ハリー・ポッターシリーズの魔法・呪文まとめ

「ハリー・ポッター」とは作家J・Kローリングが描いた小説から始まり、映画化も行われている作品である。
主人公ハリーが悪と戦いを繰り広げ、魔法を用いた世界で、杖や魔法薬を用いることで魔法や呪文を行使できる。
一部の呪文には、効果が対になる呪文が設定されており、これを作中では「反対呪文」と呼ぶ。
このハリー・ポッターの映画や小説で登場した魔法を一覧にまとめた。

マグル避け呪文。マグルがこの呪文をかけた物に近づくと、急用を思い出し、対象物から遠ざかるようになる。

レラシオ(Relashio)(放せ)

追い払い呪文。火花を飛ばして相手を追い払う効果がある。また捕まっている者の足枷などを解除する事も出来る。
第4巻でハリーが水中で使用した時は火花の代わりに熱湯が噴射された。また第7巻ではハリーがドラゴンの足枷に対して使用し、足枷を爆発させてドラゴンを解放した。

ロコモーター・○○(Locomotor)

物を運ぶ呪文。物を浮かせ、杖を向けた方向に運ぶ呪文。○○には運びたい物の名前が入る。

ロコモーター・モルティス(Locomotor Mortis)

足縛りの呪文。

わ行

ワディワジ(Waddiwasi)(逆詰め)

逆詰め呪文。何かに詰められた物を、詰めた者に詰め返す。第3巻でルーピンがピーブスに対して1度使用したきりであるが、呪文の鮮やかさからルーピンは生徒から賞賛された。呪文の効果からか使用する機会は少ないが、必要時にはとても役に立つとされる。

その他

姿現わし(Apparition)/姿くらまし(Disapparition)

特定の場所から姿を消し、その後別の場所に出現する移動魔法。姿を消すことを「姿くらまし」、別の場所に出現することを「姿現わし」という。
この魔法を使うには、「どこへ」「どうしても」「どういう意図で」という3Dを意識して使用する必要がある。
難易度が高く、難しい術で、失敗した場合、身体が「ばらけてしまう」こともある。
そのため、魔法省には「姿現わし」を指導する教官が存在しており、試験を合格した魔法使い以外はこの術を使ってはならないと定められている。
なお、試験を受験できるのは17歳以上である必要があり、そのため未成年者は術を使用する事ができない。
しかし、術を使用できる魔法使いに掴まることで「付き添い姿現わし/付き添い姿くらまし」をすることは可能。
距離が長くなればなるほど難易度が上がり、高度な術を持つ魔法使いでなければこの術で大陸横断を試みるのは物凄く危険。
この術を無効化する呪文も存在し、ホグワーツ城の敷地内では「姿現わし」も「姿くらまし」も使用できないようになっている。
屋敷しもべ妖精もこの術を使うことができる。ただし、屋敷しもべ妖精の魔法は魔法使いの魔法とは異なるため、ホグワーツ城内及び魔法使いができないようにされている場所でも「姿現わし/姿くらまし」ができる。

姿くらまし防止呪文

神秘部の戦いでアルバス・ダンブルドアが死喰い人を拘束した呪文。相手の逃亡の阻止に成功した。

移動キー/ポートキー(Portkey)

瞬間移動ができる魔法。移動キーに触れることで移動できる。「ポータス」(Portus) という呪文によって移動キーを作成。
キー(鍵)になる物体は、何でも良い。
姿現わし/姿くらましよりも安全性が高く、複数人が同時に移動できる。
姿現しなどと違い、未成年者でも合法的に利用可能。
しかし、移動となるキーを作る必要があり、少しだけ手間となる。

目くらまし術(Disillusionment Charm)

対象を周囲の質感・色彩に同化させる魔法。
カメレオンが周囲と同化するのと似たような特徴である。
保護色と同様の効果が得られる呪文である。
この術を使用された者は、身体に冷たいものが流れるような感覚を覚える。
一方で術を解除されたときは、身体に熱いものが流れるような感覚を覚える。
天馬やヒッポグリフなど、一部の魔法生物は飼う際にこの魔法をかける義務がある。

憂いの篩/ペンシーブ(Pensieve)

浅い石製の盆で、外縁にはルーン文字などが彫られている。
中は光を放つ銀白色の物質(気体の様でもあり、液体の様でもある)で満たされている。
こめかみに杖をあてると、その人物の「記憶」を糸状にして放出できる。
「記憶」は瓶に保存できて、憂いの篩の中に入れることで、「記憶」を閲覧することができる。
盆に顔を近づけて覗き込むと、「記憶」の中に入り込んだように自分自身が記憶を追体験できる。
顔を近づけなくても、杖で憂いの篩をつつくと、「記憶」の中の人物が浮かび上がってくる。

悪霊の火(Fiendfire)

呪われた炎。キメラやドラゴンなどに形状を変え、意思を持っているかのように襲いかかる。
分霊箱を破壊することができるほど強力な炎であるが、その分制御は難しく、この魔法を使用したビンセント・クラッブはこの魔法を制御できずに焼死している。
映画『不死鳥の騎士団』で登場し、魔法省神秘部において、ヴォルデモートがダンブルドアに対して使用し、炎はバジリスクに形状を変えていた。

破れぬ誓い(Unbreakable Vow)

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