インクレディブル・ハルク(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
2008年に公開された、マーベルコミックスに登場するヒーローの実写化作品である。『アイアンマン』をスタートとしたMCUシリーズの第2作目であり、型破りなヒーロー・ハルクの誕生の経緯を描いている。ハルクに変身するため軍から追われることになったバナー博士の苦悩が物語の軸。次作から主人公・バナー博士の俳優が変更になっているため、エドワード・ノートン演じるバナー博士を見られるのはこれが最初で最後である。
世界を秘密裏に守る組織、S.H.I.E.L.D.により計画された。スーパーヒーローを個々で活動させるのではなく、S.H.I.E.L.D.指揮のもとチームアップさせて弱点を補うことでより効率的に世界を守ることを可能にすると考えられている。
S.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリーが指揮をとっているが、今のところはトニー・スターク(アイアンマン)しかヒーローをスカウトできていない。
今作でロス将軍に話を持ち掛けているところを見ても、まだ軍ともしっかりしたコネクションが作れていない様子。
S.H.I.E.L.D.(シールド)
フルネームはStrategic Homeland Intervention,Enforcement and Logistics Division。日本語だと、戦略国土調停補強配備局である。このフルネームは時代やコミックシリーズにより変更されることがあり、あくまでMCUシリーズの中のフルネーム。
軍の裏組織として、悪の組織ヒドラと秘密裏に戦うことを目的として第二次世界大戦後に正式に設立された。前身組織はSSRという組織であり、こちらもヒドラやナチスと戦うためにトニーの父親のハワードやキャプテン・アメリカの恋人のペギーが中心となり軍と連携して運営されていた。
S.H.I.E.L.D.には腕利きのエージェントが多数在籍していて、のちにアベンジャーズとなるブラック・ウィドウやホークアイも元はここのエージェントである。
『インクレディブル・ハルク』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
He protected her, you almost killed her.(彼は彼女を守っていたが、あなたは彼女を殺すところだった)
ベティのボーイフレンドのレナードがロス将軍に言ったセリフ。大学での捕獲劇の際ハルクはベティを守ろうとしたのに、軍はガンシップでベティを殺しかけたという失態を責めている。
ロス将軍の仕事中毒ぶりがよく分かるセリフ。また、軍が大学に来たのはブルースが現れたとレナードが軍に通報したためであり、彼は自分自身の行いにも責任を感じている。
Like a monster.(怪物のような気分だよ)
エミルが部下に「気分はどうだ?」と聞かれて返したセリフ。超人血清を過剰投与されているため、すでに意識はアボミネーション化しているのが分かるセリフ。彼は戦うことに陶酔しているため、身体にガタが来ていてもこれで幸せなようだ。
The mixture is to be an abominations.(混合すれば化け物になるぞ)
エミルがサミュエルにブルースの血の輸血を強要した際、サミュエルが言ったセリフ。既に軍で超人血清の過剰投与や未知の薬物の投与を得ているエミルは、更に危険な血を投与することで予想できない現象が起きる危険がある。
この時の”Abomination”はヴィランの名前ではなく”醜悪、嫌悪の対象”といった元々の意味。結果的に、サミュエルが有名ヴィラン・アボミネーションの名付け親になった。
Give me a real fight!(奴を連れて来い!)
アボミネーションに変身したエミルがNYで大暴れしている時に言ったセリフ。直訳だと「本当の戦いをさせろ!」。強敵との戦いを熱望しており、力が拮抗した相手と生死をかけて正面から闘いたいというエミルの異常性が分かるセリフ。
Hulk Smash!!(ハルクスマッシュ!!)
