われてしまう。1955年はアメリカの家庭にテレビが普及した頃なので、お金持ちでも2台持ってる家なんて滅多になかったのだ。
ロレイン家のテレビで新番組『ハネムーナーズ』を見て、マーティは「再放送で見た事がある」と言ってしまい、不思議がられる。ちなみに冒頭1985年食卓シーンで、ジョージが爆笑しながら見ていたテレビがこの番組だ。
マーティがロレインの父に道を聞いた時に『ケネディ通り』の話をするのだが、伝わらないというシーンがある。1955年ではケネディはまだ上院議員で大統領にもなっていないので、『ケネディ通り』と命名されていなかったからだ。
マーティがロレイン家を出た後、度重なる不思議な言動をしたマーティに対してロレインの両親は「ろくな親じゃないな。あんな子供を産んだら勘当するぞ」と言う。もちろんマーティの母親はロレインなのだから、現実のものとなる。

1955年の流行

食事のシーンでロレインの弟ミルトンがかぶっている帽子当時流行していた デイビークロケットハット。
こちらは、1955年に制作された『デイビー・クロケット/鹿皮服の男』で主人公がかぶっており、大流行となった。
ミルトンはすごくこの帽子を気に入っているのか、母親のステラが二回帽子を取るがそのたびにかぶり直している。

ドクの尊敬する科学者達

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