ハルクがアボミネーションを倒した際に叫んだ必殺技。原作コミックスでハルクが決めゼリフで言うことが多い言葉で、物や敵を叩き潰す時に使う。
『インクレディブル・ハルク』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
今作でのスタン・リーの出演シーン
原作者の1人であるスタン・リーは配給会社の枠を超え、マーベルの映画には必ずカメオ出演している。今作では、バナー博士の血液が混入してしまったジュースを誤って飲んでしまった老人の役であった。
ブルースをかくまっていたピザ屋の主人も”スタンリー”という名前だが、MARVELの遊び心なのか偶然なのかは不明。
Related Articles関連記事
マーベル映画作品(MCU)フェイズ1のネタバレ解説・考察まとめ
マーベルは2008年公開のアイアンマンを皮切りに、個々のヒーロー映画の世界を全てつなげてひとつの物語にするという試みを開始した。フェイズ1では中心となるヒーローたちのオリジンを中心に構成されていて、長い歴史のあるアメコミを初めて見る人にもわかりやすくヒーローが紹介されている。 MCUフェイズ1の作品同士・キャラクター同士の繋がりや時系列的な関係性について深掘りする。
Read Article
マーベル映画作品(MCU)フェイズ3のネタバレ解説・考察まとめ
MCUのフェイズ3では今までの10年間を一区切りさせるということで、大人気の原作を元にしたシビル・ウォーを皮切りにインフィニティ・ウォー以外でもヒーローの大規模なクロスオーバーが描かれている。また、インフィニティ・ストーンの謎が次々に明かされるフェイズでもある。スパイダーマンやドクター・ストレンジなどの新たなヒーローも参入し、フェイズ4に向けた伏線も張られ始める。 MCUフェイズ3の作品同士・キャラクター同士の繋がりや時系列的な関係性について深掘りする。
Read Article
マーベル映画作品(MCU)フェイズ2のネタバレ解説・考察まとめ
マーベル作品の個々のヒーロー映画をひとつながりの物語にするMCUシリーズ。フェイズ2ではアントマンやスター・ロードなど新たなヒーローの登場もあるが、既出のヒーローの内面の掘り下げも多く行われている。特にチームの中心となっているアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーの3人についてはアベンジャーズとしてではなく関わった事件について描かれた。 MCUフェイズ2の作品同士・キャラクター同士の繋がりや時系列的な関係性について深掘りする。
Read Article
MCUシリーズにおけるインフィニティ・ストーンのネタバレ解説・考察まとめ
マーベルスタジオが制作するスーパーヒーロー映画作品群「マーベル・シネマティック・ユニバース」。多数の作品が作られているMCUシリーズにおいて、物語の重要なカギとなる存在が、インフィニティ・ストーンである。6つ存在するこの石はすべてを集めたものに絶大な力をもたらすという。それぞれの持つ力と、その6つの力が集まる映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」にて、どのような力を発揮したのかについてをまとめる。
Read Article
スパイダーマンの歴代スーツまとめ
『スパイダーマン』とは、MARVEL COMICS発祥のアメコミヒーローである。 スパイダーマンは、スパイダースーツを着用してヴィランたちと戦いを繰り広げる。これまでスパイダーマンは『サム・ライミ版スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン』『MCUスパイダーマン』の3つのシリーズで映画化されてきた。シリーズによってスパイダースーツの形状や能力が異なっている。
Read Article
アイアンマン2(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
マーベルコミックにおいて連載されている作品が原作であり、マーベルシネマティックユニバースにおいては第3作品目である。2010年公開。前作でアイアンマンとして活動することを宣言してから半年後の世界を描いており、アベンジャーズ計画が本格始動した回。装着した生命維持装置により命の危機に直面するトニーだったが、同時にライバル会社のハマーと組んだ電撃の鞭を操るウィップラッシュの襲撃に遭ってしまう。
Read Article
アイアンマン3(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『アイアンマン3』とは、マーベルで連載されているヒーローコミックの実写化作品で、アイアンマンシリーズとしては第3作品目。”アベンジャーズ”のNY決戦後の1年後の話で、アイアンマンことトニーがテロと、自身の精神的問題と戦う。1作目からトニーを苦しめている悪の組織、テン・リングスとの最終決戦が今作では描かれていて、シリーズで1番多くのアイアンマンスーツが登場するのも見どころのひとつ。
Read Article
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(Avengers: Infinity War)」は2018年公開のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。マーベル・スタジオ製作。2008年の『アイアンマン』から続くマーベル・シネマティック・ユニバース作品の第19作目にして集大成となる「アベンジャーズ」シリーズの第3作。 シリーズ最大のスーパーヴィランのサノスとの闘いが描かれる。舞台は全宇宙のあらゆる場所で、シリーズで最もスケールの大きい闘いが展開。 現在、世界で史上最も成功したスーパーヒーロー映画。
Read Article
ブラックパンサー(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブラックパンサー』とは、2018年公開のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。マーベル・スタジオ製作。2008年の『アイアンマン』から続くマーベル・シネマティック・ユニバース作品の第18作目。 アフリカの小国ワカンダを舞台に、ヒーローにして国王のブラックパンサーとワカンダの支配を目論むヴィラン・キルモンガーとの闘いを描く。 現在、アメリカで史上最も成功したスーパーヒーロー映画。
Read Article
ドクター・ストレンジ(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドクター・ストレンジ』とは、2016年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。日本での公開は翌年2017年1月27日。製作はマーベル・スタジオ、配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ。マーベル・コミックの実写映画の中でも、同一の世界観を共有する「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズとしては第14作品目。不慮の事故により医師の道を断たれ、厳しい修行の末に魔術師として再起した元天才外科医ドクター・ストレンジと、闇の魔術を操る集団との戦いを描く。
Read Article
キャプテン・マーベル(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『キャプテン・マーベル』とは、アメリカ合衆国で2019年3月に公開されたスーパーヒーロー映画である。MCUシリーズとしては第21作品目。記憶を失った主人公ヴァースは、惑星ハラで暮らすエリート女性戦闘員である。任務の途中で訪れた1990年代の地球・アメリカでアベンジャーズ結成前のニック・フューリーと出会ったヴァースは、彼と行動を共にするうちに失った真実の記憶を取り戻し、自らの使命に気づくことになる。
Read Article
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
”Marvel's The Avengers”の続編として、ジョス・ウェドン監督を中心に制作され2015年に公開された。原作コミックでも人気のヴィラン、ウルトロンの人類滅亡の野望を止めるべくアベンジャーズが再び立ち上がった。 20世紀FOXが製作するX-MENの方で出演していたためMCUには出ないと思われていたクイックシルバーが参入し、ファンを驚かせた。
Read Article
マイティ・ソー バトルロイヤル(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『マイティ・ソー バトルロイヤル』とは、2017年に公開された、マーベルコミックスのヒーローである雷神ソーを主役としたシリーズの第3作品目。人気ヴィランのロキもソーと共に故郷アスガルドのために戦うことから、トレイラーの公開時から大きな話題になっていた。ソーの姉である死の女神ヘラが復活したことでアスガルドは大きな混乱に陥った。アスガルドを守るため、ソーは無敵の怪物ハルクと自分の弟であるロキと協力して戦いに身を投じる。
Read Article
マイティ・ソー(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
アメリカのMARVELが出版しているコミックスに出てくるヒーロー、マイティ・ソーが主役の映画シリーズの第1作目である。個々のヒーロー映画をクロスオーバーさせたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の中では第4作目に当たる。アスガルドの第1王子のソーは、その傲慢さゆえに弟の策略にのり人間界に追放されてしまう。人間たちと関わるうちに感謝の心を学んだソーは、弟を止めるために立ちあがる。
Read Article
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(GotG2)のネタバレ解説・考察まとめ
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』とは、マーベルコミックスのヒーローチーム・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが主役の映画の第2弾。前作で瀕死の重傷を負ったグルートがベビー・グルートとして復活し、主人公ピーターの出生の秘密が明らかになる。相変わらずヒーローとはかけ離れた言動のメンバーたちが大暴れする、コメディ色の強いシリーズである。 MCUシリーズとしては第15作目で、2017年に公開された。
Read Article
アベンジャーズ/エンドゲーム(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『アベンジャーズ/エンドゲーム』とは、2019年に公開されたディズニー配給・マーベル製作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編である。本作は、宇宙最大のパワーを持つ6つの石”インフィニティ・ストーン”を集めたサノスがアベンジャーズのメンバーを含む、全宇宙の生命の半分を消滅させたところから始まる。人類を守るため、”キャプテン・アメリカ”や”アイアンマン”を筆頭に最強ヒーローたちが再び立ち上がり、史上最凶最悪の敵・サノスに逆襲(アベンジ)する。
Read Article
マイティ・ソー/ダーク・ワールド(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』とはマーベルコミックのヒーロー、ソーを主役とした映画シリーズの第2弾であり、2013年に公開された。次元移動のできる橋を壊してしまったソーは、地球にいるジェーンを想いながらも次期国王としての仕事をこなしていた。そんなとき、ジェーンがインフィニティ・ストーンのひとつを吸収してしまうという事件が起きたため、恋人と世界を守るためにソーは再び地球に降り立った。
Read Article
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の続編として2016年に製作された。 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の後日談で、アベンジャーズの2大巨塔キャプテン・アメリカとアイアンマンが、ヒーローを監視下に置く『ソコヴィア協定』を巡って対立する姿を描く。
Read Article
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
スティーブ・ロジャースは、ある実験の被験体となることで超人的な肉体と力を持つ『キャプテン・アメリカ』となった。彼は国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.の一員として正義の為に戦う。 マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、2011年に製作された『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の続編として制作。2011年に製作された『アベンジャーズ』の後日談でもある。
Read Article
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(GotG)のネタバレ解説・考察まとめ
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』とは、マーベル・コミックの中でもマイナーながらもカルトな人気を誇るコミックの実写映画化作品。トレジャー・ハンターのピーターが、緑の肌の美しき暗殺者ガモーラ、遺伝子操作で生まれたアライグマに似たロケット、樹木型ヒューマノイドのグルート、それに全身イレズミ・マッチョのドラックス等と共に、銀河を舞台に凶悪な敵に立ち向かう痛快スペース・アクション。14年に公開され、全世界で7億ドルを超える大ヒットとなった。
Read Article
アベンジャーズ(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『アベンジャーズ』とはマーベル・スタジオ製作、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給で公開された2012年の映画。アメリカン・コミックヒーローのクロスオーバー作品である。 『アイアンマン』『キャプテンアメリカ』などアメリカン・コミックのヒーロー達で結成したアベンジャーズが、地球支配を目論むロキと闘う姿を描く。
Read Article
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、2011年に製作された劇場公開作品。 ひ弱な青年だったスティーブ・ロジャースは、ある実験の被験体となることで超人的な肉体と力を持つ『キャプテン・アメリカ』となり、世界征服を企てる組織ヒドラのレッド・スカルと戦うことになる。アベンジャーズのリーダーであるキャプテン・アメリカのデビュー作。
Read Article
アイアンマン(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
アイアンマンとは、2008年に公開された「マーベル・コミック」の「アイアンマン」を原作としたスーパーヒーロー映画。監督はジョン・ファヴロー。 トニーはある日、プレゼンのために親友のいる空軍を訪れているところをテロリストに襲撃される。 そこでトニーは自社の兵器が罪のない人間の命を奪っているところを目撃。 トニーは悪に立ち向かうためにスーツを身にまとう。
Read Article
スパイダーマン:ホームカミング(MCU版)のネタバレ解説・考察まとめ
『スパイダーマン:ホームカミング』とは2017年に公開されたアクション映画である。監督はジョン・ワッツ、主演はトム・ホランドが務めている。マーベル・コミックのスパイダーマンを原作とした作品でアクション映画だが超能力を得た高校生の主人公が高校生活とヒーロー活動の両立に悩みながら成長していく人間ドラマも描かれている。
Read Article
ハルク(Hulk)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハルク』とは、2003年のアメリカ映画。アメコミ『超人ハルク』を原作とした実写映画化作品。監督はアン・リー、出演はエリック・バナ、ジェニファー・コネリーら。 若き科学者ブルース・バナーは偶然の事故により大量のガンマ線を体に浴びてしまう。その事故をきっかけにブルースは怒りを抱くと緑色の怪力・ハルクに変身してしまう体となってしまった。理性が働かず、本能のままに暴れて街を破壊するハルクに政府は兵器を投入して捕獲しようとする。しかしブルースの同僚であるベティーだけは彼を救おうとしていた。
Read Article
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(MCU版)のネタバレ解説・考察まとめ
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』とは、2019年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。マーベル・コミック『スパイダーマン』の実写映画化作品としては7作目、再リブートシリーズとしては2作目、また、マーベル・コミックの実写映画で、世界観を共有するクロスオーバー作品として扱われたMCUシリーズとしては23作目の映画となる。高校の夏休みにクラスメイト達とヨーロッパ旅行へでかけた主人公のピーター・パーカーは旅先でスパイダーマンとしての任務が与えられ、再び戦いに出ることになる。
Read Article
アントマン(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
マーベル・コミックのスーパーヒーローの中でも、身の丈1.5センチの最小ヒーロー「アントマン」を実写映画化した作品。元泥棒の主人公が、天才科学者が発明した、体の大きさを自在に縮小できる特殊スーツを身に包み、科学者の指示のもと、アリたちの助けを借りて邪悪な敵に立ち向かう。2015年制作。
Read Article
アントマン&ワスプ(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『アントマン&ワスプ』とは、2018年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。日本での公開は翌年2018年8月31日。マーベル・コミックの実写映画の中で同一世界観を共有する『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしては第20作品目、『アントマン』シリーズとしては第2作品目。 特殊スーツで体長1.5cmの「アントマン」に変身するスコット・ラングは、スーツの開発者ピム博士とその娘で相棒のワスプ(ホープ)と共に、行方不明となったホープの母ジャネットの探索に協力する。
Read Article
グランド・ブダペスト・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『グランド・ブダペスト・ホテル』は、ウェス・アンダーソン監督、レイフ・ファインズ主演で製作された。ズブロフカ共和国にあるグランド・ブダペスト・ホテルが物語の舞台である。コンシェルジのグスタヴと部下のムスタファを主人公に、常連客をめぐる殺人事件と遺産争いに巻き込まれた二人が、ホテルの威信のためにヨーロッパ中を駆け巡り事件解明に奔走する。本作は1930年代、1960年代、1985年、現在と4つの時間軸で展開されていく。
Read Article
ファイト・クラブ(Fight Club)のネタバレ解説・考察まとめ
『ファイト・クラブ』とは、1996年に発表されたアメリカの小説家チャック・パラニュークによる同名小説が原作となっている、1999年制作のアメリカ映画である。不眠症で悩む会社員「僕(エドワード・ノートン)」はある日火事が原因で住む家を失くし、謎の男タイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)の家に居候することになった。「泊めてもいいが条件がある。俺を殴れ」という突拍子ないタイラーの言葉をきっかけに、2人はお互いを殴り合う行為にハマっていく。
Read Article
スパイダーマン2(サム・ライミ版)のネタバレ解説・考察まとめ
『スパイダーマン2』とはサム・ライミが監督した2004年のアメリカ映画。2002年公開の『スパイダーマン』の続編で、3部作の2作目である。スタン・リーとスティーヴ・ディッコのアメコミが原作。大学生になったピーター・パーカーはスパイダーマンとして日々街の人を助けていたが、スパイダーマンの生活が忙しくなり過ぎて、次第にピーター・パーカーの生活に支障をきたすようになってしまう。そしてピーターは突然スパイダーマンの力を失い、思い悩んだ末に「スパイダーマンを辞める」ことを決意する。
Read Article
スパイダーマン(サム・ライミ版)のネタバレ解説・考察まとめ
『スパイダーマン』とは、スタン・リーとスティーヴ・ディッコのアメコミが原作、サム・ライミ監督の2002年公開のアメリカ映画。全3部作の1作目である。高校生のピーター・パーカーは校外学習先で遺伝子操作された“スーパースパイダー”に偶然かまれ驚異的な力を手に入れた。幼なじみのメアリー・ジェーン・ワトソン(MJ)や友人のハリー・オズボーンとともに過ごしながら、ピーターが正義のために悪と戦うスパイダーマンになるまでが描かれている。
Read Article
ボーン・レガシー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ボーン・レガシー』とは『ボーンシリーズ』の4作目で、2012年公開のサスペンス・アクション映画。記憶を失くした元CIAトップ工作員ジェイソン・ボーンをめぐる陰謀を描いた前3部作の裏で同時進行していたストーリーを描くスピンオフ的作品。ボーンの存在によりCIA上層部でさえ知らない国家的極秘計画が暴かれる危機が発生。計画隠蔽のために襲われた工作員アーロン・クロスの逃避行が描かれる。『ボーンシリーズ』の世界観を継承したストーリー展開に加え、前3部作後のCIAの状況もわかるファン必見の物語である。
Read Article
レッド・ドラゴン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『レッド・ドラゴン』とは、トマス・ハリスの小説をもとにして2002年に公開されたアメリカのサスペンス映画である。 監督はブレット・ラトナー、主演をアンソニー・ホプキンスである。人食いハンニバルと呼ばれる精神科医の殺人犯ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)に殺されかけた過去を持つ、元FBI捜査官であるウィル・グレアム(エドワード・ノートン)との戦いを描く。見どころは、レクター博士とウィルの頭脳戦と徐々にレッド・ドラゴンと呼ばれる猟奇殺人犯を追い詰めていく所である。
Read Article
ヴェノム(Venom)のネタバレ解説・考察まとめ
『ヴェノム(Venom)』とは、2018年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画である。日本での公開は2018年11月2日。ソニー・ピクチャーズの保有するマーベル・コミックのキャラクターを実写映画化した『ソニー・ユニバース』シリーズの第1作品目。 地球外生命体シンビオートに寄生され、ヴェノムに変身する特殊能力を手に入れたジャーナリストエディ・ブロックの闘いを描く。
Read Article
スパイダーマン3(サム・ライミ版)のネタバレ解説・考察まとめ
『スパイダーマン3』とはサム・ライミの監督により2007年に公開されたアメリカ映画で、『スパイダーマン』シリーズの3作目となる。原作はスタン・リー。 幸せな生活を送っていたスパイダーマンこと「ピーター」は、ある日伯父であるベン・パーカーを殺した真犯人が別にいる事実を知らされる。砂の怪物「サンドマン」となったその男に報いを受けさせるため、スパイダーマンは全身を黒く染めていった。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『インクレディブル・ハルク』の概要
- 『インクレディブル・ハルク』のあらすじ・ストーリー
- 『インクレディブル・ハルク』の主な登場人物・キャラクター
- Hulk(ハルク)/Robert Bruce Banner(ロバート・ブルース・バナー)(演:エドワード・ノートン)
- Hulk(ハルク)(声:ルー・フェリグノ)
- Elizabeth Ross Talbot(エリザベス・ロス・タルボット)(演:リヴ・タイラー)
- Thaddeus E. Ross Talbot(タディウス・E・ロス・タルボット)(演:ウィリアム・ハート)
- Abomination(アボミネーション)/Emil Blonsky(エミル・ブロンスキー)(演:ティム・ロス)
- Samuel Sterns(サミュエル・スターンズ)(演:ティム・ブレイク・ネルソン)
- Leonard Samson(レナード・サムソン)(演:タイ・バーレル)
- Joe Greller(ジョー・グレラー)(演:ピーター・メンサー)
- Stanley(スタンリー)(ピーター・ソールズ)
- Ironman(アイアンマン)/Anthony Edward Stark(アンソニー・エドワード・スターク)(演:ロバート・ダウニー・Jr)
- 『インクレディブル・ハルク』の用語
- スーパーソルジャー計画
- 超人血清
- γ線
- アベンジャーズ計画
- S.H.I.E.L.D.(シールド)
- 『インクレディブル・ハルク』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- He protected her, you almost killed her.(彼は彼女を守っていたが、あなたは彼女を殺すところだった)
- Like a monster.(怪物のような気分だよ)
- The mixture is to be an abominations.(混合すれば化け物になるぞ)
- Give me a real fight!(奴を連れて来い!)
- Hulk Smash!!(ハルクスマッシュ!!)
- 『インクレディブル・ハルク』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 今作でのスタン・リーの出演シーン
- ハルクの声優、ルー・フェリグノ
- 格闘技の師匠はヒクソン・グレイシー
- 何故エージェント・コールソンではなくトニーがロス将軍に会いにきたか
- 超音波を発生する車はスターク社製
- 『インクレディブル・ハルク』のDVD、Blu-ray